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論文名・書名・副書名・叢書名 | 編・著者名 | 掲載誌名・発行所 | 発行年 | 内容細目 |
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漁の図鑑-伊勢湾・志摩半島・熊野灘の漁具と漁法 | 海の博物館編 | 海の博物館 | 1988 | 「夏の漁-アワビ-海女漁/祭と信仰-魔除け」の項で、志摩半島の海女漁及び海女用具、海女の呪符に関する図版と記述を含む |
鈴木敏雄氏遺稿・旧蔵資料目録 〈皇学館大学史料編纂所蔵〉 | 皇学館大学史料編纂所編 | 皇学館大学史料編纂所 | 1991 | 「目録細目次-甲-三重県全域/乙-三重県諸地域/丙-三重県外/丁-日本国外/戊-その他<美術・音楽他>」の項で、南勢町の資料21点、南島町の資料34点、志摩地域<志摩国>の資料124点、鳥羽市の資料220点、志摩郡<答志・英虞郡>の資料23点、磯部町の資料84点、浜島町の資料43点、阿児町の資料149点、大王町の資料44点、志摩町の資料221点が記載され、海女に関する文献も含まれる |
宮瀬規矩の日記に見る 昭和四年の鳥羽・志摩の出来事 | 鳥羽市教育委員会編 | 鳥羽市教育委員会生涯学習課 | 2011 | 「五月二十八日<火曜日>米記者団一行鳥羽を視察/五月二十九日<水曜日>海女に驚きの眼、米国新聞記者団/五月三十日<木曜日>米国記者団の写真、米国記者団の蜑婦の作業を見学/六月三十日<日曜日>波のしぶきや海女の吐く息をトーキーに撮影す/九月六日<金曜日>朝鮮へ出稼ぐ志摩の海女」の記述を含む |
塩業・漁業 〈講座・日本技術の社会史 第2巻〉 | 網野善彦[等]著 | 日本評論社 | 1985 | 網野善彦著「古代・中世・近世初期の漁撈と海産物の流通-1.古代の海民と漁撈/2.中世荘園公領制下の海民/3.中世後期から近世初期の概況」を所収。志摩国国崎神戸及び御厨としての志摩の海民、志摩の海産物としての鰒等の記述を含む |
海と伊勢神宮 〈特別展「海と伊勢神宮」〉 | 海の博物館編 | 海の博物館 | 2013 | 「1.神宮のはじまりと海-2.伊勢神宮の創祀-国崎と湯貴潜女/2.伊勢神宮と海の祭り-伊雑宮御田植祭、ゲーター祭り/3.海の幸あふれる神さまの食卓-御潜神事、熨斗鮑調製道具・熨斗鮑の調製行程・熨斗鰒、国崎から納める海藻」等の記述を含む |
海の道海の民 | 大林太良著 | 小学館 | 1996 | 「7.伊勢神宮と常世の重浪-1.遍歴と鎮座・王権と皇祖、2.常世と豊饒、3.海人と伊勢神宮/8.若者組織の社会史-志摩桃取の場合-1.志摩の沿海文化、2.寝宿のもつ意味とその役割」の項で、答志島、国崎町の海女及び国崎の御料鰒<熨斗鰒>に関する記述を含む |
海人の伝統 〈日本の古代 第8巻〉 | 大林太良編 | 中央公論社 | 1987 | 「10.中世から見た古代の漁民-海と日本人の生活-贈物と熨斗、鰹と海藻、贄と海産物/日本列島と朝鮮半島を結ぶ海民-耽羅の鰒」 の項で、鳥羽市国崎町の神饌としての熨斗鮑作り及び平城京跡出土木簡における志摩の耽羅鰒等の記述を含む |
神宮のあわび 〈神宮弘報シリーズ 第3集〉 | (神宮司庁編) | 神宮司庁 | 1972 | 御贄の鰒と国崎-口絵-御料鰒調製所/1.現況/2.沿革 |
神宮随筆大成 前篇 〈大神宮叢書〉 | 神宮司庁編 | 臨川書店 | 1970 | 「神事随筆」、「神事提要」、「毎事問」、「斎居通」、「閑際随筆」、「とばかり」等を所収。伊雑宮、神境、御贄、神戸他、志摩国・鳥羽藩に関する記述を含む |
神宮年中行事大成 前篇 〈大神宮叢書〉 | 神宮司庁編 | 臨川書店 | 1970 | 「年中行事/大神宮司神事供奉記/宮司年中行事/両宮神事供奉記/皇太神宮年中行事/氏経神事記」等を所収。贄海神事、国崎御贄奉献、伊雑宮御祭他、志摩国・鳥羽藩に関する記述を含む |
神宮年中行事大成 後篇 〈大神宮叢書〉 | 神宮司庁編 | 臨川書店 | 1971 | 「内宮子良年中諸格雑事記/公文書年中定例集」等を所収。熨斗鰒熨斗螺桧籠目国崎調進之事、伊雑宮祭礼之事、鳥羽城主への返事他、志摩国・鳥羽藩に関する記述を含む |
神宮要綱 | (神宮司庁編) | 神宮皇学館館友会 | 1929 | 「別宮-伊雑宮/摂社・末社・所管社-赤崎神社、佐美長神社・同御前社/明治天皇御参拝記-明治五年/経済-神領の起源、神戸、神宮所属神戸一覧表、皇大神宮神田神戸御厨御薗貢物表/用度-絹・米・鰒」等の記述を含む |
神宮の博物館-神宮徴古館・農業館・式年遷宮記念 神宮美術館 | 神宮徴古館・農業館・神宮美術館編 | 神宮徴古館・農業館・神宮美術館 | 1999 | 「神宮農業館-祭典御料-熨斗鰒」の項で、鳥羽市国崎町御料鰒調製所及び熨斗鰒づくり、玉貫鰒、見取鰒の写真と記述を含む |
古代海人の世界 | 谷川健一著 | 小学館 | 1995 | 「2.漂海と移住の海人-伊勢の海人-常世の浪の寄せる国/潮気のみ香れる国/死者の世界のイメージ/伊勢行幸の行き先/伊勢国いらご島考/伊勢の海人と伊勢神宮/阿雲海人のたどった道」の項で、鳥羽・志摩地域の海女に関する記述を含む |
神々の饗-太陽と土と海の恵み | 辻嘉一[等]著 | 柴田書店 | 1985 | 「3.太陽と土と海の恵み-鮑」の項で、国崎の神宮御料鰒調整所、熨斗鰒作り及び海女漁、海女の祭事や海女の信仰等に関する記述を含む |
伊勢の神宮-祈りの心・祭の日々、日本人の原点回帰を求めて | 南里空海著 | 世界文化社 | 2003 | 「5.神饌をつくる人々~神宮を支える縁の下の力持ち-御料鰒調製所-ひと剥きひと剥きに心を込めて」の項で、国崎の海女漁及び熨斗鮑づくりに関する記述を含む |
国崎の熨斗鰒調整法と用具 | 野村史隆編 | 鳥羽市教育委員会生涯学習課 | 2004 | 神宮御饌料熨斗鮑ノ図/年間御料納めについて(旧国崎漁業協同組合控えより)/熨斗鰒調製用具/熨斗鰒の調製工程/参考図/写真-場所、作業№1、作業№2 |
国崎の熨斗鰒づくり調査報告書-三重県指定無形民俗文化財 | 浜荻文庫編 | 国崎町内会 | 2011 | 国崎の歴史/神宮と熨斗鰒/神饌品搬入日割表<平成22年度>/熨斗鰒づくり/生むき作業/干し作業/つなぎ作業/熨斗鰒の調製用具/御潜神事のいま、むかし/御潜神事と海士潜女神社例大祭/矢野憲一あわび文化講演会講演録「お伊勢さまへ熨斗つけて/附編-国崎の年中行事」 |
詞林往来 〈神宮教養叢書 第8集〉 | 松本素彦著 | 神宮司廳文教部 | 1970 | 「鰒<アハビ 鰒-蚫、鮑トモ>/かずきめ<カヅキメ 潜女>/熨斗先/御食都国-御饌都国トモ」等の記述を含む |
伊勢神宮 | 矢野永治著 | 明玄書房 | 1969 | 「神宮の施設-御料鰒調製所(鳥羽市国崎町)」の項で、倭姫伝説及び、国崎の海女漁、熨斗鮑づくりに関する記述を含む |
お伊勢さまへ熨斗つけて 〈あわび文化講演会記録集〉 | 矢野憲一著 | 国崎町内会 | 2009 | 倭姫命とおべん、伊勢神宮と国崎、国崎の海女、神饌としての熨斗鰒等の記述を含む |
伊勢神宮の衣食住 〈角川文庫 15117〉 | 矢野憲一著 | 角川書店 | 2008 | 「2.食-いまは賑やかお田植祭り/熨斗アワビ/熨斗アワビのつくり方」の記述を含む。東京書籍発行の『伊勢神宮の衣食住』を改稿、修正 |
神宮の御料について 〈伊勢神宮崇敬会講演録 5〉 | 矢野憲一著 | 伊勢神宮崇敬会 | 2001 | 神饌としての鮑及び鳥羽市国崎町の倭姫命伝説、国崎町の鮑御料地、熨斗鰒づくり、海女漁等について記述 |
伊勢神宮の衣食住 〈東書選書 130〉 | 矢野憲一著 | 東京書籍 | 1992 | 「2.食-のしアワビ」の項で、鳥羽市国崎町の神宮御料鰒調製所における熨斗鮑づくり及び倭姫伝説、御潜神事、海女に関する記述を含む |
国崎の熨斗鮑と御潜神事 | (山崎仁夫著) | (パールロード 鳥羽展望台) | 1976 | 口絵-熨斗鰒の作業、大岳の磯<祝の浜>、天和二年 国崎村古絵図、神宮御饌料熨斗鮑ノ図<一>-大身取・小身取、神宮御饌料熨斗鮑ノ図<二>-玉貫/熨斗鮑の起源/海女御潜女神社/御潜神事 |
海に生きた人びと~漁撈・塩づくり・交流の考古学 〈大阪府立弥生文化博物館 平成29年度秋期特別展〉 〈大阪府立弥生文化博物館図録62〉 | 大阪府立弥生文化博物館編 | 大阪府立弥生文化博物館 | 2017 | 「2.多様性の海へ 弥生時代~古墳時代前期-35.志摩の海」の項で、鳥羽市白浜貝塚出土遺物の骨角製漁具<鹿角製アワビオコシ他>等の記述を含む |
海女サミット2015 in 鳥羽 実績報告書 〈日時:平成27年11月6日・7日/場所:鳥羽商工会議所、答志コミュニティアリーナ〉 | 海女サミット実行委員会編 | 海女サミット実行委員会 | (2015) | 「海女サミット2015 in 鳥羽」全体概要/日韓海女フォーラム/交流会/海女サミット/参考資料 |
海女サミット2014 in 志摩 記録 〈日時:平成26年10月25日・26日/場所:志摩市磯部生涯学習センター、合歓の郷〉 | 海女サミット実行委員会編 | 海女振興協議会 | (2015) | 告知ポスター/「海女サミット2014 in 志摩」開催概要/記念放流/シンポジウム-報告:海女の現状と後継者、パネルディスカッション:海女の後継者をつくるために/海女と安部昭恵さん・鈴木三重県知事との座談会/全国の海女交流会/海女サミット/参考資料 |
日韓学生の「海女文化」をテーマとした交流事業報告書 | 海女振興協議会編 | (海女振興協議会) | 2015 | 報告にあたって/1.韓国学生の日本訪問 <志摩半島での5日間+東日本大震災地2日間>、日本・三重大学学生の感想文-韓国の学生を迎えて、韓国 済州大学・海洋大学・東義大学学生の感想文/2.日本学生の韓国訪問 <済州島・釜山>/3.行程表と写真 |
The 5th International Symposium on Haenyeo 〈2010年10月11日〉 | (海女博物館/済州学会編) | 海女博物館 | 2010 | 上杉富之著「韓国と日本における海女文化の<発見>と<創造>~グローカリゼーションの観点から-はじめに、1.グローバルな文脈・ユネスコ世界遺産条約と無形文化財遺産保護条約、2.ローカルな文脈・韓国と日本における海女文化の<創造>と無形文化遺産登録運動、3.ローカルからグローバルへ・<近代化>文化概念への挑戦、おわりに」/チャ・ヘギョン著「<海女文化>の伝承保存への課題と展望-1.はじめに、2.済州特別自治道の海女文化の保存および伝承に関する条例、3.ユネスコ |
The 2th International Symposium on Haenyeo 〈2007年10月25日~26日〉 | (海女博物館/済州学会編) | 海女博物館 | 2007 | 石原義剛著「志摩半島の海女-日本の海女/志摩半島の海女/国崎の海女/耽羅鮑について/海女漁業の現在」を所収 |
グローカリゼーションと越境 〈グローカリ研究叢書4〉 | 上杉富之編 | 成城大学民俗学研究所グローカル研究センター | 2011 | 上杉富之著「グローカル化としての“海女文化”の創造-韓国と日本におけるユネスコ無形文化遺産登録運動」を所収。鳥羽・志摩の海女に関する記述を含む |
村落社会の近代化と文化伝統-共同体の存続と変容 | 高橋統一著 | 岩田書院 | 1994 | 「3.漁村の近代化と文化伝統~志摩の年齢階梯制・隠居制と両墓制・双分制-1.問題視角と調査値・今浦の概況-1.志摩の風土歴史と村落構造・2.生産構造の変化・3.人口と世帯・村組織と寺社・5.親族関係と年齢集団/2.年齢階梯制と隠居制-1.通過儀礼と年齢階梯制・2.家隠居と村隠居/3.両墓制と双分制-1.葬送儀礼と両墓制・2.神祭と双分制/4.志摩の近代化と文化伝統/注・参照文献」石鏡の海女に関する記述を含む |
三重の女の一生 | 中日新聞三重総局編 | 光書房 | 1981 | 「移民の先駆・伊東りき-青移民の先駆・伊東りき-青春賭けた冒険心/村人に渡米ブーム/定かでない晩年」の項で、米国での海女の実演等に関する記述を含む |
海女文化を活かした活性化構想計画 〈鳥羽市地域創生加速化交付金活用 海女文化を活用した活性化構想事業〉 | 鳥羽市教育委員会生涯学習課編 | 鳥羽市教育委員会生涯学習課 | 2017 | はじめに/1.海女文化を活かした活性化構想計画策定、検討の経緯/2.海女文化を活かした活性化策の提案資料作成、参考資料/3.水産資源(アワビ)育成構想の検討/記事録 |
志摩と朝鮮を小舟で往復した志摩の海女-北は礼文・利尻、南は八重山まで往った志摩の海女たち | 福田清一著 | 福田清一 | 2006 | 1.老海女たちの昔語り/2.海女の出稼ぎの一つ“スイリ”の変遷/3.海女たちの行った竹島は欝稜島であった/4.松島の位置と環境/5.ロシアの水兵は現竹島に上陸していない/6.欝稜島上陸のロシア水兵たちの惨状/7.サッパ舟と朝鮮磯行きの準備8.朝鮮情報と渡航方法と海女と缶詰加工業者/9.缶詰加工業者と船頭の契約/10.朝鮮磯行きの航路(一)/11.朝鮮磯行きの寄港地から片田稲荷への寄進/12.朝鮮磯行きの航路(二)/13.朝鮮磯行きの航路(三)/14.牧の島にあったという片田分村/15.志摩の海女が潜った朝鮮磯の地名/16.朝鮮磯行きの海女からの聞き書き/17.志摩の海女朝鮮磯行き余話/18.奥野商店の人造鮑製造器の特許許可証/19.片田の海産物の加工について/20.志摩の海女と漁師奇聞/21.朝鮮磯行きの海女と男性の名簿/22.おわりに/参考文献 |
発見 三重の歴史 | 三重県史編さんグループ著 | 新人物往来社 | 2006 | 吉村利男著「テングサ求めて海女が出稼ぎ~北海道の開拓期、志摩から海女たちが後志、さらに利尻島、礼文島に渡った」を所収。志摩町越賀村文書に含まれる「明治26年 雑書編」の出稼ぎ文書をもとに論述 |
三重の女性史 | 三重の女性史編さん委員会編 | 三重県文化振興事業団 三重県男女共同参画センター「フレンテみえ」 | 2009 | 「1.文明開化の中で-2.近代地域社会の確立と女性の多様な社会進出-6.働く女性の職業と生活/3.民主主義の発展を支えて-2.経済成長の光と影-1.勤労者の生活直視を」の項で、志摩郡片田の北米移民の先駆者 伊藤里き及び伊勢志摩の海女に関する記述を含む |
海女学習のススメ-「海女さんとお話しして、海女さんのすばらしさを知ろう」実施報告書 | 縣拓也編 | 海の博物館 | 2017 | 海女について学びましょう/1.実施日/2.事業概略/3.参加者/4.主催等/5.事業の流れ/6.当日の様子/7.アンケートの集計と考察/8.むすび |
おとっしやよ~志摩 〈平成28年度 里海学舎構築業務 里海ガイド養成テキストブック 〉 | 志摩市政策推進部里海推進室 | 志摩市 | 2017 | 「5.志摩市の産業と文化-3.海女漁-1.海女漁の歴史/2.海女に関する記録や文学/3.海女の人数/4.海女漁の特色/5.海女の文化/6.地区外への進出<出稼ぎ>」の記述を含む |
海洋教育のカリキュラム開発-研究と実践 | 東京大学海洋アライアンス海洋教育促進研究センター編 | 日本教育新聞社 | 2015 | 志摩市教育委員会編「三重県志摩市における海洋教育の展開 新しい里海の創生/鳥羽市教育委員会編「鳥羽市における海洋教育の展開 小中学校の実践より/縣拓也著「海から学ぶ・海を守る海洋教育~海の博物館の取り組み-1.はじめに、2.展示について、3.野外での観察会、4.環境学習と海洋教育、5.屋内での体験学習、6.収蔵資料の活用、7.さいごに」を所収。藻場再生及び海女用具等に関する記述を含む |
とばっこ探偵団-海からの挑戦状 〈鳥羽歴史学習本〉 | 鳥羽市教育委員会編 | 鳥羽市教育委員会 | 2018 | 「1.海女-日本一の“海女どころ”/海女の仕事と道具/磯着の移り変わり/潜る季節と時間/海の中での作業/海女のとるものは/かまどのおやつと家の食卓/海女の一日は大忙し/船を操るのは旦那さん/神と海女との深いつながり/伊勢神宮へ“のしアワビ”のお供え/海女のルーツを調べよう/都に届いた志摩の国のアワビ/浮世絵にえがかれた海女/海には危険がつきもの/口開けとゴサイ/安全と豊漁を祈る祭り/伊勢志摩のアワビを未来につなぐ/海女の後継者/世界が注目する海女に学ぼう」等、鳥羽・志摩の海女に関する記述を含む |
三重の地理ものがたり | 三重県社会科教育研究会編 | 日本標準 | 1986 | 「5.ゆたかな海に生きる-2.あら海に生きる海女-鳥羽市国崎町-ふなど海女とかちど海女/いそぶえがひびくふなど海女・かちど海女/とる漁業から育てる漁業へ」の記述を含む |
日本地誌 第13巻 近畿地方総覧 三重県・滋賀県・奈良県 | 青野壽郎[等]編 | 二宮書店 | 1976 | 「三重県総説-三重県内地域誌-4.伊勢志摩-4.真珠養殖の消長と志摩の海女」の項で、志摩の海女、海女漁業の成立と漁法、漁期・漁業制限・海女カレンダー、海女漁村の変化に関する記述を含む |
山漁村生活史事典 | 秋山高志[等]編 | 柏書房 | 1981 | 「2.漁村に生きる人々-3.沿岸の漁法と漁具-1.採取」の項で、志摩の海女漁、和具浦・御座浦のアワビ採り及び『熊本県漁業誌』に見る潜水漁、『日本捕漁図説』に見る海士樽、蜑鉄などの海女用具に関する記述を含む |
新版 阿児町史 | 阿児町史編纂委員会編 | 阿児町 | 2000 | 「4.産業・経済-5.漁業-2.海女-海女の起源、海女の生活、舟人と徒人、海女衣の移りかわり、用具の進歩、阿児町海女の推移<昭和9年~平成8年>、海女の漁期、命日と大漁、海女と磯のみ/12.民俗-3.年中行事-舟霊祭・磯まつり、五斉、みたな神事、石経おらし/阿児町方言集」等の記述を含む |
阿児町史 | 阿児町役場編 | 阿児町役場企画環境課 | 1977 | 「3.産業・経済-5.漁業-海女-海女その他漁獲に関する調べ<昭和9年~昭和50年>/11.民俗-2.年中行事と伝説-石経おらし・ごさい、大倉島の竜宮、海女唄」等の記述を含む |
地方の婦人へ | 天野藤男著 | 日新閣 | 1920 | 「9.漁村の処女会-1.処女の鮑取り/2.処女の稼高六十万円/3.処女の難船救護/4.目覚ざましい人命救助/5.お嫁入の支度は磯桶一ツ/6.海の底で鯛を突き刺す/7.優しい海女の涙/8.明月の夜の盆踊/9.処女のお角力取」の項で、鳥羽答志島の海女及び大正6年に大王崎で難船した軍艦音羽の海女達による救難の記述を含む |
志摩半島の海女 〈平成27年度 文化庁 地域の核となる美術館・歴史博物館支援事業〉 | 海女文化国際発進事業実行委員会編 | 海女文化国際発進事業実行委員会 | 2016 | 潜りつづけて3千年/大漁の願いと魔除け/海女の数/かまど・火場/とり尽くさない約束事/フナドとカチド/素潜り50秒の勝負/磯メガネとイソノミとウエットスーツなど/海の豊かな恵み |
東海 ムラの生活誌 | 安藤慶一郎編著 | 中日新聞本社 | 1980 | 「9.海女のムラ<三重県鳥羽市国崎町>-海女発祥の地-神宮とアワビ、年齢階梯制、公平の原則、自由な出稼ぎ、男の漁業の衰頽/魔除けの呪符-海女の作業、信仰、結婚、女性参加の祭り」の記述を含む |
答志島巡検 〈2004.7.17~7.21〉 | 石塚道子[等]著 | お茶の水女子大学文教育学部人文科学科地理学コース | 2004 | 石井美奈[等]著「海女の島 答志-1.はじめに、2.日本におけるあま漁、3.あまの仕事、4.海女の生活、5.海女の多い地域の風習、6.答志島におけるあま漁、7.海女さんを取り巻く状況の変化、8.鮑の減少、9.あま漁への規制、10.資源保全への取り組み、11.海女さんの語り、12.まとめ、参考文献・資料」/三浦尚子著「アワビ-答志島での漁獲量の変動の要因を探る-1.はじめに、2.鮑の種類、3.アワビ類漁獲量の推移-増減とその要因、4.まとめ、参考文献」を所収 |
蜑婦労働問題の研究 | 伊丹万里著 | (京都帝国大学)巌松堂書店 | 1917 | 「1.序論/2.蜑婦労働の沿革-1.総論、2.無役時代、3.半役時代、4.全役時代/3.蜑婦労働の現在-1.総論、2.自給自用の蜑婦労働、3.過剰なる蜑婦労働の売買/4.蜑婦労働と健康-1.蜑婦労働の性質、2.蜑婦労働者の食物及睡眠時間、3.蜑婦の可働期間及寿命/5.蜑婦労働と家庭事情-1.蜑婦労働と家政、2.蜑婦労働と育児、3.蜑婦労働と家庭の和楽/6.蜑婦労働と風紀-1.本場に於ける蜑婦の風紀問題、2.出稼地に於ける蜑婦の風紀問題/7.結論」 鳥羽答志・菅島・神島・鏡浦・長岡、志摩郡和具・布施田・御座等鳥羽志摩地域の海女漁及び御木本幸吉等の真珠養殖と海女についての記述を含む |
東海の民俗 〈日本民俗調査報告書集成 第17巻〉 | 大島暁雄[等]編 | 三一書房 | 1996 | 『伊勢湾漁撈習俗調査報告書』及び『鳥羽・志摩漁撈習俗調査報告書』を所収 |
志摩半島の海女 〈平成27年度 文化庁 地域の核となる美術館・歴史博物館支援事業〉 | 海女文化国際発進事業実行委員会編 | 海女文化国際発進事業実行委員会 | 2016 | 古谷千佳子写真:海女潜る/海女漁場へ/海女海藻をとる/海女市場へ/海女憩う/海女陸で働く/海女海神に願う/志摩半島の海女/志摩半島の海女の歴史/浜口ちづる著「りょうがはじまると気持ちが高まる」/古谷千佳子著「志摩半島の海女~海の中の作業を見て」/小島孝夫著「海女という生き方」/谷村志穂著「安乗の海女さん」/川口祐二著「海女漁-とれた喜び、それが生きがい」/石原義剛著「魔除け・信心・祭り」/石原義剛著「志摩半島の海女」/塚本明著「志摩半島の海女の歴史<英文・韓国語併記>」を所収 |
海女は輝かしい未来をつくる 〈海女文化シンポジウム 三重県無形民俗文化財指定記念 平成26年3月1日~2日 三重県立美術館〉 | (海女文化シンポジウム実行委員会編) | 海女文化シンポジウム実行委員会 | 2014 | 古谷千佳子著「日本の海女の現在・韓国の海女の現在」/小暮修三著「戦前絵葉書に写る海女のイメージ」/塚本明著「日本の海女の歴史」/左恵景著「韓国の海女の歴史」/松田浩一著「三重県の資源対策」/招待講演「海女文化の素晴らしさ」/パネルディスカッション等を所収 |
女子才彩 わたし色の生き方-自分らしくはたらく12人のリアルストーリー | 石山知恵著 | PHP研究所 | 2013 | 中川静香[談]「恵みの海を尊び、地域とともに生きる-穏やかな漁師町・相差/親子三代の海女/魔除けの印“セーマン・ドーマン”/海の中は自由な世界/元祖キャリアウーマン/仕事が好きな女性になりたい/自然とともにある暮らし」を所収 |
漁の技術史 〈木曽川から伊勢湾へ-平成6年度企画展資料〉 | 一宮市博物館編 | 一宮市博物館 | 1994 | 「1.古代と今をつなぐ/3.半島から外海-d.志摩半島/資料目録」等の項で、国崎の熨斗鮑、志摩地方のサメのタレ、白浜貝塚・宮古古墳・塚越貝塚・阿津里貝塚・大築海貝塚等の出土遺物の記述を含む |
和具郷土誌 海女の一日 | 伊藤治著 | 伊藤治 | (不明) | 表紙題字・西川実/口絵・海女写真4枚/1.海女/2.和具に海女の発達した理由/3.海女の一日-写真と状況/海女を観る/雑記-1.海女の俚謡、2.真熊野と浜夕を詠める、3.志摩を詠める、4.浜木綿、5.海女を主題とした映画について/新聞切抜記事2枚(稿本・複写製本) |
鳥羽志摩の民俗-志摩人の生活事典 | 岩田準一著 | 鳥羽志摩文化研究会 | 1970 | 「2.志摩の特殊神事・祭事-シロノゴさん・菅島/3.志摩の?屋・宮座-石鏡村の?行事-蜑の祈祷」等、鳥羽・志摩地域の海女に関する記述を含む |
志摩の海女-附:志摩の漁夫の昔がたり | 岩田準一著 | 鳥羽志摩文化研究会(中村幸昭) | 1971 | 『志摩の蜑女』の復刊。1.海女作業の今昔/2.海女の神事/3.海女の伝説と歌謡/4.海の魔/5.海女に関する語彙/索引/附載 志摩の漁夫の昔がたり/岩田準一著「私の採集話」/岩田貞雄著「後記」 |
志摩の蜑女 〈アチックミューゼアム彙報 第40号〉 | 岩田準一著 | アチックミューゼアム | 1939 | 序に代へて/1.蜑女作業の今昔-1.海女の生活、2.海女の種類とその作業、3.作業の変遷、4.作業用具、5.海神の信仰と作業振、6.海中の魔と作業哀話、7.蜑女の語った事ども、8.カマドとカマド建、9.口開け制度と出稼、10.国崎の生活数字/2.蜑女の神事-1.鮑ヤシネ、2.鮑引、3.志島の磯祭、4.みかずき神事、5.シロノゴさんの鮑取、6.鮑取の日、7.ベザイトの祭り、8.浜まつり、9.浜あそび、10.浜供養、11.浜祓へ、12.蜑女の潮祭・磯祭、13.龍神を祀る、14.ゴサイ 他/3.蜑女の伝説と歌謡-1.七本鮫の話、2.熨斗鮑の由来、3.志島の倭姫命 他/4.海の魔-1.ともかづき、2.山椒ビラシ、3.尻こぼし4.海女の見るもの、5.まじなひ/5.蜑女に関する語彙/索引。複写製本 |
西伊豆仁科の海女/海士の生活と文化-静岡県西伊豆町仁科の調査から 〈成城大学文芸部 文化史実習Ⅲ 2012年度成果報告書〉 | 上杉富之[等]編 | 成城大学文芸学部文化史学科 | 2013 | 長嶋みゆき著「道具の発展が海女漁に及ぼした影響」/小林遼平著「海女の道具の変化と資源管理」/伊藤源也著「海女の兼業・副業に関する調査報告」/大津芳彦著「西伊豆海女の出稼ぎとネットワーク」/岡本悠貴著「海女の減少とそれへの対応戦略」等の緒論文で鳥羽及び志摩地域の海女の記述を含む |
志摩の家と水 | 上村角兵衛著 | 上村角兵衛 | 1988 | 「志摩の家と水/三重県の火の民俗/志島村指出帳/志摩の海の神々-信仰の貝、蘇民将来のこと、炊煙、志摩の味/山を見る/神島の生業習俗」の項で、海女の火場及び神島の海女漁法・海女用具・着衣・口開け・販売・呪符・信仰等に関する記述を含む |
海女とみつもん | 上村角兵衛著 | (上村角兵衛) | 1985 | 旧慣に見る漁業/海女/風の話/あわび貝とあじさい/鰒とほや/大間知先生と志摩/添田さんと志摩/志摩の巡礼/食味三昧-うみがめ・みしまふぐ・なまこ/よりつくもの/明治十八年の志島村節倹概法/志摩郡志島の婚姻 他 |
海女の漁獲物・海藻等に関する調査報告書 | (海の博物館編) | 海の博物館 | 2013 | 石原義剛著「調査の内容とまとめ」/阿部文彦著「全国各地のアワビ稚貝放流について」/平賀太蔵著「志摩でとれた海藻-江戸期~明治期~昭和初期-a.海女の漁獲物・海藻等に関する調査報告、b.“三重県漁村調査”にある海藻類の専用漁業権があった地区名、c.“海藻”に関する文献」/縣拓也著「現在、志摩の海女のとっている海藻等-A.志摩の海女が採っている海藻と低・未利用海藻、B.海女の漁獲物・海藻一覧表、C.鳥羽・志摩の海女からの聞き取り調査内容に聞き取り一覧表」/石原義剛著「県外海女の海藻等の利用に関する報告」/北村裕司著「三重県産海藻の流通について」/迫間泰清著「三重県産のアラメについて」/常清秀[等]著「県内産天然海藻の流通・販売状況に関する調査結果報告」を所収 |
目で見る鳥羽・志摩の海女 | 海の博物館編 | 海女振興協議会 | 2009 | グラビア 鳥羽・志摩の海女/図説 海女の仕事-1.海女と操業、2.舟人と徒人、3.海女の着衣と道具、4.海女の獲物、5.アワビの漁獲制限、6.数字で見る鳥羽・志摩の海女/図説 海女の物語-1.海女の歴史、2.神宮と海女、3.海女の不思議、4.海女の風習、5.海女のまつり、6.海女と文芸。同書の「韓国語版」は2011年に、「英語版」は2013年に刊行されている。 |
伊勢湾は豊かな漁場だった-伊勢湾漁師聞き書き集 | 海の博物館編 | 三重県漁業協同組合連合会 | 2005 | 寺田文吉[等]談「タコ壺漁とイカナゴ掬い、そしてアワビからイワガキへ」/木下正一[等]談「菅島は鳥羽の漁業の見本市の島です」/山本善衛[等]談「石鏡というとこは、おなごがおらんと飯食われえせんとこや」/大田登[等]談「磯の口開けいうと胸がおどったもんや」/世古寿夫[等]談「海女は相差の宝です」を所収。鳥羽市神島町、菅島町、石鏡町、相差町の海女の記述を含む |
伊勢湾事典-環境・開発・漁業・民俗 | 海の博物館編 | 三重県環境森林部水質改善室 | 2005 | 「4.伊勢湾と観光-6.民間施設-海女小屋/5.伊勢湾の漁業-2.漁法-海女漁、簡易潜水器漁、潜水漁、採藻漁/6.伊勢湾のまつり-しろんご祭り、ゴクアゲ<御供上げ>、潜き下り、ノット正月、国崎のアワビ祭り、御潜神事/7.伊勢湾の史跡-6.人物-海女」の項で、鳥羽市石鏡町の海女小屋及び鳥羽・志摩地域における海女の祭事、海女漁に関する記述を含む |
合冊 三重県水産図解 | 海の博物館編 | 海の博物館 | 1984 | 「巻之四-鰒、真珠、石花菜/漁村維持法并規約」の項で、志摩半島の海女漁及び鰒漁之図・蜑婦焚火ニ躰ヲ温タメ休足ノ図、鰒熨斗・干鰒・塩鰒・鰒缶詰・粕漬鰒、御潜神事・神宮熨斗鰒調進物等に関する図版と記述を含む |
日本列島海女存在確認調査報告書 | 海の博物館編 | 海の博物館 | 2011 | 「1.調査の目的/2.調査の内容/3.調査の方法など/4.調査の結果/5.今回の調査における問題点/6.あま数の変化などに関する過去の研究/7.現地調査の内容/8.聞き取り調査」等の項で、志摩御座の海女・山下真智子、国崎町の辻ひさこ、相差町の野村禮子等、鳥羽・志摩地域の記述を含む |
民族学ノート: 岡正雄教授還暦記念論文集 | 岡正雄教授還暦記念論文集編集委員会編 | 平凡社 | 1963 | 香原志勢著「海女の分布と生態学的考察 |
海の民俗誌 | 小川博著 | 名著出版 | 1984 | 1.漁撈の民俗試論-海士潜水漁撈雑考/日本の貝にまつわる民俗」 の項で、志摩国崎村の海女及び志摩半島のイボニシによる染色<貝紫>の記述を含む |
菅島調査報告書-三重県鳥羽市菅島町 〈社会調査報告書〉 | 大阪教育大学社会学・経済学研究室編 | 大阪教育大学社会学・経済学研究室 | 1986 | はしがき/序章 調査地の概要-1.鳥羽市の概要、2.菅島町の概要/1.菅島の経済-1.産業構造、2.漁業の将来性、3.海女の現状と将来性/2.地域社会-1.就業構造と地域社会、2.菅島における漁民の生活環境・労働条件、3.菅島の神社・祭りの概観とその役割/3.家族関係-1.海女家族の役割構造、2.通婚圏、3.主婦としての海女、4.島民の老人意識/4.菅島の子どもたち-1.生活時間、2.将来観、3.教育と進学意識/編集後記/付録-1.調査の概要、2.調査票原表、3.単純集計表 |
地域社会の変貌と海女家族 | 大阪教育大学社会学・経済学教室地域社会研究会編 | 大阪教育大学社会学・経済学教室地域社会研究会 | 1985 | 「土田英雄著「序」/1.地域社会の変貌と家族の変化/2.地域経済の変容と海女漁業/3.海女の職業的社会化/4.海女のライフスタイルと通婚圏/5.婚礼における親族関係の変化/6.調査の概要/あとがき」 1984年に三重県志摩郡志摩町和具地区において実施した実態調査の報告 |
海女のいる風景-昭和の美しい海の女たち | 大崎映晋著 | 自由国民社 | 2013 | 鼎談・中川静香×中川早苗×大﨑映晋-親子孫 三代現役海女の仕事 /海女・むかし物語-伊勢志摩編/日本海女・海士村MAP/イラストでみる海女の仕事」の項で、鳥羽市相差町、国崎町等、鳥羽・志摩地域の記述を含む |
人魚たちのいた時代-失われゆく海女文化 | 大崎映晋著 | 成山堂書店 | 2006 | 「清少納言も驚いた伊勢の海女/あま半島をゆく-志摩/海底を舞う羽衣-磯着/磯金のプレゼント/出稼ぎ人魚」 等の記述を含む |
青い海 〈カラーブックス 58〉 | 大崎映晋著 | 保育社 | 1964 | 「海女の風物詩-伊勢/海女の話」の項で、鳥羽市国崎町の海女及び熨斗鮑等の記述を含む |
あわび文化と日本人 〈ベルシーブックス 002〉 | 大場俊雄著 | 成山堂書店 | 2000 | 「2.アワビを食べる食文化/3.あわび日本史/4.生活に溶け込んだアワビ」の項で、志摩地域、鳥羽市石鏡町の記述を含む |
蒼海訪神 うみ 〈日本人の原風景 2〉 | 大林太良[等]著 | 旺文社 | 1985 | 宮田登著「さまよえる“海人族”の謎-海人族の虚実、天皇家と海民、海女と宝剣譚、異人・妖怪としての海人、漂白と定住の道、男と女の活動領域 他」/金栄敦著「海女の原郷~韓国と日本-たくましい済州島海女、海女の暮らしと仕事、海女の信仰と祭り、遠くロシアの海までも」を所収。中国の蜑民、韓国済州島、五島列島、福岡県鐘崎、鳥羽市神島町、国崎町、大王町安乗等の海女の記述を含む |
山民と海人~非平地民の生活と伝承 〈日本民俗文化大系 第5巻〉 | 大林太良著 | 小学館 | 1983 | 大林太良著 「海と山に生きる人々」/伊藤亜人著 「漁民集団とその活動」/野口武德著 「船霊とエビス」を所収。鳥羽市国崎の海女等の記述を含む |
日本民俗学大系 第5巻 生業と民俗 〈復刊〉 | 大間知篤三「等」編 | 平凡社 | 1985 | 桜田勝徳著「漁業-1.漁業関係の民俗の所在について/2.漁場・漁法と民俗/3.漁船・漁獲物の分配と民俗」を所収。鳥羽市国崎町及び志摩半島の海女に関する記述を含む |
日本民俗学大系 第2巻 日本民俗学の歴史と課題 〈復刊〉 | 大間知篤三「等」編 | 平凡社 | 1985 | 関敬吾著「日本民族の社会的性格-1.序説/2.集団内の民俗の担い手/3.社会階層と民俗/4.集団相互の民俗の交流」を所収。壱岐小崎及び対馬曲、能登輪島、鐘崎、志摩等の海女・海士に関する記述を含む |
第14回春日井シンポジウム 2006年 海人たちの世界-東海の役割 | 春日井市教育委員会文化財課編 | 春日井シンポジウム実行委員会 | 2006 | 穂積裕昌著「伊勢・志摩・熊野と海人の考古学/野村史隆著「熊野の捕鯨と志摩の海女-志摩の海女-1.志摩の海女の歴史、2.海女の出稼、資料-昭和13年~平成元年 志摩の海女操業人数調査等」/立松彰著「知多の製塩遺跡」」/文化財課編「東海の古墳解説[補遺] 海を望む古墳-三河沿岸部と島嶼の古墳」を所収 |
日本風俗志 中巻 〈日本風俗叢書〉 | 加藤咄堂著 | 日本図書センター | 1983 | 「5.伊勢、伊賀、志摩-/海女の生活/海神祭」の項で、志摩郡志摩町和具の海女漁及び和具の海神祭に関する記述を含む。大正六年・大鐙閣発行の復刻版 |
民具と民俗 〈講座日本の民俗学 第9巻〉 | 香月洋一郎[等]編 | 雄山閣 | 2002 | 小島孝夫著「潜水漁の諸相t~加齢と熟練-はじめに/1.老いと加齢、2.加齢と労働効率-加齢と労働効率/2.潜水漁の特徴-1.調査地および調査対象集団<志摩郡大王町畔名・海女>、2.潜水能力、3.漁場に関する知識、4.採捕技術/3.潜水漁の諸相-1.海女集団における漁獲量の差異の背景、2.個人における加齢と漁獲量/おわりに-表2.素潜り潜水漁業者の現役期間の漁獲量および漁獲高<志摩郡大王町畔名の海女>/注」 を所収 |
漁民の活動とその習俗Ⅱ 〈神奈川大学日本常民文化研究所調査報告 第18集〉 | 神奈川大学日本常民文化研究所編 | 平凡社 | 1995 | 小島孝夫著「漁民の移動と漁撈技術の伝播-2.漁民の移動-2.海女達の出稼ぎ-1.済州島潜女の日本への出漁/2.伊勢志摩海女の朝鮮半島・済州島への出漁/3.海女たちの出稼ぎの背景」を所収 |
仕事着-西日本編 〈神奈川大学日本常民文化研究所調査報告 第12集〉 | 神奈川大学日本常民文化研究所編 | 平凡社 | 1987 | 岡田照子著「三重県の仕事着-三重県の概況-仕事着一覧表<女上衣・女下衣・男上衣・男下衣>/1.仕事着の基本形/2.女の仕事着/3.男の仕事着/4.まとめ」を所収。鳥羽・志摩地域における海女の仕事着の採寸図、解説等の記述を含む |
海の民-漁村の歴史と民俗 〈平凡社選書104〉 | 河岡武春著 | 平凡社 | 1987 | 「4.黒潮の海民-2.地下網の村・志摩長岡村-国崎の地下網/国崎のみかづき神事/国崎の捕鯨/畔蛸の地下網/畔蛸の漁と忌」 の項で、海女及び海女漁に関する記述を含む |
海女の後継者対策に関する調査報告書 | (川又俊則編) | 海の博物館 | 2013 | 1.調査の概要-1.調査の背景と目的・定義、2.調査実施の概要/2.調査票調査-1.調査表調査の概要、2.調査結果~単純集計:海女、3.クロス集計/3.インタビュー調査-1.鳥羽市の海女、2.志摩市の海女、3.ミキモト真珠島の海女/4.全体考察-第一次産業の一つとしての後継者難、2.海女漁独自の課題、3.高学歴化とキャリアパターンの変化、4.昭和一桁世代と後継者、5.まとめ/謝辞/海女後継者調査報告会記録 |
イデオロギーとしての家族制度 | 川島武宜著 | 岩波書店 | 1957 | 「2. 志摩漁村の寝屋婚・つまどい婚について-1.<まえがき>/2.-1.未婚男女の社会的接触<交際>、2.結婚成立への手続、3.結婚の効果/3.-1.自由結婚の社会的要因、2.つまどい婚の社会的要因/4.<あとがき>」 の項で、鳥羽・志摩地域の海女漁及び海女漁村における海女の地位、海女の出稼ぎ等に関する記述を含む |
日本海島文化の研究 | 北見俊夫著 | 法政大学出版局 | 1989 | 「1.山島と海島のあいだ-2.海島論/5.海の道の新視界-6.海の道の新視界~日朝比較民俗学への一試論-6.瓠のルーツと民俗比較」等の項で国内の海人の分布及び志摩半島の海女、済州島の海女と日本の海女の比較の記述を含む |
日本歴史民俗論集 第2巻 〈生産技術と物質文化〉 | 木下忠[等]編 | 吉川弘文館 | 1993 | 野村史隆著「伊勢湾・志摩半島・熊野灘の漁撈用具-1.熊野の捕鯨〈三重県熊野灘沿岸〉/2.熊野灘沿岸のカツオ一本釣り漁/3.志摩の海女〈三重県志摩半島〉-1.海女の作業用具、2.海女の信仰/4.伊勢湾口のコナゴ抄い〈答志島のエエスキ〉/三重県のボラ漁法」 を所収 |
海を渡った朝鮮人海女-房総のチャムスを訪ねて | 金栄[等]著 | 新宿書房 | 1988 | 「チャムスの歴史とその出稼ぎの要因」の項で、ウルサン・ヨンイル・釜山・巨済島等韓国における三重県志摩の海女たちの出稼ぎに関する記述を含む |
労働事情 1〈調査史史料 18〉 〈東京大学社会科学研究所蔵「糸井文庫」シリーズ〉 | 近現代資料刊行会 編 | 近現代資料刊行会 | 2010 | 名古屋地方職業紹介事務局編 『三重県志摩半島「海女」労働事情』 昭和9年刊を所収 |
東海と黒潮の道 〈日本民俗写真大系3〉 | 草の根出版会編 | 日本図書センター | 1999 | 「5.黒潮の漁業-海人の末裔・海女/6.海辺の聖地-伊勢と熊野、神島」の項で、鳥羽市相差の海女及び国崎の海女、国崎御料鰒調製所、菅島しろんご祭り、志摩町和具の海女、贄遺跡、神島ゲーター祭・ゴクアゲ・ヤリマショ船・フナダマ祝い・フナド海女・浜施餓鬼・年祝い等の記述を含む |
海女のむら-鳥羽市国崎町-志摩漁村の構造とその変容過程に関する社会学的研究 その1 〈綜合郷土研究所紀要 特輯号〉 | 久曽神昇編 | 愛知大学綜合郷土研究所 | 1965 | 川越淳二著「第1章 海女のむら」/森靖雄著「第2章 国崎の歴史-1.徳川幕府成立以前、2.徳川時代、3.近世の国崎村経済」/後藤和夫著「第3章 村落構造-1.生産構造の概観、2.農林業生産、3.漁業生産、4.部落組織とその運営」/中田実著「第4章 部落の共同体的性格-1.本章の課題、共同体的規制とその機能、共同体的秩序の矛盾と解体/島本彦次郎著「第5章 生活の組織と海女の生活-1.本章の目的、2.年中行事表、類縁関係、3.谷と配、4.年齢階梯と祭祀、5.海女の生活」/牧野由朗著「第6章 むらびとの生活意識-1.本章の課題、2.共同体的規制に対するむらびとの適応、3.村人の生活意識1、4.村人の生活意識2」を所収 |
三重県志摩市・伊勢志摩地区調査報告書 〈2008年度社会調査〉 | 工藤宏司編 | 大阪府立大学人間社会学部社会学研究室 | 2009 | 斉藤美沙著「三重の海女漁について-はじめに/1.海女漁の概要-1.海女の種類、2.海女の道具の変化、3.海女の人数/2.海女の実態-1.操業期間・操業時間について、2.鳥羽磯部漁業協同組合相差支部での調査より/3.海女の減少について-1.海女の減少の原因、2.海女の減少への対策/おわりに/参考文献」/石川翠著「海女漁のゆくえ~海女の観光化-1.海女小屋体験所の概要/2.海女の観光化に関する取り組み/おわりに-海女の今後の方向性/参考文献」を所収 |
海の彼方の国へ-日本をめざす韓国・済州島の女たち | 呉善花著 | PHP研究所 | 2002 | 「4.日本の海で潜る済州島海女-済州島の海から日本の海へ/出稼ぎ海女/古くからあった日本との交流/三重県の海女を訪ねて」の項で、志摩地域と思われる記述を含む |
遷宮浪漫~伊勢ふたり旅 | 皇學館大学企画部編 | 皇學館大学企画部 | 2014 | 桜井治男著「海女との関わり深く」を所収。海女と伊勢神宮との関わり、国崎町とアワビ、海女漁や祭りについての記述を含む |
御食つ国の海女おとめ miketsukuni no amaotome | 皇学館大学博物館学芸員課程 卒業展示2班一同編 | 皇学館大学博物館学芸員課程 卒業展示2班一同 | 2010 | 1.海女の紹介-伊勢志摩の海女関係略年表、海女の使う道具、海女の作業方法・漁獲物、服装の変遷 他/2.海女の信仰-セーマン・ドーマンの習俗、伊雑宮への信仰、青峯山正福寺 他、/3.神宮と鰒-絵画に見る海女、神宮と国崎、見取鰒・玉貫鰒の調製過程、御師、くらしの中の熨斗アワビ/展示品一覧、主要参考文献 |
志摩半島のくらし | 高知大学人文学部社会経済学科地域社会学研究室編 | 高知大学人文学部社会経済学科地域社会学研究室 | 2000 | 塩出昌子著「陰陽道と生活に根づいた信仰-1.はじめに、2.陰陽道について-陰陽道とは・安倍晴明について・セーマン・ドーマンと志摩半島の海女たち、3.清明ゆかりの地を訪ねて 他」/中川将道著「浦村・石鏡の海女漁業の現状-1.はじめに、2.志摩の海女漁業の現状-漁業全般の状況・海女漁業の状況、3.浦村の海女漁業-浦村漁業協同組合と海女・浦村海女の活動・近年の動向 変化、4.石鏡の海女漁業-石鏡漁業協同組合と海女・石鏡海女の活動・近年の動向 変化、5これからの浦村・石鏡」を所収 |
海浜社会の伝統と変容 〈甲南大学総合研究所叢書 15〉 | (甲南大学総合研究所編) | 甲南大学総合研究所 | 1990 | 中田睦子著「ある海女の人生-Kさん(志摩町布施田)のライフヒストリーから」/David W Plath[等]著「The Reefs of Rivalry : expertness and competition among Japanese shell fish divers」/森田三郎著「大島祭り(志摩町和具)と小島祭り(志摩町布施田)-祭りからみた隣接コミュニティの比較考察」/久武哲也著「海浜社会の環境利用と資源管理-志摩半島布施田を事例として」/道之前允直著「布施田地先漁場の生産性について」/付-参考文献 |
菅島調査報告書〈三重県鳥羽市菅島町〉-海女を生きる女たち | 神戸山手女子短期大学教養学科社会学ゼミ編 | 神戸山手女子短期大学教養学科社会学ゼミ | 1987 | はじめに/1.調査の概要/2.レポート抄録-家族の役割と地域社会、都市的意識と伝統的意識、海女の職業意識、海女にみられる結婚観と職業観、夫婦について、海女の仕事に対する意識、海女達の現在、菅島の隠れた変化、海女のいきがい、海女という職業と役割分担、結婚と仕事、子どもの幸せ、文化としての海女、夫婦関係/3.基礎統計表-1.結婚、2.海女意識、3.日常生活、4.役割意識、5.子ども/4.資料-質問紙/あとがき |
現代社会と海女-潜水漁存立の背景と課題 〈平成24年度海女習俗詳細調査速報報告会資料〉 | 小島孝夫著 | (小島孝夫) | 2013 | 平成25年3月2日 鳥羽市中央公民館。はじめに/1.三重県下の潜水漁の概要/2.三重県下の潜水漁の現状-鳥羽市神島、志摩市阿児町安乗、志摩市大王町畔名/3.潜水漁存立の構造/4.潜水漁存立の課題/おわりに/参考文献 |
地域社会の変容と海女の生活-三重県志摩郡大王町畔名を事例として 〈筑波大学修士論文〉 | 小島孝夫著 | 小島孝夫 | (不明) | 1.研究の目的と方法-1.目的、2.方法/2.調査地概要-1.位置、2.自然環境、3.社会環境/3.地域社会における潜水漁業の位置づけ-1.海女集落としての位置づけ、2.調査対象集団、3.漁獲量・漁獲高、4.施設と道具/4.資源管理-1.たくまざる資源管理、2.社会的資源管理/5.潜水漁業の特性-1.転業の容易さ、2.家業と結合、3.老年・壮年を問わぬ/6.考察-1.潜水漁業存続の構造、2.潜水漁業の将来/謝辞/参考文献。手稿・簡易製本 |
伊勢湾をめぐる文化史 | 小寺純二編 | 中部日本新聞社 | 1961 | 「歴史編-海に生きる-海に生きる人びと、都にむすぶ海のさち/ミケツクニ志摩-伝説は語る、ミケツクニの長官」等の項で、倭姫伝説及び鳥羽・志摩の海女に関する記述を含む |
