【フィールドワーク通信】76. 志摩和具の潮かけ祭り

2023年7月15日、志摩市和具の潮かけ祭りを見学しました。

潮かけ祭りは海の女神・市岐島姫命(いちきしまひめ)が和具の八雲神社から沖合の大島にある祠へ里帰りすることを祝う行事です。

こちらも先日の菅島同様、新型コロナウイルスの影響で4年ぶりの開催で、会場は皆さんの覇気と熱気にあふれていました。

八雲神社から港に向かう御神体。

横断歩道を渡る御神体。氏子総代の皆さんが後ろに続きます。

港で巫女の舞が奉納されると、御神体を乗せたまんど船をはじめ、たくさんの船が大島に向けて出港しました。

大島での祈祷を経て、港に船が戻ってくると潮かけの始まりです。

堤防から見ていたこちらにも響いてくるほど大きなかけ声とともに威勢よく潮をかけあう様子に、胸がすっとするような爽快感がありました。

今回は三重大学人文学部の学生も参加しました。今日の詳細については、別の記事でアップする学生レポートをぜひご覧ください。

(吉村真衣)