ふるさと菅島 | 小寺洋右編 | 鳥羽市菅島町 | 1979 | 「1.菅島の自然/2.菅島の遺跡/3.移り変わる菅島のくらし/4.菅島の教育/5.名古屋大学菅島臨海学校実験所/6.菅島をはぐくむ心の結びつき/7.菅島の方言/8.地価取調帳」 昔の海女、鯛之島鮑採捕権をめぐる経緯について、ともかずきと魔よけ、御祭、しろんご祭、海女のおよぎ出しの歌等の記述を含む |
漁村再訪の旅-変りゆく姿と変わらぬものと | 小沼勇著 | 創造書房 | 1993 | 「3.海女漁村~彼女たちはけなげに生きる-アワビ採り、海女となる運命か<三重県鳥羽市石鏡>-海女の小さな村、そして今・海女は達者で/テングサ海女と民宿と<静岡県下田市伊豆白浜>-漁業権は村持ち、村の生い立ち、慣行専用漁業権八○六号、漁業制度改革を経て、海女たち、そして今・全村民宿化」の記述を含む |
日本漁業の構造類型 | 小沼勇著 | 東大出版会 | 1957 | 「2.部落民の構成-3.石鏡の場合/総括 採貝採藻漁村の性格」の項で、三重県鳥羽市石鏡町の海女及び海女集落の記述を含む |
けなげな漁村の女性たち | 小沼勇著 | 創造書房 | 2001 | 「2.海女として-2.志摩石鏡の海女<三重県鳥羽市>-1.稽古海女の少女たち、2.いつもの時間に海へ、3.海女なりし二人、4.みんなで明るく、5.今日の仕事を終えて、6.海女小屋は楽し/3.志摩相差の海女<三重県鳥羽市>-1.まさしく海女どころ、2.蹠を天に、3.磯嘆き、4.皆戻ってくる、5.しばしおしゃべり、6.陸の仕事は何、7.健気にたのしく、8.ここは徒歩海女の小屋、9.ここは船人海女の小屋、10.夜は宿の女将として」の写真と記述を含む |
人と潜水-水環境への適応 〈環境科学叢書〉 | 小林庄一著 | 共立出版 | 1975 | 「3.あまの分布/4.あまの潜り方/5.呼吸生理に関する2.3のことがら/6.水圧/7.いきこらえ/8.海女の体格、体力、呼吸機能/9.循環機能の適応/10.水中作業と体温調節/11.あまの適応のまとめ/12.器具を使う潜水」の項で、志摩町和具及び鳥羽国崎町の海女の記述を含む |
増補 国崎神戸誌 全 〈謄写複製復版刻〉 | 酒井錠吉郎著 | 国崎漁業組合 | 1966 | 天和二年 国崎村古絵図/御潜神事関船乗組ノ着衣/神宮御饌料熨斗鮑ノ図/1.国崎神戸ノ起源及伝説/2.神戸時代ニ於ケル御贄貢進ノ事蹟/3.御饌料熨斗鮑ノ形式ト貢進ノ員数/4.御潜神事/5.海士潜女神社/6.武家領後ノ変遷/7.神戸時代御贄貢進ニ関スル国崎伝来ノ古文書/8.年表/鮑月別輪採区略図/鮑採取並増殖事業ニ関スル概要-1.鮑採取ノ沿革、2.国崎産ノ鮑ト蜑婦、3.鮑口開採取ノ概況、4.鮑増殖事業実施ノ概要/追録-倭姫命と国崎の御贄鰒。孔版印刷 |
一個52万円のアワビ文化-環境立国日本をめざす海からの提言 | 境一郎著 | 成山堂書店 | 2000 | 「3.アワビのルーツと海女<海士>-6.『国崎』の海女<三重県>-1.全国一の志摩の海女/2.国崎海女と伊勢神宮/3.国崎の海女はいま」の記述を含む |
伊勢鳥羽修学旅行 〈1987年5月29日~30日〉 | (堺市立湊西小学校編) | 堺市立湊西小学校 | 1987 | 「海女風土記-志摩は海女の国/万葉の昔から/海女のファッション/国崎にて」の記述を含む |
海女のいる村 | 阪野優著 | 中部日本教育文化会 | 1980 | 「3.志摩半島の海女漁村~鳥羽市石鏡町の場合-1.はじめに/2.石鏡町の位置と海女の歴史/2.生産構造/3.社会構造-地縁集団、類縁関係、年齢階層集団/4.民家/5.近年の変化/まとめにかえて/参考文献および資料」の記述を含む |
漁村民俗誌 〈桜田勝徳著作集 第1巻〉 | 桜田勝徳著 | 名著出版 | 1980 | 「1.海の信仰と民俗-漁業/漁民と神幸」の項で、鳥羽・志摩地域の海女及び国崎の神饌等の記述を含む |
桜田勝徳著作集 第1巻 〈漁村民俗誌〉 | 桜田勝徳著 | 名著出版 | 1980 | 「1.海の信仰と民俗-漁業/漁村民俗誌-1.海の人々-蜑の咄/漁民と神幸」の項で、志摩半島の海女漁及び海女用具、収益分配、熨斗等に関する記述を含む |
漂民-海洋民族から潜水漁民まで | 柴田勝彦著 | 創言社 | 1975 | 「2.モグリの歴史-アマの神さま/3.海洋民族史・誌-海洋民俗史誌」 の項で、鳥羽市国崎町他鳥羽・志摩地域の海女の記述を含む |
志摩町史 〈改訂版〉 | 志摩町史編纂委員会編 | 志摩町役場 | 2004 | 「2.歴史の流れ-5.明治・大正時代-4.明治期の漁業-崎島における潜水器械による鮑捕獲営業/3.我が志摩町-4.産業・経済-2.アマ<海女>の移り変わり-アマの由来、志摩のアマ、仕事の形態、海女船と装備品・用具の移り変わり、海女の出稼ぎ/5.民俗-2.衣食住-仕事着、3.年中行事と遊び-磯まつり・磯の口開け・大島まつり・小島まつり・潮まつり<浜まつり>・浜清め・海女の磯上がり、4.口頭伝承-竜宮井戸・ごさいの日/6.観光-1.志摩は招く-志摩の人情と海女、伊勢神宮へのアワビ特別奉納、あわび祭りとあわび王国宣言」等の記述を含む |
志摩町史 | 志摩町史編纂委員会編 | 志摩町役場 | 1978 | 「4.産業-1.漁業-1.志摩の漁業、3.漁業協同組合、15.海女のうつりかわり-海女の生活・舟人と徒人・作業のうつりかわり・用具の進歩・海女の用具図/12.民俗-2.女性の出稼ぎ-海女の出かせぎ、3.年中行事-磯の口開け・大島まつり・ごさい 他/14.観光-1.志摩は招く-志摩町の海女」等の記述を含む |
風土記 日本 第3巻・近畿篇 | 下中弥三郎著 | 平凡社 | 1958 | 「蟻の熊野詣-志摩の海女」の項で、鳥羽市国崎町のみかづき神事及び荒布神事、栄螺神事、相差町の浜祓え、ゴサイ等、海女の祭事や信仰に関する記述を含む |
軌跡と変容-瀬川清子の足あとを追う | 女性民俗学研究会編 | 女性民俗学研究会 | 1986 | 太田道子[等]著「瀬川清子の調査地・著書・調査内容・調査年表」/岡田照子著「国崎の海女は健在だった-はじめに、1.瀬川清子著『海村生活の研究』/2.村の概要、3.集落組織、4.年齢階梯、5.漁業協同組合、6.海女の生活、7.生活財の移り変わり」を所収 |
同時代人の生活史 | 庶民生活史研究会編 | 未来社 | 1989 | 後藤和夫[等]著「海女~一漁村女性の生活史-1.はじめに-対象と環境/2.生い立ちと青年期/3.とうさんの留守に/4.戦後・舟人海女/5.一家を支えて・サッパ海女/6.海に生きる人たち/フィールド・ノート-“海女の生活史”覚え書き」を所収。大正3年三重県志摩郡志摩町御座村に生まれた山口紀佐江さんについて記述 |
志摩の民俗 上巻 〈三重県郷土資料叢書 第15集〉 | 鈴木敏雄著 | 三重県郷土資料刊行会 | 1969 | 「御座村〈志摩町〉-鮑が血にかわる/越賀村〈志摩町〉-浜祭と磯祭、海女、五斉の日、海女の火場のうた/甲賀村〈阿児町〉-浜施餓鬼/志島村〈阿児町〉-石経おらし、そなえ島/安乗村〈阿児町〉-海中の鳥居、八十石社、大倉島の竜宮、海女のうた/浜島町〈浜島町〉-目戸山と倭姫命」等の記述を含む |
志摩の民俗 下巻 〈三重県郷土資料叢書 第15集〉 | 鈴木敏雄著 | 三重県郷土資料刊行会 | 1969 | 「飯浜〈磯部町〉-七本鮫/的矢村的矢〈磯部町〉-船うた/石鏡〈鳥羽市〉-正月みそぎ、平家の残族/長岡村国崎〈鳥羽市〉-倭姫命の御巡幸、御潜神事、二船祭、海女のうた/相差〈鳥羽市〉-腕松の浜、海女のうた/坂手村〈鳥羽市〉-婦女子の頭上運搬/菅島村〈鳥羽市〉-はっけ地蔵/神島村〈鳥羽市〉/答志村〈鳥羽市〉-海女のうた」等の記述を含む |
写真で見る日本生活図引 5 つどう | 須藤功編 | 弘文堂 | 1989 | 「2.仲間と付合い-26.海女の昼どき/3.心ひとつにして-47笑顔」の項で、三重県鳥羽市石鏡町の海女・海女小屋の図版及び記述を含む |
十六島紀行・海女記断片 | 瀬川清子著 | 未来社 | 1976 | 「12.海の幸と女の幸と」の項で、鳥羽市国崎町及び志摩地域のトトカカ船やトモカズキ、磯眼鏡、アワビの増殖事業等海女漁に関する記述を含む |
海(あま)女 | 瀬川清子著 | 未来社 | 1970 | 「3.志摩の海女/8.海士と海女/9.蜑人の生活/10.あまの浦/13.海女に関する語彙」 の項で、鳥羽市国崎町及び鳥羽・志摩地域の記述を含む |
海女記 | 瀬川清子著 | ジープ社 | 1950 | 「おとらさん」の項で、鳥羽市国崎村の海女、朝鮮出稼ぎ等の記述を含む |
大王町史 | 大王町史編さん委員会編 | 大王町 | 1994 | 「4.産業-1.漁業-6.潜漁-アマ漁、潜水機械漁/12.民俗-1.衣食住-海女着・磯めがね製造販売業、2.生産儀礼-農漁民 海女の日待ち、5.年中行事-波切地区 浜祭り・船越地区 浜祭り、船越地区 献上アワビ・船越地区 海女の磯上り、7.伝承-船越地区 浜祭りの歌/13.文芸-昔薊」等の記述を含む |
離島の民俗 〈民俗民芸双書 27〉 | 竹田旦編 | 岩崎美術社 | 1968 | 2.離島を訪ねて~志摩諸島-1.悠遠の歴史/2.水産業の伝統/3.新しい動き」の項で、神島・菅島・答志島の海女漁及び海女の漁獲物、海女の祭事等の記述を含む |
磯 〈ものと人間の文化史164〉 | 田辺悟著 | 法政大学出版局 | 2014 | 「1.磯と人間の文化史-2.磯に宿るカミ・ホトケ-1.磯を敬う<鳥羽市菅島 シロンゴ祭・志摩町和具 石仏・鳥羽市神島のイソ祭>、4.石鏡という村の鏡石-海女の村の年中行事<みかづき神事・潜ぎ降り・折り合わせの祝い>/5.百磯・百種・百話-12.磯に関する伝承・語彙-磯天狗・磯髷・磯籠」等の記述を含む |
海浜生活の歴史と民俗 〈考古民俗叢書〉 | 田辺悟著 | 慶友社 | 2005 | 「第2章 伝統的な漁撈と習俗-1.アマ(モグリ)漁-はじめに/1.中・近世におけるアマの歴史/2.アマの分布/3.海士の生活」の項で鳥羽市国崎・石鏡・相差・菅島等、鳥羽・志摩地域の海女に関する記述を含む |
近世日本蜑人伝統の研究 | 田辺悟著 | 慶友社 | 1998 | 「口絵-鳥羽市菅島シロンゴ祭りの海女、鳥羽市石鏡の採暖する海女/1.蜑人伝統の歴史学的研究-5.各地域における蜑人の史的背景と系譜-志摩における蜑人と神事/2.蜑人伝統の明治期における書史的研究- 『三重縣水産図説』及び『三重縣水産図解』と蜑人」 等の項で、鳥羽・志摩地域の海女の記述を含む |
海女 〈ものと人間の文化史 73〉 | 田辺悟著 | 法政大学出版局 | 1993 | 1.アマの歴史-1.先史時代のアマ、2.古代のアマ、3.中世のアマ、4.近世のアマ、5.明治以後のアマ、6.浮世絵に描かれた海女/2.アマの民俗-暮らしと伝承-アマの分布、アマの村のタイプ、アマの村の一年 他/3.アマの生活と文化-捕採物の種類、捕採物の変遷、潜水法とその語彙 他/4.アマの民具-イソガネ、潜水用メガネ、空気袋と付属具など、獲物入れ 他/あとがき/引用文献・参考文献。鳥羽市神島及び菅島、答志、石鏡、国崎、相差、志摩町和具等の記述を含む |
日本蜑人伝統の研究 | 田辺悟著 | 法政大学出版局 | 1990 | 「1.蜑人伝統の民俗学的研究-1.蜑人の研究史-蜑人研究の反省現状展望・蜑人の研究動向、2.蜑人の史的伝統-古代・中世のアマ、3.蜑人の民俗的伝統、4.蜑人の伝統的生活と文化、5.蜑人の物質文化的側面、6.日本の蜑人と風土/2.蜑人の伝統的存在形態に関する実証的調査と研究-2.日本海流(黒潮)の影響をうける地域の裸潜水漁の伝統的存在形態-三重県鳥羽市神島」等の項で鳥羽市神島町及び国崎町・石鏡町・相差町、志摩町和具等、鳥羽・志摩地域の記述を含む |
潮騒の島-神島民俗誌 | 田辺悟[等]著 | 光書房 | 1980 | 「2.島の暮らし-生産と生業-裸潜水業-ノミとカギ、タンポ、スカリ、潜水眼鏡、タチナワ・コシナワ、潜りの装い、ナカネ<イソナカネ>、タヌグイ、イソグルマ/3.島の行事-年中行事-正月2日イソ祭り、4月28日オケゾコ<海藻の種蒔>、5月11日ゴクアゲ<鮑の種蒔、6月11日鮑の口開け、7月17日~18日>ゴサイ、8月17、18日ウラサマ<ジングサン>/4.島の一年-6月11日アワビの口開け」等の記述を含む |
相州の海士-三浦半島を中心に 〈神奈川県民俗シリーズ6〉 | 田辺悟著/神奈川県教育委員会文化財保護課編 | 神奈川県教育庁指導部 | 1969 | 「4.相州海士の生活-1.採取物と潜水作業の変遷/注と伝承者芳名一覧」の項で、鳥羽・志摩地域及び鳥羽市石鏡町の木村弁五郎、木村弁助、細木市郎兵衛等の記述を含む |
海女と海士 〈日本民俗文化資料集成 第4巻〉 | 谷川健一編 | 三一書房 | 1990 | 宮本常一著「海人ものがたり」/瀬川清子著「海女記 抄」/額田年著「海女-その生活とからだ」/香原志勢著「海女の分布の生態学的考察」/伊藤彰著「潜水漁撈覚書」/岩崎繁野著「日本の海女の生態について」/名古屋地方職業紹介事務局「海女労働事情-三重県志摩半島」を所収。鳥羽志摩地域の海女に関する記述を含む |
黒潮の民俗学-神々のいる風景 | 谷川健一著 | 筑摩書房 | 1976 | 「1.神々のいる風景-海女の口笛」の項で、鳥羽市石鏡の海女及び磯部伊雑宮の七本ザメ、御田植神事等の記述を含む |
歴史地理学実習報告 第14集 〈三重県志摩市〉 | (筑波大学人文社会科学研究科 歴史・人類学専攻 歴史地理学研究室編) | 筑波大学人文社会科学研究科 歴史・人類学専攻 歴史地理学研究室 | 2015 | 山際紗[等]著「安乗地区における第二次世界大戦以降の漁師の生活と文化-1.はじめに/2.第二次世界大戦後から現在の安乗地区の漁業-1.安乗地区の漁業概況、2.漁獲品目別に見た安乗地区の漁業、3.安乗地区の海女漁、4.海産物の行商、5.漁師・海女の副業や出稼ぎについて/3.人形芝居/4.おわりに」を所収 |
海女 〈近鉄沿線風物誌 社会1〉 〈改訂版 4版〉 | 辻井浩太郎[等]著 | 近畿日本鉄道・宣伝部 | 1966 | 志摩の海女/海女のれきし/海女の分布/志摩のどこに多いか/なぜ海女になるのか/アマが女と限るわけ/カチド/フナド/トマイの心づかい/トトカカ舟/フナド潜水法の変遷/哀調の磯なげき/菅島しろんご祭り/海女は臨月でも潜水/彼女らは長命である/海女のいでたち/潜水のトレーニング/海女の漁期/真冬も潜水/海女の獲物/一日の収入/出稼ぎ/農村や紡績工場へも/海女の迷信 |
三重県地誌の研究 | 辻井浩太郎著 | 辻井浩太郎遺稿刊行会 | 1956 | 「2.地方誌-3.志摩半島-志摩半島における生活地理学的観察-1.海女分布と地形との関係、2.海女の労働と季節的出稼、3.飲料水と民家の間取りとの関係、4.原始的風俗習慣の残存について/志摩半島に於ける海女の地理学的研究-1.はしがき、2.我が国に於ける海女の分布、3.三重県に於ける海女の分布、4.志摩半島に於ける海女の分布、5.海女の分布と地理的考察、6.海女の環境としての志摩半島の地形、7.海女の環境としての志摩半島の生業、8.海女の環境としての志摩半島の生産、9.海女の起原、10.海女の潜水作業、11.海女の漁期と労働、12.海女の漁獲物、13.海女の出稼ぎ、14.結語/参考文献」の記述を含む。抜刷複写・簡易製本 |
近畿の生業 2 漁業・諸職 〈日本の生業 2 漁業・諸職〉 | 津田豊彦[等]著 | 明玄書房 | 1981 | 津田豊彦著「三重県の漁業・諸職」を所収。第1部漁業の項で、鳥羽市国崎町、相差町、阿児町安乗等の海女漁及び海女用具、海女の信仰等に関する記述を含む |
三重県民俗資料分布緊急調査報告書 漁事・海運編 | 寺岡貞顯編 | 三重県教育委員会 | 1976 | 「明治期三重県漁村位置図/三重県水産図解 巻之四-鰒」の項で、国崎村、相差村、石鏡村、安乗村、菅島村等、鳥羽・志摩地域における採鮑漁村及び海女漁<潜水漁法>に関する記述を含む |
鳥羽志摩地方の海女物語 | 東海農政局三重統計情報事務所伊勢出張所編 | 三重県農林水産統計協会 | 2003 | 1.「鳥羽志摩地方」はこんなとこ/2.海女漁業はいつごろ始まったの/3.どこに何人いるの/4.なぜ女性なの/5.呼び名と作業方法は/6.服装と道具は/7.海女小屋の目的は/8.漁期と漁獲物は/9.資源保護を目指して/10.海女の信仰と祭り/11.海女にまつわる伝説・昔話/12.元気で明るい超熟練海女/13.21世紀に輝く若い海女/編集を終えて |
神島の民俗誌-三重県鳥羽市神島町 〈2004年度調査報告〉 | 東京女子大学民俗調査団編 | 東京女子大学文理学部史学研究室 東京女子大学学会 | 2005 | 「3.生業-1.漁業、5.海女の信仰/4.年中行事-その他の行事/5.衣食住/6.人生儀礼/7.信仰/8.口承」等の項で、神島の海女漁及び海女用具、海女の祭事<ゴクアゲ、ウラサマ、オケゾコ>、海女の信仰等に関する記述を含む |
海女文化の歴史調査報告-素潜り漁に関する基礎資料報告(原始・古代~中世) 〈鳥羽市文化財調査報告2〉 | 鳥羽市教育委員会編 | 鳥羽市教育委員会 | 2018 | はじめに/素潜り漁の歴史関連年表/遺跡分布図/縄文時代の素潜り漁を探る/弥生時代の素潜り漁/人骨から素潜り漁を探る/アワビを採ったムラ-鳥羽市白浜遺跡/文献資料に見るアマ/素潜り漁の研究の現状について |
鳥羽市史 〈下巻〉 | 鳥羽市史編さん室編 | 鳥羽市役所 | 1991 | 「民俗編 1.衣・食・住-1.衣-2.鳥羽の海村の仕事着、7.鳥羽の海村の仕事着図/2.生産・生業-5.漁業-2.各種漁業-海女、カチドアマ、フナド<舟人>、海女の道具-磯着・ヨーノマエカケ・イソメガネ・ウエットスーツ・イソオケ・磯ノミ・磯樽・スカリ・アワビカゴ・フンドウ・イソテヌグイ・イソグルマ・ヒドコ・カマド、海女の信仰、海女の出稼ぎ、石鏡海女の出稼ぎ、国崎の海女の出稼ぎ、海士/6.祭・年中行事-のっと正月、青峯山御船祭、御潜神事、しろんごさん 他/7.信仰-1.海の信仰・山の信仰-龍神信仰、ゴサイ、トモカズキ、船霊信仰、エビス信仰」等の記述を含む |
産業史Ⅰ 〈大系日本史叢書 10〉 | 豊田武編 | 山川出版社 | 1964 | 「3.古代産業<二>-5.水産業」の項で、志摩の御饌つ国志摩の蜑・英虞の海人の記述を含む |
神島(三重県)の生活と文化-中・高校生の離島調査 | 中井稔[等]編 | 大阪教育大学教育学部附属池田中学校郷土研究部 同高池田校舎社会科研究部 | 1974 | 「1.研究の動機と調査方法/2.島の位置と自然環境/3.島民の生活-1.航路と島内交通、2.人口と職業、3.農業と土地利用、4.島の漁業、5.海女、6.商業活動と買い物圏、7.日常生活と風習、8.島の教育/4.島の古墳/5.島の民俗-1.島の昔話、2.島の宗教、3.島の俗信、4.島の年中行事、5.島の憑きもの」の項で、神島の海女漁及び海女の祭事<イソ祭、オケゾコ、ゴクアゲ、海神祭>等の記述を含む |
鳥羽志摩新誌 | 中岡登編 | 中岡書店 | 1970 | 「上編 総合編 7.現代の生活と文化-イ.産業と文化の諸種の統計四十四表解説-19.海女状態統計<昭和27年度 海女数・あわび漁獲高>、ロ.産業と生活-海女」等の記述を含む |
新 三重の歳時記 | 中野イツ著 | 光書房 | 1993 | 「七月-志摩の海士・海女」の項で、『魏志倭人伝』、『延喜式』、『枕草子』、『万葉集』等に記される海女及び鳥羽・志摩の海女漁に関する記述を含む |
海たび~尾張・知多の海とひとびと 〈特別展〉 | 名古屋市博物館編 | 「海たび」展実行委員会 | 2018 | 「5.海の祭りと信仰-2.海へのいのりとおそれ」の項で、『尾張雑志 十二』に記されるアワビをとる漁人及び志摩の海女に伝承される怪異、海上安全の祈願寺として知られる青峯山正福寺と青峯山信仰についての記述を含む |
「海女」労働事情-三重県志摩半島 | 名古屋地方職業紹介事務局編 | 名古屋地方職業紹介事務局 | 1934 | はしがき/1.概説-1.志摩郡の趨勢、2.海女の数、3.海女の増減・移動の状況/2.潜水季節・採捕物/3.海女の収入/4.海女の収入の増減/5.労働事情-1.季節的労働事情、2.作業事情/6.海女の生計状態/7.漁期以外の仕事/8.出稼の状況/9.真珠養殖と海女/10.海女生活一般/11.結語。複写簡易製本 |
伊勢信仰 Ⅱ近世 〈民衆宗教史叢書 第13巻〉 | 西垣晴次編 | 雄山閣出版 | 1985 | 桜井勝之進著 「志摩地方と伊勢神宮-1.伊雑の神戸-2.伊雑宮の御祭、3.伊雑宮のおみた/2.国崎の神戸」の項で、鳥羽市菅島・石鏡・国崎・相差、阿児町安乗、志摩町和具・越賀・船越、磯部町的矢等の海女のゴサイ及び国崎の二舟祭、御潜神事等に関する記述を含む |
民具論集 3 〈常民文化叢書7〉 | 日本常民文化研究所編 | 慶友社 | 1971 | 田辺悟著「アマの民具~南関東を中心として-1はじめに/2.イソガネ/3.潜水眼鏡/4.獲物入れ/5.浮樽/6.分銅/7.竿/8.潜水時の装い/9.アマ舟及び付属具/10.モリ/11.イケカゴ/終わりに/注」を所収 |
2008年次 日本島嶼学会三重県鳥羽大会~沿岸離島の漁撈文化(海女文化)と生活環境 研究報告要旨集 〈2008年9月20日~22日 三重県鳥羽市菅島・答志島〉 | 日本島嶼学会三重県鳥羽大会実行委員会編 | 日本島嶼学会 | 2008 | 川口祐二基調講演「海女のいる風景-聞き書きの旅から」/原眞一著「三重県鳥羽市の離島4島の動向と現況-人口・産業・地域振興を中心として」/長島俊介著「無形文化財としての海女文化」/石原義剛基調講演「志摩半島と済州島の海女の交流について」/左恵景報告「済州島の海女の文化的財産」を所収 |
海と民具 〈日本民具学会論集 1〉 | 日本民具学会編 | 雄山閣 | 1987 | 野村史隆著「伊勢湾・志摩半島・熊野灘の漁撈用具-熊野の捕鯨、熊野灘沿岸のカツオ一本釣漁、志摩の海女、伊勢湾口のコナゴ抄い-答志島のエエスキ、三重県のボラ漁法」/小島孝夫著「アワビ採具からみた潜水採集活動-三重県志摩郡大王町畔名の海女の事例-はじめに、調査地概況、潜水採集活動イソノミとコノミ、むすび」 を所収 |
海女-その生活とからだ | 額田年著 | 鏡浦書房 | 1961 | 「1.海女の生活-海女という職業婦人、海女という言葉と文献、海女の生活、海女の沿革、海女業はどうして女の仕事になったか、海女のもぐり 他/2.海女のからだ-海女の体型、肺活量と潜水、海女の作業時間、海女の潜水時間、皮膚温、妊娠と出産 他」等の項で、志摩地域の海女の記述を含む |
伊勢志摩の海人族考-大築海(ツクミ)貝塚・阿刷津里貝塚を中心に | 野村史隆著 | 野村史隆 | (不明) | はじめに/大築海島の位置/民族学的にも重要な大築海貝塚/ツクミにまつわる信仰と伝承/伊勢湾口に並ぶ龍神信仰の島々/大築海貝塚出土資料から見えてくること/ニシと海人 |
風の民俗 | 野村史隆著 | (野村史隆) | (不明) | まえがき/1.各地の風の呼称/2.風による天気予兆・伊勢湾から熊野灘における風の言い伝え/3.人間は風にどのように対応したか-突き漁と風、釣り漁と風、網漁と風、海女<潜水漁>と風、磯漁と風、若布漁と風、海苔と風、廻船と風、志摩沖の遭難と風/あとがき。複写簡易製本 |
環境の民俗 〈講座日本の民俗学 第4巻〉 | 野本寛一[等]編 | 雄山閣出版 | 1996 | 野村史隆著「風の民俗-はじめに-1.各地の風の呼称/2.風による天気予兆/3.人間は風にどのように対応したか-1.漁業と風-突き漁と風・釣り漁と風・網漁と風・海女と風 他、2.廻船と風-志摩沖の遭難と風/おわりに」を所収 |
海岸環境民俗論 | 野本寛一著 | 白水社 | 1995 | 「2. 磯~海女の環境伝承-1.海女の人生-1.鳥羽市石鏡 浜田みちこさん-1.臨海の斜面集落・2.石鏡の女・3.海女の体験と伝承・4.足入れ婚と潮垢離・5.環境と生態の伝承・6.出稼ぎの日々・7.海女のムラの年中行事、2.志摩町布施田 田畑たづさん-1.麦崎と小島・2.海女の暮らし・3.ヨナベミのこと・4.買い山・5.畑作と水餅・6.アワビの生態とエビスガイの伝承・7.海の流送行事・8.御食つ国の伝統/2.海女の環境伝承-1.海女の年中行事-1.和具の海女 西川嘉栄さんの行事伝承・2.アワビ捕採の予祝行事・3.磯桶の伝承・4.海藻増殖祈願行事・アワビ増殖祈願呪術と貝の生まれる島・7.止め磯の思想・8.サメの伝承とその鼎立構造・8.青峯山の信仰、2.環境と生業暦-1.潜水漁撈と環境伝承・2.生業と信仰の空間構図 志摩町和具の場合・3.真珠と冬磯・4.海女の出稼ぎ・5.海女と“買い山”」の記述を含む |
熊野山海民俗考 | 野本寛一著 | 人文書院 | 1990 | 「2.海の環境と民俗-1.海岸地形と漁撈、2.熊野漁民の“力”/3.海山に生きる-1.海の人生~熊野灘そして木曜島へ」の項で、西牟婁郡すさみ町の海士漁及び豪州木曜島の潜水器漁業の記述を含む |
三重学 | 朴恵淑編 | 風媒社 | 2017 | 石原義剛著「志摩半島の海女の歴史と文化-1.海女とは/2.海女の現状/3.海女の漁法と道具/4.海女の暮らし/5.海女の信仰と祭り/6.海女の歴史/7.世界無形文化遺産への道」を所収 |
OSATSU 海女のまち相差 | (橋本義男編) | 鳥羽商工会議所 | 2012 | 海の女神を祀る石神さん/竜宮の海に生きる海女/かけがえのない海女の文化/カメラを手に、相差の魅力を探そう/「住んでよし、訪れてよし、商いしてよし」のまちを目指して/相差、願いがかなうご利益めぐりガイド |
浜島町史 | 浜島町史編さん委員会編 | 浜島町教育委員会 | 1989 | 「4.産業-3.近代から現代までの漁業-5.海女漁業/12.民俗-1.年中行事-浜磯祭、女日待ち、ゴサイ/5.俚謡-2.働き唄-あわびとり唄」等の記述を含む |
漂海民 〈岩波新書504〉 | 羽原又吉著 | 岩波書店 | 1963 | 「4.アマとその移動-もぐりかた」等の項で、志摩地域の記述を含む |
漁業管理研究~限られた資源を生かす道 | 広吉勝治[等]編 | 成山堂書店 | 1991 | 野中忠著「附論 2.アワビの漁業管理の経緯とその教訓-1.はじめに/2.古代から江戸時代前期まで/3.江戸時代後期-1.-干鮑の輸出、2.移植/4.明治時代-1.アワビ漁業の動き、2.潜水器による濫獲、3.干鮑の小型化、4.漁業管理思想の発生、5.漁業管理の実践/5.大正時代から戦前まで-三重県国崎村の事例、三重県神島村・北海道増毛町の事例/参考文献」を所収。明治13年菅島村の潜水器使用及び大正14年国崎村、昭和10年神島村のアワビ漁についての記述を含む |
地域の振興に関する基礎研究-三重県鳥羽市石鏡町のケーススタディ | 福田糺[等]編 | (日本大学生産工学部建築工学科) | 1972 | はじめに/1.地域の開発と計画/2.鳥羽市の概誌/3.計画の基本課題/4.石鏡町概誌-1.位置と区域、2.面積と人口、3.地勢-地質、4.四季の気候、5.石鏡概史、6.石鏡町の行事、7.石鏡町の習俗-石鏡という名・海女のこと・漁民の信仰・民間信仰・頭屋祭祀・弓神事 他/5.計画の目標/6.従来の漁業の脱皮を前提とした漁業の体質改善の検討/7.観光開発からみた地域の将来性の検討/8.住区内の生活環境の向上の検討-生活環境とは・コミュニティ・石鏡町におけるコミュニティ・住居施設・コミュニティ施設 他/あとがき |
生きている民俗探訪 三重 | 堀田吉雄著 | 第一法規 | 1981 | 「お伊勢さんをめぐる民俗-倭姫伝説<国崎の海女おべん>/衣食住-海女の磯着/民間信仰の種々相-青峯信仰/祭と年中行事-ゲーター祭、海女の禊、海女の祭」等の記述を含む |
三重 〈日本の民俗 24〉 | 堀田吉雄著 | 第一法規出版 | 1972 | 「2.衣食住-1.服装-海女の服装/3.生産-3.漁業-志摩の漁業 海女/7.信仰と俗信-5.漁村の海神信仰/11.年中行事」の項で、鳥羽・志摩地域の海女漁及び海女の用具、海女と関わる信仰・祭事等の記述を含む |
三重(伊勢・伊賀・志摩・熊野)の文化伝承-動力化以前の民俗を対象にした実態調査報告 | 堀哲著 | 伊勢民俗学会 | 1978 | 「3.生産・生業-2.漁労-海女<アマ>/9.年中行事-36.布施田 浜あそび<磯まつり>・ゴサイ」の記述を含む |
志摩離島の民俗 | 堀哲著 | (中京大学) | 1968 | 「2.菅島-2.年中行事-シロンゴ祭、8.海女の生活-1.海女の種類・2.作業用具・3.海女の信仰・俗信/4.神島-2.年中行事-乗り始め・オケゾコ・ゴクアゲ・ゴサイ・ウラサマ、3.社会生活-5.海女の生活」の記述を含む |
南伊勢五ヶ所湾総合学術調査報告 〈三重県郷土資料叢書 第7集〉 | 堀哲[等]編 | 三重県郷土資料刊行会 | 1967 | 小林達生著「自然と観光/村田米吉著「竃方古文書の伝承」/堀田吉雄著「南島の年中行事」/堀哲著「通過儀礼」/辻武資著[等]著「相賀浦における教育制度」/倉田正邦著「漁業の生産構造の変容と漁村民俗」/大東秀子[等]著「相賀浦の生活 衣・食・住」/伊藤秋男著「五ヶ所湾の先史時代」/堀田吉雄著「伊勢南島の歴史的背景」/堀哲著「信仰と生活」/能川満子著「五ヶ所湾周辺の伝説について」/倉田正邦著「南伊勢のことばと唄」/村田米吉著「古文書類集」を所収 |
志摩漁村の構造 〈愛知大学総合郷土研究所研究叢書 10〉 | 牧野由朗著 | 名著出版 | 1996 | 序章 漁村に関する社会学的研究/第一部 志摩漁村の事例研究 1.真珠養殖の成立・展開と漁業組合-志摩漁村浜島町浜島の事例、2.漁場紛争の性格と漁業組合の変容-志摩漁村阿児町立神の事例、3.漁村社会の変貌(『海女のむら』再論)-鳥羽市国崎町の事例、4.戦後におけるカツオ・マグロ漁業の展開と村落の変容-三重県南勢町田曽浦の事例/第二部 志摩漁村の比較研究 1.漁業協同組合の性格と変容-真珠養殖村の事例、2.漁業生産構造の展開と村落の変容-志摩漁村「浜島」と「立神」の事例、3.動力船の展開と沿岸漁村の変容-漁業形態の変化と漁民層分解の態様を中心として/あとがき |
近畿地方の火の民俗 | 松本保千代著 | 明玄書房 | 1985 | 上村角兵衛著「三重県の火の民俗-1.はしがき/2.歴史・伝説の火/3.信仰の火/4.生活の火」の項で、青峯山燈明岩及び波切の火祭、海女の火場等の記述を含む |
志摩の漁村 〈愛知大学綜合郷土研究所研究叢書 9〉 | 牧野由朗編 | 名著出版 | 1994 | 川越淳二著「志摩漁村の研究-序説覚書」/第一部 海女の村-鳥羽市国崎町・志摩漁村の構造とその変容過程に関する社会学的研究 1.川越淳二著「海女のむら-序説」、2.森靖雄著「国崎の歴史」、3.武藤和夫著「村落構造」、4.中田実著「部落の共同体的性格」、5.島本彦次郎著「生活の組織と海女の生活」、6.牧野由朗著「むら人の生活意識」、川越淳二著「あとがき」/第二部 真珠養殖の展開と志摩漁村-浜島町浜島・漁業生産構造の変容と漁業組合の共同体的性格 1.島本彦次郎著「経営主体としての漁業組合の部落共同体的性格」、2.牧野由朗著「真珠養殖の成立・展開と漁業組合」、牧野由朗著「解説」 |
人と海洋の共生をめざして~150人のオピニオンⅦ | 丸山直子編 | 海洋政策研究所 | 2015 | 石原義剛著「海女をユネスコ無形文化遺産に-海女とは/古来よりの生業としての海女/海と共に生きる/漁村の要として」を所収 |
海女習俗基礎調査報告書-鳥羽・志摩の海女による素潜り漁 〈平成24・25年度調査〉 | 三重県教育委員会編 | 三重県教育委員会 | 2014 | 1.植木行宣著「はじめに」/2.小島孝夫著「海女についての概観」/3.野村史隆著「海女を取り巻く環境と歴史的背景」/4.海女習俗の現状と特徴/5.海女習俗の歴史と民俗-小島孝夫著「海女と地域社会」、野村史隆著「素潜り漁の技術と伝承」、野村史隆著「海女の出稼ぎ」、櫻井治男著「海女の信仰と祭り」、塚本明著「古文書史料にみる海女漁の“技能”」、吉村利男著「近代期の海女漁獲物とその製造・加工」、小島孝夫著「鳥羽・志摩の海女漁の地域的特質と存立の構造」/6.総括-櫻井治男著「鳥羽・志摩の海女の現状と課題/民俗文化財としての海女漁と民俗技術」、櫻井治男・小島孝夫著「海女漁の未来への提言」/7.歴史史料と調査資料-山本実著「聞き書きの実例(神島)/祭行事の現状」、川口祐二著「聞き書き海女の一生」、伊藤治著「和具の海女」等を所収 |
海女習俗基礎調査報告書-平成22・23年度調査 | 三重県教育委員会編 | 三重県教育委員会 | 2012 | 1.植木行宣著「はじめに」/2.調査に至る経緯-1.目的、2.事業の内容/3.調査の方法-1.調査の進め方、2.調査の体制、3.調査計画、4.現地聞き取り調査について/4.習俗基礎調査データについて-1.海女・海士就業者及び年齢構成、2.兼業の状況、3.資源の保護、4.海女・海士漁業の漁獲量・生産額、5.海女小屋、6.海女が関連する祭行事、7.海女・海士の<道具>使用の状況/5.調査の成果-野村史隆著「海女漁の現状、同著「海女の生活習慣」、塚本明著「古文書史料から見る海女の歴史的実態」、吉村利男著「近代期の海女調査とその資料」/6.櫻井治男著「総括」 |
日本の漁村・漁撈習俗調査報告書集成 7 中部地方の漁村・漁撈習俗 3 | 三重県教育委員会編 | 東洋書林 | 2003 | 三重県教育委員会編『鳥羽・志摩漁撈調査報告書』/同編『伊勢湾漁撈習俗調査報告書〈三重県文化財調査報告書 第7集〉』を所収 |
三重県の諸職-三重県諸職関係民俗文化財調査 | (三重県教育委員会編) | 三重県教育委員会 | 1989 | 「1.調査の概要/2.三重県の諸職/3.調査職種の具体例」鳥羽市石鏡町における城山己治男の水中眼鏡作りの記述を含む |
鳥羽、志摩漁撈調査報告書 | 三重県教育委員会編 | 三重県教育委員会 | 1968 | 堀田吉雄著「海神小考~概説に代えて-1.序説、2.海神の原型、3.龍神祭について、4.エビスのこと、5.第二義の海神種々相、7.弁天・金毘羅・不動など」/上村角兵衛著「動力前の漁法と漁場-1.概説、2.旧慣に見る漁業、3.統計に見る漁業、4.海女のこと-海女の分布・海女の服装と漁期・海女の漁獲・海女の出稼ぎ、15参考文献」/堀哲著「漁民の信仰-はじめに、1.史的概説、2.神社と神事、3.仏寺と葬制、4.民間信仰Ⅰ・Ⅱ、6.忌みと民俗知識、7.怪異譚と意識構造」/堀田吉雄著「頭屋祭祀の盛衰-1.はじめに、2.宮座の滅亡と頭屋祭の衰頽、3.オサヤ・長官・ネギドン・神殿、4.マルジメ・オタナ・黒箱とオハケ、5.元旦の来訪者・頭人のことほぎ、6.弓神事と真魚箸、7.頭屋の年中行事、8.さびれた頭屋の座敷」/西瀬古恒也著「年中行事と通過儀礼-1.年中行事、2.通過儀礼」/津田豊彦著「漁撈具および付属用具-7.海女の道具-フナド カチド共通の道具・フナドの道具・カチドの道具、8.(附)貝紫と呪符-海女の作業衣、9.おわりに」/倉田正邦著「衣食住・言語・芸能-1.衣食住、2.言語-海女語彙」を所収。謄写版印刷 |
新視点 三重県の歴史 | 三重県史編さんグループ[等]著 | 山川出版社 | 2013 | 「4.民俗-杉谷政樹著「勢州鰒取ノ図~海女の伝統的な鰒漁」を所収。歌川国貞画の浮世絵である同図、『志陽略誌』、『享保11年差出帳』等に記される鳥羽・志摩の海女及び海女漁や熨斗鰒等について記述 |
続発見 三重の歴史 | 三重県史編さんグループ著 | 新人物往来社 | 2008 | 石原佳樹著「海女の磯シャツ、着用時期に新資料~朝鮮半島へ出稼ぎが契機となり、着用の起源が通説より早まりそうである」を所収。皇學館大学史料編纂所蔵の鈴木敏雄旧蔵文書に含まれる「蜑婦ニ就テ」をもとに論述 |
志摩地方の民俗 | 三重県志摩地方民俗総合調査団編 | 三重県志摩地方民俗総合調査団編 | 1963 | 亀山慶一著「伝承的漁撈の方式」/徳山直子著「アマの生態-1.名称、2.採取物、3.潜水呼称、4.潜水作業<期間・時間・呼吸調整>、5.獲物入れ、6.眼鏡、7.綱・棹・分銅、8.貝金、9.装い、10.呪法、11.アマの遭難、12.分配・販売、13.漁場、14.アマ仲間、15.作業唄、16.家庭での比重・地位、17.同村内での比重、18.アマの行事・祭り、19,禁忌、20,出稼ぎ、21.盛衰の推移」を所収 |
三重県漁村調査~度会郡外海之部 〈大正十二年調査〉 | 三重県水産試験場編 | 三重県水産試験場 | 1924 | 「宿田曽村村」の項で、潜水機鮑漁業の記述を含む |
続 新視点 三重県の歴史 | 三重県総合博物館学芸員 三重県史編さん班著 | 山川出版社 | 2014 | 「石原佳樹著「特産品アワビ~各地に残る迷信や習慣」を所収。アワビと妊婦、女児の初正月のアワビ餅、エビス棚に供えるエビスガイ、生活道具としての使用など、鳥羽・志摩地域に伝わるアワビ貝の習慣や信仰について記述 |
海女 | ミキモト真珠島企画宣伝室編 | ミキモト真珠島 | (不明) | 海女の歴史/海女の暮し/海女の種類/海女の服装と道具/海女の祭り伝説/魔よけのまじない/海女たちの祭り/真珠島と海女 |
漁村歳時記 | 宮城雄太郎著 | 北斗書房 | 1976 | 「六月 志摩海女の神事と禁忌-御潜神事、神島の祈り船、御祭と七本ザメ・浦々の御祭/海女の作業-海女の出稼、海女の作業類型、海女の信仰」等の項で、鳥羽・志摩地域の海女の記述を含む |
海藻 〈ものと人間の文化史〉 | 宮下章著 | 法政大学出版局 | 1974 | 「1.藻食のあけぼの-2.海人<あま>の採った海藻-南太平洋から日本へ・海藻を交易用に・海人の作った王国・大和朝廷の海部・アマの潜水漁猟・万葉人の見たアマ、5.海藻の祭-海人族の海藻神事・伊勢神宮の神事・海士潜女神社 他/2.古代人の海藻/3.花開いた海藻利用/4.海藻産業の出現/5.海藻王国日本/6.四季の海藻/海藻文化史年表・注・参考文献」 を所収 |
三重県志摩地方の民俗調査-鳥羽市答志島、志摩町和具・越賀 (立教大学博物館学講座民俗調査報告2) | 宮本馨太郎[等]編 | 立教大学博物館学講座 | 1966 | 「答志の民俗-3.生業-海女の民具-海女の服装-イソシャツ・ハチマキ・イソナカネ・カクマキ・ヨノノマエカケ・カクオビ、海女の用具-メガネ<水中眼鏡>・ノミとカギノミ・オケ イサオケ・スカリ、10.年中行事/和具・越賀の民俗-3.生業-漁業-<海女漁業-サッパ・フナド・カチド>、4.服飾-<海女の服装>、11.年中行事」等の記述を含む |
宮本常一集 第40巻 海に生きる人びと | 宮本常一著 | 未来社 | 1987 | 「13.志摩の海人」を所収 |
宮本常一著作集 第20巻 海の民 | 宮本常一著 | 未来社 | 1975 | 「1.海人ものがたり-11.志摩の海人」の項で、近世期における潜水漁法及び答志島・菅島・神島の海女漁、国崎町の“みかずき神事”、熨斗鮑等に関する記述を含む。『宮本常一集 第19巻 海の民』1987年 未来社刊にも同文を掲載 |
日本庶民生活史料集成 第十巻 | 宮本常一[等]編 | 三一書房 | 1970 | 蔀関月著「日本山海名産図絵-巻之三-漁捕品-鰒」/木崎盛標著「備前州産物図考-第五冊-海士」を所収。志摩国和具浦・御座浦・大野浦及び佐賀県の海女漁の図版及び記述を含む |
海に生きる人びと 〈日本民衆史3〉 | 宮本常一著 | 未来社 | 1964 | 「5.内海の海人の生活/13.志摩の海人」の項で、鳥羽市答志・神島・菅島・安楽島・石鏡・国崎・相差、阿児町安乗・甲賀・志島、大王町畔名・名田・波切、志摩町船越・片田・布施田・和具・越賀・御座、浜島町の海女漁及び、みかづき神事、平城京出土木簡等に関する記述を含む |
原始漁法の民俗 〈民俗民芸双書21〉 | 最上孝敬著 | 岩崎美術社 | 1969 | 「3.裸潜水漁撈方法の展開-東国太平洋岸を中心として」の項で、志摩地域の海女の兼業、漁区の規制、使用用具の規制、海海女の信仰等に関する記述を含む |
東海の神々をひらく-第16回春日井シンポジウム | 森浩一[等]著 | 風媒社 | 2009 | 野本寛一著「東海とその周辺域のアマ文化~環境対応と民俗展開をさぐる-はじめに/1.海士の活動世界/2.海女の環境伝承-“止め磯”の思想、鮑の増殖祈願/3.海への眼ざし」を所収。鳥羽市国崎町の「みかずき神事」・「鮑ヤシネ」・「海女納め」、菅島町の「しろんごさん」、答志の「大築海島・小築海島」、志摩地方の「め種蒔き」等の記述を含む |
海人たちの世界-東海の海の役割 第十四回春日井シンポジウム 2006 | 森浩一編 | 中日出版社 | 2008 | 穂積裕昌著「伊勢・志摩・熊野と海人の考古学」/野村史隆著「熊野の捕鯨と志摩の海女」/和田萃著「大王と海民」を所収 |
技術と民俗 〈上〉 〈日本民俗文化大系 第13巻〉 | 森浩一著 | 小学館 | 1995 | 野村史隆著「志摩の海女<三重県志摩半島>-漁期、徒人海女、舟人海女、海女の用具、出稼ぎ」/津田豊彦著「志摩の海女の磯手拭<三重県志摩半島>-海女の服装、呪符、貝紫、参考文献」/野村史隆著「志摩の熨斗鮑<三重県志摩半島>-熨斗鮑の歴史、国崎の熨斗作り、御師と熨斗鮑」を所収 |
伊勢と熊野の海 〈海と列島文化 第8巻〉 | 森浩一編 | 小学館 | 1992 | 野村史隆著「伊勢・志摩海民の漁撈と信仰-1.鳥羽地方の鰡楯漁、2.海民信仰と修験道-海民と呪符・注連縄札・海女の魔除け・各地に残る呪符の例 他、3.海と修験道の世界-海民と聖なる火・海明けの神事、引用文献および注」/野本寛一著「紀州びとの渡海-潜水出稼ぎと海外移住」を所収 |
海と列島文化 月報 7 〈第8巻 伊勢と熊野の海〉 | 森浩一[等]対談 | 小学館 | 1991 | 座談会 伊勢・志摩の海女と伊勢神宮-漁民の生態と信仰-漁業活動にみる農民の役割/巫女と志摩の海女/サメ漁と漁具/伊勢の神秘性/伊勢神宮と漁民信仰/アワビの文化と交流 |
海女の生活誌-志摩半島・布施田地区を中心に 〈甲南大学社会学部・人類学研究報告書 創刊号〉 | 森田三郎編 | 甲南大学文学部社会学・人類学教室 | 1990 | 序にかえて/地域の概況-布施田への招待、海女の里の伝統、多様なる生活の知恵、新しい時代と布施田の暮し/海女の仕事世界-海女の労働形態/海女の漁行動/海女の家族生活-海女のライフ・スタイル、ある海女の人生/海女の精神世界-海女の信仰、海女の「海イメージ」、海女の人間関係観/あとがき |
女のはたらき 〈ドキュメント 女の百年 3〉 | もろさわようこ編 | 平凡社 | 1978 | 「1.民俗の場で」の項で、岩田準一著「志摩の海女-海女の生活/海中の魔と作業秘話」を所収。1940年、アチック・ミューゼアム発行の『志摩の海女』再掲 |
定本 柳田国男集 第2巻 | 柳田国男著 | 筑摩書房 | 1968 | 「遊海島記」を所収。三重県神島町等の海女の記述を含む |
海村生活の研究 | 柳田国男著 | 日本民俗学会 | 1949 | 最上孝敬著「漁撈の労務組織-1.技術の方面より見たる労務組織、2.社会的方面より見たる労務組織、3.村の統制」/瀬川清子著「海村婦人の労働-一~六」/同著「蜑女の生活-1.採取物、2.潜水、3.潜水作業、4.呼吸調整、5.採暖、6.板と桶、7.眼鏡、8.綱と棹と分銅、9.貝金と獲物入れ、10.かづきの装、11.分配、12.漁場、13.海女仲間、14.蜑人の祭、15.蜑人の漂泊」/同著「海辺聖地」/大藤時彦著「海の怪異-1.亡霊、2.其他の妖怪」/倉田一郎「服装に関する資料」等を所収。鳥羽・志摩の記述を含む |
海女 〈近鉄沿線シリーズ〉 | 山口博[等]編 | 近畿日本鉄道営業企画部 | 1973 | 宮本常一著「志摩の海人たち」/海人の村/みかずき神事/アワビとり/海女の支度/喜多川歌麿筆 鮑とり/海で/出稼ぎ/海女たちの信仰/5行ガイド/ごあんない |
潜水奇談-海底の神秘への誘い 〈新装版〉 | 山下弥三左衛門著 | 雪華社 | 1989 | 「7.日本人と潜水-海女の肺活量/海女の生態/魚を捕らえて生活する鳥/日本人の潜水技術/潜水人の素質/潜水器の種類/潜水病の話/潜水と漁業」の項で、志摩町和具・片田の海女等の記述を含む |
海女の町調査報告集-鳥羽市(石鏡町・国崎町・相差町) | 山本茂紀[等]著 | (山本茂紀) | 2013 | はじめに-3つの町の位置、3つの町の海女さん、調査報告の視点/1.石鏡の町/2石鏡の海女さんと海女漁/3.国崎の町/4.国崎の海女さんと海女漁/5.相差の町/6.相差の海女さんと海女漁/資料編-1.海女さんの体力測定及び健康調査の結果、2.海女さんの聞き取りアンケート調査の結果<海女の生態に関する研究>、3.海女さんの潜水時間測定結果、4.海女漁についての3町比較、5.鏡浦中学校の体験学習「アマモの移植」、6.アワビの人工授精、7.海女さんの活躍とアワビを祀る神社/著者略歴/おわりに |
海を越える済州島の海女-海の資源をめぐる女のたたかい | 李善愛著 | 明石書店 | 2001 | 「5.対馬の済州島海女-1.日本における済州島海女の分布/6.その他の地域-事例による比較-志摩半島」の項で、平城京木管の耽羅鰒及び済州島から志摩半島に出稼ぎに来ていた二人の海女の聞書の記述を含む |
ゴ-ドン・スミスのニッポン仰天日記 | リチャード・ゴードン・スミス著 | 小学館 | 1993 | 「7.トシの真珠採り 1904年(明治37年)-10月4日 火曜日/10月5日 水曜日/10月6日木曜日/10月7日 金曜日」 の項で、答志島の生活、海女漁、海女の潜水用具等の写真・図版及び記述を含む |
志摩の民俗 | 和歌森太郎編 | 吉川弘文館 | 1965 | 和歌森太郎著「志摩民俗の歴史的条件-九鬼氏の支配まで」/2.杉本嘉八著「近世の志摩地方」/.北見俊夫著「交通・交易の変遷」/千葉徳爾著「民俗の地域性」/市原輝士著「衣食住の特色」/亀山慶一著「漁業と漁撈習俗」/和歌森太郎[等]著「アマの生態」/波田野和夫著「真珠産業の展開」/北見俊夫著「村落構造の推移」/竹田旦著「族制慣行の特徴-隠居慣行の変異とその系統について」/平山和彦[等]著「青年の社会生活」/松岡利夫著「婚姻・産育と年祝の習俗」/佐藤米司著「葬送儀礼と墓制」/萩原竜夫著「まつり」/牛島巌著「民俗芸能とその基底」/堀田吉雄著「農耕儀礼」/堀田吉雄著「年中行事の地域性と変貌」/西垣晴次著「神社と祭祀組織」/桜井勝之進著「志摩地方と伊勢神宮」/宮田登著「アサマ信仰」/直江広治著「イットウと家の神の信仰」/宮崎一枝[等]著「口碑に聴く民衆の意識」/「付録-1.三重県志摩地方民俗学関係文献目録、2.三重県志摩地方民俗学関係文献目録 追加、3.あとがき、4.図版目次、5.索引」を所収 |
伊勢湾-海の祭りと港の歴史を歩く | 石原義剛著 | 風媒社 | 1996 | 「1.大王崎灯台から安乗崎灯台まで-青峯山正福寺/2.鳥羽とその離島-海女の村からカキの海へ、コラム:志摩の海女」等の項で、志摩地域の海女漁及び海女の祭事に関する記述を含む |
志摩の海の神々 | 上村角兵衛著 | (上村角兵衛) | (不明) | 「はじめに/目に見えない神々/具象の神仏~各地の行事-ゴーサ祭り、真魚箸神事、弓引き、エビス祭り、潮かけ祭、石経おらし<クラゲ>祭、年木祭、しろんご祭り 他/海から上がった神仏/呪符-ドーマン・セーマン、タコブネ、サイラギ 他/おわりに」の項で、海女に関する記述を含む。『まつり』 第47号の抜刷かと思われる |
海女、海神に願う~志摩半島の海女祭-祈り、魔除け | 海の博物館編 | 海の博物館 | 2014 | 鳥羽市-1.小築海さん、2.御供上げ、3.けぞこ、4.うらさま、5.しろんご祭り、6.潜き下り、7.磯の下り合わせ、8.御潜神事、9.熨斗鰒づくり、10.のっと正月、11.海士潜女神社例大祭、12.石神さん春まつり、13.堅子祈願祭、14.中参宮、15.御船祭/志摩市-16.伊雑宮御田植式、17.伊雑宮御祭、18.石経おらし、19.浜清め、20.小島祭り、21.浜祭り、22.潮かけ祭り、23.和具の日待ち、24.石仏例祭 |
『神宿る島に魅せられて~海女の神事とゲーター祭りの語源』 〈郷土史考 鳥羽 第七集別冊〉 | 下村恵美著 | 鳥羽郷土史会 | 2017 | 複雑な思い/島の人の思い/宮持ちが担う神事-春・夏/神島の海女/海女漁について/オケゾコ/ゴクアゲ/うらさま/海女の漁期/神島の記録/もうひとつの記録/古老の話/神島の神事から考察すること/隠居衆が担う役割/隠居なり/隠居衆の思い/隠居衆の紹介/神宿る島への思いとこれから/追記 |
海の祭り100選 | 水産庁振興部振興課編 | 水産庁振興部振興課 | (1991) | 「2.事例紹介-三棚祭り・阿児町/御潜神事・鳥羽市/御祭と七本ザメ・志摩町/潮かけ祭・志摩町」等の記述を含む |
第2回 東海民俗研究会 発表要旨 〈日時:昭和45年6月7日/会場:中京大学〉 | (東海民俗研究会編) | (東海民俗研究会) | 1970 | 上村角兵衛著「志摩の海女-服装と器具/行事<磯まつり、水揚帖つくり、青峯山まいり、藻の口あけ、石経おらし、若布の口あけ、鮑類の口あけ、天草類の口あけ、荒布の口あけ、火場毎の日待、磯あがり>/生活/分布」を所収 |
ゲーター祭調査報告書-三重県鳥羽市神島町 〈三重県指定無形民俗文化財記録作成事業〉 | 鳥羽市教育委員会編 | 鳥羽市教育委員会 | 1998 | 「1.神島の概要-地理、歴史、生活と風俗、神社・寺・堂、施設、伝承・名所・災害/2.ゲーター祭-概要と祭の組織、事納め、祷渡し/3.大晦日から元旦まで-豆まき、輪作り、サバ作り、モローモ配り、波切不動掛け軸の開帳・わかど水、輪つき、日向の祭/4.元旦後の行事-船祭・磯祭・チョンナ初め・ゴキスマシ、獅子舞と万才、年祝い、六日祭/5.考察・あとがき・文献目録」 磯祭の項で、神島町の海女に関する記述を含む |
神々と村落~歴史学と民俗学との接点 | 萩原龍夫著 | 弘文堂 | 1978 | 「3.地域-14.祭祀上から見た志摩-1.弓神事-1.越賀の弓祭・2.浜島の弓祭・3.答志の弓祭・4.甲賀の弓祭・5.神島のゲーター祭/2.漁の祭/3.頭の行事-1.盤の魚・2.?の行事/4.その他の祭-1.伊雑宮の御田植・2.甲賀の逆さ田植・3.相差の祭祀年中行事定書/注」の項で、海女に関する記述を含む |
日本宗教民俗図典 〈1 祈りと救い〉 | 萩原秀三郎[等]著 | 宝蔵館 | 1985 | 「4.諸職繁盛-海女の祈」の項で、正月11日の阿児町志島の海女の神事及び3月18日の石経おらしの写真と記述を含む |
日本宗教民俗図典 〈2 葬送と供養〉 | 萩原秀三郎[等]著 | 宝蔵館 | 1985 | 「6.霊山」の項で、海女や漁業者達の青峯山信仰<鳥羽青峯山正福寺>に関する記述を含む |
神島 | 萩原秀三郎[等]著 | 井場書店 | 1973 | 萩原秀三郎撮影 のグラビアで、海女の祭事「オケゾコ」、「ゴクアゲ」、「ウラサマ」及び「海女の仕事」を所収。また、萩原法子著 「神島」の総説及び年中行事の項で、海女、オケゾコ、ゴクアゲ、ゴサイ、ウラサマについての写真と記述を含む |
三重県下の特殊神事 〈三重県郷土資料叢書 第51集〉 | 長谷川利市編 | 三重県郷土資料刊行会 | 1977 | 「志摩郡-磯祭・高天原浜祭 越賀村/大島祭 和具村/二舟祭・御潜神事 長岡村<国崎>」の項で、海女の記述を含む |
民俗学の視座-堀田吉雄先生カジマヤー記念論文集 | 堀田吉雄先生カジマヤー記念論文集編集委員会編 | 伊勢民俗学会 | 1995 | 津田豊彦著「志摩の咄天?鬼神-はじめに、志摩の事例、鬼神の性格、おわりに」/水谷新左衛門著「志摩地方の盆行事-はじめに、神島のハッポウデン、答志島のオイヤレ舟と神島のヤリマショウ舟、菅島の盆行事について、盆行事の民俗学的意義」を所収。海女の祭事及び信仰に関する記述を含む |
カジマヤー記念 堀田吉雄論攷集 | 堀田吉雄著 | 伊勢民俗学会 | 1994 | 「7.海の神にささぐ~うちはれの秘儀-はじめに/1.海女のみそぎについて/2.ツベカエリ観音堂の秘儀」の項で、鳥羽市国崎町及び石鏡町等の海女に関する記述を含む |
鳥羽志摩の国 民俗歳時記 | 山川芳洋著 | 山川芳洋 | 2016 | 「海女と彫刻/1月-磯祭・浜まつり<神島・和具>、国崎のノット正月/2月-石鏡のカヅキオリ/3月-志島の石経おらし、畔名の浜地蔵祭り/4月-石鏡のイソオリアワセ、アワビの口開け/5月-相差の石神さん春まつり、神島のオケゾコ/6月-神島のゴクアゲ、ゴサイ/7月-国崎の海士潜女神社神楽、国崎の御潜神事、和具の潮かけ祭、甲賀の瀬まつり、布施田の小島祭、石鏡のナカサグ、菅島のしろんご祭、布施田の浜まつり、片田の浜清め、相差のくじら祭/8月-神島のウラサマ/9月-海女の磯上り/海女に魅せられて」等、鳥羽・志摩地域の海女の祭事に関する記述を含む |
鮑 〈ものと人間の文化史 62〉 | 矢野憲一著 | 法政大学出版局 | 1989 | 1.アワビの概要/2.アワビの伝説/3.のしつけて/4.『延喜式』のアワビ/5.中国貿易のアワビ/6.食品としての鮑/7.貝殻の利用/8.アワビと海女/9.アワビの信仰と民俗/10.アワビのエピソード」の項で、鳥羽市国崎町の御料鰒調製所及び熨斗鮑の奉製、熨斗づくりの道具、国崎文書、御潜神事、菅島のシロンゴ祭り、石鏡のアワビヤシネとアワビ引き、志摩地域の海女漁、志摩町和具の潮かけ祭り等の記述を含む |
現代の海女-伊勢志摩の海女に魅せられて | 李相海著 | 青山ライフ出版 | 2015 | はじめに-海女と邂逅/1.海女の祭り-神島のごくあげ、国崎の御潜神事、菅島のしろんご祭り、歳の神を海に流すノット正月、潮かけ祭り、潮仏例祭、白浜海女まつり、北限の海女フェスティバル2013/2.三代海女を訪ねる/3.海女小屋物語/4.現役海女取材記/5.漂泊に生きる海人/6.消えつつある海女/むすびに |
一人の中国人から見る 伊勢志摩の自然と祭礼-李相海写真集 | 李相海著 | みずほ出版 | 2013 | 「神島ゲーター祭、六日祭/船越火祭り/立神ひっぽろ神事/浜島盤の魚/国崎ノット正月・熨斗鰒づくり/答志八幡祭/菅島しろんご祭/相差天王くじら祭り/和具潮かけ祭り」等、海女漁村及び海女と関わる祭事の写真を含む |
日本の民話 31 伊勢・志摩の民話 | 倉田正邦編 | 未来社 | 1961 | 「志摩の贄国-七本鮫の磯部参り/のし鮑の由来・太田与兵衛話/白鬚のじいさん・橋本とり話/竜宮へ行った海女・浜口清五郎話/もどり五斎・谷口佐太郎話」 の記述を含む |
労作唄 〈三重県民謡集〉 | 倉田正邦編 | 三重県民謡研究所 | 1956 | 「海歌-海女唄/磯唄」の項で、志摩町越賀・和具・船越、阿児町安乗・甲賀、大王町波切、鳥羽市菅島町・相差町・国崎町・石鏡町の海女唄の記述を含む |
続 むかしむかしのあんな話こんな話 | 真珠会編集委員会編 | 真珠会 | 2003 | 「石鏡の海女<石鏡町>/オイゴさんの鮑<石鏡町>/ともかずき<相差町>」の記述を含む |
海藻-鳥羽の海からの贈り物 | 海の博物館編 | 海の博物館 | 2013 | 「海藻ってなに/海藻の生態系における役割/多様な海藻の用途/海藻を食べる-脇役から主役へ、ワカメ、ヒジキ、アラメ、ノリ、アオサ、アカモク、テングサ、ケノリ/未利用・低利用の海藻/海藻の面白話/伊勢神宮と海藻/海の七草粥」の項で、海女の記述を含む |
伊勢湾口海域総合開発調査事業に伴う生産環境基礎調査委託業務報告書 | 東海サルベージ編 | 三重県・東海サルベージ | 1979 | 「1.調査概要/2.調査内容/3.海岸地形調査-2.調査結果-2.藻場の分布状況」の項で、答志・和具・桃取・神島・菅島・鳥羽・坂手・安楽島・浦・石鏡・国崎・千賀・畔蛸・相差・安乗・国府・甲賀・志島・波切・船越等の記述を含む |
漁村水産地理学研究 第1集 | 青野寿郎著 | 古今書院 | 1953 | 「1.総括的な研究-本邦太平洋沿岸漁村の水産地理、漁村の種々相/3.関東地方漁村に関する研究-水産地理学上より見たる外房沿岸漁村、関東地方の水産業、関東の臨海漁村」の項で、先志摩地域における海女の記述を含む |
漁村水産地理学研究 第2集 | 青野寿郎著 | 古今書院 | 1953 | 「1.近畿地方漁村に関する研究-近畿地方の水産業/三重県下に於ける大型漁船の分布/水産統計より観たる紀伊半島東部沿岸漁村-紀伊半島に於ける漁村の地理学的研究 第1報/水産統計より観たる紀伊半島西部沿岸漁村-同 第2報/紀伊半島東部沿岸漁村の地域区分-同 第3報/紀伊半島沿岸の専用漁業について-同 第4報/紀伊半島沿岸に於ける専用漁業権の漁業種類-同 第5報」の項で、鳥羽・志摩地域及び海女に関する記述を含む |
阿児の海女 | (阿児町役場編) | (阿児町役場) | (1986) | 阿児の海女/地区別操業形態別従事者数/地区別年齢別就業者数/年齢別就業者数/地区別年度別水揚高/地区別平均操業日数/漁獲物水揚量 |
日本における漁業・漁民・漁村の総合的研究 〈平成18年度~21年度科学研究費補助金(基盤研究B)研究成果報告書〉 | (岩田みゆき編) | (青山学院大学 岩田みゆき) | 2010 | 田辺悟著「日本磯漁伝統の研究」/谷沢明著「熊野灘沿岸における漁村の集落景観~三重県志摩から尾鷲にかけて-はじめに、1.熊野灘沿岸の漁業・漁村集落の概要、2.志摩地区の漁村の特徴と集落景観、3.五ヶ所湾沿岸の漁村の特徴と集落景観、4.旧南島町の漁村の特徴と集落景観 他、まとめ、参考文献」/北村優季著「鳥羽市神島の集落とその構造~地引絵図の分析を中心に-はじめに、1.概要、2.住居の構造と特質、3.明治初年神島絵図の復原、4.家・ミチ・セコ 絵図の分析、5.集落の構造」を所収 |
日本における漁業・漁民・漁村の総合的研究 平成18年度・19年度中間報告 〈平成18年度~21年度科学研究費補助金-基盤研究B〉 | (岩田みゆき編) | (岩田みゆき) | (2008) | 北村優季著「鳥羽市神島の集落とその構造-はじめに/1.神島の概要/2.住宅の構造と特質/3.神島集落の形成/まとめ-全体の構造」を所収 |
潜水漁業と資源管理 | 大喜多甫文著 | 古今書院 | 1989 | 「総論 2.潜水漁業の展開-1.原始時代、2.古代、3.中世、4.近世、5.近代/3.潜水漁業の地域的性格-1.アマの分布と漁獲物における地域的差異、2.近年<1965~85>におけるアマの増減とその要因/4.アマの潜水漁撈活動-1.アマの類型と組織、2.知覚空間としての漁場/5.潜水漁業の存立構造-1.自然的基盤、2.経済的背景、3.社会的背景/6.潜水漁業と資源管理-1.資源管理漁業、2.アマ潜水漁業における資源管理の展開、3.アマ潜水漁業における資源管理の実態/各論 8.観光地域におけるアマ漁業~志摩地方の場合-1.地域の概況、2.志摩地方のアマ漁村の諸類型、3.むすび/索引」の項で、鳥羽藩の漁業政策及び鳥羽市国崎町、志摩町布施田、阿児町志島等の海女の記述を含む |
房総から広がる潜水器漁業史 〈ふるさと文庫212〉 | 大場俊雄著 | 崙書房出版 | 2015 | 「9.三重県下、潜水器採鮑創業/10.農商務省、潜水器械使用仮制限法を許さず」の項で、志摩地域の記述を含む |
近代漁業村落の研究~君津市内湾村落の消長 | 柿崎京一著 | 御茶の水書房 | 1978 | 「2.近代漁業村落の特質-1.漁業村落の分析視点/2.漁業村落の諸相-1.三重県鳥羽市国崎町、2.三重県志摩郡大王町船越、4.三重県尾鷲市九鬼町九木浦」の項で、アワビ採取海女漁業における採取規制、入漁資格、販売・利益分配及び真珠養殖業等に関する記述を含む |
あまの実態調査結果の概要 | 水産庁漁政部企画課編 | 水産庁漁政部企画課 | 1978 | 「1.調査結果の概要/2.調査結果集計表-表-1.根付資源の都道府県別 漁法別生産量・生産額、表-2.根付資源別の漁法別生産量・生産額、表-3.根付資源の都道府県別 漁法別生産量・生産額、表-4.あま漁業実施の漁協数・あまの人数・専業あまの年齢構成、表-5.根付資源量からみたあまの過不足状況・地域外からのあまの受入状況、表-6.あま不足の場合の根付資源に対する処置/3.海女の実態調査票」 各項で三重の記述を含む |
鮑・牡蠣 〈日本の水産〉 | (全日本水産写真資料協会編) | 全日本水産写真資料協会 | 1980 | 「鮑-採捕-輪島地方の海女/長崎県小値賀島の海士/三重県鳥羽市国崎の海女/のしあわび(国崎御料鮑調製所)」等の図版及び記述を含む |
漁業と村落 〈竹内利美著作集 第2巻〉 | 竹内利美著 | 名著出版 | 1991 | 「1.漁村研究序説-1.漁場の占有と漁浦、2.旧漁業の漁組組織、3.漁組の構成と漁法」の項で、志摩の海女等の記述を含む |
日本産業史大系 第6巻 近畿地方篇 | 地方史研究協議会編 | 東京大学出版会 | 1960 | 速見融著 「志摩の磯漁業-古代・中世/近世初期/近世中期/近世後期/漁村共同体と地下網/参考文献」を所収。志摩のカチド海人、フナド海人等の記述を含む |
日本山海名産名物図会 | 千葉徳爾注解 | 社会思想社 | 1970 | 「日本山海名産図絵 巻之三 漁捕品-鰒・真珠・海老」の項で、和具浦及び御座浦、国崎等の海女漁及び制長鮑〈熨斗鰒〉の記述を含む |
ナマコの眼 | 鶴見良行著 | 筑摩書房 | 1990 | 「4.漢人の北から-1.俵物三品/2.平民食/3.伊勢・志摩の串/4.風に飛ぶ仙人/6.明治という時代」の項で、鳥羽市国崎町のみかずき神事、贄としての鰒、平城京出土木簡に記される■(?)羅鰒、鳥羽藩の煎海鼠、海鼠漁業及び鳥羽・志摩地域の海女漁等に関する記述を含む |
鳥羽市海女就業者綴 〈昭和48年11月1日現在〉 | 鳥羽市商工観光課統計係編 | 鳥羽市商工観光課 | 1973 | 海女経験年数地区就業者数-小浜・桃取・答志・和具浦・神島・菅島・安楽島・浦村・石鏡・国崎・相差・畔蛸・千賀・堅子/年齢 作業別海女漁業就業者数/<個表-本浦・畔蛸・小浜・堅子>/<個表-相差>/<個表-菅島>/<個表-国崎>/<個表-答志・和具浦>/<個表-石鏡>/<個表-神島>。手稿・複写 |
鳥羽市の漁業 〈平成17年度版〉 | 鳥羽市農林水産課編 | 鳥羽市農林水産課編 | 2007 | 「1.平成16年鳥羽市漁業の概要-1.全体漁獲量、2.海面漁業魚種別漁獲量-貝類・藻類/2.鳥羽市を代表する漁業の推移-あわび漁業-あわび漁獲量の推移・平成16年主要漁協操業の状況、貝類およびなまこ漁獲量の推移-漁獲量の推移・あわび くろ あか別漁獲量の推移/資料編-漁業種類別漁獲量の推移、海面漁業漁獲統計調査結果表<属人>-答志・和具浦・菅島・神島・石鏡・国崎・畔蛸・相差・千賀漁業協同組合」等の項で、海女漁及び鮑、天草漁獲量の記述を含む。昭和48年年度版から毎年刊行。但し平成9年度版から隔年刊行 |
三重県漁業史の実証的研究 | 中田四朗著 | 中田四朗先生喜寿記念刊行会 | 1987 | 1.志摩の海女と伊勢の御師-1.序、2.あわび、3.指出帳にみる海女漁業、4.鮑の加工品、5.神宮の熨斗贈進の慣行、6.大湊から北畠氏への熨斗進上、7.一般の熨斗贈進の慣習、8.中世末における御師の熨斗頒布事例、9.近世の志摩熨斗の生産、10.熨斗請買い商人の出現、11.熨斗請買い制の挫折、12.請買い人と熨斗村の紛争、13.熨斗請買い制の解体、14.国産仕法と熨斗、15.天保期熨斗屋の横暴、16.結語/2.御饌磯をめぐる紛争の顛末-1.はじめに、2.近世の国崎村の生業構造、3.石鏡村の立地と生業、4.国崎村の負担形態、5.国崎神戸の境域、6.中世の神戸侵略、7.近世初期の御饌磯紛争、8.慶安度の御饌磯紛争、9.内藤氏除封と神領復帰運動、10.御饌調進の停止、11.御饌料米返付の運動、12.困窮の深化と御饌調進再停止の気配、13.稲垣氏と国崎村、14.国崎村の藩庁への訴願、15.御饌磯問題の再燃、16.幕末の御饌磯汚穢問題、17.墓地移転と境界確定、18.御饌磯獲得の運動と墓地移転、19.王政復古と御饌磯、20.終わりに/3.三重県における潜水器鮑捕漁業-1.序言、2.潜水器鮑捕漁業への道、3.海産会社設立の計画、4.潜水器使用の試験、5.変死事件の処理、6.潜水器鮑捕の試験、7.北村米吉の潜水器漁業の計画、8.潜水器使用の停止、9.三重県潜水器使用規則の公布、10.潜水器鮑捕漁業の開始、11.和具村における潜水器漁業、12.喜田喜太夫の営業、13.喜田喜太夫の営業成績、14.喜田喜太夫のその後、15.諸営業人の出現、16.鯛ノ島漁場の着目、17.鯛ノ島漁業権の所在、18.鯛ノ島漁業権紛争の再燃、19.菅島村と神島村の意見調整、20.郡長の斡旋による潜水器漁業、21.鯛ノ島潜水器漁業の共同経営、22.神島村の鯛ノ島潜水器漁業、23.鯛ノ島潜水器漁業権の入札制、24.神島村漁業者の潜水器漁業の出現、25.両村の共同経営、26.敗戦後の潜水器漁業の再開、27.結び/4.漁業組合準則による三重県下の漁業組合-1.明治初年の漁業紛争、2.漁業組合準則の公布、3.県下の漁業組合準則による漁業組合設立の課程、4.漁業組合準則による漁業組合規約の所在、5.業種別漁業組合 他 |
三重県漁業史 | 松島博編 | 三重県漁業組合連合会 | 1969 | 「1.古代-大和朝廷時代と水産物、奈良平安時代と水産物/2.中世-贄海神事/3.近世-漁村の構造、水産物、漁業権・漁業税と漁場紛争/4.明治/5.大正・昭和前期/6.昭和後期、三重県水産関係史料目録、三重県水産年表」 等の項で海女漁に関する記述を含む |
平成11年度 伊勢湾口道路に係る三重県漁業実態調査報告書 | (日本水産資源保護協会編) | (日本水産資源保護協会) | 2000 | 「1.磯根資源移動特性調査-目的、調査地点、調査時期、放流に用いた磯根資源動物、調査方法、調査結果(アワビ類成貝放流・追跡調査、サザエ放流・追跡調査、イセエビ放流・追跡調査、バイオテレメトリー調査)、標本船による日漁獲量と海域利用状況 他/2.漁具・漁法調査-調査目的、調査期間、調査内容、結果(底びき網漁業、船びき網漁業、まき網漁業、刺網漁業、定置網漁業、すくい網漁業、釣漁業、雑漁業-海女・海士漁業、潜水器漁業を含む)」 調査海域は鳥羽湾から坂手島・菅島・答志島・神島沖周辺の海域 |
平成10年度 伊勢湾口道路に係る三重県漁業実態調査報告書 | (日本水産資源保護協会編) | (日本水産資源保護協会) | 1999 | 「1.漁業影響基礎調査-既存資料の収集及び既往知見の整理(道路構造物-橋脚等-の漁業上の有効利用に関する研究)/2.漁業調査のデータベース化-既存資料の収集整理及びデータベース化(島周辺の漁場環境生物調査結果、海底地形調査結果 他)」 調査海域は鳥羽湾から坂手島・菅島・答志島・神島沖周辺の海域 |
平成10年度 伊勢湾口道路に係る三重県漁業実態調査報告書 〈第二分冊〉 | (日本水産資源保護協会編) | (日本水産資源保護協会) | 1999 | 「1.磯根資源調査-磯根資源調査のための航空写真撮影、磯根資源調査(藻場・天然礁分布調査、環境調査、漁業生物調査、海藻群落更新過程調査、藻場面積一覧表、藻場分布図、海藻・海草種類別藻場面積一覧表、海藻・海草種類別藻場分布図 他)、移動特性調査(磯根資源動物の放流・追跡調査-アワビ、サザエ、イセエビ)/2.漁業生産実態調査-標本船調査(平成10年度 刺網・一本釣り・えび曳き網・たこ壺・あなご篭・海女・つぼ網・いかなごすくい・さより船びき網の月別漁獲量の年度対比)」 調査海域は鳥羽湾から坂手島・菅島・答志島・神島沖周辺の海域 |
平成9年度 伊勢湾口道路に係る三重県漁業実態調査報告書-島周辺漁場環境生物調査 〈第一分冊〉 | (日本水産資源保護協会編) | (日本水産資源保護協会) | 1998 | 「1.漁場環境調査-水質調査、底質・底生生物調査、プランクトン・卵稚仔調査/2.漁業養殖業調査-漁業生物生態調査 (漁業生物分布調査、磯根資源調査)」 調査海域は鳥羽湾から坂手島・菅島・答志島・神島沖周辺の海域 |
平成9年度 伊勢湾口道路に係る三重県漁業実態調査報告書-島周辺漁場環境生物調査 〈第二分冊〉 | (日本水産資源保護協会編) | (日本水産資源保護協会) | 1998 | 「2-2.漁業生産実態調査-聞き取り調査(漁船漁業、貝類・藻類養殖業および採貝採藻漁業)/標本船調査」 調査海域は鳥羽湾から坂手島・菅島・答志島・神島沖周辺の海域 |
海女漁業調査結果表 〈昭和43年11月1日調査〉 | 三重県企画部統計課編 | 三重県企画部統計課 | (1969) | 表1.年齢区分別就業者数<女> 県表/表2.経験年数別就業者数<女> 県表/表3.年齢区分別海上作業の種類別就業者数<女> 県表、鳥羽市、阿児町、大王町、志摩町、浜島町、長島町/表4.年齢区分別従事日数別就業者数<女> 県表、鳥羽市、阿児町、大王町、志摩町、浜島町、長島町/表5.漁獲物別就業者数<延べ> <女> 県表/表6.漁獲金額別就業者数<過去1年間)<女>。手稿・複写 |
専用漁業調書 〈附 入漁登録調〉 | 三重県志摩郡役所編 | 三重県志摩郡役所 | 1911 | 「免許番号/免許年月日/免許期間/漁場の位置/漁業権者又ハ代表者ノ住所/漁業権者又ハ代表者ノ氏名若ハ名称/漁具ノ種類又ハ漁業方法<漁業時期>」について記述。鳥羽町小浜、桃取村、答志村、神島村、菅島村、坂手村、安楽島村、浦村、石鏡村、相差村、国崎村等、鳥羽・志摩地域における鮑・貽介・栄螺等採貝漁の記述をふくむ |
三重県漁村調査~志摩郡之部 〈大正11年調〉 | 三重県水産試験場編 | 三重県水産試験場 | 1923 | 「志摩郡慨勢-1.位置地勢其他概況、2.交通、3.海況及魚介藻類ノ分布、4.町村其他団体並水産概況、5.指導及教育機関、6.戸数人口、7.漁船及魚類運搬船、8.漁業種類及漁具漁船漁業者数、9.漁獲高、10.水産製造高、11.水産養殖及生産高、12.漁業組合共同施設事業、13.漁船遭難、14.出稼数、15.農業の状況、16.魚付林/答志村/神島村/菅島村/坂手村/加茂村/鏡浦村/長岡村/安乗村/国府村/甲賀村/志島村/畔名村/名田村/波切村/船越村片田村/片田村/布施田村/和具村/越賀村/御座村/浜島町」の項で、鮑栄螺採取業及び海女出稼ぎ 他 |
沿岸近海漁業 改訂増補 〈水産学全集第3巻〉 | 宮崎千博著 | 恒星社厚生閣 | 1960 | 「12.雑漁業-3.採介雑漁業-1.アワビ雑漁業」の項で、三重県志摩地方における磯鏨等の漁具及び漁場、漁期、漁法に関する記述を含む |
海女の習俗 岩瀬禎之写真集 〈岩瀬禎之写真集「海女の群像・続編」千葉・岩和田 1931~1964〉 | 岩瀬禎之著 | 彩流社 | 2013 | 金井栄一郎著「岩和田海女伝説」/小島孝夫著「海女の生活と文化-はじめに、1.日本の海女の現状-①分布と動態、②潜水漁従事者の年齢、2.房総地方の潜水漁の系譜と展開、3.潜水漁存立の背景-三重県志摩地方の海女の生涯水揚げを例として-①調査のあらまし、②潜水漁を支える要素、③潜水漁と加齢、④潜水漁での加齢と熟練、4.潜水漁と現代社会、おわりに」を所収 |
浮世絵から見る海女 | 海の博物館編 | 海の博物館 | 2016 | はじめに/1.伊勢志摩と海女の浮世絵/2.浮世絵になった海女の伝承/3.浮世絵から見る海女の漁とくらし/掲載の浮世絵一覧 |
志摩風土記-浦口楠一写真集 | 浦口楠一著 | 黒潮堂 | 1978 | 浦口楠一撮影 「風土、稽古海女、海女、伝承、盂蘭盆会」/丹羽文雄著 「序文」/林忠彦著 「志摩一筋」/秋山庄太郎著「二十年の歳月のみごとな結実」/水野六平著 「志摩にとって貴重な記録」/近藤龍夫著「志摩に対する愛」/臼井薫著「風土に生きる人」/田村正衛「お祝いのことば」/田中雅夫著 「浦口“志摩風土記”稿」/浦口楠一著「解説」/あとがき |
浦口楠一写真集-志摩からのメッセージ | 浦口楠一遺作写真集刊行会編 | 浦口恵子 | 1990 | 「海女揺像/海女像/真珠島の海女/黒衣海女/越賀の海女/蜑/憩い」等、志摩地域の海女の写真を含む |
写真集 「志摩の海女」 | 浦口楠一著 | 日本カメラ社 | 1981 | 田中雅夫著 「志摩人・浦口楠一と海女」/白い磯着/ウエットスーツ/海女絵図/漁に出る・漁から帰る/徒人海女/稽古海女/浜の祭り/海藻とり/海女小屋・浜の火場/磯場往来/人・顔・人/海女京子/浦口楠一著「志摩の海女」を所収 |
写真集 三重百年 | 中日新聞社編 | 中日新聞社 | 1986 | 「風俗-歴史を誇る海女-菅島の海女/答志島の海女/焚火で暖をとる/漁を終えた海女/アワビ採りの海女/ひと仕事を終えての憩い/勢ぞろい、志摩の海女/海から上がった海女たちが川で潮水を洗い流す」等の画像と記述を含む |
目で見る 伊勢志摩の100年 | 辻村修一[等]監修 | 郷土出版社 | 1990 | 「明治時代-4.伝統を受け継ぐ産業-二見浦のアワビ採り/大正時代-5.働く人々-鳥羽港内でのアワビ採り/昭和戦前-2.観光開発と交通の発展-二見浦水族館の海女実演、3.ふるさとの産業-御座の海女作業風景・たき火で暖をとる海女たち/昭和戦後-3.高度成長とレジャーブーム-ミス海女コンテスト、4.ふるさとでのひとこま-海女小屋のまわりで遊ぶ子どもたち・海の女達、6.思い出の出来事-神島での“潮騒”ロケ」等の画像と記述を含む |
鳥羽市の文化財 | 鳥羽市教育委員会編 | 鳥羽市教育委員会 | 2012 | 「国指定重要文化財-伊勢湾・志摩半島・熊野灘の漁撈用具<6879点>/県指定文化財-国崎の熨斗鰒づくり/市指定文化財-しろんご祭/国記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財-国崎のノット正月」の記述を含む |
海女:中村由信写真集〈限定版〉 | 中村由信著 | マリン企画 | 1978 | 中村由信撮影 「志摩・国崎-三重県鳥羽市国崎町」/宮本常一著 「解説・海人ものがたり-1.海人の村、11.海女の村の発達、13.海女の仕度、14.服装の変化、15.アワビガネと水中眼鏡、16.深海潜水、17.獲物の増加、18.海女の出稼ぎ、19.観光海女」の項で、鳥羽市国崎町及び鳥羽・志摩地域の記述を含む |
日本の海女 〈写真集〉 | 中村由信[等]著 | 東京中日新聞社 | 1962 | 中村由信撮影 「志摩・国崎-三重県鳥羽市」/宮本常一著 「解説・志摩の海人/海人の出稼ぎ/海女の仕度/分銅と潜水着の出現/海人の生活の変化」/図版-海人に関する資料/地図-海人の分布」の項で、鳥羽市国崎町の海女・熨斗鮑作り及び鳥羽・志摩地域の記述を含む |
三重県絵はがき集成 | 西川洋監修 | 樹林舎 | 2006 | 「7.鳥羽市・志摩市・南伊勢町-コラム・大正期から急増した海女の絵はがき-上半身裸体であった海女/海に飛び込み、漁に励む海女たち/大きく変わった磯メガネ/上陸して磯桶を運ぶ海女たち/アワビや伊勢エビなどを採集/作業衣装/漁を終え、休息する海女達」の絵葉書と記述を含む |
写真アルバム 伊勢・志摩の昭和 | 水野真吾編 | 樹林舎 | 2013 | 「色彩の記憶/1.戦前の風景/2.戦前の暮らし/10.海に生きる人びと/11.鳥羽の島々」の項で、アワビ採り、海女の作業、真珠貝の潜採捕風景、海女ものがたり<片田の海女たち・浜田の海女たち・相差の海女・大王崎から見た海女漁・浅浜で働く海女・和具の海女達・和具大島の海女と志摩郷土会・漁前の光景・漁へ出発・漁場へ向かう・口開け・暖をとり休憩・今日の収穫・気になる成果・家路のひととき・帰り支度を終え家路へ>、真珠祭の海女たちの写真を含む |
浮世絵の魅力 | 福田和彦編著 | 河出書房新社 | 1986 | 「6.浴女と海女」の項で、喜多川歌麿画“鮑取り”、葛飾北斎画“絵草紙本 喜能会之故真通”、歌川国貞画“絵草紙本 上方恋修業”の作品を含む |
岡田政吉写真集-よみがえる昭和初期:鳥羽志摩の風景 | 山川勲編 | 山川勲 | 1998 | 「答志の海-アワビのくちあけ①/答志の海-アワビのくちあけ②/答志島-海女のいこい/海女/浜で休む海女/波切港海女鮑採取①/波切港海女鮑採取②/浜島港・真珠の採取/和具村大島/国崎の鮑取り」等の写真を含む |
海女のことば | 伊藤治著 | 伊藤治 | 1974 | 「アジロ/アサカズキ/アサリカズキ/アタリ/アラス/イソド/イソオケ/イソメガネ/イソカゴ/イソナカネ~ヤマゴト/ヤマテ/ヤマアワス/ヨリモドキ/ワンド」まで、海女に関する用語を五十音順に配列。巻末に「海女ことば索引/海女の採取する物/付記」等が記される。稿本・複写製本 |
孔雀船:詩集 | 伊良子清白著 | 佐久良書房 | 1906 | 「海の声/安乗の稚児」等を所収。海女を詠み込む詩を含む |
万葉集研究 第33集 | 神野志隆光[等]編 | 塙書房 | 2012 | 市大樹著「御食国志摩の荷札と大伴家持の作歌-はじめに/1.志摩国の調・中男作物の荷札/2.志摩国の贄の荷札/3.七、八世紀の贄荷札/4.志摩国の贄と御厨/5.志摩海人の歌/おわりに/注」を所収 |
熊野物語 | 中上紀著 | 平凡社 | 2009 | 「海女の櫛」を所収。初出:『あとん』 |
歌集 海女の暦日 〈やどりぎ叢書 第68号〉 | 廣鶴雄著(阿児町) | やどりぎ短歌会 | 2010 | 序-1.海女をおいつづけて、2.海女の子・海女の夫、3.大海原で、4.船を降りて、5.齢重ねて/海峡/星盗りて/眼差し/水の如くに/海女なりし母 他 |
句集 海女の山河 | 廣波青著(阿児町) | 廣波青 | 2010 | 春/夏/秋/冬/新年 |
遺句集 「磯笛」 | 廣岡蜻蛉子(阿児町) | 文芸社 | 2002 | 著者の妻は海女で、口絵に海女の写真を納め海女を詠んだ句が含まれる |
いそぶえ | 谷村志穂著 | PHP研究所 | 2014 | 1.海の底/2.磯遊び/3.遙宮に吹く風/4.ヒカリ/5.海がざわめく/6.夕鶴が飛ぶ/7.冬の潜き/8.鸚鵡岩の約束/9.岬からの景色/10.能登へ/11.波の花/12.荒海/13.引き綱/14.志摩/15.海を渡る船/16.磯なげき/17.男海士/18.海のものと陸のもの/19.潮騒/20.海女小屋の夜 他。初出:2011.6~2013.12/月刊文庫『文蔵』 |
潮騒-ホリ・プロダクション創立25周年記念作品 | 三島由紀夫原作/剣持亘脚本 | ホリ企画 | 1985 | 監督:小谷承靖/撮影:萩原憲治/主演:堀ちえみ<宮田初江>、久保新治<鶴見辰吾>で制作撮影された映画作品のシナリオ。配給は東宝株式会社 |
志摩巡り | 上野梅吉著 | 志摩国史研究会 | 1929 | 「答志村/菅島村/長岡村/波切町/浜島町」の項で、答志村海女の鮑取り、国崎の鮑取り、波切港海女の鮑さゞゑ採取出漁の光景、浜島港真珠の採取の写真及び海女<蜑女>に関する記述を含む |
海女、このすばらしき人たち | 川口祐二著 | 北斗書房 | 2013 | 「1.『万葉集』の海女、俳句に詠まれた海女/2.海女を訪ねて、にしひがし-5.志摩半島で海女に会う、6.姉妹二人 とまい船で潜く、7.イセエビをつかむ海女/3.海女、このすばらしき人たち-1.海女文化を守る、2.このいとしきもの」の項で、阿児町志島、志摩町片田、志摩町和具及び日韓海女フォーラムの記述を含む |
海女をたずねて | 川口祐二著 | 北斗書房 | 2013 | 「1.海女をたずねて志摩から鳥羽へ-1.片田の磯で一本引き/2.二人仲良く布施田の海で/3.八〇までいっしょに船人やりたい/4.母を偲び・姉妹を想う/5.和具の海で海女ひとすじ/6.アワビを探し・ヒジキを刈り/7.雨の降る海女小屋で/8.阿吽の呼吸で命綱引く/9.ぼた餅を供える海女の里」の記述を含む |
島へ、岸辺へ 〈漁村異聞-その3〉 | 川口祐二著 | ドメス出版 | 2012 | 「Ⅱ 海女の岸辺-3.安乗の海女小屋を訪う・阿児町安乗-1.清白の詩・人形芝居の村へ、2.七人が憩う海女小屋を訪う、3.帰りのバスを待ちながら/4.波面がはじける海で~志摩町越賀-1.海女と海士がいっしょに」 の記述を含む |
漁村異聞-海辺で暮らす人びとの話 | 川口祐二著 | ドメス出版 | 2009 | 「海女三人、潜きを語る<三重県志摩市志摩町御座・越賀・和具>-1.冬の海でイセエビを掴む/2.海女人生に悔いなし/3.海女で暮らして白寿を超えて」 の記述を含む |
甦れ、いのちの海-漁村の暮らし、いま・むかし | 川口祐二著 | ドメス出版 | 2007 | 「アワビ、サザエ今いずこ<三重県鳥羽市安楽島町・国崎町>-海女を続けて六五年、海女は辛抱・我慢がいちばん/海女人生に悔いなし<三重県北牟婁郡紀北町紀伊長島区海野>-生まれ在所は近いようで遠い、お互い好きやったんさ」の項で、海女漁や村での生活に関する聞き書きを含む |
石を拭く日々-渚よ叫べ | 川口祐二著 | ドメス出版 | 2005 | 「対馬へ伊豆へ、海女暮らし50年<鳥羽市相差町>-1.とと<夫>を養う海女の話/2.磯笛を吹く海女の話」 の記述を含む |
島に吹く風-女たちの昭和 | 川口祐二著 | ドメス出版 | 1993 | 「3.熊野の海の荒波に生きて-日本一の海女として」の項で、志摩町和具の海女から聞き書きした海女漁及び食生活等に関する記述を含む |
女たちの海-昭和の証言 | 川口祐二著 | ドメス出版 | 1990 | 「2.海女の町で、離島で-1.命綱に体を預けて-先志摩片田のアワビ漁/二十メートルの海底へ/海女の道具/海女の出稼ぎ/さびしくなった海の中/稼ぎがええで税金も高い」の項で、前志摩片田の記述を含む |
おんなの生活史 | 情報開発センター編 | 中日新聞本社 | 1973 | 「三島由紀夫『潮騒』の初江-神島」を所収。三島が神島に逗留し作品を書き上げたのは昭和29年であるが、作品の舞台となった昭和20年代後期における神島村の生活及び海女漁等に関する聞き書き等の記述を含む |
鯨塚からみえてくる日本人の心 6~鯨の記憶をたどって北勢四日市・鈴鹿ならびに南勢伊勢志摩へ | 細川隆雄著 | 農林統計出版 | 2018 | 「3.伊勢市二見の鯨塚と鳥羽市鯨崎の鯨塚のストーリーを探索-4.鳥羽「海の博物館」、国崎熨斗アワビ干場、相差海女文化資料館を見て鯨崎の鯨塚へ-1.九鬼水軍が躍動した志摩へ/2.鳥羽の「海の博物館」で鯨遺物を探す/3.倭姫伝説が残る鯨崎/4.神明神社で鯨史料を探す/5.白波の立つ鯨崎で鯨塚をみる」等の記述を含む |
海女の珠とり 〈お能の絵本シリーズ 第1巻 海士〉 | 片山清司文/岡村桂三郎絵 | アートダイジェスト | 2002 | 金春権守原作、世阿弥改作とも言われる讃岐国志度浦房前<現・香川県さぬき市志度>を舞台とした能楽作品を絵本にしたもの |
重要有形民俗文化財 房総半島の漁撈用具 〈第2集〉 | 千葉県立安房博物館編 | 千葉県立安房博物館 | 1989 | 「6.潜水漁-1.概説/2.海女・海士漁具-1.フタツメガネ、2.ヒトツメガネ、3.ヒトツメガネ、4.ミミセン、5.メガネバコ、6.フンドンイシ、7.コノミ、8.カマハガシ、9.イソガネ、10.カツカネ、11.チュウノミ、12.オオノミ 他」 42点について解説。154点の一覧表と図版及び一部口絵で写真が付される |
房総半島の漁撈用具-分類別一覧表 | (千葉県立安房博物館編) | 千葉県立安房博物館 | 1987 | 「A.海女・海士漁具」の項で、フタツメガネ、ヒトツメガネ、ミミセン、メガネバコ、フンドンイシ、オト、フンドン、サガリイシ、コノミ、カマハガシ、イソガネ等、154点について名称・数量・使用地・摘要などの記述を含む |
古墳時代の研究 〈第4巻 生産と流通Ⅰ〉 | 石野博信[等]編 | 雄山閣出版 | 1991 | 「6.漁撈-1.漁具と漁法」の項で弥生時代から古墳時代における骨製や石製、鹿角製等のアワビオコシに関する記述及び図版を含む |
考古学による日本歴史2 〈産業Ⅰ 狩猟・漁業・農業〉 | 大塚初重[等]編 | 雄山閣出版 | 1996 | 「7.弥生・古墳時代の漁業-1.漁具」の項で弥生時代から古墳時代における骨製や石製、鹿角製、鉄製等のアワビオコシ及び潜水漁法に関する記述と図版を含む |
三世紀の考古学 〈中巻 三世紀の遺跡と遺物〉 | 森浩一編 | 学生社 | 1981 | 「7.漁撈-2.各地の漁撈資料/3.漁具と漁法」の項で三浦半島洞穴遺跡群から出土した角製アワビオコシ及び長崎県壱岐原の辻遺跡から出土した骨製アワビオコシなど弥生時代におけるアワビオコシと潜水漁法に関する記述と図版を含む |
海人の民族学~サンゴ礁を超えて 〈NHKブックス 561〉 | 秋道智彌著 | 日本放送出版協会 | 1988 | 「1.海人たちとの出会い/2.海人たちの自然認識/3.魚とりの博物誌/4.魚食文化を探検する/5.海と海人達の社会/6.海人と神の世界/終章」の項で、海女と海人、素もぐり漁をする人々、オセアニア地域における水泳と潜り、男女の分業等に関する記述を含む |
蜑婦労働問題の研究 | 伊丹万里著 | (京都帝国大学)巌松堂書店 | 1917 | 1.序論/2.蜑婦労働の沿革-1.総論、2.無役時代、3.半役時代、4.全役時代/3.蜑婦労働の現在-1.総論、2.自給自用の蜑婦労働、3.過剰なる蜑婦労働の売買/4.蜑婦労働と健康-1.蜑婦労働の性質、2.蜑婦労働者の食物及睡眠時間、3.蜑婦の可働期間及寿命/5.蜑婦労働と家庭事情-1.蜑婦労働と家政、2.蜑婦労働と育児、3.蜑婦労働と家庭の和楽/6.蜑婦労働と風紀-1.本場に於ける蜑婦の風紀問題、2.出稼地に於ける蜑婦の風紀問題/7.結論 |
稲・舟・祭 〈松本信廣先生追悼論文集〉 | 『稲・舟・祭』刊行世話人編 | 六興出版 | 1982 | 小川博著「海人雑考」を所収。本州、四国、九州、奄美、沖縄、朝鮮半島南部、済州島、台湾蘭島の海女・海士の漁法及び衣服・用具、漁獲物等に関する記述を含む |
文化の自然誌 | 煎本孝著 | 東京大学出版会 | 1996 | 「2.海人<あま>の自然誌-1.海人の活動-日本の海人の分布、素潜りのための道具、海人による潜り方のちがい/2.活動の時間~空間利用と個人差-海上の海人の位置を知る、ヤマタテ<伝統的な位置決定法>、海人の一日の活動、時間-空間利用の個人差/3.個人と集団-千倉町の海村、さまざまな仕事集団、漁撈採集活動の時間-空間利用、地域集団と人々」の記述を含む |
グローカリゼーションと越境 〈グローカリ研究叢書4〉 | 上杉富之編 | 成城大学民俗学研究所グローカル研究センター | 2011 | 上杉富之著「グローカル化としての“海女文化”の創造~韓国と日本におけるユネスコ無形文化遺産登録運動-はじめに/1.グローバルな文脈-ユネスコの世界遺産条約と無形文化遺産保護条約/2.ローカルな文脈-韓国と日本における海女文化の「創造」と無形文化遺産登録運動/3.ローカルからグローバルへ-「近代的」文化概念への挑戦/おわりに/参考文献」を所収 |
日本列島海女存在確認調査報告書 | 海の博物館編 | 海の博物館 | 2011 | カラーグラビア/はじめに/1.調査の目的/2.調査の内容/3.調査の方法など/4.調査の結果-A.全国の海女存在数、B.県別の海女数、C.三重県の海女存在数、D.その他の項目/5.今回の調査における問題点/6.あま<海女・海士>数の変化などに関する過去の研究/7.現地調査の内容<報告>/8.聞き取り調査/あとがき |
民族学ノート: 岡正雄教授還暦記念論文集 | 岡正雄教授還暦記念論文集編集委員会編 | 平凡社 | 1963 | 香原志勢著「海女の分布と生態学的考察」を所収。志摩町布施田及び志摩地方の海女の記述を含む |
海の民俗誌 | 小川博著 | 名著出版 | 1984 | 「1.漁撈の民俗試論-海人雑考、海士潜水漁撈雑考、日本の貝にまつわる民俗/2.海辺の漁撈民俗誌-伊予・佐田岬の漁撈、佐渡・海の民俗の旅、相模・房総の海の民俗誌」 の項で、愛媛県三崎町、佐渡相川海士町、千葉県和田浦、三重県鳥羽市国崎の海女及び潜水漁に関する記述を含む |
海女のいる風景-昭和の美しい海の女たち | 大崎映晋著 | 自由国民社 | 2013 | 序/舳倉島の海女-潜る、舳倉スタイル、獲る、舳倉島海士村探訪記、温まる/対馬の曲の海女/伊豆の海女/房総の海女/対談・椎名誠×大崎映晋-海女=海洋生物のDNAを求めて/鼎談・中川静香×中川早苗×大﨑映晋-親子孫 三代現役海女の仕事/コラム-海女・むかし物語-伊勢志摩編 他/資料編-日本海女・海士村MAP、イラストでみる海女の仕事他 |
人魚たちのいた時代-失われゆく海女文化 | 大崎映晋著 | 成山堂書店 | 2006 | 序/千々石の悲しい海女の物語-大津波/人魚の戯れる美しき島-舳倉島/箱入り娘の海女セッちゃん-房州/清少納言も驚いた伊勢の海女/あま半島をゆく-志摩/ストレス解消の口開け-伊豆/悲しき布良の赤い星/海底を舞う羽衣-磯着/磯金のプレゼント/てべらの思い出-人魚VSウツボ/海女と海女/出稼ぎ人魚/八丈の男海士名物三人男/きらきら光る海の記憶-古仁屋/注釈/あとがき |
青い海 〈カラーブックス 58〉 | 大崎映晋著 | 保育社 | 1964 | 新しい世界/これから訪れる人たちのために/潜水講習会/水中狩猟と海の動物たち/海女の風物詩-舳倉島、三宅島、八丈島、壱岐 対馬、石廊崎、沖ノ島、伊勢/潜水の歴史/海女の話/海の神秘/海のタブー/世界水中連盟 |
あわび文化と日本人 〈ベルシーブックス 002〉 | 大場俊雄著 | 成山堂書店 | 2000 | 1.アワビとはどんな貝/2.アワビを食べる食文化/3.あわび日本史-1.アワビ漁業史、2.薬としてのアワビを著した書/4.生活に溶け込んだアワビ-1.のしあわび、2.殻も活用、3.安産祈願と魔よけ、4.アワビと禁食、5.アワビの絵馬、6.アワビと民話/5.アワビとあま漁業-1.海と向き合う、2.豊かな海へ/あとがき/参考書/索引 |
海から見た日本文化 〈海と列島文化 第10巻〉 | 大林太良[等]著 | 小学館 | 1992 | 秋道智彌著「海の生態学~資源と漁撈」/三尾裕子著「漁民の社会と信仰」を所収。伊豆諸島、愛媛県三崎町、大分県佐賀関町の海士、海女等に関する記述を含む |
東と西 海と山~日本の文化領域 | 大林太良著 | 小学館 | 1990 | 「1.日本の文化領域-4.太平洋側と日本海側、沿海文化/3.海と山に生きる人びと~その生態・生業と文化-2.海人の文化と社会-漁民と漁村、沿海文化、海人の諸類型、若者組と村内婚、女性の汚れ、海人の系譜、港と海賊」の項であま漁民を含む漁村類型の相関表及び海女の全国分布図等の記述を含む |
海人の伝統 〈日本の古代 第8巻〉 | 大林太良編 | 中央公論社 | 1987 | 「2.海・川・湖の資源の利用方法-古代の水産資源学/6.海人の伝承文化-文化の母体・海、隠岐の海人文化、海人文化の諸相/8.中国の海人・水人と日本-潜水漁撈に見る越文化の流れ/10.中世から見た古代の漁民-海と日本人の生活、日本列島と朝鮮半島を結ぶ海民」 の項で、新潟県・千葉県・静岡県・三重県・福井県・石川県・長崎県・台湾・韓国済州島を中心とした海女・海士の系譜、分布と捕採物、生業と生活文化、漁撈と生産歴等の記述を含む |
蒼海訪神 うみ 〈日本人の原風景 2〉 | 大林太良[等]著 | 旺文社 | 1985 | 宮田登著「さまよえる“海人族”の謎-海人族の虚実、天皇家と海民、海女と宝剣譚、異人・妖怪としての海人、漂白と定住の道、男と女の活動領域 他」/金栄敦著「海女の原郷~韓国と日本-たくましい済州島海女、海女の暮らしと仕事、海女の信仰と祭り、遠くロシアの海までも」を所収。中国の蜑民、韓国済州島、五島列島、福岡県鐘崎、鳥羽市神島町、国崎町、大王町安乗等の海女の記述を含む |
日本民俗文化大系総索引 〈日本民俗文化大系 別巻〉 | 大林太良[等]著 | 小学館 | 1987 | 「総索引/総目次/写真・図版目録/文献目録」/を所収。海人、海士、海女、白水郷、海女具、海士潜女神社、海人の系譜、海人の諸類型、海女の村、海女の移住、海女・海士の地帯等の検索語彙及び海女関連文献の記述を含む |
山民と海人~非平地民の生活と伝承 〈日本民俗文化大系 第5巻〉 | 大林太良[等]著 | 小学館 | 1983 | 大林太良著 「海と山に生きる人々~その生態・生業と文化」/伊藤亜人著 「漁民集団とその活動」/野口武德著 「船霊とエビス」を所収。三重県鳥羽市国崎、対馬・曲、福岡県鐘崎、千葉県御宿、韓国・中国等の海女、海女<海士>の分布、潜水漁法、海女<士>と家船等の記述を含む |
日本民俗学大系 第2巻 日本民俗学の歴史と課題 〈復刊〉 | 大間知篤三「等」編 | 平凡社 | 1985 | 関敬吾著「日本民族の社会的性格-1.序説/2.集団内の民俗の担い手/3.社会階層と民俗/4.集団相互の民俗の交流」を所収。壱岐小崎及び対馬曲、能登輪島、鐘崎、志摩等の海女・海士に関する記述を含む |
仕事着-東日本編 〈神奈川大学日本常民文化研究所調査報告 第11集〉 | 神奈川大学日本常民文化研究所編 | 平凡社 | 1987 | 中村ひろ子著「千葉県の仕事着-1.はじめに、2.地域の仕事着、3.千葉県の仕事着、4.まとめ」/山崎光子[等]著「新潟県の仕事着-1.新潟県<上、中、下越>の仕事着、まとめ/京馬伸子[等]著「静岡県の仕事着-静岡県の仕事着概説、2.静岡県西部の仕事着、静岡県東部の仕事着」等を所収。海女の仕事着の写真、採寸図、解説等の記述を含む |
漁民文化の民俗研究 | 亀山慶一著 | 弘文堂 | 1986 | 「序-漁民文化研究の課題-1.民俗の原初性、2.民俗の比較研究/1.漁村・漁業の民俗-1.津軽の漁民文化、2.三陸の漁村と漁業民俗、3.初島の生業と漁業民俗、4.志摩の漁業と漁業民俗、5.若狭の漁民文化、6.淡路の漁業と漁業民俗、7.西石見の漁業と信仰、8.宇和の漁業と信仰、9.国東の漁法と漁撈組織/2.漁民の信仰-1.海と神々、2.漁業神としての稲荷信仰、3.漁業神としての山の神信仰、4.船霊と善宝寺信仰、5.流れ仏考、6.漁民における産忌の問題、7.食わず女房/3.日韓漁民文化の比較-1.韓国の漁業民俗、2.韓国漁民の信仰、3.漁船に祀る神の性格、4.漁船に祀る神の地域性/あとがき/初出一覧/索引」の項で、鳥羽・志摩地域の海女及び初島の天草採取海女、韓国の海女等の記述を含む |
海と島のくらし~沿海諸地域の文化変化 | 小島孝夫[等]編 | 雄山閣 | 2002 | 田村勇著「生業の変化と複合の地域相~鵜来島・雄島・佐賀関の調査から」/竹内由紀子著「沿海地域の女性労働」/「資料編-追跡調査」等を所収。福井県三国町の海女カズキの話、海女の組織と海女家業、主婦とボテフリ及び千葉県館山市白浜、静岡県南伊豆、大分県佐賀関、長崎県五島列島等の海女・海士に関する記述を含む |
仕事着-西日本編 〈神奈川大学日本常民文化研究所調査報告 第12集〉 | 神奈川大学日本常民文化研究所編 | 平凡社 | 1987 | 岡田照子著「三重県の仕事着-三重県の概況、1.仕事着の基本形、2.女の仕事着、3.男の仕事着、4.まとめ」/三枝妙子著「徳島県の仕事着-1.農村の仕事着、2.山村の仕事着、3.漁村の仕事着、まとめ/三枝妙子著「愛媛県の仕事着-はじめに、農村の仕事着、農山村の仕事着、漁村の仕事着、まとめ/神保教子著「1.男子の仕事着、2.女子の仕事着」等」を所収。海女の仕事着の写真、採寸図、解説等の記述を含む |
日本海島文化の研究 | 北見俊夫著 | 法政大学出版局 | 1989 | 「1.山島と海島のあいだ-2.海島論/5.海の道の新視界-6.海の道の新視界~日朝比較民俗学への一試論-6.瓠のルーツと民俗比較」等の項で国内の海人の分布及び志摩半島の海女、済州島の海女と日本の海女の比較の記述を含む |
近世漁業社会構造の研究 | 後藤雅知著 | 山川出版 | 2001 | 「2.浦請負人の存在形態-4.浦請負人と村の漁場利用/5.浦請負人の漁業経営」の項で、安房国長狭郡浜波太村<現千葉県鴨川市太海>地区における海士による鮑漁及び磯根鮑運上等の記述を含む |
けなげな漁村の女性たち | 小沼勇著 | 創造書房 | 2001 | 「2.海女として-1.房総の海女<千葉県千倉町>-1.仲良し二人で、2.さあ行こうよ、3.泳いで岩礁へ/2.志摩石鏡の海女<三重県鳥羽市>-1.稽古海女の少女たち、2.いつもの時間に海へ、3.海女なりし二人、4.みんなで明るく、5.今日の仕事を終えて、6.海女小屋は楽し/3.志摩相差の海女<三重県鳥羽市>-1.まさしく海女どころ、2.蹠を天に、3.磯嘆き、4.皆戻ってくる、5.しばしおしゃべり、6.陸の仕事は何、7.健気にたのしく、8.ここは徒歩海女の小屋、9.ここは船人海女の小屋、10.夜は宿の女将として/4.伊豆白浜の天草海女<静岡県下田市>-1.誰もが天草海女、2.天草を干す、3.作業も終わりに、4.老いた海女の仕事、5.長老ともなれば、6.漁協の倉庫に運ぶ、7.倉庫の天井まで」の写真と記述を含む |
日本漁業の構造類型 | 小沼勇著 | 東大出版会 | 1957 | 「1.採貝採藻漁村-1.漁場の共同体的所有及び生産と分配の構造-1.生産と分配の共同体的構造、2.流通過程の規制、3.戸数制限と利益分配/2.部落民の構成-1.白浜の場合、2.尻屋の場合、3.石鏡の場合/総括 採貝採藻漁村の性格」の項で海女及び海女集落の記述を含む |
人と潜水-水環境への適応 〈環境科学叢書〉 | 小林庄一著 | 共立出版 | 1975 | まえがき/1.適応とは/2.ヒトの適応/3.あまの分布/4.あまの潜り方/5.呼吸生理に関する2・3のことがら/6.水圧-あまが水面に顔を出して休んでいるときの肺容量、いそぶえ<磯笛>、素潜りでどこまで潜れるか、海女の胸壁・腹壁の柔軟性、最大保持吸息圧と最大保持呼息圧、潜水めがね/7.いきこらえ/8.海女の体格・体力・呼吸機能-体格、肺容量と換気機能、最大酸素摂取量と最大酸素負債<海女の体力>/9.循環機能の適用-潜水徐脈/10.水中作業と体温調節-海女の潜水作業と体熱出納、海女の熱遮断力、採暖 他/11.海女の適応のまとめ/12.器具を使う潜水/13.おわりに/参考図書/索引 |
一個52万円のアワビ文化~環境立国日本をめざす海からの提言 | 境一郎著 | 成山堂書店 | 2000 | 1.アワビよなぜ高い/2.アワビの生態と漁法/3.アワビのルーツと海女<海士>-1.アワビのルーツは長野県・山梨県に、2.無土器時代とアワビ、3.縄文時代とアワビ貝塚、4.ロン・ドロリゴ事件<千葉県御宿>、5.玄海町鐘崎-宗像海人族<福岡県>、6.『国崎』の海女<三重県>、7.輪島市『海士町』<石川県>、8.南部潜りの里<岩手県種市町宿戸>、9.三陸「吉浜アワビ」物語、10.アワビ漁業技術は旧石器時代並み/4.間違いだらけのアワビ栽培漁業/5.こうすればアワビは増える/6.環境立国をめざす海からの提言/7.アワビ文化の創造 |
特別展 漁具の考古学-さかなをとる | 堺市博物館編 | 堺市博物館 | 1987 | 開催にあたって/図版-A.網具1、B.網具2、C.釣具、D.刺突具、E.その他の漁具、F.魚介類異物、G.魚形をもつ遺物、H.舟、I.民族資料/総説/展示品解説<考古>/展示品解説<民族>/展示品遺跡分布図/遺跡別展示品目録/参考文献/謝辞/英文解説・目録。 「図版」の項で、素潜り漁に用いたと思われるアワビオコシ、「展示品解説」の項で海女等に見られる外耳道骨腫及び海人(あま)の網漁についての記述を含む |
海女のいる村 | 阪野優著 | 中部日本教育文化会 | 1980 | 1.房総半島の海女漁村/2.伊豆半島の海女漁村/3.志摩半島の海女漁村/4.福井県の海女漁村/5.鳥取県の海女漁村/6.徳島県の海女漁村/7.壱岐の海女漁村/8.海女の分布と主要海女漁村/まとめ/付録/海士分布図 |
桜田勝徳著作集 第1巻 〈漁村民俗誌〉 | 桜田勝徳著 | 名著出版 | 1980 | 「1.海の信仰と民俗-漁業/漁村民俗誌-1.海の人々-蜑の咄/漁民と神幸」の項で、筑前鐘崎、長門北浦、能登輪島、薩摩黒の浜、五島平島、志摩等の海士・海女漁及び海女用具、収益分配、熨斗等に関する記述を含む |
桜田勝徳著作集 第2巻 漁村の社会と生活 | 桜田勝徳著 | 名著出版 | 1980 | 「口絵/1.漁人の世界-漁人、漁撈伝統の世界、漁民生活、漁と迷信/2.漁民の社会生活-漁村、長浜村の五人組組織、旧藩時代における離島の家、阿波藩灘村の来人と身分層/3.漁村の諸相-越後の鱈場漁村と其の漁業権、薩摩の海辺に関連して、越後の水郷、困窮村/4.漁業と漁民-漁業と漁民<解説文>-漁村、漁港、漁場、漁民、漁業労働、海人、家船、水上生活者、仲仕、漁業神、漁業儀礼」の項で長崎県、鹿児島県、佐賀県、福岡県、三重県、伊豆半島、石川県等の海士及び海女に関する記述を含む |
桜田勝徳著作集 第3巻 〈漁撈技術と船・網の伝承〉 | 桜田勝徳著 | 名著出版 | 1980 | 「3.漁業技術と漁具-男の潜水漁のこと」の項で、肥前名護屋、会津田子倉等の海漁・川漁の海士に関する記述を含む。『西郊民俗 第36号』<昭和41年10月>の再掲 |
漂民-海洋民族から潜水漁民まで | 柴田勝彦著 | 創言社 | 1975 | はじめに/1.モグリ<潜水漁民>とその生活/2.モグリの歴史/3.海洋民族史・誌/4.獲物<タイラギ貝>の売買/5.潜水病/6.人間・重藤医師/7.潜水史と海洋開発/8.モグリは何処へ/付録-1.現代モグリのミステリー、2.海に関する断想/あとがき |
軌跡と変容-瀬川清子の足あとを追う | 女性民俗学研究会編 | 女性民俗学研究会 | 1986 | 太田道子[等]著「瀬川清子の調査地・著書・調査内容・調査年表」/大藤ゆき著「房州と鐘崎の海女」/岡田照子著「国崎の海女は健在だった」/太田道子著「風待ち港」/前川富子著「海女のむらから」/ジョージ・ブラディ著「“海女”英文要約の紹介」/高塚正規著「“海女”英文要約」を所収 |
写真で見る日本生活図引 2 とる・はこぶ | 須藤功編 | 弘文堂 | 1988 | 「1.近海の漁-2.浦の佇まい/11.海女/13.一休みする海士/14.海士/38.番小屋/46.魚集め/117.背負籠」等の項で、石川県舳倉島、愛媛県三崎町、長崎県曲・対馬、北海道松前町、三重県志摩地方の海女・海士、鳥羽市安楽島町の鯔・?楯漁等の図版及び記述を含む |
十六島紀行・海女記断片 | 瀬川清子著 | 未来社 | 1976 | 「十六島紀行-1.十六島紀行、2.村人の話、3.留帳にあらわれた民俗/海女記断片-柳田国男著『海女記』序、はしがき、1.舳倉島、2.漁村の婦人のはたらき、3.山の村の婦人、4.村の人と都会の人、5.村の子供、6.村の娘たち、7.田植えと早乙女、8.唄と踊り、9.狩りの話、10.台所雑記、11.いろりとくど12.海の幸と女の幸と/あとがき |
海(あま)女 | 瀬川清子著 | 未来社 | 1970 | はじめに/1.海女の言葉-房州の海女/2.七浦のもく採り-房州の海女/3.志摩の海女/.4海女小屋-越前の海女/5.舳倉島滞在記-能登の海女/6.大浦の海女-長門の海女/7.袖志の海女-丹後の海女/8.海士と海女/9.蜑人の生活/10.あまの浦/11.あまの歴史/12.海女の結婚/13.海女に関する語彙/索引。『海女-民俗選書』の書名で、1955年に古今書院から発行された図書の再版本 |
海女記 | 瀬川清子著 | ジープ社 | 1950 | 序/自序/舳倉島/おとらさん/大浦の海女衆/船出/七浦のもくとり/海女のことば/山の村の婦人/木地屋の娘/田植と早乙女/村の娘達/相島の盆踊/いただきの村/村の子供/台所雑記/いろりとくど/節分の話/おまつり/狩りの話 |
鮑・牡蠣 〈日本の水産〉 | (全日本水産写真資料協会編) | 全日本水産写真資料協会 | 1980 | 「鮑-採捕-輪島地方の海女/長崎県小値賀島の海士/三重県鳥羽市国崎の海女/のしあわび(国崎御料鮑調製所)」等の図版及び記述を含む |
県民性~文化人類学的考察 〈中公新書265〉 | 祖父江孝男著 | 中央公論社 | 1972 | 「3.県民性を診断する-2.東国の人びと-千葉の県民性/5.歴史で磨かれた近畿地方-風光明媚な三重県」等の項で、千葉県安房郡・夷隅郡、三重県志摩半島、静岡県伊豆半島の海女の生活と、海女漁村における女性の地位等に関する記述を含む |
漂民の文化誌 | 田中幸人[等]著 | 葦書房 | 1981 | 海の貌 1.海女-海底労働の世界./2.島社会と海女部落/3.漂泊移動の日々/4.伝承のなかの曲海女/5.海士と海人族/6.海が生んだ共有感覚/7.アワビと伝承/8.玄界灘と西南諸島-黒潮がつなぐもの/9.黒潮文化の根っこ/10.糸満漁師-海を歩く日々/11.海洋民の女たち/参考文献 |
磯 〈ものと人間の文化史164〉 | 田辺悟著 | 法政大学出版局 | 2014 | 「1.磯と人間の文化史-1.文化史学としての磯、2.磯に宿るカミ・ホトケ、3.磯をめぐる諸問題、4.磯漁に関する物質文化・漁具、5.百磯・百種・百話/2.磯漁民の生活史-はじめに、秋田県のイソマワリ、茨城県のイソモノトリ、鳥取県のイソミ、浜田市元浜町のイソミ/引用・参考文献」の項で、国内及び韓国済州島、地中海沿岸の海女漁<海士・裸潜水漁>、海女用具、海女の祭事・信仰等に関する記述を含む |
海浜生活の歴史と民俗 〈考古民俗叢書〉 | 田辺悟著 | 慶友社 | 2005 | 「第2章 伝統的な漁撈と習俗-1.アマ(モグリ)漁-はじめに/1.中・近世におけるアマの歴史/2.アマの分布/3.海士の生活~その民俗と民具-1.採取物と潜水作業の変遷、2.作業用具の変遷-磯金・鉾<モリ>・獲物入れ<スカリ>・浮樽<マゲダル>・潜水眼鏡・眼鏡の空気袋<ピッピ>・棹と分銅<オモリ>・潜りの装い・海士船と採暖・漁場と漁期・海士仲間と分配・信仰、3.海士の出稼ぎと移動」の記述を含む |
近世日本蜑人伝統の研究 | 田辺悟著 | 慶友社 | 1998 | はじめに/第1部 1.蜑人伝統の歴史学的研究-1.相州における蜑人の史的考察/2.豆州における蜑人の史的考察/3.房州における蜑人の史的考察/4.東北における蜑人の史的背景と系譜/5.各地域における蜑人の史的背景と系譜/第2部 蜑人伝統の明治期における書史的研究-1.『日本水産捕採誌』及び『日本水産製品誌』における裸潜水漁/2.『熊本縣漁業誌』と裸潜水漁/3.『長崎縣漁業誌 全』と海士/ 4.福島縣『明治十二年水産旧慣調』と裸潜水漁/5.『三重縣水産図説』及び『三重縣水産図解』と蜑人/6.『福井縣漁具図』その他の『水産資料』と蜑人/7.各『水産資料』の利用価値/まとめ<結論>/あとがき |
海女 〈ものと人間の文化史 73〉 | 田辺悟著 | 法政大学出版局 | 1993 | 1.アマの歴史-1.先史時代のアマ、2.古代のアマ、3.中世のアマ、4.近世のアマ、5.明治以後のアマ、6.浮世絵に描かれた海女/2.アマの民俗-暮らしと伝承-アマの分布、アマの村のタイプ、アマの村の一年 他/3.アマの生活と文化-捕採物の種類、捕採物の変遷、潜水法とその語彙 他/4.アマの民具-イソガネ、潜水用メガネ、空気袋と付属具など、獲物入れ 他/あとがき/引用文献・参考文献 |
日本蜑人伝統の研究 | 田辺悟著 | 法政大学出版局 | 1990 | 1.蜑人伝統の民俗学的研究-1蜑人の研究史、2.蜑人の史的伝統、3.蜑人の民俗的伝統、4.蜑人の伝統的生活と文化、5.蜑人の物質文化的側面、6日本の蜑人と風土./2.蜑人の伝統的存在形態に関する実証的調査と研究-1.南西諸島地域における裸潜水漁の伝統的存在形態、2.日本海流(黒潮)の影響をうける地域の裸潜水漁の伝統的存在形態、3.対馬海流の影響をうける地域の裸潜水漁の伝統的存在形態、4.日本周辺地域における裸潜水漁の伝統的存在形態/参考文献・引用文献/あとがき |
海の民 〈民衆史の遺産第8巻〉 | 谷川健一[等]著 | 大和書房 | 2015 | 木島甚八著「日本漁業史論考<抄>-2.家船部落の研究-序説、1.家船の歴史、2.家船と聚落発達史、3.往古の家船、4.家船の習俗、5.家船の信仰、6.家船の現況」/網野善彦著「海民と日本社会<抄>」/瀬川清子著「海女<抄>-はじめに、1.海女の言葉<房州の海女>、2.七浦のもく採り<房州の海女>、3.志摩の海女、4.海女小屋<越前の海女>、5.舳倉島滞在記<能登の海女>、6.大浦の海女<長門の海女>、7.袖志の海女<丹後の海女>」/宮本常一著「海をひらいた人びと」を所収 |
古代海人の世界 | 谷川健一著 | 小学館 | 1995 | 1.古代海人の世界-1.アマベの民、2.蛟蛇の末裔、3.海霊と海神/2.漂海と移住の海人-1.海部の饗宴、2.伊勢の海人、3.松浦海賊の出自、4.家船と石鍋、5.丸木舟の冒険/3.波彼の来訪者-1.海島神話の誕生、2.海彼の原郷、3.贈与と分配 |
漂流と漂着/総索引 〈海と列島文化 別巻〉 | 谷川健一[等]著 | 小学館 | 1993 | 「総索引」の項で、海女、海士、海人、海女・海士漁、海士漁村、海女漁撈、蜑の仕事、海人の呪符、海女の分布圏、海女の分布線、アマの分布地、海女の祭り、海女の魔除け等、海女・海士・蜑に関する検索語彙を多数含む |
海女と海士 〈日本民俗文化資料集成 第4巻〉 | 谷川健一編 | 三一書房 | 1990 | 伊藤彰著「序」/宮本常一著「海人ものがたり」/瀬川清子著「海女記 抄」/三雲稲子著「曲の海女」/野間吉夫著「筑前鐘崎の海女聞書」/山根幸恵著「夏泊の海女」/岩手県教育委員会編「久慈の海女」/額田年著「海女-その生活とからだ」/香原志勢著「海女の分布の生態学的考察」/伊藤彰著「潜水漁撈覚書」/岩崎繁野著「日本の海女の生態について」/石川県立郷土資料館編「海士町・舳倉島」/名古屋地方職業紹介事務局「海女労働事情」/伊藤彰著「解説」を所収 |
磯漁の話-一つの漁撈文化史 | 辻井善弥著 | 北斗書房 | 1977 | 「3.見突き漁の物質的基層-1.鮑採取具から見た日本の漁業文化-古今を通じて高価な鮑/四種の漁具/海人<あま>と鮑漁具/引っ掛ける/鮑ヤスの分布から/鮑の種類と漁具/二つの漁撈文化圏/家船の鮑採取具/二つの機能を備えたもの」の記述を含む |
日本の漁村~その生きる道 | 刀禰勇太郎著 | 海文堂 | 1959 | 「漁村と現実-3.漁村婦人の魚行商/4.漁村と出稼ぎ」の項で、輪島海女の灘廻り及び紀州・九州鐘が崎・輪島市海士町の海士等に関する記述を含む |
産業史Ⅰ 〈大系日本史叢書 10〉 | 豊田武編 | 山川出版社 | 1964 | 「3.古代産業<二>-5.水産業」の項で、越中の奈呉海人・沖つ島の海人、志摩の御饌つ国志摩の蜑・英虞の海人、筑前の志賀の白水郎、出雲の御崎の海子、陸奥の乗浜里の海人、肥前の値嘉島の海人等、アマ<海人・蜑・白水郎>に関する記述を含む |
日本高気圧環境・潜水医学界雑誌 Vol.41№1別冊 〈第39回総会特別講演総説〉 | (日本高気圧環境・潜水医学界編) | 日本高気圧環境・潜水医学界 | 2006 | 田辺悟著「器械潜水に至る道のり~職業としての素潜りを中心に」を所収 |
器械潜水に至る道のり~職業としての素潜りを中心に | 田辺悟著 | 日本高気圧環境・潜水医学界雑誌 Vol.41№1別冊 〈第39回総会特別講演総説〉 | 2006 | |
海と文明 〈東京大学教養講座 16〉 | 浜田隆士編 | 東京大学出版会 | 1987 | 伊藤亜人著「漂泊漁民の伝統-はじめに/1.漁業の形態と漁民/2.家船の歴史/3.今日の船世帯形態による漁業/おわりに」を所収。佐賀県関・佐田岬、福岡県鐘崎・志賀島、長崎県対馬・壱岐・五島、能登輪島舳倉島等の海女及び海女漁に関する記述を含む |
漂海民 〈岩波新書504〉 | 羽原又吉著 | 岩波書店 | 1963 | 「4.アマとその移動-川のアマ海のアマ、海女が先か海士が先か、女子の漁撈参加、もぐりかた、見突き、アマの出稼ぎ移動、輪島アマの島渡り、輪島アマはどこから移住してきたか、前田家の保護政策、アマの本場鐘ヶ崎、海士・海女の移動、対馬への出稼ぎ/5.アマと家船との関係/9.珠江の蛋民」の項で、海女・海士に関する記述を含む |
漁業管理研究~限られた資源を生かす道 | 広吉勝治[等]編 | 成山堂書店 | 1991 | 野中忠著「附論 2.アワビの漁業管理の経緯とその教訓-1.はじめに/2.古代から江戸時代前期まで/3.江戸時代後期-1.-干鮑の輸出、2.移植/4.明治時代-1.アワビ漁業の動き、2.潜水器による濫獲、3.干鮑の小型化、4.漁業管理思想の発生、5.漁業管理の実践/5.大正時代から戦前まで-岩手県綾里の事例、福井県下岬村の事例、三重県国崎村の事例、三重県神島村・北海道増毛町の事例/6.戦後-徳島県阿部の事例、静岡県田牛の事例/7.おわりに/参考文献」を所収。明治13年菅島村の潜水器使用及び大正14年国崎村、昭和10年神島村のアワビ漁についての記述を含む |
人間はどこまで耐えられるのか | フランセス・アッシュクロフト著/矢羽野薫訳 | 河出書房新社 | 2002 | 「2.どのくらい深く潜れるのか-圧力のメカニズム/潜水への挑戦/血液中の気泡/浮上は焦らずに/スキンダイビングと減圧症/肩まで浸かるだけでも潜水病になる?/海女-日本の女漁師/内側へ破裂する臓器、外側へ破裂する臓器/浮き袋の秘密/息を止める」等の記述を含む |
漁村歳事記 | 宮城雄太郎著 | 北斗書房 | 1976 | 「二月 磯開き-海女の初入り/三月 浜祭りと漁祈祷-浜降りと開口/四月 和布刈る-献上ワカメ・潜水採取・広葉和布/五月 海士のアワビ漁-宇久島の海士・東北の海士・四国の海士/六月 志摩海女の神事と禁忌-御潜神事・神島の祈り船・御祭と七本ザメ・浦々の御祭、海女の作業-海女の出稼・島渡り・海女の作業類型・海女の信仰」の項で、長崎県、新潟県、岩手県、徳島県、京都府、鳥取県、福岡県、石川県、三重県等の海女の記述を含む |
宮本常一集 第40巻 海に生きる人びと | 宮本常一著 | 未来社 | 1987 | 「3.海人の里/4.安曇連/5.内海の海人の生活/6.東国の海人/7.角鹿の海人/8.船住い/9.鐘ヶ崎の海人/10.対馬の海人/11.舳倉の海人/12.壱岐の海人/13.志摩の海人」を所収 |
宮本常一著作集 第20巻 海の民 | 宮本常一著 | 未来社 | 1975 | 「1.海人ものがたり-1.魏志倭人伝/2.南方の漁民/3.海部という地名/4.古代の海人/5.内海の海人の生活/6.船住い/7.鐘ガ崎の海人/8.対馬の海人/9.舳倉の海人/10.壱岐の海人/11.志摩の海人/12.海人の出稼ぎ/13.海女の仕度/14.分銅と潜水着の出現/15.海人の生活の変化」を所収。『宮本常一集 第19巻 海の民』1987年 未来社刊にも同文を掲載 |
日本の海洋民 | 宮本常一[等]著 | 未来社 | 1974 | 宮本常一著「海から来た人々」/竹内利美著「熊野から下北まで」/「資料編 日本の漁業~人と技術の分布・伝搬-海人・海士と海女」の項で、海人<海女・海士>の分布図及び鐘ガ崎・対馬曲・能登舳倉島等の海女漁の記述を含む |
海に生きる人びと 〈河出文庫 み19-6〉 | 宮本常一著 | 河出書房新社 | 2015 | 「3.海人の里/4.安曇連/5.内海の海人の生活/6.東国の海人/7.角鹿の海人/8.船住まい/9.金ヶ崎の海人/10.対馬の海人/11.舳倉の海人/12.壱岐の海人/13.志摩の海人/14.官船と水夫/15.海人の陸上がりと商船の発生/16.エビス神」の項で、海女及び海士等の記述を含む。1964年に未来社から刊行された『双書・日本民衆史 3』を底本としたもの |
海に生きる人びと 〈日本民衆史3〉 | 宮本常一著 | 未来社 | 1964 | 「3.海人の里/4.安曇連/5.内海の海人の生活/6.東国の海人/7.角鹿の海人/8.船住い/9.鐘ヶ崎の海人/10.対馬の海人/11.舳倉の海人/12.壱岐の海人/13.志摩の海人」を所収 |
原始漁法の民俗 〈民俗民芸双書21〉 | 最上孝敬著 | 岩崎美術社 | 1969 | 「3.海士・海女について-岩手県九戸郡種市町中野、岩手県久慈市小袖および久喜、宮城県牡鹿郡牡鹿町網地島長渡、福島県雙葉郡久之浜町、福島県石城郡四ツ倉町、福島県平市豊間、福島県勿来市小浜および九面、神奈川県三浦市城ヶ島、神奈川県足柄郡真鶴町、静岡県熱海市多賀および伊豆山/裸潜水漁撈方法の展開~東国太平洋岸を中心として-漁期の規制、漁区の規制、使用用具の規制、採取物の規制 その村倍についての規制、共同作業の規制、漁場の育成 他/愛媛県三崎の海士/川潜り漁のこと~新潟県北魚沼郡入広瀬村大白川/鬼怒川筋の潜り漁」の記述を含む |
東海の神々をひらく-第16回春日井シンポジウム | 森浩一[等]著 | 風媒社 | 2009 | 野本寛一著「東海とその周辺域のアマ文化~環境対応と民俗展開をさぐる-はじめに/1.海士の活動世界-熊野の海士、伊良湖の海士、御前崎の海士/2.海女の環境伝承-“止め磯”の思想、鮑の増殖祈願/3.海への眼ざし-東海海人族の行方、鮫の両義性、柳田国男・折口信夫の眼ざし、家ごとの“まれひと”、海の復権/注」を所収 |
技術と民俗 〈上〉 〈日本民俗文化大系 第13巻〉 | 森浩一著 | 小学館 | 1995 | 山岡俊明著「安房の海女・海女<千葉県房総半島>-地名の由来、海女の呼称、海女の用具、海女の潜水作業、海士の仕事、海士の道具と日常、参考文献」/田辺悟著「舳倉島の海女<石川県能登半島>-裸潜水漁撈者、潜水漁法、潜水眼鏡の使用、海女の民具、参考文献」/野村史隆著「志摩の海女<三重県志摩半島>-漁期、徒人海女、舟人海女、海女の用具、出稼ぎ」/津田豊彦著「志摩の海女の磯手拭<三重県志摩半島>-海女の服装、呪符、貝紫、参考文献」/野村史隆著「志摩の熨斗鮑<三重県志摩半島>-熨斗鮑の歴史、国崎の熨斗作り、御師と熨斗鮑」を所収 |
シンポジウム 古代日本海域の謎Ⅰ~住いから見た人と神の生活 | 森浩一編 | 新人物往来社 | 1989 | 地井昭夫著「海女の住居と集落~船ずまいの陸上がりと来訪神型集落の形成-住居研究と海の視点/新大陸の発見者/床はどこから来たのか/直列型住居と来訪神型集落/文明の多様化へ」を所収 |
舟と港のある風景~日本の漁村・あるくみるきく | 森本孝著 | 農山漁村文化協会 | 2006 | 「糸満の海辺を歩く-ミーカガン<水中眼鏡>の発明/奥丹後の海辺を歩く-袖志/越前の海辺を歩く-居倉のウニ漁は一家総出」等の項で、海女及び海女漁に関する記述を含む |
定本 柳田国男集 第24巻 | 柳田国男著 | 筑摩書房 | 1970 | 「明治大正史 世相篇-4.風光推移-3.海の眺め/10.生産と商業-3.女の労働」の項で、海女の労働や行商等に関する記述を含む |
定本 柳田国男集 第2巻 | 柳田国男著 | 筑摩書房 | 1968 | 「佐渡の?府」/「遊海島記」を所収。能登輪島及び佐渡、三重県神島町等の海女の記述を含む |
定本 柳田国男集 別巻第5 | 柳田国男著 | 筑摩書房 | 1971 | 「総索引」 の項で、アマ、海人、海士、海女<蜑・蜑女>、蜑人等の検索語彙の記述を含む |
海村生活の研究 | 柳田国男著 | 日本民俗学会 | 1949 | 最上孝敬著「漁撈の労務組織-1.技術の方面より見たる労務組織、2.社会的方面より見たる労務組織、3.村の統制」/瀬川清子著「海村婦人の労働-一~六」/同著「蜑女の生活-1.採取物、2.潜水、3.潜水作業、4.呼吸調整、5.採暖、6.板と桶、7.眼鏡、8.綱と棹と分銅、9.貝金と獲物入れ、10.かづきの装、11.分配、12.漁場、13.海女仲間、14.蜑人の祭、15.蜑人の漂泊」/同著「海辺聖地」/大藤時彦著「海の怪異-1.亡霊、2.其他の妖怪」/倉田一郎「服装に関する資料」等を所収 |
潜水奇談-海底の神秘への誘い 〈新装版〉 | 山下弥三左衛門著 | 雪華社 | 1989 | 「7.日本人と潜水-海女の肺活量/海女の生態/魚を捕らえて生活する鳥/日本人の潜水技術/潜水人の素質/潜水器の種類/潜水病の話/潜水と漁業」の項で、千葉県房総の海女及び志摩町和具・片田、能登輪島の海女等の記述を含む |
海の年輪-三陸のある女性の生涯 | 金野静一著 | ツーワンライフ | 2004 | プロローグ/1.生いたちの記/2.入学、学校通い、天神講/3.少女から娘へ/4.娘組と娘宿の宿主/5.漁民生活と信仰/6.浜の「口開け」のこと/7.北限の海女-かつぎの話/8.難破船“騒動”の事/9.呼び合い/あとがき/プロフィール |
東北の民俗~海と川と人 〈考古民俗叢書 24〉 | 国分直一[等]編 | 慶友社 | 1988 | 赤羽正春著「ドブネ・マルキ・サンパ・カワサキの北進と出稼ぎ漁業」/外崎純一著「東北北部による漁撈~漁具漁法の伝播について」/小林文夫著「岩手の海の民俗」を所収。新潟県出雲崎・寺泊等、海士漁村における出稼ぎ及び東北地域における鮑漁に関する記述を含む |
越佐の女-新潟の風土に生きる 〈清水重蔵写真集〉 | 清水重蔵著 | 新潟日報事業出版部 | 1993 | 「海の村」の項で、日本海側北限の海女の写真を含む |
新潟県漁村生活誌 | (新潟県漁業協同組合連合会編) | 新潟県漁業協同組合連合会 | 1984 | 「岩船地区-2.伝説」の項で、新潟県岩船地区の海女漁及び海で死んだ海女の亡霊と言われる“ともかずき”の記述を含む |
寺泊・出雲崎 〈新潟県文化財調査年報 第16〉 | (新潟県教育委員会編) | 新潟県教育委員会 | 1977 | 佐藤利夫[等]著「民俗Ⅰ<有形>~ 三島郡海岸地域における漁業と漁具-1.三島郡の漁業/2.磯見漁/3.沖漁-タラ延縄/4.アサ糸とアミの作り方/5.サシモノ<ドンザ>/6.その他の漁具と船/さいごに」を所収。磯見漁の項で、裸潜水漁(海女・海士)の記述を含む |
定本 柳田国男集 第25巻 〈愛蔵版〉 | 柳田国男著 | 筑摩書房 | 1970 | 「北小浦民俗誌-3.磯ねぎとかつぎ」 の項で、沖アマ・本アマ、カチアマ・ダカアマ・桶アマ等の記述を含む |
三陸沿岸の漁村と漁業習俗(下巻)〈東北歴史資料館 資料集11〉 | 東北歴史資料館編 | 北陸歴史資料館 | 1985 | 「9.岩手県久慈市小袖-3.手漕ぎ船時代の漁業-5.カツギ<潜水漁>/10.岩手県種市町角ノ浜-2.手漕ぎ船時代の漁業とその変遷-6.漁労<アワビ漁>」の項で、海女の北限とされるこれらの地域に於ける漁具・漁法及び漁獲物の流通等に関する記述を含む |
北限の海女今昔~北三陸の豊かな海と共に百年 〈岩手久慈〉 | 北限の海女今昔編集委員会編 | 九戸歴史民俗の会 | 2013 | ルーツ北限の海女<復刻版>-まえがき、1.小袖の海女が語る、2.海女を学ぶ、3.資料・前川善兵衛と野田潜、4.小袖・久喜の道中記、あとがき/海女の暮らしと観光~ラジオドラマからテレビドラマへ-北限の海女とその語源について、NHK放送劇・北限の海女、水木洋子邸を訪ねて 他 |
東北の生業 2 漁業・諸職 〈日本の生業 2 漁業・諸職〉 | 三浦貞英治[等]著 | 明玄書房 | 1981 | 小林文夫著「岩手県の漁業・諸職」を所収。第1部漁業の項で、海女漁に関する記述を含む |
海女の習俗 岩瀬禎之写真集 〈岩瀬禎之写真集「海女の群像・続編」千葉・岩和田 1931~1964〉 | 岩瀬禎之著 | 彩流社 | 2013 | 岩瀬禎之撮影「カジメを揚げる海女 他」/岩瀬禎之談「海女さんらとの衝撃的出会いから-岩瀬禎之に聞く」/金井英一郎著「岸和田海女伝説-日本有数の海女の浜、御宿海岸と岸和田の浦、岸和田海女スタイル、岸和田海女の心意気、ベテラン海女の覚悟、岸和田海女が伝説になった」/小島孝夫著「海女の生活と文化-はじめに、1.日本の海女の現状、2.房総地方の潜水漁の系譜と展開、3.潜水漁存立の背景-三重県志摩地方の海女の生涯水揚げを例として、4.潜水漁と現代社会、おわりに」/安藤操編「聞き書き・海に生きる女神たち」/市東和之編「海女さんに聞く岸和田のことば」/安藤操著「あとがき」 |
海女の群像 岩瀬禎之写真集 〈増補改訂版〉 | 岩瀬禎之著/ふるさと文化研究会編 | 透土社 | 2002 | 岩瀬禎之撮影「たき火をかこんで 他」/杉山吉良著「御宿の名酒は写真(ヌード)の名手/秋山庄太郎著「岩瀬さんの温厚篤実な人柄には畏敬の念を抱いている」/金井英一郎著「後世に残る写真集」/安藤操著「“御宿町”歴史・民俗探訪記-1.酒蔵「岩の井」の母屋とサンフランシスコ号のマスト、2.紀州の漁民と海女のルーツ、3.海女たちの漁法、4.文学・文化・民俗散歩、5.アワビの主-海女の民話、6.聞き書き“海女の習俗”/西村満著「海女の楽園」/岩瀬禎之著「あとがきにかえて」/著者略歴 |
海女の群像 岩瀬禎之写真集 〈増補改訂版・限定五百部〉 | 岩瀬禎之撮影/ふるさと文化研究会編 | 岩瀬能和 | 2001 | 岩瀬禎之撮影「たき火をかこんで 他」/杉山吉良著「御宿の名酒は写真(ヌード)の名手/秋山庄太郎著「岩瀬さんの温厚篤実な人柄には畏敬の念を抱いている」/金井英一郎著「後世に残る写真集」/安藤操著「“御宿町”歴史・民俗探訪記-1.酒蔵「岩の井」の母屋とサンフランシスコ号のマスト、2.紀州の漁民と海女のルーツ、3.海女たちの漁法、4.文学・文化・民俗散歩、5.アワビの主-海女の民話、6.聞き書き“海女の習俗”、7.歴史をさか上れば-御宿町の略年表/岩瀬禎之著「序に変えて」/著者略歴 |
房総アワビ漁業の変遷と漁業法 〈ふるさと文庫167〉 | 大場俊雄著 | 崙書房 | 1995 | 戦前編<明治・大正・昭和>-1.器械根の発見、2.権利強化と共同営業、3.日東養鮑合名会社の設立、4.磯売りから始めた会社経営、5.漁業面積倍増への怒り、6.漁業権免許に対する非難、7.日東養鮑のアワビ養殖、8.漁業権更新をめぐる激しい抗争、9.撃沈された潜水器船、10.北方領土への出稼ぎ/戦後編<昭和後半>-1.戦後インフレの中で、2.またも起こった紛争、3.紛争の決着、4.日東漁業株式会社の解散/参考文献/あとがき |
房総の潜水器漁業史 〈ふるさと文庫162〉 | 大場俊雄著 | 崙書房 | 1993 | 1.潜水器漁業の操業/2.潜水夫の養成/3.布良村における潜水器採鮑業の展開/4.夷隅郡沖の新鮑礁/5.東京湾のタイラギ、ミルクイ漁業への潜水器の導入/6.カリフォルニア州へ伝搬した潜水器漁業技術/南部潜水夫の誕生/ふかし療法の開発/参考文献/あとがき |
房総から広がる潜水器漁業史 〈ふるさと文庫212〉 | 大場俊雄著 | 崙書房出版 | 2015 | 1.津軽海峡を越えた房州潜り/2.千葉県勝浦や北海道で使った潜水器/3.茨城県大津村沖、アワビ漁獲高/4.開拓使が調べた「西洋鮑漁法」/5.沖から福島県に入った潜水器/6.宮城県、漁具としての潜水器禁止/7.北海道で潜水器規制/8.岩手県で潜水器鮑漁起業続く/9.三重県下、潜水器採鮑創業/10.農商務省、潜水器械使用仮制限法を許さず/11.農商務省、潜水器魚取り調べに達 他 |
潜水器漁業百年 | 大場俊雄著 | 大場俊雄 | 1992 | 東京水産大学内に事務局を置く楽水会から刊行された逐次刊行物「楽水 第704号~第758号」に「潜水器漁業百年」の標題で掲載してきた論文の抜刷を合冊製本したもの。ウエットスーツのアマ漁業への導入等の論文を含む。詳細は論文目録を参照 |
海と人生~房総沿岸23年 | 唐木専爾著 | 崙書房 | 1993 | 一九九二年・23年ぶりの再訪 外房 銚子~白浜-もぐり 大原町、海女/一九六九年・千葉沿岸386キロ-外房 銚子~白浜-もぐり、海女<白浜町>」の項で、大原町、安房郡白浜町の海女漁に関する記述を含む |
関東の生業 2 漁業・諸職 〈日本の生業 2 漁業・諸職〉 | 坂本英一[等]著 | 明玄書房 | 1981 | 山岡俊明著「千葉県の漁業・諸職」を所収。第1部漁業の項で、南房総地域における海女、海士、潜水夫による採鮑漁に関する記述を含む |
人類学講座 〈第12巻〉 | 人類学講座編纂委員会編 | 雄山閣 | 1977 | 煎本孝著「房総海士、海女の潜水採取活動~日周活動リズムにおける空間利用と行動的適応-1.序論/2.川口地域集団の海士、海女および潜水採取用具/3.海士、海女の日周活動リズム/4.日周活動における空間利用/5.結論および考察/参考文献」を所収。複写・簡易製本 |
千葉 〈日本の民俗 12〉 | 高橋在久[等]著 | 第一法規出版 | 1974 | 「3.生産-2.水産-2.海女」の項で、安房郡白浜町の海女の歴史、海女の漁法、海女の用具、海女小屋等に関する記述を含む |
海女小屋日記-房総半島・花と海の町から | 田仲のよ著 | 新宿書房 | 1991 | 1.あま連を抜ける/2.海女小屋日記<一>/3.海女先生/4.孫の死/5.海の変化/6.海女小屋日記<二>/7.花売場の客/8.むらの変化/あとがきにかえて |
磯笛のむらから-房総海女のくらしの民俗誌 | 田仲のよ著 | 現代書館 | 1985 | はじめに/村/村の神仏/海女百姓/野良着/潜り着/メガネ/海女道具/ぺいぺい海女/天草仲間/海女そだち/貝/潜り/水揚げ/かじこ/海士/時化日の海女小屋/海女ごもり/共稼ぎ/お盆/船下ろし/浜のおかず/念仏/エビ網漁/海女のお産/おがみしゃ/日待ち/講/花/村の秋/祝儀/宴/突きん棒/後家ぐらし/おぶりと沖上がり/正月/春のオレ/花餅と木綿のこと/湯立て/夜磯/神楽の祭/仲間/解説/あとがき |
海女たちの四季-白間津・房総半島海浜のむらから | 田仲のよ著 | 新宿書房 | 1983 | 春磯の頃/目が出て鼻の出ない商売だよお/小屋へコネェバ、息ハツエネエ/海女の“テンシャ日”ってないもんだ/突きん棒のふるさと、半後家の村/白間津海女仲間/喜八のトンビ/米でも花でも負けねえよお/海女たちの戦争体験/浜隠居に生まれ、喜八の嫁になった/白間津は信仰の厚い土地です/あしたの海/加藤雅毅著『海女は水土の職人である』/編者あとがき |
房総漁業史の研究 〈郷土研叢書Ⅲ〉 | 千葉県郷土史研究連絡協議会編 | 千秋社 | 1983 | 「6.房総の鮑漁業-1.古代におけるアワビの採捕と利用、2.アワビの加工技術、3.アワビ漁業の発展、4.潜水器の導入、5.潜水器採鮑業の発展、6.潜水器漁業の規制、7.あま漁業の技術改良、8.アワビ人工種苗の放流/10.器械根における採鮑漁業と漁場紛争~日東養鮑合名会社と漁業組合-1.器械根の発見、2.採鮑台数の制限、3.日東養鮑合名会社の成立と区画漁業権、4.漁場の拡張と境界紛争、5.専用漁場の設定」の記述を含む |
海女-その生活とからだ | 額田年著 | 鏡浦書房 | 1961 | 1.海女の生活-海女という職業婦人、文学芸能に現れた海女、海女という言葉と文献、海女の生活、海女の沿革、海女業はどうして女の仕事になったか、海女のもぐり、小磯人、中磯人、大磯人、海女の服装、海女の用具、海女の採集品、採集品の販売と分配、海女舟、採暖、海女村の風習、海女村の結婚、舳倉海女の島渡りと灘廻り、海女の作業中の事故、近代装備と海女漁/2.海女のからだ-海女の体型、肺活量と潜水、海女の作業時間、海女の潜水時間、皮膚温、妊娠と出産、海女の耳と目、海女の血圧と寿命、潜水病、海女と疲労/あとがき |
房総の伝説 | 平野馨編 | 第一法規出版 | 1976 | 海女と関わる伝説「大あわびの怪」の記述を含む |
外房における漁具・漁法とその習俗 〈房総の漁撈習俗調査報告書〉 | 房総の漁撈習俗調査団編 | 千葉県教育委員会/千葉県立安房博物館 | 1984 | 「3.天津の漁撈と習俗-3.漁業の概況-4.漁法・7.漁場/4.勝浦の漁撈と習俗-4.主要漁業の操業状況-5.アワビ漁業・6.サザエ漁業、3.漁法と漁具-3.イソモノ漁/5.大原の漁撈と習俗-1.調査地域の概観-2.漁業の特色と変遷-4.潜水器採鮑漁、2.漁撈調査-3.ヘルメット式潜水器採鮑漁/7.銚子の漁撈と習俗-2.漁撈調査-1.黒生の漁業-1.黒生の海士」の項で、素潜りによる海女・海士漁及び潜水器使用漁業についての記述を含む |
内房における漁具・漁法とその習俗 〈房総の漁撈習俗調査報告書〉 | 房総の漁撈習俗調査団編 | 千葉県教育委員会/千葉県立安房博物館 | 1983 | 「Ⅴ.高津の漁撈と習俗-2.潜水器漁業-1.調査地域の概観/2.漁業種と漁場/3.漁具および漁法の概要と変遷/4.日常生活」の項で、潜水器を使用したタイラ貝採取漁についての記述を含む |
房総の海女・海士 〈房総の漁撈習俗調査報告書〉 | 房総の漁撈習俗調査団編 | 千葉県教育委員会/千葉県立安房博物館 | 1981 | 序/1.総説-1.アマとアワビ、2.海女と海士、3.アマの装備・施設、4.器械潜水、5.その他、結び、参考資料-漁業沿革誌 明治12年 貝渚村外・村戸長役場/2.長崎の海女〈海士〉-1.長崎地区の沿革、2.漁場、3.潜水の方法とその変遷、4.漁獲物、5.海女・海士の日常生活、6.通過儀礼、7.年中行事など、おわりに/3.白間津の海士〈海女〉-1.白間地区の沿革、2.漁場、3.潜水の方法とその変遷、4.<漁獲物>、5.海女・海士の日常生活、6.通過儀礼、7.年中行事・まつり・信仰、調査を終えて/4.天津の海士〈海女〉-1.天津地区の沿革、2.漁場、3.潜水の方法とその変遷、4.漁獲物、5.海士・海女の日常生活、6.ある海女のこと、おわりに/5川津海士〈海女〉-1.川津の沿革、2.漁場、3.潜水の方法とその変遷、4.漁獲物、5.海士・海女の日常生活、6.通過儀礼、7.年中行事・まつり・信仰など/6.岩和田の海女〈海士〉-1.岩和田地区の沿革、2.漁場、3.潜水の方法とその変遷、4.漁獲物、5.海士・海女の日常生活、6.通過儀礼、7.年中行事・まつり・信仰、8.禁忌、9.口頭伝承/調査を終わって/話者一覧/図版 |
近世漁村の構造 | 山口徹著 | 吉川弘文館 | 1998 | 「序章.房総の海と生活~九十九里浜の鰯漁を中心に-6.漁業研究の視点と課題/終章.海村の構造と変貌-4.海村の変貌~むすびにかえて」の項で、千葉県房総の海女及び海女集落等の記述を含む |
人類学講座12〈生態〉 | 渡辺仁編集責任 | 雄山閣出版 | 1977 | 煎本孝著「房総海士・海女の潜水採集活動-日周活動リズムにおける空間利用と行動的適応」を所収 |
三浦半島の民俗Ⅰ〈神奈川県民俗調査報告 4〉 | 神奈川県立博物館編 | 神奈川県立博物館 | 1971 | 緒言/1.村制と族制/2.生業-1.農耕、2.漁撈/3.衣・食・住-1.食物と服飾、2.住居と間取り/4.信仰と年中行事-三浦半島東部の信仰、2.三浦半島西部の事例、3.年中行事/5.人の一生-1.産育、2.婚姻、3.葬制、4.童戯/あとがき/調査地域図。漁撈の項で、潜水漁<ハダカモグリ>についての記述を含む |
城ヶ島漁撈習俗調査報告書 〈REPORT OF THE FISHING VILLAGE,JOGASHIMA ISLAND〉 | 神奈川県三浦市教育委員会編 | 三浦市教育委員会 | 1971 | 「Ⅰ.はじめに/Ⅱ.近世の城ヶ島/Ⅲ.明治以後の城ヶ島/Ⅳ.人口及び世帯数の変遷/Ⅴ.城ヶ島の漁撈/Ⅵ.漁船と附属具<櫓>/Ⅶ.漁業及び漁具に関する聞書/Ⅷ.漁場について/Ⅸ漁業に関する禁忌、習俗/Ⅹ.衣食住/?.台地の農業/?.社会生活その他の聞書。城ヶ島の漁撈」の項で、裸モグリの記述を含む。詳細は田辺悟著『相州の海士』に詳述 |
相州の海士-三浦半島を中心に 〈神奈川県民俗シリーズ6〉 | 田辺悟著/神奈川県教育委員会文化財保護課編 | 神奈川県教育庁指導部 | 1969 | 1.潜水漁撈の伝統-序にかえて/2.相州海士の歴史/.3.相州海士の分布/4.相州海士の生活-1.採取物と潜水作業の変遷、2.作業用具の変遷と民俗、5.あとがき-結語にかえて/注と伝承者芳名一覧 |
やさしい三浦半島の生活史 | 辻井善弥著 | 三浦半島郷土教育研究会 | 1975 | 「2.海に生きた人々-1.磯かげの漁業-“アワビ起こし”の語源、複雑な生産活動/3.江戸末期の人々-2.江戸末期の村々」の項で、素潜り漁<タルモグリ・フンドシモグリ>及び延享元年村明細帳に記される海士船等の記述を含む |
相模湾の魚と漁労-海と生活№1 〈夏期特別展 1981.7.21~8.30〉 | 平塚市博物館編 | 平塚市博物館 | 1981 | 「海と生活/1.海の自然と漁のムラ/2.相模湾の漁/3.漁の祈願と感謝/4.ボディと魚の加工/5.相模湾の船/6.相模湾の魚/海の生活を訪ねて」相模湾の漁の項で、相模湾周辺の海女漁及びその分布図、海女用具等の記述を含む |
奥能登 〈朝日新聞の写真シリーズ〉 | 朝日新聞社編 | 朝日新聞社 | 1968 | 「口絵/グラビア-舳倉島/本文-“ととらく”の国-舳倉島の海女」の項で、海女及び海女漁の写真と記述を含む |
石川県水産の歩み | 荒谷頴明編 | 石川県漁業協同組合連合会 | 1969 | 「1.水産の萌芽-1.当時の漁村の姿と漁業の状況-2.石川県の郡史及び町村史に記されている藩政時代の漁業-輪島町史/2.水産の開花-1.漁業法の制定とその改正-2.漁業法施行時における石川県の漁業」等の項で、輪島・舳倉地域の海士の歴史及び海士漁に関する記述を含む |
石川県漁業史 | 石川県漁業史編集委員会編 | 石川県漁業協同組合連合会 | 1999 | 「1.経済復興から着実な成長へ<昭和20年~35年>/2.高度経済成長下の漁業・漁協の発達期<昭和35年~48年>/3.外部環境激変への対応期<昭和48年~平成元年>/4.現状と二一世紀への課題<平成2年以降>」の各第2章第4節又は第5節の「地区別にみた沿岸漁業の状況」の項で、それぞれの年代における輪島地区のアマ漁の現況と変化に関する記述を含む |
輪島における素潜り漁及び関係する習俗 参考資料・用語集〈平成26・27年度海女習俗調査報告書〉 | (石川県農林水産部水産課編) | 石川県農林水産部水産課 | 2017 | 1.海女の用語・方言の解説/2.海底の地名・漁場名/3.魚介類の名前-産地市場:石川県漁協輪島支所での仕分銘柄/4.海女の食生活-海女ヒアリング |
海女文化基礎調査報告書~輪島における素潜り漁及び関係する習俗の概観 | (石川県農林水産部水産課編) | 石川県 | 2014 | はじめに-1.調査の目的、2.調査の内容/1.海女の概観と取り巻く環境-1.海女の歴史、2.海士町・舳倉島等における海女の概況、3.海士町・舳倉島等の自然環境/2.海士町・舳倉島等における海女漁の形態と技術-1.海女漁の形態、2.海女漁の漁場、3.海女漁の漁撈技術、4.海女漁の知識、5.海女漁における衣装・道具、6.交易/3.海女及び海士町等の習俗-1.社会組織、2.信仰・祭礼・行事、3.生活習慣/4.自然資源保護及び海女文化の継承-舳倉島・七ツ島周辺の沿岸海域の現状、2.水産資源保護のための取り組み、3.海女文化の継承に向けた今後の対策/資料編 |
海士町・舳倉島 〈奥能登外浦民俗資料調査報告書〉 | 石川県立郷土資料館編 | 石川県立郷土資料館 | 1975 | 海士町・舳倉島調査位置図/序文/調査の概要/1.村落社会-1.村落構成、2.島渡り、3.年齢集団、4.家族と親族/2.生業と交易-1.生業、2.交通・運搬、3.交易/3.生活一般-1.衣、2.食、3.住、4.民俗意識/4.信仰と年中行事-1.信仰、2.年中行事と民俗芸能/5.人生儀礼-1.産育、2.成年式、3.婚姻、4.葬制/資料編-海士町舳倉島関係古文書資料、海士町舳倉島民具資料解説一覧、写真資料、舳倉島の考古資料、海士町舳倉島関係主要文献目録 |
石川 〈日本の民俗 17〉 | 小倉学著 | 第一法規出版 | 1974 | 「3.生産-5.漁撈-アマ」の項で、輪島市海士町、羽咋市滝町、加賀市橋立町・塩屋町の海女及び羽咋市滝町・芝垣町、志賀町大島の海士の海女<海士>漁に関する記述を含む |
能登舳倉の海びと | 北国新聞社編集局編 | 北国出版社 | 1986 | はじめに/冬に生きる/ルーツ原影/春の潮先/ともに生きて/磯笛の波間/潮の顔/波風済々/島ありて/座談会/魅力の源泉/あとがき |
舳倉島・七ツ島からの手紙 | 北国新聞社出版局編 | 舳倉島・七ツ島自然環境調査団 北国新聞社 | 2010 | はじめに/1.押し寄せる環境重圧/2.動植物は何を語る/3.島々の誕生と発見/4.島の暮らしと遺産-根付いた島ならではの工夫、海女漁は里海の文化財、漁業の近代化と対象魚の変化、海藻をよく食べる島の人、楽園求め世界から上陸 |
北中部の生業 2 漁業・諸職 〈日本の生業 2 漁業・諸職〉 | 刀禰勇太郎[等]著 | 明玄書房 | 1981 | 今村充夫著「石川県の漁業・諸職」を所収。第1部漁業の項で、輪島市海士町、舳倉島の海女による採鮑漁に関する記述を含む |
聞き書き 着物と日本人-つくる技、着る技 〈平凡社新書110〉 | 原田紀子著 | 平凡社 | 2001 | 「1.伝統の働き着-舳倉島の海女~木村ツキさんの話-裸になって海に入ると、結構寒いわな/四月はわかめ、七月からあわび」の項で、舳倉島の海女の生活と着衣に付いての記述を含む |
日本漁業経済史 〈下巻〉 | 羽原又吉著 | 岩波書店 | 1955 | 「26.加賀藩漁業の社会経済史的研究-4.加賀越漁業の発達<二>-2.舳倉島蜑漁業-序言/舳倉蜑の沿革/蜑に関する伝説-能登国鬼寝屋島語、加賀国諍蛇蜈島行人助蛇住島話/小括」の記述を含む |
日本の民俗(下)-暮らしと生業 | 芳賀日出男著 | クレオ | 1997 | 「5.海女-舳倉島の海女/海士町の島渡り/海女の潜水用具/海女の潜水作業/海女の島渡り/海女の船/舳倉島/掟を作る/海女の夫婦/潜水作業/貝金<かいがね>/海女の潜水道具/海女の背中/浮上/海女船の炉/鮑」の記述を含む |
海女の島 〈舳倉島〉 | F・マライーニ著/牧野文子訳 | 未来社 | 1989 | 日本語版への序文/1.腕、頭、脚、包み、子ども、袋、お尻、靴などの大洪水/2.ヒツジ雲の空はウロコ雲の空/3.海の子、海女/4.ほんものの海女を捜し求めて/5.うさん臭さを、見て見ないふり/6.黒く険阻で、不思議な七つの島/7.土地を耕すですって?なんて恥ずかしいことだろう/8.岩の筏に乗ってる人間と神様/9.灰色の石ころ道/10.タイが海士、海女の心をやわらげる/12.イロリのそばに坐って/13.海底で、海女たちと/14.わずかな撮影にたいした苦労/15.一握りの土で、深淵を満たす/16.大鍋での入浴/17.ミコシは神様のおぼしめしで踊る/18.死者たちは海に帰る/19.美人、妙子の岩礁、御厨島/20.儀礼的なあいさつと心からのあいさつ/訳者あとがき 。新装版 |
THE ISLAND OF THE FISHERWOMEN | FOSCO MARAINI著/(F・マライーニ著) | HARCOURT,BRACEWORLD | 1962 | BUNDLES,BABIES,AND BEHINDS/TOO MANY SAILORS/CHILDREN OF THE SEA/ON THE TRAIL/PANDERING TO HUMAN WEAKNESSES/THE SEVEN ISLANDS/ROCK RAFT/DIVINE PATRONAGE/THE FACE OF HIM,WHO KNOWS NOTHING/UNCROWNED KING OF HEKURA/KEY TO THE AMA’S HEARTS/FREEDOM OF THE CITY/DOWN TO WORK/FILMING UNDER DIFFICULTIES/NAKANO-SAN/EVENING WITH THE HOSOMICHI/WELCOMING THE DEAD/HONOURABLE LITTLE BOAT/TAEKO/FAREWELLS,FORMAL AND OTHERWISE |
The Diving Girls Island-Hekura The Diving Girls Island | FOSCO MARAINI著/(F・マライーニ著) | Hamish Hamilton | 1962 | BUNDLES,BABIES,AND BEHINDS/TOO MANY SAILORS/CHILDREN OF THE SEA/ON THE TRAIL/PANDERING TO HUMAN WEAKNESSES/THE SEVEN ISLANDS/ROCK RAFT/DIVINE PATRONAGE/THE FACE OF HIM WHO KNOWS NOTHING/UNCROWNED KING OF HEKURA/KEY TO THE AMAS’ HEARTS/FREEDOM OF THE CITY/DOWN TO WORK/FILMING UNDER DIFFICULTIES/NAKANO-SAN/EVENING WITH THE HOSOMICHI/WELCOMING THE DEAD/HONOURABLE LITTLE BOAT/TAEKO/FAREWELLS,FORMAL AND OTHERWISE |
福井県史 資料篇15 民俗 | 福井県編 | 福井県 | 1984 | 「口絵-衣食住・諸職/6.漁業・諸職-1.海の漁業-6.アマ」の項で、雄島村、鷹巣村、国見村、越廼村、下岬村、四か浦村、城崎村、河野村、山東村、耳村、北西郷村、西田村、和田村の海士・海女の操業及びアマ用具等について記述 |
京都府の民具 第三集 〈漁業〉 | (京都府立総合資料館編) | 京都府立総合資料館 | 1979 | 「1.海の漁具-磯漁-テングサツキ」の項で、袖志の海女の記述を含む |
丹後の漁業習俗 | 京都府立丹後郷土資料館 | 京都府教育委員会 | 1997 | 「1.丹後の漁撈の特色/2.各地区の漁業~漁具・漁法-6.袖志のテングサトリとノリツミ」の項で、袖志周辺の地海で行われる「日帰り海女」と、他所の海に泊まりがけで出かける「ヨソ行き<出漁>海女」における乗り組み、役割分担、配分、海女の服装、取引等に関する記述を含む |
西伊豆仁科の海女/海士の生活と文化-静岡県西伊豆町仁科の調査から 〈成城大学文芸部 文化史実習Ⅲ 2012年度成果報告書〉 | 上杉富之[等]編 | 成城大学文芸学部文化史学科 | 2013 | まえがき/Ⅰ.調査地の概況-1.西伊豆町仁科の地勢と暮らし/Ⅱ.仁科の海で生きる-2.西伊豆町仁科で海とともに生きる人々、3.海女という女性、4.海女さんの生活、5.海女の家族/Ⅲ.海女の技術と道具-6.道具の発展が海女漁に及ぼした影響、7.海女の道具の変化と資源管理、8.海女技術の伝承、9.西伊豆仁科で海女として・天草流通業者として生きる」/Ⅳ.海女の信仰-10.海女さんの信仰、11.安全な漁のために/Ⅴ.海女の兼業・兼業としての海女-12.海女の兼業・副業に関する調査報告、13.西伊豆・仁科の海女の兼業、14.複数の生活を送る海女、15.西伊豆海女の出稼ぎとネットワーク/Ⅵ.海女の日常とこれから-16.海女生活と漁にみる苦労と楽しみ、17.海女の価値観と民宿経営の相互関係、18.海女のやりがい、19.仁科の海女の減少とその対策、20.海女の現状と後継者不足、21.海女の減少とそれえの対応戦略/調査参加者・調査日程/あとがき |
寒天の歴史地理学的研究 | 大阪府経済部水産課編古 | 大阪府経済部水産課編古 | 1951 | 「5.寒天の原藻-2.原藻の採集に就いて-白浜村天草ノ概要」等の項で、伊豆白浜村の海女による天草採藻の沿革、技法及び鳥羽・志摩地域の天草採藻に関する記述を含む |
日本民俗学大系 第3巻 社会と民俗Ⅰ 〈復刊〉 | 大間知篤三「等」編 | 平凡社 | 1985 | 桜田勝徳著「村の構成-1.村の種類/2.村の中心をめぐって」を所収。静岡県南伊豆町下流等、海女部落の村組織や年齢階層組織に関する記述を含む |
南中部の生業 2 漁業・諸職 〈日本の生業 2 漁業・諸職〉 | 折井忠義[等]著 | 明玄書房 | 1982 | 神野善治著「静岡県の漁業・諸職」を所収。第1部漁業の項で、伊豆地域における海女、海士による採藻・採貝漁に関する記述を含む |
静岡県水産誌 全 〈復刻版〉 | 静岡県図書館協会 | 静岡県漁業組合取締所 | 1984 | 「第壱巻 水産物ノ製造/第三巻 就各区記述-第貳区第七小区稲取、第九小区浜、第十小区谷津、第三区第一小区須崎、第二小区?崎、第五小区田牛、第八小区下流、第九小区大瀬、第四区第十一小区八木沢、第十三小区土肥/第四巻-第拾二区白羽村」等の項で、海士及び潜水器漁業、干鮑<明鮑・灰鮑>の記述を含む)(静岡県漁業組合取締り初編・発行「静岡県水産誌 巻一~巻四』明治27年発行を1冊に合本復刻した物 |
静岡県 海の民俗誌~黒潮文化論 | 静岡県民俗芸能研究会編 | 静岡新聞社 | 1988 | 大村和男著「黒潮と海藻-1.古代の海藻の道-相良の浜辺で、東の海の海藻の道、海藻利用の塩作り/2.伊豆の天草漁-南伊豆・外浦の磯にて、天草採りとカツギの人生、天草業の移りかわり、天草の出荷と流通」を所収。海女による採藻漁の記述を含む |
沼津市史 通史別編 漁村 | 沼津市編さん委員会編 | 沼津市 | 2007 | 「1.沼津における漁業・漁村の成立-3.漁村の地侍層と漁民-3.網度持と網子-海民の生業と家族構成」の項で、「海士」、「あま」の記述を含む |
知多半島の漁撈文化-伝統漁法と習俗 〈知多市文化財資料 第21集〉 | 知多市教育委員会編 | 知多市教育委員会 | 1985 | 「3.漁撈の地域別特色-南知多町師崎/南知多町日間賀島」の項で、潜水によるウニ、大アサリ、タイラギ、ミル貝等の採取に関する記述を含む |
三州奥郡漁民風俗誌 | 松下石人著 | 渥美町教育委員会 | 1970 | 「6.漁業-沖取網/9.小漁士-モグリ」の項で、イノカイ、カキ採り及び鯛付きを行う海士に関する記述を含む |
夏泊の海女-女房海士名人之由 〈2017年度鳥取市歴史博物館・鳥取市あおや郷土館共催展覧会図録〉 | 鳥取市歴史博物館編 | 鳥取市歴史博物館編 | 2017 | 1.山陰海岸ジオパークと夏泊-山陰海岸ジオパークと夏泊、青谷海岸の主なジオサイト/2.夏泊の海-鳥取県の海にすむ生物、鳥取県の漁業、長尾鼻の漁業、夏泊海女漁の歴史、海女漁復活の動き、コラム/3.夏泊の歴史-青谷上寺地遺跡、亀井茲矩と夏泊、コラム「史料にみる夏泊海女漁」、夏泊での海難事故、絵図にみる夏泊/4.大海女の語り/聞き取り長尾鼻マップ |
近畿の生業 2 漁業・諸職 〈日本の生業 2 漁業・諸職〉 | 津田豊彦[等]著 | 明玄書房 | 1981 | 津田豊彦著「三重県の漁業・諸職」/吉川寿洋著「和歌山県の漁業・諸職」を所収。第1部漁業の項で、鳥羽市国崎町、相差町、阿児町安乗、新宮市三輪崎、串本町大島等の海女漁及び海女用具、海女の信仰等に関する記述を含む |
瀬戸内海及びその周辺地域の漁労用具収蔵目録 | 瀬戸内海歴史民俗資料館編 | 瀬戸内海歴史民俗資料館 | 1977 | A.網漁具/B.釣漁具/C.突漁具/D.磯物捕採用具/E.陥穽用具/F.海女・海士用具/G.淡水漁労用具/H.漁具製作修理用具/I.船及び関係用具/J.船大工用具/K.水産加工用具/L.交易・運搬用具/M.信仰儀礼用具/N.生活用具。「海女・海士用具」の項で、43点の海女用具の記述を含む |
児島湾の漁民文化-岡山県漁撈習俗誌 〈常民叢書・12〉 | 湯浅照弘著 | 日本経済評論社 | 1983 | 「2.干潟漁撈と漁具-7.潜水漁法」の項で、チンダイ貝採貝における潜水漁法についての記述を含む |
岡山県漁撈民俗断片録 | 湯浅照弘著 | 海面書房 | 1977 | 「1.内陸漁業-3.つかみどり漁と潜水漁」の項で、アユ及びコイ等における潜水漁法についての記述を含む |
岡山県漁撈習俗誌-旧児島湾・下津井の漁撈習俗 | 湯浅照弘著 | 山陽図書出版 | 1974 | 「2.干潟漁撈と漁具-5.にぎりとり漁法と手掘り漁法-7.潜水漁法」の項で、チンダイ貝採貝における潜水漁法についての記述を含む |
海士伝 隠岐に生きる-聞き書き・島の宝は、人 〈グローバル社会を歩く⑤〉 | 赤嶺淳監修/阿部裕志[等]編 | グローバル社会を歩く研究会 | 2013 | 赤嶺淳著「ふたたび20年後に語りあうために」/1.海士に飛びこむ/2.海士はふるさと/3.回想・海士町体験記/4.実習教育の可能性/参加者一覧 |
海士伝 隠岐に生きる-聞き書き・人がつながる島づくり 〈グローバル社会を歩く⑥〉 | 赤嶺淳監修/巡の環編 | グローバル社会を歩く研究会 | 2014 | 赤嶺淳著「海士に魅せられて」/1.海士を広げる/2.海士を支える/3.海士を育てる/4.“おきひゃく”の視座/参加者一覧 |
山口県漁業の歴史 | 有薗真琴著 | 日本水産資源保護協会 | 2002 | 「近世<安土桃山時代~江戸時代>における漁業-9.海人<あま>漁」の項で、油谷町向津具半島の大浦地区における海女の歴史及び漁法、漁具等に関する記述を含む |
中国の生業 2 漁業・諸職 〈日本の生業 2 漁業・諸職〉 | 川上廸彦[等]著 | 明玄書房 | 1981 | 伊藤彰著「山口県の漁業・諸職」を所収。第1部漁業の項で、長門大浦における海女の人数、かち海女とふんどん海女、海女漁の漁場、漁獲物と漁期等の記述を含む |
沿岸漁業の地理学的研究 | 新宅勇[等]著 | 地人書房 | 1968 | 「6.長門北浦海岸の漁村-3.長門北浦海岸の漁村~特に大浦の海士集落-1.概観/2.歴史的発達過程/3.海士漁業-1.向津具村全体より見た大浦漁業、2.海士の人的構成、3.海士による漁業/4.海士漁業の将来/5.結語」の記述を含む |
宮本常一著作集 第38巻 〈周防大島を中心としたる海の生活誌〉 | 宮本常一著 | 未来社 | 1994 | 「1.漁業とその制度-いろいろの漁法と制度-1.もぐり」の項で、蒲野村西浜のアマ部落及び安芸二窓、豊島のアマによる採貝漁に関する記述を含む |
山口 〈日本の民俗 35〉 | 宮本常一[等]著 | 第一法規出版 | 1974 | 「3.生産-3.漁業-潜水漁業」の項で、大津郡油谷町大浦、萩市見島、大島郡三蒲等における海人の歴史及び潜水漁に関する記述を含む |
瀬戸内海及び周辺地域の漁撈用具と習俗 | (瀬戸内海歴史民俗資料館編) | 瀬戸内海歴史民俗資料館 | 1978 | はじめに/1.序にかえて/2.網漁具/3.釣漁具/4.突漁具/5.磯物採取用具/6.陥穽漁具/7.海女・海士用具-1.概説、2.徳島県海部郡由岐町のあま<海女・海士>、3.アイゴホミ/8.淡水漁撈用具/9.漁具製作用具/10.船及び関係用具/11.水産加工用具/12.交易運搬用具/13.漁民の信仰/14.漁民の生活用具/付・重要有形民俗文化財「瀬戸内海及び周辺地域の漁撈用具」収録目録/あとがき |
愛媛の漁村 〈愛媛文化双書46〉 | 武智利博 | 愛媛文化双書刊行会 | 1996 | 「三崎の海士と漁士-岬端性の特色を持つ漁村/起源の古い素もぐり漁/三崎の海士の起源/タル海士とブンド海士/海士の装備/速吸の業=一本釣り漁業/漁場の立地条件/三崎の一本釣り漁士」の記述を含む |
四国の生業 2 漁業・諸職 〈日本の生業 2 漁業・諸職〉 | 條半吾[等]著 | 明玄書房 | 1981 | 條半吾[等]著「徳島県の漁業・諸職」を所収。第1部漁業の項で、海部郡由岐町安部地域及び伊島地域における海女・海士による採鮑漁に関する記述を含む |
徳島県の海士集落とアマに関する研究 〈第1-4編〉 | 歳森茂著 | (歳森茂) | 1991 | 「徳島県の海士集落とアマに関する研究 第1編 生活/徳島県の海士集落とアマに関する研究 第2編 民俗/徳島県の海士集落とアマに関する研究 第3編 アマ具/徳島県の海士集落とアマに関する研究 第4編 生産・生産構造」を所収。香川大学教育学部研究報告第1部第81号~82号の抜刷合本 |
徳島県立博物館-総合案内 | 徳島県立博物館編 | 徳島県立博物館 | 1992 | 「総合案内 7.徳島の自然とくらし-海辺の自然とくらし」の項で、“海女漁具”についての写真と記述を含む |
徳島県の諸職-諸職関係民俗文化財調査報告書 | 徳島県教育委員会編 | 徳島県教育委員会 | 1987 | 「3.諸職調査1-9.海人の浮樽」の項で潜水作業に用いる“浮樽”について、総観、素材、製作加工の工程・用具、製品、職人の生活等写真・図版を入れた記述がある |
徳島県漁業史 | 徳島県漁業史編さん協議会編 | 徳島県漁業史編さん協議会 | 1996 | 「口絵-漁村風景-海女/1.漁業の始まり-3.近世の漁業-2.近世漁業技術の発達とその系譜-11.その他の漁具・漁法/2.近代・現代の漁業-5.漁業の状況-13.その他の漁業」の項で、海士による採貝採草漁、明治21年の潜水器使用採貝漁、朝鮮海域出漁等の記述を含む |
第15回日本民具学会大会研究発表要旨 〈平成2年10月28日・29日/於国立民族学博物館〉 | (日本民具学会・国立民族学博物館[等]編) | (日本民具学会・国立民族学博物館[等]) | 1990 | 歳森茂著「徳島県伊島のアマ具考~悉皆調査によるアマ具利用の変化実態とその意味するもの-伊島の概況/使用アマ具/結果」を所収 |
第11回日本民具学会大会研究発表要旨 〈昭和61年11月23日・24日/於大宮市民会館・埼玉県立博物館〉 | (日本民具学会・同埼玉実行委員会編) | (日本民具学会・同埼玉実行委員会) | 1986 | 歳森茂著「徳島県のあま用具の分布と変遷~ノミ・タルおよびフゴ類」を所収 |
東シナ海と西海文化 〈海と列島文化 第4巻〉 | 網野善彦[等]著 | 小学館 | 1992 | 高橋公明著「中世の海域世界と済州島」/北見俊夫著「東シナ海の海人文化」/立平進著「五島列島と西海地域の生活技術史」/香月洋一郎著「島の社会伝承~海士集落を通して」を所収。済州島の海女、香港の蜑民、五島列島の海女等に関する記述を含む |
九州の生業 2 漁業・諸職 〈日本の生業 2 漁業・諸職〉 | 楠木正[等]著 | 明玄書房 | 1981 | 楠木正著「福岡県の漁業・諸職」/立平進著「長崎県の漁業・諸職」を所収。第1部漁業の項で、福岡鐘崎地域及び長崎県沿岸諸域における海女・海士漁の歴史、漁法、漁具、漁獲物等に関する記述を含む |
海のパラダイム 〈海のアジア1〉 | 尾本恵一[等]編 | 岩波書店 | 2000 | 森崎和江著「海を渡った女性たち」を所収。福岡県宗像地方及び玄界灘、対馬、韓国済州島の海女漁及び海女漁村の生活と信仰等に関する記述を含む |
筑前鐘崎漁業誌 | 鐘崎漁業史編集委員会編 | 鐘崎漁業協同組合 | 1992 | 「1.鐘崎漁村の歩み/2.鐘崎の歴史/3.鐘崎のまち/4.鐘崎の漁業者/5.鐘崎漁業の沿革と歩み/6.鐘崎漁業協同組/参考文献その他」の項で、鐘崎の海人文化、鐘崎ののしあわび、あま船同乗記等、鐘崎地区の海女・海士に関する記述を含む |
鐘崎海女 | (日並文夫編) | (鐘崎漁業協同組合 | 1998 | 権田三喜男著「鐘崎海女発刊に際して」/1.海女発祥の地鐘崎/2.鐘崎海女の石像碑/3.鐘崎海女の起源/4.鐘崎海女の起源/5.鐘崎海女のアマアルキ<出稼地>に出航/6.鐘崎の枝村/7.鐘崎と能登輪島市海士町/8.瀬戸内海に進出した宗像海人像/9.海女の出稼の終わり/10.捕鯨と鐘崎海人/11.苦しかった長崎勤番/12.現在の鐘崎海女の数<平成十年八月>/13.鐘崎海女の信仰と守り神/14.鐘崎に残る安徳天皇伝説/15.鐘崎海人を偲ぶ慰霊墓参/16.白島小唄/17.鮑熨斗/18.俵物三品/19.鐘崎海女の用具が県文化財に指定/20.五稜星形と海女用具の5角マーク/21.老海女のひとりごと/22.海女の勲章/23.行商・奉公/24.漁協婦人部の活躍/25.県民漁民アパート/26.鐘崎海人だましいは今も生きている/27.鮑とサザエこぼれ話/28.鐘崎漁協役員名簿/海女参考資料 |
民俗資料緊急調査票-古代海路上の要衝・海女の発祥の地 | (福岡県宗像郡玄界町鐘崎編) | 福岡県宗像郡玄界町 | 1963 | 「調査地/調査の日/地理/歴史/戸口動態/主たる生産-種別・沿革・規模資源等/副業兼業/その他の仕事-季節的な仕事・夜なべ・出稼ぎ/話者/性別/調査員」の項目による調査票を仮綴した物。活字資料として「海女の用具について (福岡県文化財-昭和35年12月21日民族資料として指定、岬小学校保管)」が添付される。手書原稿。複写物を簡易製本。ファイル「鐘崎の民俗・海女関係資料」にも同様の資料が保管される |
鐘崎海女の使用せし道具 | (岬小学校編) | (岬小学校/玄海町教育委員会) | (1973) | 「海女の用具について」-福岡県文化財・昭和35年12月21日民族資料として指定、岬小学校保管/福岡県文化財指定申請書/「海女の生立」-昭和35年7月19日漁協婦人部総会の節発表/ 「玄海町の応援ありがとう」 S39.8.23 朝日新聞切抜/「シーズン迎えた海女」 S39.9.10 週刊大衆切抜/「海女の姿を残そう-滅びゆく鐘崎名物」 新聞切抜/「絶えていく海女の道具を文化財に」新聞切抜/野間吉夫著「筑前鐘崎の海女聞書」抜刷/「文化財になる海女の腰布」 週刊漫画サンデー切抜/「海女の道具など24件-県文化財決まる」 新聞切抜/松本清張著「謎の史話2-海人族と美人分布」 S48.12.27 週刊新潮切抜」等を仮綴した物。手書原稿を含む。複写物。ファイル「鐘崎の民俗・海女関係資料」にも同様の資料が保管される |
玄界灘の島々 〈海と列島文化 第3巻〉 | 宮田登[等]著 | 小学館 | 1990 | 伊藤彰著「鐘崎と海人文化-1.老海女の話-鐘崎漁業の変遷、中野マツとの出会い、集落と神祠、母の訓、祈りと呪術、海中聖地、アマアルキ、岩礁とアワビの種類/2.鐘崎海人の移動と分村-集落の成立時期、鐘崎海人のルーツ、宗像神と漁撈神、海人の季節的移動、海人船の生活/3.海藻の祭り-海藻の霊力、ワカメの入り初め、若布刈神事、ワカメと稲作、海と稲作/引用・参考文献および注」を所収 |
佐賀 〈日本の民俗 41〉 | 市場直次郎著 | 第一法規出版 | 1972 | 「3.生産-2.漁業-玄界の海士」の項で、東松浦郡鎮西町名護屋における海士の歴史及び海士漁、海士用具等に関する記述を含む |
離島調査報告書-島野浦の歴史と民俗 〈研究資料 第六集〉 | (宮崎県総合博物館編) | 宮崎県総合博物館 | 1974 | 「第2編 島野浦の民俗-1.島野浦漁撈の概況/2.漁場/3.漁法/4.漁撈の実際/5.漁船」。漁撈の実際の項で、海人とアワビ漁に関する記述を含む |
海士のむらの夏~素潜り漁の民族誌 | 香月洋一郎著 | 雄山閣 | 2009 | 1.はじめに-1.いくつかの断章から、2.東シナ海の海と島/2.宇久島、平、浜四町-1.宇久という島、2.家盛伝承をとりまく世界/3.海士の群像-1.海士の神様、2.海士の現代、3.親から子へ、4.変容と継承/4.海の中へ-1.朝七時出漁、2.健康管理/5.やせていく海-1.年年の海、2.海士の明日/6.海士の周辺-1.鮑集組合、2.海士をとりまく漁、3.祭と海士/資料-1.二十五年祭資料<その1>、2.二十五年祭資料<その2>、3.鮑集組合資料、4.地誌から、5.明治期の行政資料から、6.水揚げのなかの五島行きの比重、7.宇久漁協所蔵の海士文書のリスト、8.年ごとの海士の水揚げランキング/あとがき、索引 |
長崎県の海女(海士)-海女(海士)民俗文化財特定調査 〈長崎県文化財調査報告書 第42集〉 | (長崎県教育委員会編) | 長崎県教育委員会 | 1979 | 序/例言/曲の海女-地形図、集落図、1.村の起り、2.漁場、3.潜水の方法とその変遷<漁具>、4.服装、5.漁獲物、6.婚姻・人の一生、7.神事と年中行事、8.禁忌、9.口頭伝承/豆酘の海士-<同調査項目>/八幡の海女-<同調査項目>/小崎の海士-<同調査項目>/平の海士-<同調査項目>/笛吹の海士-<同調査項目> |
橘湾の漁撈習俗 〈長崎県文化財調査報告 第63集〉 | (長崎県教育委員会編) | 長崎県教育委員会 | 1979 | 「京泊-4.漁具-4.スイゼン<潜水漁>/富津・木津-4.漁具-4.モグリ<潜水漁>」の項で、主に海女<海士>の道具に関する記述を含む |
女性からみる日本の漁業と漁村 | 中道仁美編著 | 農林統計出版 | 2008 | 三木奈都子著「漁業従事者における女性労働の位置~海上作業従事の条件と今後-3.女性が単身操業を行う海女漁業の事例<長崎県壱岐市芦辺町八幡浦地区>-1.漁業の概要、2.海女の漁業従事を規定する要因-社会的要因・時間的要因・身体的条件・技術的要因・漁家の経済計算」/木村都著「女たちと海-1.漁業の特性と女性~伝統と現代、2.漁業と信仰、3.連帯~帰属意識と集団規制、4.互助と自立~協業と分業、5.女性漁業者の旗手、おわりに」を所収 |
対馬の漁村 〈日韓共同研究〉 | 益田庄三編著 | 行路社 | 1994 | 柿本典昭著「豊玉町漁業の実態-漁協組活動と町おこし運動を中心に」等を所収。素潜り漁に関する記述を含む |
宮本常一著作集 第28巻 対馬漁業史 | 宮本常一著 | 未来社 | 1983 | 「2.近世における対馬の漁業-4.地元民の漁業-1.海士の定住/4.漁村の現状-1.曲浦-1.村落内の請結合、2.男の漁業、3.海女、4.旅海士、5.漁獲物の製造販売、6.生産力」の記述を含む。『宮本常一集 第26巻 対馬漁業史』1987年 未来社刊にも同文を掲載 |
離島生活の研究 | 柳田国男指導/日本民俗学会編 | 日本民俗学会 | 1966 | 井之口章次著「長崎県北松浦郡宇久島」/井之口章次著「長崎県北松浦郡小値賀島」等を所収。生産・生業と労働慣行の項で、海女・海士に関する記述を含む |
長崎 〈日本の民俗42〉 | 山口麻太郎著 | 第一法規出版 | 1972 | 「3.生産-2.漁業-1.ツキンボ漁」の項で、壱岐・対馬・生月・小値賀の海士、壱岐八幡浦の女海士、小崎の海士の海士等の漁法、用具に関する記述を含む |
熊本県漁業誌 第一編 〈下〉 | (衛藤真毎「等」写生/熊本県農商課編/) | 熊本県農商課 | 1890 | 「釣具-手釣、縄釣/潜水漁/突鉾漁/簗筌漁/雑漁具/採貝/採藻/漁船/天草郡漁業沿革概略/総論/漁業町村及戸数表/漁船数/漁網表/水族産額表」 潜水漁及び採貝の項で、海士に関する記述を含む)(明治23年発行の同書を、昭和47年に天草の民俗と伝承の会が復刻したもの |
屋久島の民具 〈上屋久町民俗文化財調査報告書〉 | 下野敏見編 | 上屋久町教育委員会 | 1984 | 木下直子著「漁業Ⅱ-1.はじめに/2.飛魚漁/3.その他の漁業/4.サバ節製造について/5.おわりに/民具解説」を所収。その他の漁業の項で、男性の海士による“モグリ漁”についての記述を含む |
漁村水産地理学研究 第1集 | 青野寿郎著 | 古今書院 | 1953 | 「1.総括的な研究-本邦太平洋沿岸漁村の水産地理、漁村の種々相/3.関東地方漁村に関する研究-水産地理学上より見たる外房沿岸漁村、関東地方の水産業、関東の臨海漁村」の項で、房南地方、南伊豆、先志摩地域における海女の記述を含む |
潜水漁業と資源管理 | 大喜多甫文著 | 古今書院 | 1989 | 総論 1.地理学と水産業-1.わが国における水産地理学の動向、2.アマ潜水漁業の研究をめぐって、3.アマ潜水漁業研究の現代的課題/2.潜水漁業の展開-1.原始時代、2.古代、3.中世、4.近世、5.近代/3.潜水漁業の地域的性格-1.アマの分布と漁獲物における地域的差異、2.近年<1965~85>におけるアマの増減とその要因/4.アマの潜水漁撈活動-1.アマの類型と組織、2.知覚空間としての漁場/5.潜水漁業の存立構造-1.自然的基盤、2.経済的背景、3.社会的背景/6.潜水漁業と資源管理-1.資源管理漁業、2.アマ潜水漁業における資源管理の展開、3.アマ潜水漁業における資源管理の実態/各論 7.大都市圏におけるアマ漁業~房総地方の場合-1.地域の概況、2.外房「アマ」漁業の存立構造、3.「アマ」漁業の存立条件/8.観光地域におけるアマ漁業~志摩地方の場合-1.地域の概況、2.志摩地方のアマ漁村の諸類型、3.むすび/9.地方都市におけるアマ漁業~輪島市の場合-1.地域の概況、2.生産形態の変化、3.アマ漁業、4.アマ漁家経済、5.むすび/10.隔絶的漁村におけるアマ漁業~徳島県阿部の場合-1.地域の概況、2.漁業の変遷、3.アマ漁業、4.むすび/11.離島におけるアマ漁業~対馬・曲と豆酘の場合-1.地域の概況、2.曲の場合、3.豆酘の場合、4.むすび/あとがき/索引 |
現代漁村民の変貌過程 | 大津昭一郎[等]著 | 御茶の水書房 | 1981 | 「1.高度経済成長と漁村の変容-2.原子力発電所の立地と漁村の変容~福井県三方郡美浜町丹生の事例/8.都市化による漁村の変容~博多湾地域漁村構造の変化-1.博多湾漁村の都市化の概況、2.博多湾漁村の構造とその変容、3.家族構成からみた博多湾漁村地区の都市化傾向、4.家族員の就業構造、5.博多湾漁業地区における漁村構造の地域的特性、小括」等の項で、素潜り漁及び海女・海士漁の記述を含む |
あまの実態調査結果の概要 | 水産庁漁政部企画課編 | 水産庁漁政部企画課 | 1978 | 「1.調査結果の概要/2.調査結果集計表-表-1.根付資源の都道府県別 漁法別生産量・生産額、表-2.根付資源別の漁法別生産量・生産額、表-3.根付資源の都道府県別 漁法別生産量・生産額、表-4.あま漁業実施の漁協数・あまの人数・専業あまの年齢構成、表-5.根付資源量からみたあまの過不足状況・地域外からのあまの受入状況、表-6.あま不足の場合の根付資源に対する処置/3.海女の実態調査票」 各項で三重の記述を含む |
漁業と村落 〈竹内利美著作集 第2巻〉 | 竹内利美著 | 名著出版 | 1991 | 「1.漁村研究序説-1.漁場の占有と漁浦、2.旧漁業の漁組組織、3.漁組の構成と漁法/2.漁村生活の諸相-2.駿河湾頭御前崎“上崎”~“カツオ漁”の浜/4.下北半島東通り“尻屋”~“磯漁”と生活協同」の項で、志摩及び北九州鐘ヶ崎の海女、能登輪島の海女等の記述を含む |
海底への挑戦-未知の世界を拓く冒険と伝説の物語 | 内田勝郎著 | いさな書房 | 1968 | 最初の潜水-クリート人の海中探検、潜水具 他/アクアラング/潜水工作兵/潜水病-ベンゾ 他/海底の宝物/海底の大陸/潜水艦/潜水艦の活躍/深海球-日本の潜水球-くろしお号/バチスカーフ/参考書/あとがき |
海女:中村由信写真集 〈限定版〉 | 中村由信著 | マリン企画 | 1978 | はじめに/対馬・曲-長崎県/能登・舳倉島-石川県/越後・上海府-新潟県/志摩・国崎-三重県/済州・西帰浦-大韓民国/蘭嶼-台湾/上総・御宿-千葉県/豊後・佐賀崎関-大分県/陸中・小袖-岩手県/阿波・阿部-徳島県/松前・小島-北海道/奄美・古仁屋-鹿児島県/宮本常一著 「解説・海人ものがたり-1.海人の村、2.アマとアワビ、3.アマベの歴史、4.朝鮮半島のアマ、5.倭人の来た道と神々、6.海人の役割、7.安曇連と海人、8.鐘ガ崎と対馬と朝鮮、9.捕鯨と海人、10.舳倉島の海人、11.海女の村の発達、12.琉球列島を通ってきた海人たち、13.海女の仕度、14.服装の変化、15.アワビガネと水中眼鏡、16.深海潜水、17.獲物の増加、18.海女の出稼ぎ、19.観光海女/付記/あとがき |
日本の海女 | 中村由信[等]著 | 東京中日新聞社 | 1962 | はじめに/岡本一雄・英文翻訳/志摩・国崎-三重県/能登・舳倉島-石川県/対馬・曲-長崎県/上総・御宿-千葉県/奄美・古仁屋-鹿児島県/松前・小島-北海道/宮本常一著 「解説・海人ものがたり-1.魏志倭人伝、2.南方の漁民、3.海部という地名、4.古代の海人、5.内海の海人の生活、6.船住い、7.鐘ガ崎の海人、8.対馬の海人、9.舳倉の海人、10.壱岐の海人、11.志摩の海人、12.海人の出稼ぎ、13.海人の仕度、14.分銅と潜水着の出現、15.海人生活の変化」/図版-海人に関する資料/地図-海人の分布/中村由信著「もぐり撮影記-1.手製・中村マリン、2.水の透明度と露光、3.屈折率と焦点調整、4.撮影交渉」 |
大田洋子集 〈第4巻〉流離の岸 | 大田洋子著 | 日本図書センター | 2001 | 「海女」を所収。初出:昭和14年2月1日発行『中央公論 54巻2号』に掲載 |
幻想劇場 | 唐十郎著 | 朝日新聞社 | 1997 | 「渡り海女」を所収。初出:『アサヒグラフ』 1996年11月29日号 |
海女舟 他六編 〈旺文社文庫104-2〉 | 近藤啓太郎著 | 旺文社 | 1977 | 「海女舟」を所収。初出:昭和31年『文学界』に掲載。芥川賞を受賞 |
懐郷 | 熊谷達也著 | 新潮社 | 2005 | 「磯笛の島」所収。初出:『小説新潮 平成15年10月号』に掲載 |
現代日本ラジオドラマ集成 | 日本放送作家協会編 | 沖積舎 | 1989 | 水木洋子著「北限の海女」を所収。昭和34年11月27日放送/演出:森理一郎、出演:原泉、賀原夏子、荒木道子等/昭和34年度文化庁芸術祭賞受賞作品 |
日本文学全集 第14 巻 〈南方熊楠/柳田国男/折口信夫/宮本常一〉 | 池澤夏樹編 | 河出書房新社 | 2015 | 「宮本常一-海女たち~生活の記録3-舳倉島の海女/対馬の海女九州各地の海女/海女の行方」を所収 |
海女、このすばらしき人たち | 川口祐二著 | 北斗書房 | 2013 | 1.『万葉集』の海女、俳句に詠まれた海女-1.『万葉集』の海女ほか、2.俳句に詠まれた海女/2.海女を訪ねて、にしひがし-久慈・小袖再訪 ワカメ漂う岸辺、2.東京娘が海女になった話、3.下田で聴いた海女漁の話、4.命果てるまで 熱海の海に、5.志摩半島で海女に会う、6.姉妹二人トマイ船で潜く、7.イセエビをつかむ海女、8.本州西の果てで、9.備後水道波高し、10.玄界灘の孤島に生きる/3.海女、このすばらしき人たち-1.海女文化を守る、2.このいとしきもの/あとがき |
海女をたずねて | 川口祐二著 | 北斗書房 | 2013 | 「1.海女をたずねて志摩から鳥羽へ-1.片田の磯で一本引き、2.二人仲良く布施田の海で、3.八〇までいっしょに船人やりたい、4.母を偲び・姉妹を想う、5.和具の海で海女ひとすじ、6.アワビを探し・ヒジキを刈り、7.雨の降る海女小屋で、8.阿吽の呼吸で命綱引く、9.ぼた餅を供える海女の里/2.波路遙かなり~伊豆諸島新島へ、式根島へ-1.新島へ-かつての海女に会う冬の旅、2.新緑の式根島へ-石鏡生まれの人に会う」の記述を含む |
島へ、岸辺へ 〈漁村異聞-その3〉 | 川口祐二著 | ドメス出版 | 2012 | 「Ⅰ島~三景 3.三陸の海女達・そして大震災~網地島-1.長渡へ、2.アワビご飯のご馳走、3.大震災の後で、4.再び網地島へ/4.磯漁に生きる~城ヶ島-2.若い海士に会う/Ⅱ 海女の岸辺 1.日本最北の海女~松前町静浦-1.海こそわが命、2.松前の町で/2.海女と海士が憩う浜~白浜町白浜-1.黄色いシャツが海の制服/3.安乗の海女小屋を訪う~阿児町安乗-1.清白の詩・人形芝居の村へ、2.七人が憩う海女小屋を訪う、3.帰りのバスを待ちながら/4.波面がはじける海で~志摩町越賀-1.海女と海士がいっしょに/5.鐘崎は海女二人~宗像市鐘崎-1.鐘崎散歩、2.海女二人・今を語る/6.城崎で盃を、小田原でワカメを~小田原市江之浦-1.雪の海で潜りました、2.働き通して子ども三人/7.袖志の岸辺で~丹後町袖志-1.海女がいた村・袖志へ/8.昔・志摩、今・韓国の海女~紀北町海山区島勝浦-1.出稼ぎに来た海女に会う、2.韓国からの出稼ぎの海女のこと、別れぎわに聞いた話」 の記述を含む |
島をたずねて三〇〇〇里 〈漁村異聞-その2〉 | 川口祐二著 | ドメス出版 | 2010 | 「北海道の荒波に生きて~利尻島-1.祖母は志摩の海女でした/サワラを釣りアワビをとる~答志島-5.海女潜く/東海の小島で暮らす~初島-3.公園で元海女の話を聴く/海女の磯左京鼻波高し~壱岐島-1.八幡浦の海女の話」等の記述を含む |
女たちの海-昭和の証言 | 川口祐二著 | ドメス出版 | 1990 | 「2.海女の町で、離島で-1.命綱に体を預けて/2.名物アワビご飯/3.流れて子獲り/4.ウニとコシヒカリ/5.夏はアワビ、冬は花」の項で、三重県志摩町片田及び徳島県由岐町、宮崎県島浦島、山口県油谷町、千葉県千倉町の記述を含む |
小海女のふきちゃん 〈こみね創作童話〉 | 北村けんじ著 | 小峰書房 | 1982 | はじめに/はじめての海/なやむ竜宮さん/わたし死んだる/あらしの夜に/海の中のかかし/耳がやぶれた/まん月の人形じょうるり/けいこ海女/行きか帰りか/あとがき。児童文学 |
さよのいそ笛 〈現代童話館 11〉 | 北村けんじ著 | 童心社 | 1976 | 1.なんぱ船と白い米/2.こんぶ色の海こま/3.網の破れあなに…/4.海女のいのち/5.いそ祭りと船底破り/6.海こまさまがあらわれた/7.小海女になるとき。児童文学 |
日韓学生の「海女文化」をテーマとした交流事業報告書 | 海女振興協議会編 | (海女振興協議会) | 2015 | 報告にあたって/1.韓国学生の日本訪問 <志摩半島での5日間+東日本大震災地2日間>、日本・三重大学学生の感想文-韓国の学生を迎えて、韓国 済州大学・海洋大学・東義大学学生の感想文/2.日本学生の韓国訪問 <済州島・釜山>/3.行程表と写真 |
The 5th International Symposium o nHaenyeo 〈2010年10月11日〉 | (海女博物館/済州学会編) | 海女博物館 | 2010 | キム・チャンミン著「ユネスコ無形遺産登録と海女の持続可能性」/上杉富之著「韓国と日本における海女文化の<発見>と<創造>~グローカリゼーションの観点から-はじめに、1.グローバルな文脈・ユネスコ世界遺産条約と無形文化財遺産保護条約、2.ローカルな文脈・韓国と日本における海女文化の<創造>と無形文化遺産登録運動、3.ローカルからグローバルへ・<近代化>文化概念への挑戦、おわりに」/コ・チャンフン著「海女」/チャ・ヘギョン著「<海女文化>の伝承保存への課題と展望-1.はじめに、2.済州特別自治道の海女文化の保存および伝承に関する条例、3.ユネスコ |
The 2th International Symposium on Haenyeo 〈2007年10月25日~26日〉 | (海女博物館/済州学会編) | 海女博物館 | 2007 | 安美貞著「持続可能な生活方式 済州潜嫂の漁撈」/石原義剛著「志摩半島の海女/任章赫著「韓国の無形文化財保護政策と人類無形文化遺産登録」/神野善治著「海辺の民俗とエコ・ミュージアムの課題」等を所収 |
済州海女と日本海女の無形遺産 〈第3回韓・日海女国際学術シンポジウム〉 | (海女博物館/済州学会編) | 海女博物館 | 2008 | パク・サンミ著「無形文化遺産保護の境界を越える-済州海女と日本海女のユネスコ人類代表リスト登録の推進と意味-1.はじめに/2.無形遺産・人類学・ユネスコ/3.海女の人類代表遺産への登録申請の手続きや条件/4.条約の発効に伴う韓国の対応と状況/おわりに-海女の韓・日共同登録の可能性と意味」を所収 |
東シナ海と西海文化 〈海と列島文化 第4巻〉 | 網野善彦[等]著 | 小学館 | 1992 | 高橋公明著「中世の海域世界と済州島」/北見俊夫著「東シナ海の海人文化」/立平進著「五島列島と西海地域の生活技術史」/香月洋一郎著「島の社会伝承~海士集落を通して」を所収。済州島の海女、香港の蜑民、五島列島の海女等に関する記述を含む |
済州島海女(チャムス)の民族誌~「海畑」という生活世界 | アン ミジョン著/小島孝夫監修 | アルファベータブックス | 2017 | 1.研究の目的と方法/2.済州チャムスの歴史と社会的コンテキスト-1.食料獲得から賦役労働まで、2.現金所得と抵抗、3.沿岸漁業制度の定着、4.市場と道具の変化、5.チャムス人工の減少、6.チャムスの呼吸/3.村の社会的背景-1.村の風景、2.村の歴史、3.生業、4.社会組織、5.村の神々と儀礼/4.海岸の村の共同漁撈-1.素潜り漁、2.海洋資源の社会的特性、3.海藻の共同採取、4.海洋資源の保護と占有/5.チャムスグッの儀礼-1.儀礼の社会文化的な地形、2.海洋農耕の儀礼、3.伝統の政治、4.古い権利/6.海岸の開発と日常の社会関係-1.抵抗と葛藤の社会的ドラマ、2.重層的な社会関係、3.互恵的な交換と分配/7.むすび-1.資源の権利と共生関係、2.持続的な生活方式の戦略/参考文献・索引 |
済州島 | 泉靖一著 | 東京大学出版会 | 1966 | 「2.村落の研究-2.部落の分布状態とその性格、4.村落と職場/3.家族の研究-5.漁撈と家族-イ.漁業とその技術、ロ.漁業労働の形態、ハ.裸潜とその技術、二.裸潜労働の形態、7.総合/6.済州島民具の解説-4.漁具/済州島関係文献目録/図・表・写真目次/済州島方言語彙」等の項で、海女の漁具・漁法・漁場・出稼ぎ・水うち及び済州島の海女と日本の海女に関する記述等を含む |
稲・舟・祭 〈松本信廣先生追悼論文集〉 | 『稲・舟・祭』刊行世話人編 | 六興出版 | 1982 | 小川博著「海人雑考」を所収。本州、四国、九州、奄美、沖縄、朝鮮半島南部、済州島、台湾蘭島の海女・海士の漁法及び衣服・用具、漁獲物等に関する記述を含む |
漁民の活動とその習俗Ⅱ 〈神奈川大学日本常民文化研究所調査報告 第18集〉 | 神奈川大学日本常民文化研究所編 | 平凡社 | 1995 | 小島孝夫著「漁民の移動と漁撈技術の伝播-2.漁民の移動-2.海女達の出稼ぎ-1.済州島潜女の日本への出漁/2.伊勢志摩海女の朝鮮半島・済州島への出漁/3.海女たちの出稼ぎの背景」を所収 |
海を渡った朝鮮人海女-房総のチャムスを訪ねて | 金栄[等]著 | 新宿書房 | 1988 | はじめに/1.和田浦-チャムスの親分たち/2.金谷-地元漁民との対立/3.竹岡-ダイバーたちに荒らされる海/4.保田-天才海女の半生/4.千倉-サトさんがいた海/6.天津-二人のチャムス/7.勝浦-図太くしたたかに生きて/チャムスの歴史とその出稼ぎの要因/あとがき |
済州島略史 〈耽羅叢書1〉 | 金泰能著/梁聖宗訳 | 新幹社 | 1988 | 「3.高麗時代の済州-5.耽羅の内政と反乱及び蒙古の影響/4.李朝時代の済州-11.最近世の済州-日本漁民の浸透とその影響/5.現代の済州-海女蜂起事件」の項で、済州海女の歴史に関する記述を含む |
写真集 済州島 2-海女と漁師の四季 | 金秀男写真/韓林花文 | 国書刊行会 | 1993 | 海にかける女達 済州島の海-出陸禁止令、アワビ採りの歴史、海に消えたポジャク/チャムス-チャムスの自尊心、決死の陳情書/チャムスの海-子供たちの海、初めての素潜り、婆さまの海、学校の海、里長の海、海の境界線/海女漁船と磯漁-海女船、磯漁/チャムスの社会-澄んだ磯笛の音色、深刻な職業病、プルトクの掟/チャムスの天敵-海の刺虫、イルカ/チャムスの出稼ぎ-帆掛け船に乗って、出稼ぎの魅力/風向きと潮どき/チャムスの四季/チャムスの祭り/荒海に生きる男たち |
海の彼方の国へ-日本をめざす韓国・済州島の女たち | 呉善花著 | PHP研究所 | 2002 | はじめに-日本という国の「なつかしさ」/1.済州島海女の世界/2.ムンジャの純情/3.磯辺の光景・海辺の神々/4.日本の海で潜る済州島海女/5.女が仕切る島/6.在日済州島人の話/終わりに-ある姉妹校の交流から/あとがき |
海女研究 | 康大元著 | 韓進文化社 | 1970 | 権容湜著「推薦辞/序文/1.潜嫂の起源-1.済州の歴史、2.潜嫂の発祥地の由来/2.潜嫂の作業-3.潜嫂作業形態の■■■■■、4.潜嫂生活実態調査、5.採取■■生産品の伝来の去来状態/3.潜嫂の法的闘争と組合-6.日帝時代の済州島海女漁業組合、7.抗日闘争と潜嫂、8.潜嫂収奪と権益擁護、9慶南■■の済州島海女入漁問題経過、10.入漁権の法的性格/4.■■■■■■位置-11.潜嫂示範大会■■■■■■■意欲、12.潜嫂の■■、13.結語/付録-14.潜嫂分布図、15.参考資料。韓国語 |
韓国済州島-日韓をむすぶ東シナ海の要石 〈中公新書1326〉 | 高野史男著 | 中央公論社 | 1996 | はしがき/1.離島の変転する歴史/2.済州島の自然風土/3.温暖な気候を利用した農業と牧畜/4.衰退する海女漁業-1.島の漁業の近代化、2.海女漁業について-海女の由来と現在までの潜水漁業の推移・海女の出稼ぎ・島内で海女の働く漁場・一家を支える海女の労働・牛島の海女/5.観光の島・韓国のハワイ/6.都市化する済州島/まとめ/あとがき/参考文献 |
済州道民俗自然史博物館 | (済州道民俗自然史博物館編) | 済州道民俗自然史博物館 | (1984) | 「生業」の項で、済州の海女及び海女の道具に関する図版と記述を含む |
済州海女 JEJU HAENYEO | 済州メディア編 | 海女博物館 | 2012 | 海女/済州島海女/ムルジル技術<漁法>/スンビソリ<磯笛>/自然に関する知識/海女の伝統作業着<磯着>/海女の道具/プルトク<焚き火場>/出稼ぎ海女/海女共同体/信仰/社会公益に対する献身と参与/海女伝説 |
映画 海女のリャンさん〈解説ブック〉~映画をより理解するために | (桜映画社編) | 桜映画社 | (2004) | キム・セジョン著「母を語る」/リャンさん年譜/高柳俊男著「海峡を越えた<在日>の生活空間」/原尻英樹著「済州島と海女」/映画に出てくる用語解説/新聞記事紹介等を所収 |
済州海女 JEJU HAENYEO | ゼイエムヌリ編 | 海女博物館 | 2014 | 海女/済州島海女/ムルジル技術<漁法>/スンビソリ<磯笛>/自然に関する知識/海女の伝統作業着<磯着>/海女の道具/プルトク<焚き火場>/出稼ぎ海女/海女共同体/信仰/社会公益に対する献身と参与/海女伝説 |
済州島古代文化の謎 | 宋錫範著 | 成甲書房 | 1984 | 「7.済州島の人々の暮し-2.済州島の衣・食・住/9.韓国本土と異なる風俗-2.世界的に有名な済州島海女」の項で、済州島の海女の歴史、漁法及び海女の着衣、食生活等の記述を含む |
韓国の民俗大系 〈第5巻 済州道篇〉〈韓国民俗総合調査報告書〉 | 竹田旦[等]訳 | 国書刊行会 | 1992 | 「総論-人文地理/3.産業技術-2.水産/4.衣食住-1.衣生活/7.口碑伝承-民謡」の項で、海女の潜水作業と道具及び海女の服装、海女の歌等の記述を含む |
韓国の民間信仰~済州島の巫俗と巫歌 〈論考篇〉 | 張籌根著 | 興山舎 | 2010 | 「3.堂神本解と主要信仰形態-5.迎燈祭の風の神-済州島の風神祭/4.一般神本解とその儀礼-1.巫祭の種類-2.臨時的祭儀」の項で、海女祭りの記述を含む.復刊 叢書/仏教文化の世界 |
日本民俗学会第60回年会 研究発表要旨集 〈2008年10月4日~6日/熊本大学〉 | 日本民俗学会第60回年会実行委員会編 | 熊本大学文学部総合人間学科 鈴木研究室 | 2008 | 大橋克巳著「海女の側から見たヨンドンクッ-1.海女とヨンドンクッ/2.海女はヨンドンクッに如何に参加しているのか/3.今後の課題」を所収 |
朝鮮水産開発史 | 吉田敬市著 | 朝水会 | 1954 | 「4.韓末邦人開発初期に於ける水産業の実態-1.主要水産業の実態-7.蜑女の裸潜水業とその特質、4.朝鮮の漁船-2.済州島の筏船/5.通漁時代の鮮海漁業開発-5.通漁開発の実態-10.潜水器漁業と裸潜漁業/7.自由発展時代の漁業開発-7.潜水器漁業とその後の歩み」等の項で、韓国海域及び済州島における潜水器漁業と海女漁業の記述を含む |
海を越える済州島の海女-海の資源をめぐる女のたたかい | 李善愛著 | 明石書店 | 2001 | 序章 研究の目的と方法-1.研究の目的、2.これまでの研究、3.調査の方法と期間/1.韓国海女の形成-潜水漁の特性、2.東アジアの潜水漁、3.韓国における潜水漁の現況、4.韓国海女の形成史、5.済州島海女の組織と技術/2.蔚山A洞の調査-1.調査地の概要、2.産業、3.漁業組織としての漁村契、4.海女と漁村契、5.海女の漁撈活動、6.経済、7.海女の社会関係/3.海女の語る生活史-済州島出身海女、2.地元海女、3.その他の地域、4.済州島海女の拡散の歴史/4.ワカメ漁場の意味と特性-蔚山A洞の漁場、2.ワカメ漁場の管理・利用形態、3.済州島海女の歴史的役割/5.対馬の済州島海女-1.日本における済州島海女の分布、2.対馬での漁業、3.対馬の漁撈形態、4.対馬における済州島海女の活動とその歴史、5.対馬の済州島海女の語る生活史、6.その他の地域-事例による比較/6.済州島海女の生活ストラテジー-1.漁場と漁法、2.副業との関わり、3.生活、4.済州島海女の生活ストラテジー-移動と定着の選択/7.済州島海女の特性-1.差別、2.国境と済州島海女/終章 まとめと今後の課題/引用参考文献/あとがき/SUMMARY |
志摩の海女に関する文献目録 | 海の博物館図書室編 | 海と人間 Vol 6 | 1978 | 1.単行本/2.雑誌類/3.体系・全集類に収められたもの/付録 |
近世の志摩海女に関する基礎資料集 | 塚本明著 | 海と人間 Vol 31号 特集海女3 | 2018 | はじめに/1.海女漁の形態と技術-/2.海女の年間暦/3.海女の出稼ぎ/4.海女漁と村々~争論と海女漁/5.海女の多様ななりわい/補注・付記。『三重大史学 第17号』< 2017年発行>掲載論文の再掲 |
近世の志摩海女に関する基礎資料集 | 塚本明著 | 三重大史学 第17号 | 2017 | はじめに/1.海女漁の形態と技術-1.明暦二年 地頭エ差出書、2.文化元年 二木島入津船にて盗取一件吟味書状来状控、3.明治十四年 『三重県水産図説』、4.明治十六年 『三重県水産図解』/2.海女の年間暦-5.延宝九年 石鏡村目録之引替、6.貞享三年 越賀村差出帳、7.宝永七年和具村差シ出帳之控/3.海女の出稼ぎ-8.元文三年 地下諸事記、9.寛保~安永 若布一円御買上、10.文化十年 須賀利浦嶋勝浦山論取扱一件控帳/4.海女漁と村々~争論と海女漁-11.慶安四年 乍恐申上条々<石鏡村との争論につき国崎村口上>、12.明暦二年 石鏡村国崎村海山境目相定覚、13.元禄三年 坂手村・石鏡村漁業争論文書、14.宝暦十一年 乍恐奉願口上書之御事<和具村との争論につき布施田村口上>、15.文政三年 石鏡村一件願書之控、/5.海女の多様ななりわい-16.天明六年 三州松江彦兵衛船荷物刎捨候ニ付諸方控、17.年未詳 石鏡村・浦村磯漁争論訴状、18.元文二年 進之置手形之事、19.寛政十一年 珊瑚珠御用ニ付通詞并ニ右珊瑚珠取上方御道具絵図控、20.明和九年 旧記、21.寛政九年 『伊勢参宮名所図会』、22.安永四年 『伊勢道中記』/補注・付記 |
海の博物館と資料 | 石原義剛著 | 歴史と民俗 第12集 | 2003 | 1.はじめに/2.国境の村/3.大浦役人の生活-1.大浦海女の由来と漁業組織、2.海女の漁法と漁具、3.一年間の暮らし、4.海女の一日/4.海女の半生-1.UK海女<1926年大浦生まれ>、2.OS海女<1927年大浦生まれ>、3.KN海女<1936年大浦生まれ>/5.磯資源利用と祭-1.操業日数、2.海女の事業活動、3.一年間の行事/6.おわりに-韓国との比較にむけて/参考・引用文献。山口県大津郡油谷町向津具下大津浦における調査 |
重要有形民俗文化財 伊勢湾、志摩半島、熊野灘の漁撈用具の概要-6879点 | (海の博物館編) | 海と人間 Vol 14 | 1987 | 「概要/A 海女道具/B 磯漁具/C マグロ・サメ突具/D 捕鯨用具/E 網漁具/F 釣漁具/G タコツボ/H ノリ養殖加工用具/I 製塩用具/J 海産加工用具/K 水産販売用具/L 船関係用具/M 漁具製造修理用具/N 漁業鑑札等/O 信仰、儀礼用具」 海女道具の項で、40種類233点の概要と一部の写真を含む |
展示資料目録 | (海の博物館編) | 海と人間 Vol 1 | 1973 | 「屋外-船、漁具製造、網漁具 他/1階-突漁具、地質、筒・壺・籠、船付属品、信号用具、釣漁具、網漁具 他/2階-海女道具、製作・修理具/3階-突漁具、水揚用具、網漁具、釣漁具、古文書 他/4階-船、考古、突漁具、網漁具、釣漁具、筒・籠 他」 2階・海女道具の項で、45点の関連道具の記述を含む |
73特別展示 志摩の海女 | (海の博物館編) | 海と人間 Vol 1 | 1973 | 展示構成のねらい/海女はかかあ天下/50秒の勝負/海女用ストーブ/海女さんの道具/魔よけのデザイン/海女の新旧スタイル/フォト・ストーリー海女の国崎 |
アワビが消える日 | 石原義剛著 | 瑞垣 第176号 | 1997 | 日本一厳しいと言われてきた鳥羽市国崎町の操業規制及び神宮御料鰒調製所の「のしアワビ」、神宮林と豊かな海<陸の森と海の森>や魚付き林等について記述 |
あわび奉納と志摩町 | 井田久彌著 | 瑞垣 第176号 | 1997 | あわび漁の解禁は三月中旬/志摩と海女漁の歴史/あわび王国・志摩町/伊勢神宮に感謝を込めて |
伊雑宮 〈別宮解説七〉 | 神宮司庁総務部弘報課編 | 瑞垣 第33号 | 1957 | 皇大神宮別宮 伊雑宮 御祭神 天照坐皇大御神御魂/口絵-伊雑宮、伊雑宮の所管社・佐美長神社、神宮御料鰒調整所のある国崎の海岸と海女 |
神宮御料鰒調製所修祓式 〈彙報〉 | 神宮司庁総務部弘報課編 | 瑞垣 第18号 | 1936 | 昭和10年10月国崎町鎧崎に建設を進めてきた御料鰒調製所が翌11年1月完成。3月25日修祓式を執行した旨の記述がされる。 |
御贄の鰒と国崎の御料鰒調製所 | 神宮司庁総務部弘報課編 | 瑞垣 第17号 | 1936 | 倭姫の志摩巡行、御贄処としての国崎の歴史と経緯及び国崎文書に見る熨斗鰒、湯貴潜女<ゆきのかずきめ>によるアワビの採捕、御潜神事等に関する記述を含む。口絵:志摩国鎧崎、神宮御料鰒調製所。 |
「大一」について | 鈴木庄市著 | 瑞垣 第68号 | 明治22年の式年遷宮の際、「太一」を「大一」と改称。国崎から祭典御用の鰒奉納における「太一御用」の幟についても記述がされる | |
近世初期の御饌磯の紛争 | 中田四朗[等]著 | 三重史学 第22号 | 1979 | 1.御饌磯紛争の概観/2.国崎神戸の堺域/3.中世の神戸侵掠/4.近世初期の御饌磯紛争/5.終わりに |
近世の志摩における海女と伊勢の御師-熨斗を媒介として | 中田四朗著 | 海と人間 Vol 6 特集海女 | 1978 | 指出帳にみる海女漁業/熨斗贈進の慣行/指出帳にみる熨斗/熨斗の生産/熨斗買得独占商人の出現/請け買い制の破綻/係争の発展/熨斗請け所制の解体/終わりに |
近世志摩の海女と御師 | 中田四朗著 | 三重史学 第20号 | 1977 | 1.追究の目的/2.熨斗使用の発現/3.安楽御厨と熨斗/<以下次号> |
御師と海女 | 中田四朗著 | 瑞垣 第110号 | 1976 | 1.はじめに/2.熨斗使用の発達/3.近世の志摩熨斗 |
熨斗と志摩の海女漁業 〈その3〉 | 中田四朗著 | 温故稽古 №62 | 1976 | 9.国産仕法と熨斗/10.国仕法の廃止と熨斗/11.天保期の熨斗屋の志摩諸村圧迫 |
熨斗と志摩の海女漁業 〈その2〉 | 中田四朗著 | 温故稽古 №61 | 1976 | 5.甚兵衛の返答書への返答書/7.御座村の外売り問題/8.請買体制の終焉 |
熨斗と志摩の海女漁業 | 中田四朗著 | 温故稽古 №60 | 1975 | 1.〈はじめに〉/2.熨斗の生産時期/3.請買制の発現/4,請買制のなかに起こった問題 |
神宮とあわびと海女 | 西川元泰著 | 瑞垣 第47号 | 1960 | あわびの歴史/神饌としてのあわび/神宮と鰒/海女について/神宮御料鰒調製所の沿革/海女の信仰/ |
鮑と海女-海女の捕るアワビが熨斗に加工され御師によって全国へと流通していった 〈特集 海女の流儀〉 | 野村史隆著 | NAGI (凪) 第13巻2号 特集海女の流儀 | 2012 | |
御饌津神としての豊受大神 | 水野祐著 | 瑞垣 第113号 | 1977 | 「2.御饌津神としての豊受大神/3.丹波と伊勢・志摩」の項で、八処女<丹波系氏族集団-日本海沿岸海女族>と志摩の海女及び神饌に関する記述を含む |
海と民俗文化-双魚と熨斗アワビ | 矢野憲一著 | 月刊文化財 第299号 | 1988 | 「1.海への憧れ/2.双魚文のルーツ/3.熨斗アワビ」 の項で鳥羽市国崎町の熨斗鮑及び御潜神事等の記述を含む |
テングサ採りの海女の出稼ぎ-三重県志摩地方から北海道利尻・礼文島へ | 会田理人著 | 北海道開拓記念館研究紀要 第39号 | 2011 | 1.はじめに/2.明治20年代の国内におけるテングサ需要の増大と濫獲/3.明治前半期の北海道産テングサ需要の増大/4.テングサ採りの海女による利尻・礼文島への出稼ぎ/6利尻・礼文島のテングサ採りをめぐる海女と地元漁民との紛争/7.おわりに/謝辞/参考文献 |
対談 海女を世界遺産に 〈特集 海女の流儀〉 | 石原義剛編 | NAGI (凪) 第13巻2号 特集海女の流儀 | 2012 | なぜ日本と韓国のみに海女が/男海士の進出と問題点/アワビを人工養殖し放流/海女を残すために/世界遺産登録に向けて |
海村二俗 <特集・志摩の明治> | 上村角兵衛著 | 郷土志摩 第39号 | 1969 | 海藻の口あけ/出稼ぎ |
志摩の海女の出稼ぎについて | 上村角兵衛著 | 鈴鹿 第8号 | 1956 | 志摩地域における海女の出稼ぎ及び海女の食生活に関するの記述を含む。孔版印刷 |
潜水器漁業百年-潜水夫の出稼ぎ | 大場俊雄著 | 楽水 第717号 | 1982 | 「1.出稼ぎ先」の項で、鳥羽市神島のナマコ漁及びアワビ漁の記述を含む |
志摩漁村の研究-序説覚書 1 | 川越淳二著 | 愛知大学文学論叢 第27輯 | 1964 | 「まえがき/一~五/あとがき」。鹿児島大学で開催された日本社会学会第36回大会の「志摩漁村の社会学的研究~中間報告Ⅰ-1.序説~問題と視角<川越淳二>/2.海女漁村とその村落構造の特徴~鳥羽市国崎町の場合<後藤和夫・中田実>/3.真珠産業の浸透と村落構造の変容~浜島町浜島の場合<島本彦次郎・牧野由朗>」等の記述を含む |
記録 シンポジウム「先志摩の魅力を一緒にしゃべろうや~人と自然・今と昔」 | 締次美穂著 | 三重県総合博物館研究紀要 第4号 | 2018 | 駒田美弘談「主催者挨拶」/菅原洋一談「越賀の村絵図を読み解く」/塚本明談「先志摩海女が迎えた近代-朝鮮出漁と漁業専業化」/北村淳一談「空から見た先志摩-海と陸のなりわい」/門口実代談「先志摩の暮らしに魅せられて」/崎川由美子著「小さな小さな海の国の民俗資料、国の登録有形民俗文化財に登録-くれるものはすべてもらう、これが収集に対する基本姿勢であった」等を所収 |
近世志摩海女の朝鮮出漁とその影響 | 塚本明著 | 海と人間 Vol 31号 特集海女3 | 2018 | はじめに/1.朝鮮半島への潜水漁の進出/2.志摩からの海女出漁/3.潜水漁業の朝鮮出漁の影響/4.志摩漁村の生産構造への影響/おわりに/注・付記。『三重大史学 第16号』<2016年発行> 掲載論文の再掲 |
近代の志摩海女の出稼ぎについて | 塚本明著 | 海と人間 Vol 31号 特集海女3 | 2018 | はじめに/1.志摩海女の近世と近代/2.出稼ぎ形態と技術の伝播/3.出稼ぎの背景/4.朝鮮への出漁/おわりに/注・付記/別表1 志摩海女の出稼ぎ一覧、別表2 近代の志摩郡越賀村出稼ぎ一覧。『三重大史学 第10号』 <2010年発行>掲載論文の再掲 |
近世志摩海女の出稼ぎについて | 塚本明著 | 海と人間 Vol 31号 特集海女3 | 2018 | はじめに/1.上磯・下磯への出稼ぎ実態/2.紀州藩領漁村への出稼ぎ/おわりに。『三重大史学 第15号』<2015年発行>掲載論文の再掲 |
近世志摩海女の出稼ぎについて | 塚本明著 | 三重大史学 第15号 | 2015 | はじめに/1.「上磯」「下磯」への出稼ぎ実態/2.紀州藩領漁村への出稼ぎ-1.熊野灘漁村の磯売りと海女漁、2.仁木島浦での海底探索雇用、3.木本代官への報告書が伝える海女漁の形態/おわりに/注・付記 |
志摩における近世・近代の海女漁の特質 〈ミニシンポジウム記録 海女漁業の現状と将来展望〉 | 塚本明著 | 日本水産学会誌 第80巻2号 | 2014 | 参宮文化とアワビ需要/志摩漁村における海女漁の比重/ テングサ需要と近代の海女出稼ぎ/文献 |
近代の志摩海女の出稼ぎについて | 塚本明著 | 三重大史学 第10号 | 2010 | はじめに/1.志摩海女の近世と近代-1.江戸時代のアワビ流通と志摩の海女漁、2.テングサ漁の展開と紀州藩/2.出稼ぎ形態と技術の伝播-1.江戸時代の出稼ぎ、2.磯売りによる出稼ぎ、3.磯売り雇用を伴わない出稼ぎ、4.テングサ採取をめぐる紛争、5.全国各地への出稼ぎと技術伝播/3.出稼ぎの背景-1.志摩海女の労働形態-志摩海女の出稼ぎ一覧、2.テングサ漁と磯焼け/4.朝鮮への出漁-1.越賀村における朝鮮への出稼ぎ-近代の志摩郡越賀村出稼ぎ一覧、2.朝鮮海の漁業権と漁民の組織的進出/おわりに/注・付記 |
志摩半島で海女の文化を考える~「海女サミット2015in鳥羽」開催 | 土屋久著 | しま 第61巻4号 | 2016 | 三〇〇〇年の歴史をもつ志摩半島の海女文化/六回目を迎える「海女サミット」/文化を受け継ぐ若手海女たち/海女が生業として成り立つために |
志摩における海女出稼ぎ文書 | 中田四朗著 | 郷土志摩 第54号 特集 海女 | 1979 | 1.(はじめに)/2.(海女の出稼ぎ記録-明治26年 越賀文書)/3.朝鮮国への進出/4.おわりに |
志摩の海女の北海道・朝鮮進出-越賀地下文書から 〈史料紹介〉 | 中田四朗[等]著 | 三重史学 第22号 | 1979 | 1.序/2.近世の海女出稼ぎの例/3.北海道出稼ぎ海女/4.朝鮮国への海女出稼ぎ/5.終わりに |
海人の郷国~三重県鳥羽市菅島町 | 日本離島センター広報課編 | しま 第56巻2号 | 2010 | 菅島町白髭神社の神祭「しろんご祭」、菅島町の水産業、天王祭、菅島子どもガイド、花嫁対策事業等の写真及び記述を含む |
答志の海女たちの朝鮮行きについて | 橋本好史著 | 志摩文化財年報 第29集 | 2010 | 1.はじめに/2.古老からの聞き取り/3.『志摩と朝鮮を小舟で往復した志摩の海女-北は礼文・利尻、南は八重山まで行った志摩の海女たち』の本について/4.明治時代の答志の海女たちの様子がわかる本について/5.答志町の屋根裏から古文書五箱発見/6.まとめ |
答志の海女たちの朝鮮行き-三重県鳥羽市答志町 | 橋本好史著 | 伊勢民俗 第39号 | 2010 | はじめに/1.古老からの聞き書き/2.明治年代の答志の海女たちの様子について/答志町芝居舞台の天井裏から証拠の古文書発見 |
海女の出稼に関する研究 | 山中昇著 | 三重大学農学部研究紀要13号 | 1956 | 「1.緒言/2.調査地の概要-自然的条件、戸数・人口/3.産業の概況-農林業、漁業/4.村の経済/5.出稼の原因/6.出稼の現状-出稼海女について、出稼時期、出稼地方、雇用契約と労働報酬/7.結語/参考文献。複写 |
ある漁村社会の移りかわり-志摩半島安乗の半世紀 | 湯沢雍彦著 | コミュニティ 第104号 | 1984 | 「1.安乗の地理と歴史-1.地域の位置と概況、2.安乗の歴史/2.戦前の暮らし-1.海をめぐる仕事、2.若者の生活、3.親族関係/3.昭和30年代・40年代のくらし-1.昭和30年代のすがた、2.昭和45年のようす/4.最近の主婦のくらし-1.この10年間の地域の変化、2.結婚前の生活、3.結婚のいきさつ、4.夫婦の職業、5.生活時間、6.夫婦関係、7.実家との関係/5.親子の間と家族の意識-1.子どもとの関係、2.生活をめぐる意識/6.老人の概況と思い出-1.老人のいる家族の構成、2.面接対象者の内容、3.くらしの思い出/7.老人の現在のくらし-1.毎日の生活、2.ひとり暮らし老人の生活/あとがき/安乗関係文献」 アマかせぎ及びアマのカマド、アマの働き等の記述を含む |
母と子の意識のズレからみた漁村の親子関係 | 湯沢雍彦[等]著 | 家政学雑誌 第25巻5号 | 1974 | 「1.調査の目的/2.調査の方法-調査地:三重県志摩郡阿児町安乗、調査時期:昭和46年7月5日~8日/3.結果および考察-1.対象児童・生徒の家族的背景、2.母と子の意識のズレの比較、3.親子接触の実態/4.要約/引用文献」 海女に関する記述を含む |
漁村家族における権威構造とその規定要因~志摩漁村安乗の場合 | 湯沢雍彦[等]著 | 家政学雑誌 第24巻3号 | 1973 | 「1.目的/2.方法-調査地:三重県志摩郡阿児町安乗、調査時期:昭和45年7月2日~5日/3.結果および考察-1.要因となる対象者の背景、2.権威構造の全体像、3.家族構成からみた権威構造の型、4.夫婦の就労状況からみた権威構造の型、5.結婚条件別にみた権威構造の型、6.生活意識からみた権威構造の型/4.要約/引用文献」 海女に関する記述を含む |
三重県におけるアワビ類の漁獲動向と潜水漁業による生産状況 | 安部文彦[等]著 | 海と人間 Vol 30 | 2009 | 三重県におけるアワビ漁の現状-三重県におけるアワビ類について、三重県におけるアワビ類漁獲量、県内の地区別アワビ類漁獲量、漁獲されるアワビ類の種構成/鳥羽市国崎地区の潜水漁業による生産状況-国崎地区における漁業生産の状況、国崎地区における潜水漁業の操業状況、潜水漁業による生産の変遷/参考文献 |
志摩の家族と生活の構造 | 池田義徳[等]著 | 皇学館論叢 第21巻3号 | 1988 | 「1.婦人労働「アマ」とその生活について」の項で、鳥羽・志摩地域における海女漁村の概要、社会・家庭生活及び海女漁の漁法・漁具・漁獲物、信仰と文化等について記述 |
徳川時代の海女漁業の“むら”-三重県志摩町を中心として | 池野茂著 | 人文地理 第9巻3号 | 1957 | はしがき/1.漁村と漁場/2.漁場相論/3.結びつきを阻むもの/結論 |
志摩石鏡の地理 | 生駒勝著 | 鈴鹿 第8号 | 1956 | 「地形・地質/気候/人口/漁業と農業/経済と通婚及び民家/結語」漁業と農業の項で、海女の記述を含む。孔版印刷 |
志摩と共に「価値」の発信を 持続可能な社会を築くために | 石原義剛著 | 北国文華 第65号 | 2015 | 現代になぜ「素潜り」漁法なのか/志摩半島と輪島の共通点、相違点/輪島の特長「均等配分」/志摩半島は専業が少ない/底抜けに明るい海女の性格はどこから/能登、志摩とも万葉集に登場/ユネスコ文化遺産への期待/地域は「創生」ではなく「再生」 |
答志島-伝統を生かしながら新しくなる島 | 石原義剛著 | 人間環境論集 第12巻1号 | 2012 | 「2.歴史/3.漁業に生きる答志/4.島は“共同体”/6.変わりゆく島の暮らし-1.子育てと教育、2.水のある生活空間、3.病院がほしい、4.祭り/7.島は未来に向かってどう進か」の項で、海女に関する記述を含む |
済州島そして志摩の海女-秘める海民の歴史 | 石原義剛著 | 酔筆 第15号 | 1987 | 石原円吉氏による済州島での沃度製造及び、済州島の海女漁、天平17年の平城京出土木簡「志摩国…耽羅鰒…」等の記述を含む |
日本のあまの生態について Ⅳ 海女の作業について | 岩崎繁野著 | 労働科学 第51巻7号 | 1975 | 「はじめに/1.あまの作業について/2.用具/3.作業方式/4.作業の特徴/5.作業時間/おわりに」 志摩町和具の記述を含む |
志摩の蜑女作業の今昔 | 岩田準一著 | 島 昭和9年前期号 | 1934 | 一~五<追捕の二>/蜑の土俗-ゴサイ、相差村磯祭、浜あそび、磯祭、シロノゴサン、鮑取り、磯の日待、鏡岩の鮑、浜供養、ベザイトの祭、浜祓へ、蜑女の潮祭、山の神・海の神の祭 七本鮫の話、大鮫の日、みかづき神事、御膳さん、大一御用の関船、ゴゼ<御膳>、まじなひ、山椒ビラシ、シリコボシ、ともかずき、蜑女の見る物、?に刺された話其他、蜑女に関する方言 |
海女(あま)~海に生きる人びと その1 | (海の博物館編) | 海の博物館・季報 Vol 1(海と人間 1973 春) | 1973 | 中田四朗著「歴史を語る志摩の女アマ」/長井治著「志摩鳥羽の海女4、000人」/野村史隆著「まよけの手ぬぐい」/天満初美著「海女さんの一日」を所収 |
志摩の海女 | 上村角兵衛著 | 郷土志摩 第47号 | 1974 | 1.はじめに/2.海女の起源/3.海女の分布-全国裸潜水者数、海女の分布、昭和27年志摩の海女に関する調、鮑採取量、町村漁獲表、旧慣漁業許可申請/田畑かめ婆の話-M23寅年生/禁漁区の口開け |
志摩の海女 〈前承〉 | 上村角兵衛著 | 郷土志摩 第49号 | 1976 | 荒布かずき/海女の生理 |
志摩の海女 〈前承〉 | 上村角兵衛著 | 郷土志摩 第48号 | 1975 | 2.変遷-服装、器具、舟人、ノミ、桶人、スカリ/3.信仰-年中行事と併せて |
アマ漁業における資源管理 | 大喜多甫文著 | 西日本漁業経済論集 第29巻 | 1989 | 「1.はじめに/2.アマ漁業における資源管理の展開-1.明治以前、2.明治以後/3.アマ漁業における資源管理の実態-1.法的規制、2.自主的規制、3.漁獲物に対する規制、4.漁具・漁法の規制/4.むすびにかえて」 鳥羽市菅島・国崎・相差等、鳥羽・志摩地域の記述を含む |
わが国の「あま」の分布とその増減に関する一考察〈実態調査〉 | 大喜多甫文著 | 漁業経済研究 第24巻2号 | 1978 | 1.はじめに/2.「あま」の分布と漁獲物および労働形態における地域的差異/3.最近10年間〈一九六五-七五〉における「あま」の増減とその要因/4.むすび/参考文献。鳥羽・志摩地域の記述を含む |
志摩地方における海女漁村の生産形態 | 大喜多甫文著 | 人文地理 第25巻3号 | 1973 | 1.はじめに/2.あま漁村の諸類型/3.鳥羽市国崎の場合/4.志摩町布施田の場合/5.阿児町志島の場合 |
(鳥羽市国崎町)海女漁業について | 大喜多甫文著 | あしび 第5号 海女の村 三重県鳥羽市国崎町調査報告 | 1970 | 潜水漁業の歴史/海女の分布/潜水漁村の分布-志摩半島における海女の分布/海女について注/参考文献 |
海女の住むムラにおける夫と妻の年齢差-三重県志摩郡阿児町S地域における1872年と1972年の史料から | 岡田照子著 | 伊勢民俗 第38号 | 2009 | はじめに/問題の所在/1.地域の概要/2.戸数と人口/3.家族員数別構成/4.家族形態/5.性別構成/6.職業構成/7.夫婦の年齢とその差/8.通婚圏/おわりに |
記録からみた家族関係の変容に関する研究~夫妻の年齢差について | 岡田照子著 | 岐阜女子大学紀要 第11号 | 1982 | はじめに/1.問題の所在/2.研究経過の概要/3.本研究の対象と研究方法/4.夫妻の年齢に関する伝承的側面-1.年齢差に関する伝承面、2.姉女房に関する口誦伝承、3.年齢差の語呂あわせ的伝承、4.仏教思想や方位・干支などの関連伝承、5.その他/5.研究対象地域の概要-1.三重県志摩郡阿児町志島、2.戸数と人口、3.家族員数別構成、4.家族形態、5.性別構成、6.職業構成/6.夫婦の年齢とその差/7.通婚圏/おわりに/注 |
潜水器漁業百年-ウエットスーツのアマ漁業への導入〈3〉 | 大場俊雄著 | 楽水 第720号 | 1982 | 「4.着用規制と地域性の関係」の項で、志摩地域の海女のウエットスーツに関する記述を含む。別刷・簡易製本 |
潜水器漁業百年-ウエットスーツのアマ漁業への導入〈2〉 | 大場俊雄著 | 楽水 第719号 | 1982 | 1.アマのウエットスーツ着用開始年/3.潜水時間延長の影響と対策」の項で、鳥羽市国崎町・答志町及び志摩町布施田の記述を含む。別刷・簡易製本 |
鳥羽・志摩の海女漁の技術-ボーダーレスな文化財との対峙 | 小浜学著 | 月刊文化財 第655号 | 2018 | はじめに/1.海女を取り巻く環境<平成二十一年度まで>/2.文化財としての取組み<平成二十二から二十八年度>/3.海女漁存続への取組み<平成二十二から二十八年度>/4.海女漁のこれから<平成二十九年度から>/参考文献 |
海女のむら 序説 | 川越淳二著 | 愛知大学綜合郷土研究所紀要 特輯号 海女の村-鳥羽市国崎 | 1965 | 1.課題と視点-はじめに、問題の限定、漁村の共同体的性格/2.海女のむら-国崎、村の記録、視点と若干の仮設 |
(鳥羽市国崎町)民俗 | 川辺真理著 | あしび 第5号 海女の村 三重県鳥羽市国崎町調査報告 | 1970 | 宗教-墓・寺の歴史/年中行事-各戸で行うもの、組合で行うもの、神社寺で行うもの、青年団で行うもの、その他、現在行われていない行事/ノット正月/笹念仏/弓祭/二舟祭/迷信・習慣/冠婚葬祭の様式-結婚、葬式/講組織/保健衛生/新聞・テレビ/食生活/青年団/婦人会/老人会/中老組・中婆組/大老組・大婆組/方言 |
志摩研究史概説 | 北岡四良著 | 志陽 第7号 | 1934 | 1.序論/2.明治維新以前の研究-志府雑録と志陽略史、三国地誌、鳥羽舊記・羽霞/3.明治維新後の研究-志摩国舊地考、志摩国誌、郷土誌の編纂、鳥羽誌/4.結論 |
海女の人間関係観-TATによる比較分析 | 窪田幸子著 | 甲南大学社会学人類学研究報告書 創刊号 | 1990 | はじめに/1.布施田地区とT町/2.TATについて/3.調査の実施/4.分析-数値分析、内容分析/5.再構成事例の検討-モード反応抽出の試み/おわりに |
志摩の海女村-鳥羽市石鏡町を事例として | (皇学館大学地理研究会編) | 地理研究 第13号 | 1976 | 1.自然環境/2.海女の歴史-海女の起源、変遷、石鏡海女成立の背景/3.海女の分布-海女の全国的分布、志摩地方の海女分布、海女の数/4.漁獲物と作業-漁獲物、漁期、漁場、作業内容、出荷/5.海女の生活-海女のくらし、海女の用語、海女の社会生活、信仰と儀礼/むすび-問題点と将来性 |
風物誌「海女」 | 小久保栄一著 | 郷土志摩 第54号 特集 海女 | 1979 | 志摩の海女/海女の歴史/海女の分布/志摩のどこに多いか/なぜ海女になるのか/海女が女と限るわけ/カチド-徒人/フナド-舟人/トマイの心づかい/トトカカ舟/フナド潜水法の変遷/哀調の磯なげき/海女は臨月でも潜水/彼女らは長命である/海女のいでたち/海女のトレーニング/海女の漁期/真冬も潜水/海女の獲物/一日の収入/出稼ぎ/農村や紡績工場へも/海女の迷信 |
「民具」から何を学ぶのか~潜水メガネからみた海女の生活 | 小島孝夫著 | 人類学研究所研究論集 第2号 民具と民芸 | 2015 | 1.はじめに/2.問題の所在-1.『アイヌの民具』の試み、2.民具の実測作業、3.民具研究の課題/3.潜水漁の成り立ちと移り変わり-1.潜水漁の概要、2.三重県下の潜水漁の概要、3.潜水漁の特性-潜水漁における体力・潜水漁における知識・潜水漁における技能/4.潜水メガネからみた海女の生きかた-1.潜水漁における加齢と老化、2.老眼仕様の潜水メガネ、3.老眼仕様の潜水メガネと潜水漁の存立、4.海女という生きかた/5.民具からみた関係性-1.民具研究の意義、2.民具が示す関係性、3.新たな関係性の模索にむけて/6.おわりに/参考文献 |
海女の村--三重県志摩郡長岡村 〈つづき〉 | 小寺廉吉著 | 富山大学紀要 経済学部論集 第3号 | 1954 | 4.相差の調査-相差の外観、相差の聞き書き、相差の歴史、戸数及び田畑、漁業~その方法・漁獲物及び制度、相差の労働こよみ、部落の組織、家族、面接調査/5.批判的分析-1.国崎及び相差の社会の特異性、2.研究方法についての反省/参考文献 |
海女の村-三重県志摩郡長岡村 | 小寺廉吉著 | 富山大学紀要 経済学部論集 第2号 | 1953 | 序言/1.生活の自然地理的基礎-長岡村への交通、先志摩隆起海蝕台地、長岡村の地形と生活との結びつき/2.長岡村の概要-長岡村の人口数の変遷、各大字の人口数と人口、職業と産業の構造/3.国崎の調査-国崎の歴史、国崎の地理的環境への適合、国崎の聞き書き、戸数及び田畑、漁業~その技術・制度・組織・慣行、共同社会的な社会形態と諸慣行、パーソナリティの形成、面接調査 |
村落構造 | 後藤和夫著 | 愛知大学綜合郷土研究所紀要 特輯号 海女の村-鳥羽市国崎 | 1965 | 鳥羽市国崎町。1.生産構造の概観/2.農林業生産-林地利用の形態、農業生産の性格、農民的側面から階層分化/3.漁業生産-漁業生産の概況と推移、その要因と対応形態、地先漁業、海女漁生産の特質、部落成員の階層分化、共同体的規制の機能と性格/4.部落組織とその運営-部落・組合組織の形態、現職者の階層性と部落秩序の性格、財政運営と部落・組合の機能 |
海女という生き方 〈特集 海女の流儀〉 | 阪美幸編 | NAGI (凪) 第13巻2号 | 2012 | 70歳過ぎても現役・越賀 西井正子さん/三代つづく海女の流儀・相差 中川さん一家/日本の海で潜れるかぎり・御座 金美珍さん/真珠養殖創世記の作業を伝える・ミキモト真珠島の観光海女 |
貴き由緒を有する国崎の海女と鮑採りの壮観 | 酒井錠吉郎著 | 志陽 第8号 | 1935 | 国崎地区の鮑採捕にかかる輪採法、口開制度、出漁制限等の自主規制及び漁法、着衣、出産等に関する記述を含む |
国崎神戸の事蹟 〈上〉 | 酒井錠吉郎著 | 志陽 第5号 | 1934 | はしがき/1.国崎神戸の起源と伝説/2.神戸時代に於ける御贄貢進の事蹟/3.御饌料熨斗鮑の形式と貢進の員数 |
国崎神戸の事蹟 〈下〉 | 酒井錠吉郎著 | 志陽 第6号 | 1934 | 4.御潜神事と武家領後の変遷 |
志摩半島における海女の地位について | 阪井敏郎著 | 大阪市立大学 社会福祉評論 15号 | 1958 | 序/1.女性の地位と社会規範及び女性の地位についての諸説/2.志摩半島調査部落の経済・社会状態/3.社会に於ける男女関係/4.結婚前の男女関係/5.結婚時の男女関係/6.家庭内の男女関係 |
志摩半島の海女漁村-鳥羽市石鏡町の場合 | 阪野優著 | 三重社会 第21号 | 1976 | はじめに/1.石鏡町の位置と海女の歴史/2.生産構造/3.社会構造/4.民家/5.近年の変化/まとめにかえて |
ある海女部落の家族法問題の実態調査-三重県鳥羽市神島と千葉県御宿町岩和田の事例について | 佐藤隆夫著 | 国学院法学 第5巻4号(通巻第17号) | 1968 | 1.はしがき/2.基礎的考察-1.自然的条件、2.経済的条件/3.家族法問題の考察-1.家族法の基礎的法意識、2.若者<若衆>宿制度=寝屋制度、3.婚姻制度、4.扶養制度、5.相続制度/4.むすび |
一海女部落の家族法問題の実態調査-三重県鳥羽市国崎について | 佐藤隆夫著 | 国学院大学紀要 第6巻 | 1967 | はじめに/基礎考察-1.自然的条件、2.経済的条件、3.社会条件/家族法的問題の考察-1.国崎部落全体の家族法意識、2.婚姻問題、3.家庭生活における妻の地位、4.扶養問題、5.相続問題、6.その他の問題/むすび |
海女という生き方~答志島フィールとワーク実習報告 | 澤入友美[等]著 | 地域研究年報 第2号 | 2005 | 1.はじめに/2.答志島概要/3.漁業のまち答志島を支える漁業制度/4.海女のある暮らし/5.海女の信仰/6.浜口晴子さんをとおして見る答志の海女/7.海女が好き/8.おわりに/謝辞/文献・サイト/写真 |
生活の組織と海女の生活 〈海女のむら-鳥羽市国崎町〉 | 島本彦次郎著 | 愛知大学綜合郷土研究所紀要 特輯号 海女の村-鳥羽市国崎 | 1965 | 1.本章の課題/2.年中行事/3.類縁関係-1.本家株~半家<戸>株、2.冠婚葬祭の規制と類縁関係、3.家見せ・季節忘れ、4.アワビ不参補助その他/4.谷と配-1.谷、2.配/5.年齢階梯と祭祀-若者の出稼ぎと青年団、2.戸前<戸主>、3.中老、4.祭祀組織、5.大老/6.海女の生活-1.娘の出稼ぎ、2.主婦の生活、3.主婦の祭り、4.大婆と仏事 |
海の古老~海に生きる人びと その2 | 下村かおる編 | 海の博物館・季報 Vol 2(海と人間 1974 秋) | 1974 | 伊藤ハツノ談「/朝鮮へ6年行ってな」/下村かおる編「60才はまだ若い衆-昭和49年7月調査 鳥羽市・志摩郡・度会郡の漁師・海女地区別年代別調査」を所収 |
海女と鮫と突きん棒漁 〈伊勢・志摩特集〉 | 高橋龍三郎著 | 民俗文化 第5号 | 1993 | はじめに/1.安乗の海女/2.海女の潜水漁/3.海女の恐れるもの/4.七本鮫の伝説/5.伊雑宮の複合的性格/6.考古学から見た志摩地方の漁撈的性格/7.安乗の突きん棒漁/9.志摩における鮫漁の歴史/10.現在のチョキ銛について/11.鳥羽銛と現在のチョキ銛、12.鳥羽銛の製造道具/13.回転式離頭銛の系譜/終わりに/引用参考文献 |
志摩諸島 | 竹田旦著 | しま 第9巻4号 | 1964 | 「1.悠遠の歴史/2.水産業の伝統/3.新しい動き」 神島、答志、答志和具、菅島の海女漁及び菅島の海女の祭事・白髭<しろんご>祭に関する記述を含む |
日本の海士・海女 | 田辺悟著 | 月刊文化財 第118号 | 1973 | 「はじめに-これまでの研究と課題/海士・海女の分布と採取物/採集と漁撈-女と男/伝播か偶発か/ムラのタイプと民具のパターン」の項で、志摩町和具及び鳥羽市神島の記述を含む |
志摩の海女たち | 谷口徹著 | 家事と衛生 第12巻12号 | 1936 | 「一~七」 船人の海女漁及び家事、婚姻、食事等について記述 |
『伊勢新聞』に見る近代の志摩海女-明治・大正期の「海女」の諸相 | 塚本明著 | 海と人間 Vol 31号 特集海女3 | 2018 | はじめに/1.海女の働き/2.伝えられる海女習俗/3.海女の観光資源化/むすびに代えて/付表-伊勢新聞海女関係記事一覧 明治14~大正13年。『三重大史学 第11号』<2011年発行>掲載論文の再掲 |
『伊勢新聞』に見る近代の志摩海女-明治・大正期の「海女」の諸相 | 塚本明著 | 三重大史学 第11号 | 2011 | はじめに/1.海女の働き-1.海藻の漁況、2.アワビ採捕と潜水器、3.災害救助/2.伝えられる海女習俗-1.「海女」の用語、2.志摩の家制度と海女、3.装備と操業形態/3.海女の観光資源化-1.御木本幸吉の真珠養殖と海女、2.見せ物としての海女/むすびに代えて/付表-伊勢新聞海女関係記事一覧 明治14~大正13年 |
〈つまどい婚〉慣行支持意識の一考察-三重県志摩郡志摩町和具の事例 | 土田英雄著 | 大阪学芸大学紀要A 人文科学 第12号 | 1964 | 「まえがき/1.はしがき/2.規範意識/3.模範生の程度/4.拘束性の程度/5.慣行の評価/6.期待の有無/7.つまどい支持意識の比較/8.慣行支持意識の四類型/9.各類型の社会的背景/10まとめ」 海女に関する記述を含む |
鳥羽市神島町調査報告特集 | (中川靖治編) | 安濃津 第22号 鳥羽市神島町調査報告特集号 | 1983 | 高橋葵[等]著「漁業-1.概観、2.どんな魚をどれだけ取るか、3.どのようにして魚をとるか、4.海女漁業について」/今井尚子著「民俗-年中行事-イソ祭り、オケゾコ、ゴクアゲ、ウラサマ 他」/鎌田朱美「海女の生活-海女の仕事、海女の人生・今、海女の人生・昔、盆・正月、海女さん達の現在、まとめ」を所収 |
ある海女の人生-Kさんのライフヒストリーから | 中田睦子著 | 甲南大学社会学人類学研究報告書 創刊号 | 1990 | はじめに/1.Kさんとの出会い/2.国際派Kさんの誕生/3.稽古海女からオケド海女に/4.海女の村の近代化/5.家族-舅家通いから嫁入り婚へ/6.新しい老年 |
志摩地域海女操業調査の結果報告 | 中山卓著 | 海と人間 Vol 6 | 1978 | 1.今回の調査について/2.今回の調査の方法/3.今回の調査結果に関する解説と所感/4.総括的所感 |
鳥羽市神島の民俗的空間と時間 〈伊勢・志摩特集〉 | 中山正典著 | 民俗文化 第5号 | 1993 | はじめに/1.漁業のムラ神島-1.神島の地理的環境、2.社会・経済構造とその変化、柳田国男と神島、宮持ち制度/2.神島の民俗的空間-1.民俗的空間、2.神島の正月儀礼における家屋空間、3.ゲータ祭り、4.ゴクアゲ、5.ヤリマショ船、6.神島の民俗的空間/3.神島の民俗的時間-1.民俗的時間の認識、2.神島の繰り返しの時間-生業暦と年中行事、3.神島の不可逆的時間-人生儀礼/おわりに/注・参考文献 |
三重県志摩郡大王町船越地区調査報告-生業 | (南山大学文化人類学研究会編) | 文化人類学研究会会報 第9号 | 1976 | 「1.概要/2.船越の水産業-1.水産史、2.水獲総数、3.漁業歴と口開け、4.漁業協同組合、5.現在の水産業、6.海女、7.伝統的漁撈、8.船の種類と構造、9.造船、10.信仰と縁起、11.交際、12.気象と風/3.農業/4.商業と交易/5.出稼ぎ/注・Ⅲ章」の項で、海女の就業者数、海女の年齢、海女の養成、作業、作業用具、海女の一日、海女小屋、水揚げ・処分、輸送と市場、海女組合、出稼ぎ、海女の信仰等に関する記述を含む |
三重県志摩郡大王町船越地区調査報告-衣・食・住 | (南山大学文化人類学研究会編) | 文化人類学研究会会報 第9号 | 1976 | 「1.衣-1.普段着、2.仕事着、3.ハレ着、4.子供服/2.食-1.祝い事の時の食事、2.普段の1日の食事、3.主食・その他/3.住-1.住居、2.座順、3.建築/衣食住の注」の項で、トマエの作業着等海女に関する記述を含む |
海女の歴史 〈第一回例会講演資料より〉 | 野村史隆著 | 郷土史考 鳥羽 第5集 | 2015 | 1.海女の歴史/2.海女のタイプ/3.海女の漁獲物/4.海女の道具/5.海女の生活/6.海女小屋/7.海女の出稼ぎ/8.海女の人数/9.海女とアワビ/10.海女の祭りと信仰 |
海女の環境伝承 〈伊勢・志摩特集〉 | 野本寛一著 | 民俗文化 第5号 | 1993 | はじめに/海女の人生-1.石鏡 浜田みちこさん-海女のムラへ・臨海の斜面集落・石鏡の女・海女の体験と伝承・足入れ婚と潮垢離・環境と生態の伝承・出稼ぎの日々・海女のムラの年中行事、2.布施田 田畑たづさん-麦崎と小島・海女の暮らし・ヨナベミのこと・買い山・畑作と水餅・アワビの生態とエビス貝の伝承・海の流送行事・御食つ国の伝統/2.海女の環境伝承-1.海女と年中行事-和具の海女 西川嘉栄さんの行事伝承・アワビ捕採の予祝行事・磯桶の伝承・海藻増殖の予祝行事・アワビ増殖祈願呪術と貝の生まれる島・礁と先島・止め磯の思想・サメの伝承とその鼎立構造・青峯山の信仰、2.環境と生業暦-潜水漁撈と環境伝承・生業信仰空間の構図・真珠と冬磯・海女の出稼・海女と買い山/注・補注 |
労働観を育てる-志摩の海女の仕事を通して | 浜岡京子著 | 三重の教育 第38集 | 1992 | 第3学年社会科学習指導案 1.題材-海女さんの仕事/2.題材設定の理由/3.目標/4.指導計画/5.本時のねらい/6.指導の過程/7.授業記録 他 |
日本蜑族考 | 羽原又吉著 | 三田学会雑誌 第38巻7号 | 1944 | 「2.蜑の分布と通観」の項で、鳥羽・志摩地域の海女集落(23集落)と、『倭姫命世紀』、『延喜式』に見える国崎の海女、二船祭及び海女の漁獲物、海女の年齢、労働期間、労働時間、一回の潜水継続時間等についての記述を含む |
海に生きる女たち | 古川智恵子[等]著 | 名古屋女子大学紀要 第34号 | 1988 | 「緒言/方法-1.調査期間<昭和59年4月~63年3月>、2.調査地域 伊勢・志摩<相差・安乗・和具>、3.調査方法/結果および考察-1.海人<海女>の系譜-古代中世の海人・近世の海人<海女>・近代の海女・現代の海女、2.海女のくらし/要約/文献/ |
衣の系譜に関する研究 〈第3報〉 腰巻の系譜について | 古川智恵子[等]著 | 名古屋女子大学紀要 第32号 | 1986 | 「緒言/方法/結果および考察-1.腰巻の系譜-布の発達と腰巻・原始時代・古墳時代・奈良時代・平安時代・室町時代・江戸時代・現代の腰巻き、2.仕事着としての腰巻-海女の作業着としての腰巻・漁村の作業着としての腰巻・農村の作業着としての腰巻・炭鉱婦の腰巻・腰巻姿でのサンドスキー/要約/参考文献」 菅島の海女の記述を含む |
済州島再訪小記~済州学の片鱗 | 堀田吉雄著 | フォクロア 第66~67号 済州島特集 | 1992 | 「14.済州名物の裸潜女」の項で、志摩の海女と済州の海女との対比及び平城京跡出土木簡に記される耽羅鮑に関する記述を含む |
海女の漁行動-オケド舟の漁場利用形態を中心に | 前田弘著 | 甲南大学社会学人類学研究報告書 創刊号 | 1990 | はじめに/1.布施田地区漁場の自然環境-地形、気候/2.海女の操業形態-海女の種類と構成、海女の着衣と作業用具、操業形態/3.オケド船の漁場「セ」の選択-漁行動と自然条件、オケド船の年齢構成、オケド船の操業水域/おわりに |
三重県における海女の操業実態とアワビ増殖のための取組 〈ミニシンポジウム記録 海女漁業の現状と将来展望〉 | 松田浩一著 | 日本水産学会誌 第80巻2号 | 2014 | はじめに/三重県における海女の操業実態/アワビ増殖のための取り組み/文献 |
海女のライフ・スタイル-聴き取り調査から | 松永あゆみ著 | 甲南大学社会学人類学研究報告書 創刊号 | 1990 | はじめに/1.布施田村-村の風景/2.海女のくらし-海女になる、海女の作業、ウエット・スーツの導入/3.漁以外の仕事-朝鮮潜ぎ、かい山/4.家族のくらし-家族、出産・育児、食事の場面/むすび |
蜑婦ニ就テ | 三重県警察部衛生課編 | 海と人間 Vol 30 | 2009 | 1.呼称、種別/2.起原及来歴/3.分布/4.女蜑ト男蜑/5.蜑婦ノ作業/6.蜑婦ノ出稼/7.蜑婦ノ収入、消費、貯蓄/8.蜑婦ノ労働概観/9.蜑婦ト男子トノ労働、収入比較/10.「あま」ニ因スル故事、類語/11.人情、風俗、慣習/12.蜑婦ノ潜水時ノ食事/13.蜑婦ト滋養品/14.蜑婦ノ飲酒、喫煙/15.蜑婦ノ娯楽、盆踊/16.蜑婦ノ結婚及生産/17.蜑婦ノ調査シタル七村ノ人口動態ノ対照/18.蜑婦ノ体格/19.蜑婦ノ疾病/20.蜑婦ノ月経始閉/21.入院娼妓ノ疾病、月経、其他ノ状態/22.蜑婦ノ腸寄生虫/23.入院娼妓ノ腸寄生虫。大正10年発行の『保険衛生調査 第二輯抜萃』の復刻 |
志摩海女漁村の社会構造と慣習法-三重県鳥羽市石鏡町の法社会学的調査報告 | 明治大学法学部社会学演習学生一同著/江守五夫指導 | 明治大学 法学会誌 第18号 | 1967 | はじめに/1.石鏡町の経済構造-1.石鏡町の経済的基盤と変遷、2.海女3.農林業/2.行政組織と漁業協同組合~村落の社会構造<その一>-1.区と漁業協同組合、2.ハエ<配>の組織と機能/3.年齢階梯制と祭祀組織~村落の社会構造<その二>-序説、1.青年集団、2.石鏡に於ける宿制度、3.ゴーイリとトーニン、4.五人年寄/4.家族・親族の構造-まえがき、1.家族、2.婚姻、3.相続・分家、4.親族 |
国崎の歴史 | 森靖雄著 | 愛知大学綜合郷土研究所紀要 特輯号 海女の村-鳥羽市国崎 | 1965 | 1.徳川時代成立以前-伊勢神宮領としての国崎、神宮支配への抵抗、伊勢神宮と大名支配/2.徳川時代-幕藩体制と国崎、二重支配の矛盾/3.近世の国崎村経済-産業、戸口、商品経済の展開 |
地域の概況 | 森田三郎著 | 甲南大学社会学人類学研究報告書 創刊号 | 1990 | 1.布施田への招待-真珠とあわびの里/2.海女の里の伝統-志摩半島/3.多様なる生活の知恵-布施田の近代史/4.新しい時代と布施田の暮し |
海女の労働形態-オヨギド・オケド・フナドの比較分析 | 八木裕子著 | 甲南大学社会学人類学研究報告書 創刊号 | 1990 | はじめに/1.海女の水揚げ-海女のシーズン、海女の漁獲/2.海女の労働形態の比較分析-年齢、漁獲量、平均収入/3.海女の労働形態とライフ・スタイル-ケイコ海女、オケド海女、フナド海女、オヨギド海女/4.考察-ライフ・スタイルと漁獲量の変化、ライフ・スタイルの変化/おわりに |
志州の島々 | 山口貞夫著 | 島 昭和9年前期号 | 1934 | 「上-海女の事-一~六/下-信仰・行事など-一~三」の項で、鳥羽市坂手島、菅島、答志島、神島及び磯部町渡鹿野島の記述を含む |
海女と匠 | 山下真知千代[等]著 | 人間工学 第52巻supplement号 | 2016 | 「1.はじめに/2.海女-1.海女とは、2.歴史、3.獲物<拾うもの>、4.人数、5.技/3.現在の取組/参考文献」鳥羽・志摩の海女及びユネスコ無形遺産登録に向けた取組の記述を含む |
海女の“海のイメージ”-ロールシャッハ・テストを通して | 山中聖津子著 | 甲南大学社会学人類学研究報告書 創刊号 | 1990 | はじめに/1.ロールシャッハ・テストについて-調査の目的、方法と対象、テスト結果/2.海女の生業と生活場面にあらわれる「海のイメージ」-海女と伊勢神宮、海女を育てる環境、海女という生業、海女における「セ」と「ヤマ」/おわりに |
(鳥羽市国崎町)集落 | 山脇良子著 | あしび 第5号 海女の村 三重県鳥羽市国崎町調査報告 | 1970 | 位置と分布/発達と変遷/本家分家の関係/集落の立地/屋敷の形態と利用/国崎の集落分布と建築年代-S宅 大正11年、O宅 明治25年 |
漁村家族における権威構造とその規定要因~志摩漁村安乗の場合 | 湯沢雍彦[等]著 | 家政学雑誌 第24巻3号 | 1973 | 1.目的/2.方法-調査地:三重県志摩郡阿児町安乗、調査時期:昭和45年7月2日~5日/3.結果および考察-1.要因となる対象者の背景、2.権威構造の全体像、3.家族構成からみた権威構造の型、4.夫婦の就労状況からみた権威構造の型、5.結婚条件別にみた権威構造の型、6.生活意識からみた権威構造の型/4.要約/引用文献 |
伊勢志摩の海女の史的考察 | 和田勉著 | ふびと 第22号 | 1964 | はじめに/1.古代における海女/2.中世における海女/3.近世における海女/4.近・現代の海女/5.まとめ |
鳥羽・志摩の年中行事 〈祭り〉 | 阿児青児編 | 郷土志摩 第63号 特集「志摩の祭り」 | 1983 | 鳥羽・志摩の年中行事表/海女の水垢離/みたな神事/みそぎ/浦村の神祭り/六日祭/六日年越し/越賀の弓引き神事/浜島の弓引神事/桃取の弓祭り/石鏡の弓祭/菅島の弓取り/御船祭/楠の宮/荒獅子舞/鍬形祭/こぎだし祭/汗かき地蔵祭/鳥羽の春まつり/観音寺春まつり/伊勢えび祭/赤崎祭/海女潜女神社の神祭/浅間祭/潮かけ祭/じんじん船/金比羅大祭/大念仏/さざら踊り/火柱祭/不動尊祭/念仏祭/綱引き/安乗文楽/真珠まつり/稲荷神社大祭/二船祭/おちね/ねぎたき/カツオツリ(トトツリアイ)/夜籠り |
三重県・海の祭り 〈特集 第70回通常総会記念〉 | 石原義剛著 | 港湾 第75巻5号 | 1998 | 1.異なった三つの港/2.伊勢湾-石取祭り(桑名)、七福神祭り(桑名)、鯨船祭り、天王祭り・祇園祭り(各地) 他/3.志摩半島-青峯さんの御船祭り(鳥羽・磯部)、ゲーター祭り(鳥羽)、ノシアワビ調製と海女の祭り(鳥羽)、翁祭り-三番叟(阿児)、八幡祭り(各地)/4.熊野灘-船競漕の祭り(熊野ほか) 他 |
志摩の天王祭り | 西城利夫著 | まつり通信 第329号 | 1988 | 牛頭天王を祀る天王祭と水や海、海女等との関わりを中心に、阿児町安乗、磯部町渡鹿野、同町木津の天王祭を事例として記述 |
海女の歳時記-自然への畏敬と感謝を込めて 受け継がれる年中行事 〈特集 海女の流儀〉 | 坂本博文著 | NAGI (凪) 第13巻2号 特集海女の流儀 | 2012 | ノット正月/石仏例祭/石経沈め/石神さん春祭り/ごくあげ 他 |
神宿る島に魅せられて~海女の神事とゲーター祭りの語源 | 下村恵美著 | 郷土史考 鳥羽 第7集 安楽島特集号 別冊 | 2017 | 複雑な思い/島の人の思い/宮持ちが担う神事-春・夏/神島の海女/海女漁について/オケゾコ/ゴクアゲ-弊立て、弊を立てる人、米撒き、海女漁、三人のための海女小屋、肴について、宮持ちへの献上、神宮さんと弁天さん、入船祝/うらさま-垢離とり、くじ引き/海女の漁期/神島の記録/もうひとつの記録/古老の話/神島の神事から考察すること-海女の神事の検証、ゲーター祭りの語源の検証、元旦について、ゲーター祭りの語源“元旦祭”、口米の爺から見える時代背景、宮持ち・口米の爺・お礼参りの爺/隠居衆が担う役割/隠居なり/隠居衆の思い/2017年の元旦/隠居衆の紹介/神宿る島への思いとこれから/追記/参考文献 |
三重県志摩郡大王町船越地区調査報告-年中行事 | (南山大学文化人類学研究会編) | 文化人類学研究会会報 第9号 | 1976 | 1.年中行事/2.船越の二大行事-1.新年を迎える行事、2.盆行事/3.農業の年中行事/4.海女の年中行事-宮籠り、総会、乗り込み、浜祭、磯部のオミタ、海開き、天王祭の日、口がとまる日、シモツキヒイテ、その他/年中行事の注 |
国崎の年中行事 | 野村史隆著 | 海と人間 Vol 6 特集海女 | 1978 | 国崎の年中行事一覧表/正月の始め/正月むかえの飾りつけ/浜参り-船霊・海神参り/陰膳/若水と宮開き/乗り初め/朝の汁粉/アサ祝い/家見せ/寄り初め/八幡祭/七草粥/大般若会/八日講/磯日待/念仏始め/のっと正月/飾りおさめ/浅間山参り/大老入会祝/節分/お昼の膳/厄おとし/涅槃会/青峰参り/23夜の日待/安産祈願/桃の節句/祷祭/彼岸/お釈迦さん/大般若会/卯の日の餅つき/菖蒲の節句/垢離の日-富士講日/御潜神事-明治5年廃絶/天王祭/タケ参り/日待・大祭/富士参り/お盆/青峰観音の施餓鬼/二百十日/十五夜/宮内庁熨斗鮑納め/菊の節句/熨斗鮑納め/エビス講/年忌と法事/23夜の日待/布の種蒔/山の神/万度迎え/磯日待/二船祭/シオマツリ |
鳥羽市神島町の「海女の祭事」調査報告 〈1〉 | 山本実著 | 志摩文化財年報 第33集 | 2014 | 1.はじめに/2.海女操業安全祈願祭/3.種蒔・オケゾコ/4.弊立て/5.御供上げ/6.おわりに |
海女の信仰-民族学の視点から | 大野哲弥著 | 甲南大学社会学人類学研究報告書 創刊号 | 1990 | はじめに/1.生業と信仰-船上での祈り、魔除け、船霊/2.世帯の祭祀-屋内神、屋敷神/3.地域の信仰-遙拝場としてのセンゲンさん、小島と青峰山、薬師寺と殿岡神社、秋葉社と八幡社、地蔵、山の神/4.年中行事-年中行事リスト、海女の参加/おわりに |
海女の呪符と貝紫-鳥羽志摩における | 津田豊彦著 | 民具マンスリー 第4巻12号 | 1972 | 「一~四」の項で、鳥羽市国崎町及び神島町、石鏡町他鳥羽・志摩地域の記述を含む |
三重県志摩郡大王町船越地区調査報告-信仰 | (南山大学文化人類学研究会編) | 文化人類学研究会会報 第9号 | 1976 | 「1.神社を中心として-1.子安地蔵さんの日、2.天王祭、3.例大祭、4.シモツキヒイテ、5.おこもり/2.寺を中心として-虚空蔵堂/3.墓-1.ハカとラントウバ、2.唐比舎、3.千人塚/4.民間信仰-1.稲荷、2.庚申、3.井戸神、サイの河原、5.大師、6.地蔵、7.水神、8.えびす、9.池神、10.ジヌシ、11.不動 他/天王祭の船越舞台」の項で、海女の記述を含む |
海女の伝説 -志摩の安乗 | 神宮司庁総務部弘報課編 | 瑞垣 第33号 | 1957 | 安乗地区における竜宮城伝説・浦島太郎伝説。古老仲野石松・浜口清五郎・片山九十郎談、小久保栄一文 |
民謡と海女の伝承 | 関山守弥著 | 郷土志摩 第54号 特集 海女 | 1979 | 鳥羽市国崎町の橋本小はやさん及び筑前鐘崎の花田しげさんの「海女の泣き節-在所唄、出稼唄」、トモカズキなどの等海女の迷信と信仰等について記述 |
三重県志摩郡大王町船越地区調査報告-歌謡 | (南山大学文化人類学研究会編) | 文化人類学研究会会報 第9号 | 1976 | 1.櫓をこぐ唄/2.磯に入る時の唄-鮑を取る時/3.磯に入る時/4.うすすり唄/5.伊勢詣りの唄/6.富士山に詣る時の唄/7.アタラシキの詞/8.チロリンマイリの唄/9.盆の大念仏の唄/10.厄の唄 |
海と島を再生する答志島の若い力 | 鈴木さわこ著 | しま 第56巻3号 | 2011 | 藻場の再生~答志島の青年達が示した一条の光/豊かな漁場に囲まれた答志島/アラメが消え、アワビの漁獲量が減少試行錯誤の末、アラメ場の再生に成功/自分たちの海の環境を元に戻したい/寝屋子制度が育てる「答志島気質」/島の活気を生む様々な自主的活動/「自分たちの海、自分たちの島」への愛着が活性化への鍵。海女の記述を含む |
日本のあまの生態について Ⅴ 潜水にともなう傷害と一般疾病及び栄養摂取状況について | 岩崎繁野著 | 労働科学 第51巻12号 | 1975 | 「はじめに/1.潜水による障害/2.海女の疾病について/3.栄養摂取量について/4おわりに」 志摩町和具の記述を含む |
「あま」作業の疲労について 〈第1報〉 | 岡芳包[等]著 | 体力科学 第6巻5号 | 1957 | 「1.検査方法と測定項目/2.成績-1.膝蓋腱反射閾値について、2.尿 Donaggio 反応値について、3.体位血圧反射法に於ける血圧恢復者数比率について、4.体位血圧反射法に於ける血圧恢復経緯について、5.朝夕の血圧水準について/3.考察/4.摘要/文献」 志摩郡越賀村・布施田村の海女と徳島大学医学部学生を被験者として調査を実施 |
男女「あま」の「あま」作業能力について | 岡芳包[等]著 | 体力科学 第6巻5号 | 1957 | 三重県志摩郡和具の海女を対象とした耳鼻咽喉科的検診及び徳島県海部郡阿部村の男女海女・海士を被験者とした潜水時間・潜水深度等作業能力の調査結果について記述 |
海女の産婦人科学的観察 | 小南吉男著 | 日本産科婦人科学会雑誌 第5号 臨時増刊 | 1953 | 三重県志摩郡の海女における月経、妊娠、分娩、産褥並びに新産児の状態等についの調査報告を記述 |
海女の体力医学的研究 〈第Ⅲ報〉 海女の妊娠分娩について | 椿恒城著 | 体力科学 第13巻3号 | 1964 | 「1.まえがき/2.調査内容-1.月経、2.妊娠、3.分娩、4.産褥分娩前の仕事、5.子供の発育/3.調査結果及び考察-1.月経、2.妊娠、3.初産年齢、4.分娩、5.産褥、6.児の発育/4.要約/参考文献」 志摩海女35名、舳倉島海女48名、伊豆海女39名を被験者として調査を実施 |
海女の身体的特性について | 泊早記著 | 皇学館論叢 第36巻4号 | 2003 | 1.緒言-1.海女漁の歴史と現状-a.アマの存在・b.鳥羽志摩地方の海女漁の歴史・c.鳥羽志摩地方の海女漁の現状、2.海女と身体活動-a.海女の生活・b.海女の潜水採集活動、3.研究の目的/2.研究の方法-1.被験者、2.測定項目およびその測定方法-a.身長・b.座高・c.肩幅・d.胸囲 他、3.活動量調査、4.分析方法および統計処理/3.結果-1.身長・座高・肩幅、2.体幹部、3.上肢、4.下肢、5.体重・体脂肪率、6.安静時脈拍数・血圧・30秒ドリブル、7.活動量調査/4.考察-1.環境に応じた形態の変化、2.海女の形態、3.海女の身体機能/5.結論/参考・引用文献 |
海女の体力医学的研究 〈第Ⅱ報〉 体型体力及び健康障害と海女作業の疲労について | 額田年/椿恒城共著 | 体力科学 第13巻3号 | 1964 | 「1.まえがき/2.検査項目/3.検査結果及び考察-1.体型及び体力、2.障害、3.疲労/4.要約/参考文献」 三重県鳥羽市桃取・答志・神島の海女及び静岡県下田町白浜、石川県舳倉島の海女を被験者として調査を実施 |
海女の体力医学研究 〈第Ⅰ報〉 海女の業態・分布及び労働について | 額田年/椿恒城共著 | 体力科学 第11巻4号 | 1963 | 「1.海女の文献/2.海女の操業による分類-.a大磯人、b.中磯人、c.小磯人/3.海女の分布/4.労働期間及び労働時間/5.潜水時間と呼吸調製時間/要約/参考文献」 三重県志摩半島及び石川県舳倉島、静岡県白浜の海女について調査を実施 |
海女の研究 〈第3報〉 志摩海女の体力について | 額田年[等]著 | 体力科学 第7巻6号 | 1958 | 1.月経/2.妊娠/3.分娩/4.産褥/5.児の発育及び児の数/6.体力-体型、聴力、皮膚温度の変化、疲労部位調査 |
海女の労働について 〈第1報〉 | 額田年[等]著 | 体力科学 第5巻6号 | 1956 | 「1.測定場所及び労働時間/2.海女の業態による分類/3.労働時間/4.潜水時間と呼吸調整時間/5.肺活量/6.血圧/7.フリッカー値/8.ズルフォサリチル酸試験」 三重県志摩郡地域の海女を被験者として調査 |
労働環境に対する心機能の生理学的適応性-海女の心電図所見を中心として | 山本宗平[等]著 | 産業医学 第23巻7号 | 1981 | 鳥羽市国崎町における海女漁経験年数10年以上の海女15名<平均年齢41歳>を被験者とした労働環境に対する生理学的適応性の研究を記述 |
海女の労働環境に対する生理学的適応性 〈1〉 ~抹消循環について | 山本宗平[等]著 | 日本生気象学会雑誌 第17巻3号 | 1980 | 「対象と実験方法/実験結果及び考察-1.安静時動脈血圧及び血液所見、2.寒冷潜水負荷前後で動脈血圧・心拍数他、3.経験年数と収縮期血圧との関係」 鳥羽市国崎町在住の海女を対象とした調査 |
志摩漁村浜島における漁業生産構造の変容Ⅰ-経営主体としての漁業組合の部落共同体的性格 | 島本彦次郎著 | 愛知大学文学論叢 第27輯 | 1964 | 「はじめに/1.視点/2.浜島の概況/3.明治以前の漁業生産構造/4.明治以降における経営主体としての漁業組合の部落共同体的性格」 第5表・漁獲高、第6表・昭和37年度浜島漁協で海女採貝等の記述を含む |
江戸時代の古文書からみた海女について | 伊藤幸治著 | 志摩文化財年報 第30集 | 2011 | 1.漁場磯争い文書-1.慶安四年八月布施田村 乍恐訴訟申上候、2.明暦二年十一月朔日 石鏡村国崎村海山境目相定覚、3.明暦二年申年 浜島村ト公事仕候時之覚書、4.貞享四卯年七月 船越村より乍恐指上申証拠書之事 他/2.難船文書-1.享保五子年十一月 紀州日高太兵衛船、2.宝暦八年寅六月 遠州万能村文右衛門船、3.文化十三年子ノ二月 尾州常滑左七船諸書付控写 他/3.鳥羽藩差出帳-1.船越村明細帳 天和元年推定、2.越賀村差出帳 貞享三寅年十一月、3.和具村指出シ帳 宝永七年六月、4.志摩国答志郡相差村指出シ帳 享保十一年、5.志摩国答志郡国崎村指出シ帳 享保十一年/4.鳥羽藩熨斗鮑請所制移行後に記された文書-1.寛保三亥之八月 一札之事、2.寛保三亥九月 口上書之御事、3.寛保三年十月 一筆致啓上候 他/5.終わりに-越賀村古文書 |
近世のアマ潜水漁業 | 大喜多甫文著 | 歴史地理学 第131号 | 1985 | 「はじめに/1.志摩地方の場合-1.鳥羽藩の漁業政策と漁業の概要、2.潜水漁業地域、3.潜水漁業の実態/2.房総地方の場合/3.対馬の場合/AMA FISHERY IN EDO PERIOD」 |
弥生時代の漁具と漁撈生活 | 大野左千代著 | 月刊考古学ジャーナル 第344号 | 1992 | 「4.その他の漁具/5.弥生人の漁撈」の項で、骨製・角製・石製・鉄製のアワビオコシ及び潜水漁法に関する記述を含む |
近世・近代の海女漁における資源管理について~江戸期の管理制度と組合規則への継承 | 杉山亜有美著 | 三重大史学 第13号 | 2013 | はじめに/1.江戸期における海女漁の規制-1.海藻の磯留制、2.鮑の漁期規制、3.鮑の大きさの規制/2.海女漁における規制発現の背景-1.得意商人に対する海藻の売買、2.鯔漁と海女漁、3.漁民の資源管理意識/3.明治期の組合結成と組合規則1.-明治初年の混乱と組合結成、2.組合規則への継承/おわりに/注・参考史料-漁業組合準則 |
古文書史料にみる海女漁の「技能」 | 塚本明著 | 海と人間 Vol 31号 特集海女3 | 2018 | はじめに/1.絵画資料に見る道具と衣服/2.舟と舟大工/3.年間暦と出稼ぎ/4.熨斗鮑の生産と販売/5.海藻類の加工と販売/おわりに/別表1-宝暦11(1761)年 越賀村出稼人一覧、別表2-越賀村 天保14年人別改帳に見る女性・海女出稼ぎ一覧、別表3-越賀村 文化3(1806)年 天草出荷記録。『海女習俗基礎調査報告-平成24・25年度 鳥羽・志摩の海女による素潜り漁』 <2014年発行>掲載論文の再掲 |
古文書史料から見る海女の歴史的実態 | 塚本明著 | 海と人間 Vol 31号 特集海女3 | 2018 | はじめに/1.志摩漁村における海女漁の比重/2.漁業争論に見る海女/3.海女獲物の流通/4.難船と海女/5.人口動態と兼業/おわりに/別表1-志摩漁村海女舟率一覧。『海女習俗基礎調査報告-平成22・23年度』 <2012年発行>掲載論文の再掲 |
近世志摩海女の朝鮮出漁とその影響 | 塚本明著 | 三重大史学 第16号 | 2016 | はじめに/1.朝鮮半島への潜水漁の進出-1.朝鮮半島の漁業実態-日本漁民出漁の背景、2.潜水器漁業の開始、3.裸潜漁の展開/2.志摩からの海女出漁-1.朝鮮出漁の開始と奨励、2.海女の雇用形態と契約手続き、3.獲物の加工・流通、4.海女の漁獲と収益/3.潜水漁業の朝鮮出漁の影響-1.物理的衝突、2.文化的衝突、3.「技術」の伝播と漁業の変容/4.志摩漁村の生産構造への影響-1.出漁形態、2.漁業専業者の増加と志摩漁村、3.志摩の口銀制と出稼ぎ/おわりに/注・付記 |
近世の志摩における海女漁業と荒布の採取 〈その2〉 | 中田四朗著 | 温故稽古 №68 | 1976 | 10.海藻国産仕法と荒布〈つづき〉/11.油屋清右衛門の海藻六品請買い出現/12.百姓直売りへの転換/おわりに |
近世の志摩における海女漁業と荒布の採取 | 中田四朗著 | 温故稽古 №67 | 1976 | 1.荒布採取の重要性/2.荒布の用途/3.古代の志摩の荒布と荒布の字/4.荒布の採取/5.荒布の流通=得意商人の形成/6.荒布の藩仕様に対する反対/7.海産物国産仕法と荒布/8.国産仕法の廃止と荒布/9.相対売りの復活/10.海藻国産仕法と荒布 |
近世の志摩における海女漁業と荒布の採取 | 中田四朗著 | 郷土志摩 第50号 | 1976 | 1.荒布採取の重要性/2.荒布の用途/3.古代の志摩の荒布と荒布の字/4.荒布の採取/5.荒布の流通=得意商人の形成/6.荒布の藩仕様に対する反対/7.海産物国産仕法と荒布/8.国産仕法の廃止と荒布/9.相対売りの復活/10.海藻国産仕法と荒布 |
享保11年の指出帳による志摩の海女漁業について | 中田四朗著 | 温故稽古 №65 | 1976 | 1.(はじめに)/2.船の種類と数からみた漁女漁業/3.鮑・熨斗の藩の買上げからみた海女漁業/4.出稼ぎ記載からみた海女漁業/おわりに |
志摩における海女漁業内の近世の天草採取について(一) | 中田四朗著 | 温故稽古 №64 | 1976 | 1.(はじめに)/2.てんぐさ→寒天/3.志摩における天草の採取/4.安政まで天草採取の様相/5.文久から藩末までの藩仕法の概観-天草の口銀、天草売却の概略、慶応二年以後、違反者の処罰、慶応四年の取扱い/おわりに |
真珠と海女-初期の真珠養殖は母貝を海に直撒きしていたから海女による潜水作業が欠かせなかった 〈特集 海女の流儀〉 | 松月清郎著 | NAGI (凪) 第13巻2号 特集海女の流儀 | 2012 | |
近世における志摩地方の漁業-鳥羽浦を中心とした藩営的鰡漁 | 松村勝順[等]著 | 研究紀要 温故稽古特集号 | 1972 | 1.志摩地域の沿岸漁業の立地条件/2.志摩地方の漁村の特色/3.近世における志摩地域の沿岸漁業の概要-イ.潜女<採取>漁業、ロ.釣・延縄・タコ漁業、ハ.網漁業/4.漁村共同体と地下網経営-1.鰡漁史研究の意義、2.志摩地方鰡漁の文献、3.鰡漁の起源、4.地下網による鰡漁法、5.地下網漁業組織と地下共同体、6.鰡漁獲と藩財政 |
潜水器漁業百年-カリフォルニア州における出稼ぎ日本人潜水夫と潜水免許証 | 大場俊雄著 | 楽水 第713号 | 1981 | 「1.Market Fisherman's License と潜水夫・増本彦一」の項で、志摩町片田 的場与左衛門の記述を含む |
近世における志摩の荒布漁業〈上〉 | 中田四朗著 | 海と人間 Vol 15 | 1988 | 1.初めに/2.荒布/3.荒布の採取法/4.荒布の利用/5.荒布の初期流通体系/6.馴染み商人の荒布買得/7.荒布の政商化企図/8.海産物の国産仕法と荒布/9.反国産仕法運動と国産仕法の停止 |
近世における志摩の荒布漁業〈下〉 | 中田四朗著 | 海と人間 Vol 17 | 1990 | 前号のあらまし/10.鴻池店の荒布の一手買い/11.鴻池店の荒布買得記録/12.買得商人による荒布の相対売買/13.国産仕法制の再開と荒布/14.荒布の生産と精算/15.荒布増産の督励/16.荒布担保の藩債/17.荒布の請け買い制/18.国産仕法体制の強化と荒布/19.荒布調査の励行/20.切り屋への荒布の配給/21.終わりに/付記 |
近世における志摩の天草漁業-越賀村の場合 | 中田四朗著 | 海と人間 Vol 13 | 1986 | 1.初めに/2.天草のこと/3.天草の採取法/4.天草の流通/5.国産仕法の発現/6.国産仕法に対する不満/7.鴻池店の一手買得/8.国産仕法の再開/9.請け買い体制/10.産物方商人の買得/11.下任せ販売へ移行/12.幕末の国産仕法/13.御家中直買い制/14.終わりに |
志摩における潜水器ナマコ漁業-神島の場合〈2〉 | 中田四朗著 | 温故稽古 №105 | 1980 | 4.組合経営のナマコ潜水器漁業-昭和十年 海鼠採捕許可御願、同年 意見書、同十一年 水産共同奨励金交付願、同十三年 禁止期間内海鼠採捕許可申請、同年 潜水器許可願 他 |
志摩における潜水器ナマコ漁業-神島の場合 | 中田四朗著 | 温故稽古 №104 | 1980 | 1.はじめに/2.個人の海鼠潜水器漁業の発現/3.個人経営の進展 |
鯛の島における潜水器使用の捕鮑業の展開 | 中田四朗著 | 温故稽古 №98 | 1979 | 「序/1.鯛の島潜水器捕鮑による問題/終わりに」 明治三十二年 鯛ノ島ニ関スル契約書、明治三十三年 鯛之島暗礁ニ於テ潜水器使用契約書など、神島村・菅島村・答志村・桃取村・坂手村・鳥羽町・小浜区・石鏡区・国崎区の入会漁場である鯛之島における漁場争論について記述 |
志摩沿岸の潜水器捕鮑漁業の展開 | 中田四朗著 | 海と人間 Vol 7 | 1979 | 1.潜水器使用規則の公布/2.潜水器捕鮑漁業の開始/3.潜水器捕鮑漁業の創業期/4.創業期の潜水器捕鮑の実態/5.その後の喜田氏の経営/6.諸営業人の出現/7.おわりに |
三重県潜水器使用規則の公布の経緯 | 中田四朗著 | 三重史学 第21号 | 1978 | 1.本県の潜水器使用捕鮑の端緒/2.海産会社の設立計画/3.潜水器使用試験/4.試験中の変死事件/5.捕鮑試験/6.試業と潜水器使用停止/7.終わりに |
志摩における潜水器使用による捕鮑の試験期について | 中田四朗著 | 温故稽古 №63 | 1976 | 1.はじめに/2.志摩の捕鮑への潜水器導入の始様記録/3.海産会社設立の企画/4.潜水器試験と変死事件/5.潜水器による捕鮑試業/6.潜水器使用の一時停止/7.おわりに |
柳猶悦の潜水器使用の捕鮑漁業に対する潜水器使用制限の見解 | 中田四朗著 | 温故稽古 №62 | 1976 | 『大日本水産会報告-明治十五年五月』に掲載の「捕鰒ニ制限ヲ設クル考察」を全文記載 |
志摩における明治初年の潜水器使用捕鮑の史料について | 中田四朗著 | 温故稽古 №60 | 1975 | 1.〈はじめに〉/2.志摩の海産会社設立の企画-海産会社条例 他 |
安楽島海域における潜水器使用による捕鮑漁業の史料 | 中田四朗著 | 温故稽古 №53 | 1975 | 「明治三十二年七月十五日 潜水器使用鮑漁営業願/明治三十三年七月十五日 潜水器使用鮑捕営業為取換規約書」について記述 |
大正期以後の潜水器使用の捕鮑漁業-志摩の神島と菅島の鯛ノ島漁場 〈史料〉 | 中田四朗著 | 温故稽古 №51 | 1975 | 1.神島村の鯛の島営業の継続/2.入札制の採用/3.共同営業形態の復活 |
明治期の志摩地方における潜水器使用の捕鮑漁業の展開 | 中田四朗著 | 暁学園短期大学紀要 第8号 | 1975 | 1.はじめに/2.志摩地方の潜水器漁業の創始/3.創業期の船越村の潜水器による捕鮑漁業/4.30年代までの潜水器漁業/5.菅島・神島両村共同経営/6.鯛の島漁場の単独経営/7.おわりに・補足 |
南勢町五ヶ所湾沿岸の漁業資料調査のなかから餌鰯引漁業と潜水器械使用鮑捕獲漁業史料の紹介 | 中田四朗著 | 温故稽古 №45 | 1974 | 享保二年 諸事書込帳、鰹餌曳漁業入漁の条件書、餌引網規定/潜水器使用鮑捕獲史料-潜水器使用鮑捕取願、意見書、二歩口役所扣 他 |
明治期の船越村における潜水器械使用-鮑捕営業について | 中田四朗著 | 温故稽古 №44 | 1974 | 船越における潜水器使用捕鮑営業-潜水器機ヲ以テ捕鮑之件ニ係ル約定書、潜水器械ヲ以テ鮑捕獲営業願 志摩国英虞郡和具村、潜水器械使用満期ニ付□業願 他 |
明治期の神島村における潜水器使用による鮑捕獲漁業の展開について | 中田四朗著 | 温故稽古 №43 | 1974 | 1.はじめに/2.神島の職業構造/3.神島潜水器漁業関係資料/4.契約による潜水器漁業の開始/5.その後の潜水器漁業の展開/6.神島村の潜水器営業者出現/おわりに |
(鳥羽市国崎町)漁業 | 吉本佐代子著 | あしび 第5号 海女の村 三重県鳥羽市国崎町調査報告 | 1970 | 「国崎町の現況/漁法-エビ網、一本釣り/海女-海女の人数、漁具・漁法、鮑月別採区略図及び漁場区域、鮑の放流/出稼ぎ/奉納鮑-熨斗」等に関する記述を含む |
沿岸域における民宿型観光地域の形成-三重県鳥羽市相差地区の事例 | 淡野明彦著 | 地理学評論 第58巻1号 | 1985 | 1.研究テーマの設定-1.研究の課題と目的、2.従来の研究の検討、3.研究の方法と研究対象地域の設定/2.民宿開設以前の地域の構造-1.漁業と農業の特色、2.生業の組み合わせ、3.海女漁村としての地域構造/3.民宿の開設と発展-1.志摩地方における観光の発展、2.民宿の開設、3.民宿の発展/4.民宿形観光地域の形成と構造-1.民宿経営と諸産業の変化、2.就業構造の変容、3.民宿形観光地域の構造/5.まとめ/注・文献 |
魚の行商あれこれ | 谷沢明著 | 漁村 第48巻8号 | 1982 | 「1.かえごと/2.余剰物を商う/3.沖売り/4.船と商い/5.漁村の活性化」昭和13年と昭和55年の志摩地域の海女数の対比と海女漁及び志摩郡磯部町飯浜の沖売り、志摩のハシリガネ等の記述を含む |
都びとのあこがれ-歴史に見る志摩の「観光海女」 | 塚本明著 | 海と人間 Vol 31号 特集海女3 | 2018 | はじめに/1.古代~近世の海女の表象/2.明治期の見せ物文化と海女/3.大正・昭和前期の海女ショーの展開/4.海女ブームの背景/おわりに/注・付記/別表1 明治期の見世物小屋の海女、別表2 博覧会における「海女」一覧表。『三重大史学 第12号』<2012年発行>掲載論文の再掲 |
都びとのあこがれ-歴史に見る志摩の「観光海女」 | 塚本明著 | 三重大史学 第12号 | 2012 | はじめに/1.古代~近世の海女の表象-1.詠われた志摩の海女、2.江戸時代の浮世絵に見る海女、3.江戸時代の見物される海女/2.明治期の見せ物文化と海女-1.見世物小屋の海女、2.御木本真珠養殖場と海女-仕組まれた海女の「実演」/3.大正・昭和前期の海女ショーの展開-1.博覧会の海女舘-博覧会における海女一覧表、2.海岸・水族館での海女ショー、3.鳥羽志摩の「観光海女」/4.海女ブームの背景-1.海を眺める施設の発達、2.海水浴と海女、3.「観光海女」の魅力/おわりに-海女の魅力とは何か/注・付記 |
活アワビの流通実態について | 鶴田正裕著 | 漁業経済研究 第27巻3号 | 1982 | 「4.漁協の出荷・流通対策の現状-表4 アワビ産地<漁協>の代表的事例」の項で、三重県志摩郡志摩町・和具漁業協同組合の記述を含む |
巡検第3班 志摩地域の自然・観光・海女文化 | 目崎茂和[等]著 | E-journal GEO 第12巻2号 | 2017 | 1.巡検の趣旨/2.日程・コース/3.巡検の概要-1.志摩地域の自然条件、2.志摩地域の観光開発、3.志摩地域の海女文化/参考文献 |
ama 〈ギャラリー凪〉 | 小谷千佳子撮影 | NAGI (凪) 第13巻2号 特集海女の流儀 | 2012 | 志摩の海女漁の水中写真及び聞き書きの記述を含む |
文化映画における海女の〈健康美〉と〈野性味〉-『和具の海女』に映る民族/俗学的眼差し | 小暮修三著 | 映画研究 第10号 | 2015 | はじめに/1.文化映画と階級-1.文化映画、2.和具の海女たち、3.監督・上野耕三/2.健康美と野性味-1.健康美、2.野性味/3.民族・俗学的眼差し/おわりに/注/引用文献リスト |
海女をアートに 〈特集 海女の流儀〉 | (阪美幸編) | NAGI (凪) 第13巻2号 特集海女の流儀 | 2012 | 海女のプリミティブな生き様を繊細な銅版画で 吉田賢治/海女の生命力を樹齢百年のクスノキに 山川芳洋/海で働く女たちの逞しさとエロスを生涯撮りつづけた浦口楠一 |
県実施の調査・保護事業-海女習俗詳細調査 | (三重県教育委員会編) | 三重県の文化財保護 平成24年度 | 2013 | 調査指導委員/調査員/調査指導委員会議/合同会議 |
県実施の調査・保護事業-海女習俗基礎調査事業 | (三重県教育委員会編) | 三重県の文化財保護 平成23年度 | 2012 | 調査指導委員/調査員/調査指導委員会議/合同調査会 |
志摩の海女を描く銅版画家 吉田賢治 | 矢部洋一著 | 海へ Sea Dream (シー・トリーム) 第25号 | 2018 | 海女を作品のモチーフに/海女の奥にある自然観/海を守る海女の文化/自然に対する謙虚な気持ち/基本に戻って、モノクロの世界へ/志摩の海の魅力 |
海女ことば 〈二〉 | 伊藤治著 | 郷土志摩 第27号 | 1960 | イソド<磯人>/イソオケ<磯桶>/イソメガネ<磯眼鏡>/イソナー<磯縄>/イソカゴ<磯籠>/イソナカネ<磯腰巻>/イキハタス/イソシャツ<磯シャツ>/イソテノゴイ<磯手拭>/イソドフネ<磯人舟> 他 |
海女ことば 〈一〉 | 伊藤治著 | 郷土志摩 第26号 | 1959 | アサカヅキ<朝潜き>/アサリカヅキ<漁り潜き>/アタリ<当り>/アジロ |
志摩石鏡の方言語彙 | 倉田正邦著 | 鈴鹿 第8号 | 1956 | 1.海女-1.採取物、2.潜水、3.採暖、4.浮漁、5.網と棹と分銅、6.貝金と獲物入れ、7.眼鏡、8.潜水のよそおい、9.作業能力と海女船、10.漁場、11.地形・潮・風、13.海女の祭/2.魚-ナメクロ、オコジ 他/3.年中行事など-初膳、若水の口止 他。孔版印刷 |
改訂船名集〈二〉 | 桜田勝徳著 | 海事史研究 第2号 | 1964 | 「カンコ-カンコブネ/コブシ/サッパ/ズンド-チョロ」の項で、鳥羽・志摩・度会郡海域及び海女漁の記述を含む |
志摩地域の海女に関する方言名称 | 中山卓著 | 海と人間 Vol 7 | 1979 | はじめに/作業形態-A型<フナド>、B型<ノリアイ>、C型<カチド>/海女道具-イソオケとスカリ・タンポ、眼鏡、着衣、運搬具、穀長検査具、漁獲物食器/漁獲物/おわりに/別表1 集落別作業形態名称一覧/別表2 海女作業・海女道具呼称一覧 |
三宅島紀行~海女を訪ね、島を歩く | 川口祐二著 | しま 第63巻3号 | 2018 | 「神着で海女に会う/錆ヶ浜から郷土資料館へ/島役所から大久保、そしてヘリポートへ」 三重県鳥羽市相差町から海女仕事で三宅島に来て結婚した二人の海女の聞き書きの記述を含む |
新緑の式根島へ~海女を訪ねて | 川口祐二著 | しま 第62巻2号 | 2016 | 「式根島へ/かつ美さんも海女であった/磯を見る、山を歩く/白鷺の石で眠りを掴みけり」 三重県鳥羽市石鏡町から新島に来て結婚した海女の聞き書きの記述を含む |
新島へ~かつての海女に会う冬の旅 | 川口祐二著 | しま 第61巻4号 | 2016 | 「強風の中、石の島・新島へ/昭和三〇年ごろ、志摩から出稼ぎにきた四人の海女/四人の話に垣間見る島暮らしの半生」 三重県鳥羽市石鏡町から海女仕事で新島に来て結婚した四人の海女の聞き書きの記述を含む |
小さな旅-鳥羽答志港から和具浦へ | 川口祐二著 | 伊勢民俗 第38号 | 2009 | 1.干蛸が揺れる/2.和具浦への道で/3.海女潜る |
神島の思ひ出 | 三島由紀夫著 | しま 第6号 | 1955 | 小説『潮騒』の舞台となる島選びの経緯、及び昭和28年3月、同8月、昭和29年8月の三度にわたる神島来訪と神島での執筆活動について記述 |
三重県鳥羽市・志摩市 伊勢志摩の海女の磯笛-潮騒に、哀歌響く 黒潮が抱きとめる女の心意気 | 宮川雄二郎著 | フォト 第45巻18号 | 1998 | 磯笛は海女の吐息/水圧と闘う海女/男も“海女”漁に進出/八十五歳で現役 |
海女仮想体験学習システム「海女 via-WH」の水掻き動作可視化 | 平館侑樹[等]著 | 電気関係学会東北支部連合大会講演論文集 平成27年度 | (2016) | 1.はじめに/2.システム構成/3.各関節角度の算出/4.水掻き動作の可視化/参考文献 |
北限の海女水中モーションキャンプチャの試行と閲覧システムに関する検討 | 細川靖[等]著 | 電気関係学会東北支部連合大会講演論文集 平成26年度 | (2015) | 1.はじめに/2.水中モーションキャンプチャ/3.海女の潜水動作と水中撮影/4.海女の潜水動作閲覧システム検討/謝辞/参考文献 |
海女仮想体験学習システム「海女 via-W」の水掻き動作検出 | 野沢拓人[等]著 | 電気関係学会東北支部連合大会講演論文集 平成24年度 | (2013) | 1.はじめに/2.「海女 via-W」/3.水掻き動作検出と移動量の算出/謝辞/参考文献 |
海女仮想体験学習システム「海女 via-Rv3」の潜水操作系インターフェイス検討 | 細川靖[等]著 | 電気関係学会東北支部連合大会講演論文集 平成23年度 | (2012) | 1.はじめに/2.「海女 via-Rv3」/3.「海女 via-Rv3」潜水操作系インターフェイス検討/謝辞/参考文献 |
海女仮想体験学習システム「海女 via-Rv2」のユーザビリティ向上 | 細川靖[等]著 | 電気関係学会東北支部連合大会講演論文集 平成22年度 | (2011) | 1.はじめに/2.「海女 via-R」と「海女 via-Rv2」/3.「海女 via-Rv2」のユーザビリティ向上検討/謝辞/参考文献 |
海女仮想体験学習システム「海女 via-R」操作インタフェースの操作性改善 | 細川靖[等]著 | 電気関係学会東北支部連合大会講演論文集 平成21年度 | (2010) | 1.はじめに/2.「海女 via-R」/3.「海女 via-R」の評価/4.「海女 via-R」の操作性改善検討/謝辞/参考文献 |
海女仮想体験学習システム「海女 via」の操作系装着化と海女潜水データ調査 | 細川靖[等]著 | 電気関係学会東北支部連合大会講演論文集 平成19年度 | (2008) | 1.はじめに/2.「海女 via」操作系インタフェース装着化と調査/3.海女潜水データ測定と潜水画像撮影/4.測定結果/謝辞/参考文献 |
海女仮想体験学習システム「海女 via」のヒューマンインタフェース試作 | 細川靖[等]著 | 電気関係学会東北支部連合大会講演論文集 平成18年度 | (2007) | 1.はじめに/2.「海女 via」の現実感と操作性調査/3.「海女 via」のヒューマンインタフェース試作/4.システム評価/謝辞/参考文献 |
仮想現実による海女体験学習システム「海女 via」の試作 | 櫻庭義彦[等]著 | 電気関係学会東北支部連合大会講演論文集 平成17年度 | (2006) | 1.はじめに/2.「北限の海女」の調査/3.システム設計・構成・実装/4.システム評価/謝辞/参考文献 |
全国海女の変遷と現在 〈ミニシンポジウム記録 海女漁業の現状と将来展望〉 | 石原義剛著 | 日本水産学会誌 第80巻2号 | 2014 | 全国における海女人数の変化/海女が減少している要因 |
日本の海女の現状について | 岩崎繁野著 | 労働科学 第21巻5号 | 1966 | 1.分銅海女<深海にもぐる>と桶海女について/2.海女の作業-1.分銅<おもり>海女、2.オケ海女/3.作業時間/4.年齢について/5.作業衣および作業具について/6.海女の出産について.7.海女の職業病について-1.耳の疾患について、2.皮膚障害について/8.海女の死亡原因について/むすび |
日本のあまの生態についてⅠ | 岩崎繁野著 | 労働科学 第47巻4号 | 1971 | 1.要旨/2.あまの分布/3.就業者数/4.作業方式と作業時間-A.作業方式、B.作業時間/5.用具と作業着-A.用具、B.作業着/6.就労状態-A.就労者の年齢、B.年齢別にみた就労状況/7.1漁期間の体重の変化と摂取食糧について-A.体重の変化、B.摂取食料について/8.出産について/9.むすび/文献 |
日本のあまの生態についてⅡ-海女の年齢と収穫量について | 岩崎繁野著 | 労働科学 第50巻10号 | 1974 | 1.はじめに/2.採貝採藻従事者数/3.年齢別就労者数/4.年齢と経験年数との関連/5.経験年数と収穫量/6.年齢と収穫量/7.年齢による収穫量の推移/8.収穫量低下の理由/9.おわりに/参考文献 |
日本のあまの生態についてⅢ-海女の出産について | 岩崎繁野著 | 労働科学 第51巻2号 | 1975 | まえがき/1.海女の作業の隆盛時<昭和26~27年>の出産について-A.潜水作業の出産の時期的経過、B.潜水作業と出生時の体重との関係/2.出産に伴う種々の状態について-A.出生児数の推移、B.潜水作業と自覚症状、C.出産前後の休養について、D.流産について、E.母乳について、F.出産についての意見/おわりに/参考文献 |
日本のあまの生態について Ⅳ 海女の作業について | 岩崎繁野著 | 労働科学 第51巻7号 | 1975 | はじめに/1.あまの作業について/2.用具/3.作業方式/4.作業の特徴/5.作業時間/おわりに |
日本のあまの生態について Ⅴ 潜水にともなう傷害と一般疾病及び栄養摂取状況について | 岩崎繁野著 | 労働科学 第51巻12号 | 1975 | はじめに/1.潜水による障害/2.海女の疾病について/3.栄養摂取量について/4おわりに |
海士潜水漁撈雑考 | 小川博著 | 海事史研究 第25号 | 1975 | 千葉県安房郡白浜町及び済州島、釜山周辺、台湾などの海士・海女漁労について、歴史・漁労技術等について4章に分けて記述 |
日本における漁撈民俗研究の動向 | 小川博著 | 海事史研究 第15号 | 1970 | 1.漁撈技術の研究/2.漁法の研究-A.鵜飼、B.海士<あま>、C.家船<えぶね>、D.捕鯨/3.漁村民俗の調査と研究/4.漁撈文化の生態学的研究/漁業の歴史学・地理学・その他の研究 |
日本における漁撈民俗研究の動向〈続〉 | 小川博著 | 海事史研究 第41号 | 1984 | 1.漁業史の周辺/2A.漁村民俗研究の周辺/2B.漁撈習俗の調査研究所など/2C.各地における漁撈民俗調査の動向/3.海女漁労の研究/4.内水面の漁撈民俗の研究/あとがき |
アマ漁業における資源管理 | 大喜多甫文著 | 西日本漁業経済論集 第29巻 | 1989 | 「1.はじめに/2.アマ漁業における資源管理の展開-1.明治以前、2.明治以後/3.アマ漁業における資源管理の実態-1.法的規制、2.自主的規制、3.漁獲物に対する規制、4.漁具・漁法の規制/4.むすびにかえて」 |
近世のアマ潜水漁業 | 大喜多甫文著 | 歴史地理学 第131号 | 1985 | 「はじめに/1.志摩地方の場合-1.鳥羽藩の漁業政策と漁業の概要、2.潜水漁業地域、3.潜水漁業の実態/2.房総地方の場合-1.アマ潜水漁業とアワビ株、2.潜水漁業地域、3.潜水漁業の実態/3.対馬の場合-1.対馬の漁業と藩の漁業政策、2.アマの定住と潜水漁業、3.潜水漁業地域、4.潜水漁業と俵物/おわりに/AMA FISHERY IN EDO PERIOD」 |
わが国の「あま」の分布とその増減に関する一考察〈実態調査〉 | 大喜多甫文著 | 漁業経済研究 第24巻2号 | 1978 | 1.はじめに/2.「あま」の分布と漁獲物および労働形態における地域的差異/3.最近10年間〈一九六五-七五〉における「あま」の増減とその要因/4.むすび/参考文献。抜刷・簡易製本 |
潜水器技術の伝播、定着について | 大場俊雄著 | きたとうほく産業遺産 第1号 | 2001 | 1.はじめに/2.潜水器の祖・増田萬吉/3.潜水器漁業の創業/4.潜水夫・三村小太郎/5.名護屋丸の遭難/6.南部潜水夫の誕生/7.あとがき/文献 |
潜水器漁業百年-ウエットスーツのアマ漁業への導入〈3〉 | 大場俊雄著 | 楽水 第720号 | 1982 | まえがき/1.着用規制/2.地域ごとのウエットスーツ着用状況-1.銚子地域、2.夷隅勝浦地域、3.安房館山<外房>地域、4.安房館山<内房>富津地域/3.アマの服装としてのウエットスーツの位置/4.着用規制と地域性の関係/5.着用期間の限定/あとがき/補遺/文献。別刷・簡易製本 |
潜水器漁業百年-ウエットスーツのアマ漁業への導入〈2〉 | 大場俊雄著 | 楽水 第719号 | 1982 | まえがき/1.アマのウエットスーツ着用開始年/2.ウエットスーツ着用による潜水可能限界の拡張/3.潜水時間延長の影響と対策/4.潜水漁法への転換/5.ウエットスーツ着用の得失/6.ウエットスーツの呼吸/あとがき/文献。別刷・簡易製本 |
潜水器漁業百年-ウエットスーツのアマ漁業への導入 | 大場俊雄著 | 楽水 第718号 | 1982 | まえがき/1.調査方法/2.千葉県におけるアマのウエットスーツ着用開始年/3.ウエットスーツの普及/4.定置網漁業者、アワビ仲買人のウエットスーツ導入/5.静岡県、石川県におけるウエットスーツ導入の経緯/あとがき/文献/正誤表。別刷・簡易製本 |
潜水に伴う中枢神経障害 | 合志清隆[等]著 | 産業衛生学雑誌 第45巻3号 | 2003 | 「1.はじめに/2.潜水法の種類と減圧障害/3.減圧障害の種類/4.画像診断-1.脳病変、2.脊髄・脊椎病変/5.発病機序-1.脳障害、2.脊髄・脊椎障害/6.治療/7.おわりに/文献」 素潜り漁法<海女・海士>に関する記述を含む |
海女漁業を支援する新しい取組 〈ミニシンポジウム記録 海女漁業の現状と将来展望〉 | 竹内泰介著 | 日本水産学会誌 第80巻2号 | 2014 | はじめに/アカモク有効活用/低未利用水産資源の有効活用にかかる課題 |
漁村の民俗世界 | 田辺悟著 | 歴史と民俗 第17号 | 2001 | 「はじめに/1.漁村<海付きの村・海村>の研究史と民俗学/2.海村研究の民俗学的アプローチ/3.漁村という「ムラ」の社会構造と漁撈<業>の組織/おわりに/資料」 裸潜水漁<海女・海士>及び海女漁村の調査・研究手法に関する記述を含む |
蜑人(海士・海女)~黒潮文化の座標として | 田辺悟著 | 月刊文化財 第203号 | 1980 | 「以前」と「伝統」/アマの系譜/海士の足どり/海士と捕採/海女と採取<採集> |
日本の海士・海女 | 田辺悟著 | 月刊文化財 第118号 | 1973 | はじめに-これまでの研究と課題/海士・海女の分布と採取物/採集と漁撈-女と男/伝播か偶発か/ムラのタイプと民具のパターン |
活アワビの流通実態について | 鶴田正裕著 | 漁業経済研究 第27巻3号 | 1982 | はじめに/1.アワビ市場の規模について/2.アワビの商品的位置付けと流通経路の特徴/3.大手問屋の機能と性格/4.漁協の出荷・流通対策の現状 |
海女の研究 〈第2報〉 本邦における海女の分布及び文献 | 額田年[等]著 | 体力科学 第7巻6号 | 1958 | 1.本邦における海女の分布/2.海女の文献/昭和9年・昭和13年・昭和31年の海女の増減表 |
日本蜑族考 | 羽原又吉著 | 三田学会雑誌 第38巻7号 | 1944 | 1.まえがき/2.蜑の分布と通観/3.朝鮮蜑と沖縄蜑-朝鮮蜑、沖縄蜑/4.南支南洋の漂海民と日本の家船-南支漂海民-黎人・蛋民、南洋漂海民/5.むすび-日本原住民 |
衣の系譜に関する研究 〈第3報〉 腰巻の系譜について | 古川智恵子[等]著 | 名古屋女子大学紀要 第32号 | 1986 | 緒言/方法/結果および考察-1.腰巻の系譜-布の発達と腰巻・原始時代・古墳時代・奈良時代・平安時代・室町時代・江戸時代・現代の腰巻き、2.仕事着としての腰巻-海女の作業着としての腰巻・漁村の作業着としての腰巻・農村の作業着としての腰巻・炭鉱婦の腰巻・腰巻姿でのサンドスキー/要約/参考文献 |
海女<海士>漁業における新しいアワビ資源管理方策の提案 〈ミニシンポジウム記録 海女漁業の現状と将来展望〉 | 堀井豊充著 | 日本水産学会誌 第80巻2号 | 2014 | 我が国のアワビ/資源増殖の現状/海女・海士漁業の管理方策/文献 |
あま漁業における資源管理の展開-資源管理意識をめぐって | 町村茂子著 | お茶の水女子大学人文科学紀要 第37号 | 1984 | 1.はじめに/2.資源管理意識の成立-1.あま漁業と資源、2.地先漁業権の確立、3.漁獲技術の発達、4.あま漁業に対する経済的依存度の増大、5.資源枯渇の認知とあま漁民/3.資源管理型漁業としてのあま漁業-1.科学的知識の獲得、2.栽培漁業、3.繁殖保護型資源管理、4.繁殖助長型資源管理/4.結び-資源管理意識のなりたち、2.生業から職業へ/付記。鳥羽市国崎町・石鏡町・神島町及び志摩地域の等の記述を含む |
海女ものがたり | 宮本常一著 | 『千葉県御宿の海女』 | 1.海人の村/2.アマとアワビ/3.アマベの歴史/4.朝鮮半島のアマ/5.倭人の来た道と神々/6.海人の役割/7.安曇連と海人/8.鐘ガ崎と対馬と朝鮮/9.捕鯨と海人/10.舳倉島の海人/11.海女の村の発達/12.琉球列島を通ってきた海人たち/13.海女の仕度/14.服装の変化/15.アワビガネと水中眼鏡/16.深海潜水/17.獲物の増加/18.海女の出稼ぎ/19.観光海女/付記。複写抜刷・簡易製本 | |
石川県・山口県の小さい島々 | 宮本常一著 | しま 第26号 | 1961 | 1.石川県舳倉島/2.石川県能登島/3.山口県柱島/4.山口県柱島-端島、黒島/5.山口県六島-羽島、相島、尾島、櫃島、大島 |
全国における海女の創業実態 〈ミニシンポジウム記録 海女漁業の現状と将来展望〉 | 山川絋著 | 日本水産学会誌 第80巻2号 | 2014 | はじめに/調査の手法/調査の結果/まとめと課題/文献 |
北海道地区の漁業潜水者に対する健康管理 | 芝山正治著 | 駒沢女子大学研究紀要 第9号 | 2002 | 1.はじめに/2.対象者及び期間/3.調査方法/4.健康診断判定区分/5.結果/6.考察-1.潜水漁業者数、2.健康診断、3.肝機能検査の有所見者、4.潜水障害<減圧症>の罹患/7.まとめ/引用文献 |
新潟県三島郡出雲崎町天瀬の裸潜水漁 | 田辺悟著 | 海事史研究 第37号 | 1981 | 緒言/漁業生産暦と生産暦に関する聞書/モグリ<裸潜水漁>-潜水作業と採取物/モグリと民具-カキナタ、クグリオケ、潜水眼鏡、ヤス、モグリの装い、マルキ船と付属具・採煖、採取物の処理/イソノミとモグリの関連/モグリ及びイソノミ以外の魚種・漁法/史的背景/頭上運搬と蛸供養 |
横須賀市佐島の裸潜水漁 | 田辺悟著 | 横須賀市博物館館報 第29号 | 1983 | はじめに/1.潜水作業と採取物/2.モグリと民具-カイオコシ、メガネ<潜水眼鏡>、タル、スカリ、モリ、フンドン、船と火床、漁獲物の処理、モグリに関する若干の聞き取り/3.モグリ以外の若干の漁/参考文献 |
明治初年における採鮑業への潜水器の導入について | 吉原又吉著 | 東京水産大学論集 第7号 | 1972 | 1.はしがき/2.資料の概要-Ⅰ.千葉県安房郡根本村之部、Ⅱ.静岡県榛原郡御前崎村之部/3.潜水器の伝来と普及-a.幕末と明治初年における潜水器の輸入、b.増田万吉の事績、C.工部省工作局における潜水器の製作と販売、d.Siebe Gorman会社/4.採鮑業への潜水器の導入-a.根本村における事例、b.潜水夫の養成、C.鮑の処置、d.御前崎の潜水器漁業/要約/文献/資料-Ⅰ.森家文書、Ⅱ.静岡県榛原郡御前崎村誌/図版-増田万吉とその縁者、泳気鐘 他 |
「あま」漁業の地理学的基礎-外房「あま」漁村の実証的研究 | 大喜多甫文著 | 漁業経済研究 第21巻3・4合併号 | 1975 | 1.「あま」漁業研究の現代的課題/2.外房「あま」漁業の村立構造/3.「あま」漁業の存立条件/ |
千葉県のカジメ・アラメと海藻灰ヨード工場 | 大場俊雄著 | 房総の郷土史 第19号 | 1991 | 「まえがき/1.カジメとアラメの利用/2.千葉県におけるカジメの生産量の推移/3.天然ガス鹹水ヨード工業の勃興/4.カジメの生産金額とアワビの生産金額との比較/5.第二次世界大戦下におけるカジメの採集と供出/6.搗布の供出に対する行政の対応/7.あとがき/文献」海女に関する記述を含む |
千葉県における潜水器漁業略史 〈第五回研究大会収録〉 | 大場俊雄著 | 房総の郷土史 第6号 | 1978 | 昭和52年11月27日に勝浦市市民会館を会場に開催された研究発表大会の発表要旨。慶応2年から明治20年代にかけての潜水器械を使用した漁業史 |
千葉県沖器械根におけるアワビ潜水器漁業の沿革〈二〉 | 大場俊雄著 | 千葉県の歴史 第9号 | 1975 | 1.まえがき/2.区画漁業権の免許と日東養鮑合名会社の設立/3.区画漁業権から専用漁業権の免許へ/4.共同漁業権の免許/5.大原町に残るアワビの大漁うた/6.あとがき/文献 |
千葉県沖器械根におけるアワビ潜水器漁業の沿革〈一〉 | 大場俊雄著 | 千葉県の歴史 第8号 | 1.まえがき/2.器械根の概要/3.器械根発見までの千葉県の潜水器漁業/4.器械根発見の動機/5.器械根の発見年/6.発見当時の潜水器台数とアワビ漁獲量/7.潜水器の騰貴と乾鮑の商況/8.県及び農商務省のとった行政施策/9.当時の潜水器と操業法/10.中魚落郷採鮑組合の誕生/11.あとがき/文献。複写 | |
千葉県における潜水器械採鮑の起源 | 大場俊雄著 | 千葉県の歴史 第3号 | 潜水器械採鮑の創始の経緯-男女裸海士及潜水器械採鮑現場図解説書/その後の潜水器械採鮑の発展-明治十九年四仲夏他<森家文書>/むすび。複写 | |
安房白浜遊記 | 大間知篤三著 | 島 昭和9年前期号 | 1934 | 昭和9年1月5日から同7日に至る白浜地域の採訪記。同地区での海女漁は4月1日から9月末日。禁漁期間ではあるが、宿泊施設の主人等からの海女に関する聞き書きの記述を含む |
潜水器漁業百年-東京湾におけるタイラギ・ミルクイ潜水器漁業の創始<5> | 大場俊雄著 | 楽水 第737号 | 1986 | まえがき/1.既住報告にみる潜水器の導入/2.明治12、3年頃についての考察/3.明治20年代のはじめに創業か/4.明治20年代後半の動き/5.斉藤徳蔵、専用漁丹所春太郎氏像の造立/あとがき/文献。別刷・簡易製本場で潜水器を使用/あとがき/文献 |
能登の海士(あま)に就いて-海人概説、高志と海 | 上田三平著 | 社会史研究 第9巻5号 | 1923 | 1.はしがき/2.高志と海/3.記録に見えたる能登の海人/4.能登の海士の生活様式-島渡り、灘廻り。複写・簡易製本 |
舳倉島の潜水漁法 〈もう一度あの島へ〉 | 阿満晋著 | しま 第47巻4号 | 2001 | 闇に輝く異界/助け合いの精神/舳倉島の日常スケッチ/息の職-海女業/舳倉島漁業の将来/神と仏が棲む島/仙境のアワビ/海の女神/帰り船から/三○年後/参考文献 |
海女の共生は地球モデルになる 文化財指定を海の保安につなげよ | あん・まくどなるど著 | 北国文華 第65号 | 2015 | 一生のお付き合いになる/免許を取り一昨年から一緒に潜る/求められる体力、精神力/彼女たちはプロフェッショナル/技術導入について議論する社会/80人から聞き取り調査/漁具から海の変化が見えてくる/世界各国に紹介するビデオ制作/受け継がれている知恵と科学の融合を/お墓参りをしたい/陸と海が一体になった暮らし |
季節と共に荒廃する能登沖舳倉島の漁村 | 石井逸太郎著 | 地球 第5巻4号 | 1926 | 1.緒言/2.位置及面積/3.地形及地質/4.輪島町と舳倉島との関係/5.舳倉島の聚落と漁民と生業/6.史的考察/7.結論/文献。抜刷複写・簡易製本 |
志摩と共に「価値」の発信を 持続可能な社会を築くために | 石原義剛著 | 北国文華 第65号 | 2015 | 現代になぜ「素潜り」漁法なのか/志摩半島と輪島の共通点、相違点/輪島の特長「均等配分」/志摩半島は専業が少ない/底抜けに明るい海女の性格はどこから/能登、志摩とも万葉集に登場/ユネスコ文化遺産への期待/地域は「創生」ではなく「再生」 |
輪島の海士の法史学的考察 | 猪熊兼繁著 | 人文 第4巻1号 | 1950 | 1.輪島町の重蔵神社所蔵の古文書写本その他伝承/2.輪島の海士なるものの現在の生活-経済的な生活支持、永禄以前の海士の存在、永禄十二年海守又兵衛に率いられた男女 |
輪島市における「あま」漁業について | 大喜多甫文著 | 人文地理 第31巻5号 | 1979 | 1.はじめに/2.地域の概況-1.海士町、2.舳倉島/3.生産形態の変化-1.一斉渡島期、2.一斉渡島廃止以後/4.「あま」漁業-1.あまの実態、2.共同操業構造/5.「あま」魚家経済/6.むすび/Ama-divers in Wajima City。抜刷 |
舳倉島の自然と人文 | 大喜多甫文著 | 人文地理 第 巻3号 | 1949 | 序/島の位置と概観/島の地質構造/島の地下水/島の生物/海女の生活。抜刷・簡易製本 |
舳倉島の海女の灘回り | 沖谷忠幸著 | 社会経済史学 第4巻12号 | 1935 | 1.「灘回り」とその時期/2.滞地、販売圏/3.商品/4.販売状況/5.子弟教育その他/6.帰町。複写・簡易製本 |
離島における法生活の実態-石川県輪島市海士町・舳倉島 | 関西大学社会法学研究部編 | 関西大学法学会誌 第14号 | 1969 | はじめに/1.舳倉島概観/2.労働形態-1.漁業、2.漁業協同組合、3.海女の労働状況/3.家族形態-1.婚姻形態、2.親子形態、3.相続形態、4.擬制的親子形態/4.年齢集団-連中制度/おわりに。複写・簡易製本 |
家族生活の原初形態 -舳倉島の例 | 熊谷開作著 | 人文 第4巻1号 | 1950 | 1.氏族以前/2.舳倉島の自然と社会/3.舳倉島の家族生活/4.あとがき |
たくましい「海のサムライ」 高い技量、北海道松前でも発揮 | 小林忠雄著 | 北国文華 第65号 | 2015 | 求められる「瞬間の動作」/「安曇族」と「宗像族」/アワビ玉はあったのか/貴重だった熨斗鮑/輪島から松前に移住/安定した海女人口/各県の海女の人口 |
舳倉島 〈北野の島 南の島〉 | 瀬川清子著 | しま 第25号 | 1961 | 1.船と家/2.販売/3.定住/天草人は焼酎がお好き |
舳倉の海女 | 瀬川清子著 | 島 昭和9年前期号 | 1934 | 「1.輪島の海士町/2.海士の生産と労働/3.舳倉島の生活/4.住居/5.衣服/6.労働/7.販売の方法/8.生計費/10.消費生活/11.結婚問題/12.海士と農業/13.海士の宗教/14.教育/15.島の外来人 |
聞き書き 島の精神文化誌 〈第9話〉 海女漁の話~石川県舳倉島 | 土屋久[等]著 | しま 第57巻2号 | 2011 | 海士町のルーツは九州の鐘崎/離島振興法で大きく変わった海士町の生活/輪島と舳倉島にみられる宗像信仰/夏場は冬の倍になる舳倉島の人口/歳をとった人には便利のいい島の生活/結婚してからはじめた海女漁/男性の果たす役割も大きい海女漁/三ヶ月で一トンのアワビを獲る人もいた海女漁/アワビもサザエもたくさんいた舳倉島の海/お産などに苦労した七ツ島での暮らし/一四の組割からなる海士町/電熱でつくられる「舳倉島の塩」/地域の維持は藻場づくりから |
海女の研究 〈第4報〉 舳倉島海女の体力について | 額田年[等]著 | 体力科学 第8巻4号 | 1959 | 石川県能登半島輪島の舳倉島における海女漁及び海女の体重・肺活量・血圧、聴覚、月経・妊娠・出産等についての調査結果を報告 |
海女の研究 〈第5報〉 海女及び農村婦人の妊娠及び分娩の比較調査 | 額田年[等]著 | 体力科学 第10巻3号 | 1961 | 「1.月経/2.妊娠/3.初産年齢/4.分娩/5.児の発育」 石川県能登半島輪島の舳倉島における海女について調査 |
鮑の島舳倉-生活状態を叙述してその経済的解明に及ぶ 〈二〉 | 牧野純夫編 | 地理と経済 第1巻2号 | 1936 | 海女集落舳倉島における婚姻制度及び採取物の流通、経済活動、信仰等について記述 |
鮑の島舳倉-生活状態を叙述してその経済的解明に及ぶ | 牧野純夫編 | 地理と経済 第1巻1号 | 1936 | 海女集落舳倉島における盆祭り及び家族制、島渡り、生活風習等について記述。複写・簡易製本 |
石川県・山口県の小さい島々 | 宮本常一著 | しま 第26号 | 1961 | 1.石川県舳倉島/2.石川県能登島/3.山口県柱島/4.山口県柱島-端島、黒島/5.山口県六島-羽島、相島、尾島、櫃島、大島 |
舳倉島の海女の潜水特性について | 毛利元彦[等]著 | 海洋科学技術センター試験研究報告 第36号 | 1997 | 1.はじめに/2.方法/3.結果と考察/4.おわりに/参考文献 |
アワビの漁獲統計 | 吉原又吉著 | 東京水産大学論集 第6号 | 1971 | 1.はしがき/2.我国におけるアワビの利用/3.田牛のアワビ漁獲統計-1.潜水器の使用、2.磯焼け、3.沿革誌、4.要項欄、5.摘要欄、6.田牛のアワビ漁獲統計/5.漁獲量と魚価の変動/文献 |
海女の磯資源利用と信仰 | 李善愛著 | 歴史と民俗 第19号 | 2003 | 1.はじめに/2.国境の村/3.大浦役人の生活-1.大浦海女の由来と漁業組織、2.海女の漁法と漁具、3.一年間の暮らし、4.海女の一日/4.海女の半生-1.UK海女<1926年大浦生まれ>、2.OS海女<1927年大浦生まれ>、3.KN海女<1936年大浦生まれ>/5.磯資源利用と祭-1.操業日数、2.海女の事業活動、3.一年間の行事/6.おわりに-韓国との比較にむけて/参考・引用文献。山口県大津郡油谷町向津具下大津浦における調査 |
「あま」漁業の存立構造-徳島県阿部を事例として | 大喜多甫文著 | 人文地理 第35巻2号 | 1983 | 1.はじめに/2.地域の概況/3.漁業の変遷-1.明治・大正期、2.昭和初期/4.「あま」漁業-1.「あま」の実態、2.「あま」の漁業存立の条件/5.むすび |
海部郡由岐町阿部の海士・海士 〈阿波特集〉 | 高橋龍三郎著 | 民俗文化 第6号 | 1994 | はじめに/1.海部郡の海士・海女/2.由岐町阿部の海士・海女の伝承-1.阿部の海士・海女<カツギド>、2.カツギドの捕採活動、3.カツギドの道具、4.イタダキ行商、5.年齢階梯制について/3.小結/4.大アマの大ノミについて/5.イタダキ行商と出買い船の沿革/6.イタダキ行商の起源/おわりに/引用参考文献 |
「あま」のムラからの報告〈18〉-徳島県のあま語彙考(その1)-分布と動向 | 歳森茂著 | 香川大学教育学部研究報告 第1部 第73号 | 1988 | はじめに/1.調査対象漁協の位置と概要/2.アワビその他貝類の地方呼称/3.あま用具類及び部分の地方呼称/4.あま漁一般における地方呼称/5.県外産地とその用語の比較と関連性/おわりに |
海士集落におけるオオアマ考 | 歳森茂著 | 香川大学一般教養研究 第34号 | 1988 | はじめに/1.大正時代のオオアマ/2.A漁協における口開け/3.B漁協におけるオオアマ、コアマの収量差/4.オオアマのたしかな眼/おわりに |
徳島県の海士集落とアマに関する研究 第4編 生産・生産構造 | 歳森茂著 | 香川大学教育学部研究報告 第1部 第82号 | 1991 | 序/Ⅰ.徳島県の海士集落の貝生産-1.主要海士集落の採貝の実態、2.主要海士集落のアワビ生産の特徴/Ⅱ.アワビ資源増大への努力/Ⅲ.海士集落の生産構造-水揚げ伝票からの分析-1.概況、2.ナデ・アマ及び漁の個別実態と分析、3.アマの生産形態とその変容/結語 |
徳島県の海士集落とアマに関する研究 第3編 アマ具 | 歳森茂著 | 香川大学教育学部研究報告 第1部 第82号 | 1991 | 序/Ⅰ.採貝具-1.採貝行動、2.アマ具の大要と特徴/Ⅱ.着衣と採暖-1.着衣、2.採暖/Ⅲ.徳島県伊島のアマ具考-悉皆調査によるアマ具利用の変化実態とその意味するもの/Ⅳ.その他/結語 |
徳島県の海士集落とアマに関する研究 第2編 民俗 | 歳森茂著 | 香川大学教育学部研究報告 第1部 第82号 | 1991 | 序/Ⅰ.採貝-1.地先海面と入会い、2.漁期、3.頭ならしと頭しめし、4.採暖、5.漁休み/Ⅱ.信仰-1.阿倍の口明けの神事、2.志和岐のお不動さん祈願、3.その他事項/Ⅲ.押場/Ⅳ.アマ語彙/Ⅴ.その他-1.産室、2.ヤンナイ、3.磯遊び、4.アマと植物/結語 |
徳島県の海士集落とアマに関する研究 第1編 生活 | 歳森茂著 | 香川大学教育学部研究報告 第1部 第81号 | 1991 | Ⅰ.海士集落の分布と特徴/Ⅱ.幕藩時代の海村漁民の生活/Ⅲ.明治・大正時代における海士集落の生活-1.いただき時代の阿部、2.五島出漁時代の志和岐、3.阿部におけるアマの系譜考、4.阿部における婚姻とアマの関係/Ⅳ.海士集落における住民の生活-1.家地図からみた海村の生活、2.水道開設以前の海村の水利用/結語 |
アマのムラからの報告〈20〉-海女集落・志和岐(その2)-志和岐のアマ | 歳森茂著 | 香川大学教育学部研究報告 第1部 第76号 | 1989 | 1.志和岐の位置と概要/2.昔の海アマ漁撈形態/3.現在のアマ漁撈形態/4.アマ具-1.服装、2.ノミ類、3.メガネ、4.スン、5.タル、6.ヘラ、7.五島テボ/5.アマ語彙/6.志和岐漁業の問題点/おわりに/謝辞/注及び文献/写真 |
南九州・沖縄の海士の現況と類型~聞き取りを中心に | 小田耕三著 | 史泉 第102号 | 2005 | はじめに/1.追込み網漁-1.追込み網漁とは、追込み網漁の類型と技術段階 他/2.潜り漁-1.海士の分布と類型、2.類型Ⅰの地域-奄美大島南部・種子島・屋久島・与論島・沖永良部島、類型Ⅱの地域-宮古・八重山、類型Ⅲの地域-串間・志布志町・内之浦町・佐多町・長島町・阿久根市黒之浜・阿久根市、類型Ⅳの地域-奄美大島北部、素潜りが盛んでない地域-知覧町・山川町 他/おわりに/注・参考文献 |
沖縄・奄美の裸潜水漁 | 田辺悟著 | 横須賀市博物館館報 第25 | 1981 | はじめに/1.沖縄県糸満市字糸満の裸潜水漁-緒言、漁業生産暦と生産暦に関する聞書、潜水作業と民具-ウーギン・カキヤ・ミーカガン・サナギ・パンタターカ・サバニ、参考文献及び引用文献/2.鹿児島県大島郡瀬戸内町古仁屋の裸潜水漁-緒言、漁業生産暦と捕採対象物に関する聞書、追込網漁、潜水作業と民具-潜水眼鏡・エビカケヤ・ユーツキ・カメカケ・サナギ・サバニ、おわりに/写真 |
鯨面文身ト海人ノ魔よけ | 伊藤彰著 | 西日本文化 通巻第203号 「海女」特集号 | 1984 | 福岡県鐘崎海人<海女>の魔よけについて記述 |
弘の海士 | 伊藤彰著 | 西日本文化 通巻第203号 「海女」特集号 | 1984 | 福岡県福岡市志賀島の弘地区の海士について、『筑前国続風土記』及び寛文元年「蜑浦之事」等の文献を用いて記述 |
筑前大島の海女-江戸時代を生きぬいた海人たち | 安川浄生著 | 西日本文化 通巻第203号 「海女」特集号 | 1984 | 1.異郷に哀れ海女墓群/2.沖合三里がわが漁場/3.角島に渡った海女たち/4.産月までもぐる海女/5.海人の楽しみは祭り/6.角島を訪ねて |
蜑の浦“弘浦”と松田文書 | 高田茂広著 | 福岡市立歴史資料館研究報告 第8集 | 1984 | 1.はじめに/2.近世における志賀島/3.蜑浦について/4.志賀島浦と弘浦/5.松田文書/6.松田松秀文書目録/おわりに。抜刷複写・簡易製本 |
藍嶋の海士 | 中村穣徳著 | 西日本文化 通巻第203号 「海女」特集号 | 1984 | 長州向津浦より海士来る/古代の藍嶋/山口県油谷町大浦/近時 |
鐘崎海女 | 楠本正著 | 西日本文化 通巻第203号 「海女」特集号 | 1984 | 宗像郡玄海町大字鐘崎の海女の呼称及び潜水技術、道具、漁獲物、通過儀礼等について記述。1.イソジュバン/2.イソバコ/3.ハテコ縄/4.オコシガネ/5.イソカブリ/6.キリガイ/7.サザエ袋/8.イソメガネ |
筑前鐘崎の海女聞書 | 野間吉夫著 | 民間伝承 第17巻8号 | 1953 | まえがき/話した人々/1.鐘崎海女の起源/2.海女作業の今昔/3.一船の乗組/4.作業用具/5.潜水作業と採暖/6.採取物と分配/7.鮑熨斗のこと/8.花田しげ女の話/9.海女の信仰 |
海女の昔話-泡一つより生れきし鮑海女 | 安部光正著 | 西日本文化 通巻第203号 「海女」特集号 | 1984 | はじめに/聞書-対馬の曲の海女<ヒサさん、百さん>から明治から昭和に至る海女漁について/おわりに |
海女の宿~心地よい場所づくりを 〈長崎県壱岐市 壱岐島〉 | 大川香菜著 | しま 第63巻3号 | 2018 | 海が好きで海女を目指す/海女文化に触れることのできるゲストハウスを/年中通して島暮らしの良さを体験できる工夫/壱岐での豊かな暮らし |
海人(あま)のむらの民俗誌から 〈下〉 宇久島・平調査ノート | 香月洋一郎著 | 歴史と民俗 第25号 | 2009 | はじめに/1.家盛伝承/2.データをみていくことから-1.様々な海人、2.水揚げ高の推移、3.鮑集組合の日誌から、いくつかの補足として/3.資料目録<一部>-鮑集組合資料リスト。長崎県北松浦郡宇久町<五島列島>における調査 |
海人(あま)のむらの民俗誌から 〈中〉 宇久島・平調査ノート | 香月洋一郎著 | 歴史と民俗 第21号 | 2005 | 3.変化のなかで/4.様々な語り/5.海人たちの海/6.朝日に向かって/7.海の中へ/8.アワビを採る。長崎県北松浦郡宇久町<五島列島>における調査 |
海人(あま)のむらの民俗誌から 〈上〉 宇久島・平調査ノート | 香月洋一郎著 | 歴史と民俗 第20号 | 2004 | はじめに/1.宇久という島、平という集落-椀のような島・皿のような島、五島行き、浜四町、鮑集組合の設立、家盛伝承/2.海人の神様-いくつかの世代、海にとけこむ、林太郎さん余話/注。長崎県北松浦郡宇久町<五島列島>における調査 |
長崎県の海人船 | 柴田恵司著 | 西日本文化 通巻第203号 「海女」特集号 | 1984 | はじめに/1.海人伝道/2.曲海人船/3.宇久島の海人船/4.曲海人船と家船/おわりに/引用文献 |
潜きとその用具 | 立平進著 | 西日本文化 通巻第203号 「海女」特集号 | 1984 | 1.壮絶な潜きの民、対馬・曲/2.潜水作業の実態/3.アマの用具、アワビオコシ/4.結び/注・参考文献 |
北五島の民俗世界~宇久島を中心として 〈五島列島特集〉 | 野本寛一著 | 民俗文化 第17号 | 2005 | 「1.資料-11.長崎県北松浦郡宇久町郷向江・岩本弘義さん、12.同小値賀町斑島・遠山長治さん」等の項で、海士漁及び漁場、海士の養生、獲物、信仰等に関する記述を含む |
曲海人考 1 | 日野義彦著 | 西日本文化 通巻第203号 「海女」特集号 | 1984 | 1.曲と鐘ヶ崎/2.御判物と曲海人-宝永六年 宗氏文書<対馬歴史民俗資料館蔵>他 |
アマ漁業における女性就業-壱岐島八幡浦の事例的考察 | 三木奈都子著 | 漁業経済研究 第38巻3号 | 1993 | 1.はじめに/2.壱岐八幡浦における就労の概要/3.アマの創業実態/4.アマの就業形態-オカカラアマとフネカラアマ/5.アマの技能と世帯内位置/6.アマの操業集団と技能継承/7.アマの世代交代と女性就業の変化/参考文献 |
壱岐の小崎蜑に就いて | 山口麻太郎著 | 社会経済史学 第3巻2号 | 1933 | 1.小崎蜑と八幡蜑/2.小崎蜑の富力/3.生業-1.あま、2.カズラコギ、3.セモン打/4.小崎蜑と御両家/5.フシ/6.オヤジ/7.コザ/8.小崎蜑と信仰/9.小崎の鰒/10.小崎蜑と捕鯨/11.小崎蜑の飲食/12.小崎蜑の喧嘩/13.小崎の泣き女/14.其の他の雑事 |
海女ノ形態学的研究 〈第一編 胸部形態〉 | 明石嘉聞著 | 日本内分泌学会雑誌 第27巻4号 | 1951 | 「1.緒言/2.研究材料及研究方法/3.研究成績-A.示数、B.胸式/4.結論-A.示数、B.胸式/主要文献」 房州白浜の海女114名を被験者とした研究報告 |
海女ノ形態学的研究 〈第二編 胴下半部形態〉 | 明石嘉聞著 | 日本内分泌学会雑誌 第27巻4号 | 1951 | 「1.緒言/2.研究材料及研究方法/3.研究成績-A.示数、B.胴下半式/4.結論-A.示数、B.胴下半式/主要文献」 房州白浜の海女114名を被験者とした研究報告 |
水浴法による海女の耐寒性 | 井上太郎著 | 日本生気象学会雑誌 第9巻 | 1973 | 研究目的/研究方法/成績と考察-1.海女の平均脂肪厚、2.海女の臨海水温、3.海女の熱遮断力、4.熱遮断力と皮下脂肪層の厚さ、5.結果。手書き |
千葉県南部沿岸漁業者の生活・健康調査 | 内田昭夫[等]著 | 日本農村医学界雑誌 第34巻1号 | 1985 | はじめに/対象および方法/調査結果-1.漁業労働、2.網漁、3.海女、4.その他/考察/要約/謝辞/参考文献 |
「あま」作業の疲労について 〈第1報〉 | 岡芳包[等]著 | 体力科学 第6巻5号 | 1957 | 「1.検査方法と測定項目/2.成績-1.膝蓋腱反射閾値について、2.尿 Donaggio 反応値について、3.体位血圧反射法に於ける血圧恢復者数比率について、4.体位血圧反射法に於ける血圧恢復経緯について、5.朝夕の血圧水準について/3.考察/4.摘要/文献」 志摩郡越賀村・布施田村の海女と徳島大学医学部学生を被験者として調査を実施 |
男女「あま」の体力特徴について 〈第2報〉 | 岡芳包[等]著 | 体力科学 第6巻5号 | 1957 | 「1.検査方法と測定項目/2.成績と考察-1.止息時間について、2.最大呼息圧と最大吸息圧について、3.努責による血圧変動経過について、4.屈膝運動負荷に伴なう脈拍数変動経過について/3.摘要/文献」 徳島県海部郡阿部村の海女を被験者として調査を実施 |
男女「あま」の体力特徴について 〈第1報〉 | 岡芳包[等]著 | 体力科学 第6巻5号 | 1957 | 「1.検査方法と測定項目/2.成績/3.考察/4.摘要/文献」 徳島県海部郡阿部村の海女を被験者として、身長・座高・体重・胸囲・呼吸縮張差・肺活量・握力・背筋力・安静時心拍数・安静時血圧を測定 |
男女「あま」の「あま」作業能力について | 岡芳包[等]著 | 体力科学 第6巻5号 | 1957 | 三重県志摩郡和具の海女を対象とした耳鼻咽喉科的検診及び徳島県海部郡阿部村の男女海女・海士を被験者とした潜水時間・潜水深度等作業能力の調査結果について記述 |
「あま」の体力に関する研究 〈3-1〉 「あま」作業の疲労について | 岡芳包[等]著 | 体力科学 第3巻3号 | 1953 | 徳島県海部郡阿部村及び三重県志摩郡船越村の海女について、体力生理学的検査を実施。その結果と、比較・考察について報告 |
「あま」の体力に関する研究 〈3-2〉 「あま」聴力障害とその恢復について | 岡芳包[等]著 | 体力科学 第3巻3号 | 1953 | 徳島県海部郡阿部村の男女の海女と海女以外の村民の聴力障害について調査を実施。その結果と、比較・考察について報告 |
女性の職業性接触皮膚炎 | 小林美和[等著] | 産業医科大学雑誌 第22巻4号 | 2000 | はじめに/美・理容師/歯科衛生士/看護婦/海女/考察/引用文献 |
海女の労働循環に対する生理学的適応性 〈2〉 体格水準と食生活について | 澤田晋一[等]著 | 日本生気象学会雑誌 第17巻3号 | 1980 | はじめに/対象と方法/結果と考察 |
あまの体勢について | 渋谷和紀[等]著 | 体力科学 第3巻1号 | 1953 | 1.緒言<昭和26年、千葉県浪花村岩和田の海女63名を被験者として調査>/2.調査の結果並にその考察-1.海女の母性的能力、2.海女の体勢/3.総括/文献 |
海女ノ体質人類学的研究 〈第一回調査報告〉 | 鈴木孝之著 | 日本医科大学雑誌 第14巻12号 | 1943 | 第二篇:示数ノ非対称度並ニ相関ニ就テ-1.各示数ノ非対象度/2.各示数ノ相関-1.二変数ノ場合、2.三変数ノ場合/3.総括/主要文献 |
海女ノ体質人類学的研究 〈第一回調査報告〉 | 鈴木孝之著 | 日本医科大学雑誌 第14巻2号 | 1943 | 第一篇:絶対値並ニ示数ニ就テ-1.緒言/2.研究材料ト研究方法-研究材料<被験者:岩和田と白浜の海女194名>/3.計測所見/4.総括/主要文献<後出> |
潜水漁民の耳管機能に関する研究 | 高橋茂樹[等]著 | 産業医学 第26巻7号 | 1984 | 第57回日本産業衛生学会/第36回日本産業医協議会における一般演題の要旨。伊豆七島の潜水漁民における音響耳管検査法を用いた耳管機能の調査とその結果を記述 |
海女の体力医学的研究 〈第Ⅲ報〉 海女の妊娠分娩について | 椿恒城著 | 体力科学 第13巻3号 | 1964 | 「1.まえがき/2.調査内容-1.月経、2.妊娠、3.分娩、4.産褥分娩前の仕事、5.子供の発育/3.調査結果及び考察-1.月経、2.妊娠、3.初産年齢、4.分娩、5.産褥、6.児の発育/4.要約/参考文献」 志摩海女35名、舳倉島海女48名、伊豆海女39名を被験者として調査を実施 |
海女の体力医学的研究 〈第Ⅱ報〉 体型体力及び健康障害と海女作業の疲労について | 額田年/椿恒城共著 | 体力科学 第13巻3号 | 1964 | 「1.まえがき/2.検査項目/3.検査結果及び考察-1.体型及び体力、2.障害、3.疲労/4.要約/参考文献」 三重県鳥羽市桃取・答志・神島の海女及び静岡県下田町白浜、石川県舳倉島の海女を被験者として調査を実施 |
海女の体力医学研究 〈第Ⅰ報〉 海女の業態・分布及び労働について | 額田年/椿恒城共著 | 体力科学 第11巻4号 | 1963 | 「1.海女の文献/2.海女の操業による分類-.a大磯人、b.中磯人、c.小磯人/3.海女の分布/4.労働期間及び労働時間/5.潜水時間と呼吸調製時間/要約/参考文献」 三重県志摩半島及び石川県舳倉島、静岡県白浜の海女について調査を実施 |
海女に見られたる聴器障碍に就いて〈其の一〉海女が自覚する症状に就いて | 野垣徳次郎著 | 耳鼻咽喉科臨床 第34巻6号 | 1939 | 「1.緒言/2.検査材料/3.海女が自覚する症状に就いて/4.耳痛の成因/5.鼻痛並びに鼻出血の成因/6.総括/主要文献」 石川県輪島町舳倉島の海女<海士>142名を対象とした検査報告 |
海女に見られたる聴器障碍に就いて〈其の二〉海女の聴器の他覚的見所・附 鼻咽喉所見に就いて | 野垣徳次郎著 | 耳鼻咽喉科臨床 第34巻7号 | 1939 | 「1.緒言/2.聴器所見-1.外聴道所見、2.外聴道骨新生の成因、3.鼓膜所見/3.海女の聴力/4.海女に於ける中耳炎/5.海女の鼻腔所見/6.海女の咽喉所見/7.総括/8.結語/主要文献」 石川県輪島町舳倉島の海女<海士>142名を対象とした検査報告 |
海女のCO2-換気量応答曲線について | 宮村実晴[等]著 | 体力科学 第28巻4号 | 1979 | 第34回日本体力医学会大会の発表要旨。昭和53年に伊豆田子の徒人海女5名<41~64歳>を被験者としたCO2-換気量応答曲線を測定。1969年に測定した千葉県御宿の海女8名との比較について記述 |
人体の潜水性応答 | 宮本博司[等]著 | 体力科学 第42巻2号 | 1993 | 「A.潜水とガス代謝-a.高圧下の呼吸、b.高圧と呼吸ガス、c.減圧と減圧症、d.止息時間、e.低温/B.潜水と循環-a.高圧、b.止息と顔面浸水、c.低温、d.不整脈/参考文献」 海女の記述を含む |
冷水浸漬に対する末梢循環の反応性~海女と体育系女子学生との比較 | 山本宗平[等]著 | 日本生気象学会雑誌 第19巻3号 | 1982 | A.対象と実験方法/B.実験結果/C.考察 |
両側外リンパろうが疑われた海女の1例 | 矢野原邦生[等]著 | Otology Japan 第1巻2号 | 1991 | はじめに/症例-患者、主訴、既往歴、現病歴、現病、治療経過/考察-1.患者および病変部位について、2.手術適応・手術時期について、3.海女の耳疾患について/文献 |
海女の生理学 | 横山哲朗著 | 労働科学 第21巻5号 | 1971 | 1.海女の素もぐり/2.海女はどこまでもぐれるか-理論的到達可能深度/3.実際に海女はどれくらいもぐるか-潜水方法と到達深度/4.海女の作業時間-体温調節について/5.海女と心臓-徐脈と不整脈/6.無重力状態とその影響/7.生理学的にみた海女の歴史と将来 |
潜水器漁業百年-日東養鮑合名会社の社員 | 大場俊雄著 | 楽水 第758号 | 1992 | まえがき/1.社員の動き/2.二代続いた社員/3.家業と出資金額/4.安西直一の略歴/5.向山商事合名会社と安西浩/6.エネルギー革命を進めた安西浩/あとがき/文献。別刷・簡易製本 |
潜水器漁業百年-国後島、歯舞諸島のホタテガイ潜水器漁業への出稼ぎ記録 | 大場俊雄著 | 楽水 第753号 | 1991 | まえがき/1.日東養鮑株式会社の事業報告書にみる記述/2.日東漁業株式会社の『第二回事業報告書』にある記録/3.高梨文三の『雑記帳』に書かれた記録/4.国後島、歯舞諸島への出稼ぎ/あとがき/文献/正誤表。別刷・簡易製本 |
潜水器漁業百年-ミルクイの万祝 | 大場俊雄著 | 楽水 第752号 | 1990 | まえがき/1.ミルクイ潜水器漁業の万祝/2.もう一つのミルクイ潜水器漁業の万祝/3.この万祝の探索/4.神奈川県下で配られた万祝か/あとがき/文献/正誤表。別刷・簡易製本 |
潜水器漁業百年-日東養鮑合名会社のアワビ養殖事業について〈11〉 | 大場俊雄著 | 楽水 第750号 | 1990 | まえがき/1.会社が得ていた区画漁業権/2.区画漁業権とその一貫性/3.種苗放流とアワビ養殖事業/4.会社のアワビ養殖事業/あとがき/文献/正誤表。別刷・簡易製本 |
潜水器漁業百年-日東養鮑合名会社のアワビ養殖事業について〈10〉 | 大場俊雄著 | 楽水 第749号 | 1990 | まえがき/1.日東養鮑合名会社が主張するアワビ養殖業/2.陳情書などにみる漁民の見解/3.両者の見解と「養殖」の概念変化/4.明治漁業法と区画漁業権の創設/あとがき/文献。別刷・簡易製本 |
潜水器漁業百年-日東養鮑合名会社のアワビ養殖事業について〈9〉 | 大場俊雄著 | 楽水 第747号 | 1989 | まえがき/1.「増殖」という新語の登場/2.「増殖」の定着と「養殖」の狭義化/3.「養殖」と「増殖」の明確な区分/4.日東養鮑合名会社の『養殖業ニ関シ上申』/補遺-器械根へのエゾアワビ放養についての記録/文献。別刷・簡易製本 |
潜水器漁業百年-日東養鮑合名会社のアワビ養殖事業について〈8〉 | 大場俊雄著 | 楽水 第746号 | 1989 | まえがき/1.日東養鮑合名会社に対する漁民の不信感/2.戦後も続いたこの考え方/3.日東養鮑合名会社の事業/4.「養殖」の概念/あとがき/文献/正誤表。別刷・簡易製本 |
潜水器漁業百年-日東養鮑合名会社のアワビ養殖事業について〈7〉 | 大場俊雄著 | 楽水 第745号 | 1989 | まえがき/1.『稚鮑放養日誌』と『調書』の記載内容の違い/2『雑記帳』に記された稚鮑放養/3.対をなす『稚鮑買入帳』と『稚鮑放養日誌』/4.器械根に放養されたエゾアワビ/5.器械根へのアワビ標識放流/あとがき/文献/正誤表。別刷・簡易製本 |
潜水器漁業百年-日東養鮑合名会社のアワビ養殖事業について〈6〉 | 大場俊雄著 | 楽水 第744号 | 1988 | まえがき/1.『稚鮑放養日誌』/2稚鮑の放養期間と放養量/3.稚鮑の放養場所/4.放養した稚鮑の大きさ/5.稚鮑放養についての会社資料・『調書』/あとがき/文献/正誤表。別刷・簡易製本 |
潜水器漁業百年-日東養鮑合名会社のアワビ養殖事業について〈5〉 | 大場俊雄著 | 楽水 第743号 | 1988 | まえがき/1.日東養鮑合名会社の『稚鮑買入帳』/2.日東養鮑合名会社の設立前から続けられた稚鮑の買い入れ/3.稚鮑の買い入れ先/4.稚鮑の種類と大きさ/5.稚鮑の買い入れ価格/6.稚鮑買い入れ後の処置/あとがき/文献/正誤表。別刷・簡易製本 |
潜水器漁業百年-日東養鮑合名会社のアワビ養殖事業について〈4〉 | 大場俊雄著 | 楽水 第742号 | 1988 | まえがき/1.木更津県の誕生と漁業の振興/2.『漁業規則』にみるアワビ漁業の規制/3.千葉県におけるアワビ漁業規制の推移/4.スカリの網目の大きさの制限/あとがき/文献/正誤表。別刷・簡易製本 |
潜水器漁業百年-日東養鮑合名会社のアワビ養殖事業について〈3〉 | 大場俊雄著 | 楽水 第741号 | 1988 | まえがき/1.カジメ禁漁区域の明確化へ/2.山見法による器械根の区域/3.山見法による器械根区域の決定がもたらしたもの/4.日東養鮑合名会社のカジメ禁漁への働き掛け/5.日東養鮑合名会社資料の史的価値/あとがき/文献。別刷・簡易製本 |
潜水器漁業百年-日東養鮑合名会社のアワビ養殖事業について〈2〉 | 大場俊雄著 | 楽水 第740号 | 1987 | まえがき/1.千葉県におけるカジメの採取規制/2.房総におきた磯焼け/3.近代ヨード工業の勃興とカジメ焼き/4.千葉県におけるカジメの生産量/5.器械根、カジメの禁漁区となる/あとがき/文献。別刷・簡易製本 |
潜水器漁業百年-日東養鮑合名会社のアワビ養殖事業について〈1〉 | 大場俊雄著 | 楽水 第738号 | 1987 | まえがき/1.明治初期、千葉県におけるアワビ漁業の規制/2.殻長制限の推移/3.中魚落郷沖合採鮑組合の漁獲アワビ殻長制限の努力/4.日東養鮑合名会社の漁獲アワビ殻長の自主規制/あとがき/文献/正誤表。別刷・簡易製本 |
潜水器漁業百年-東京湾におけるタイラギ・ミルクイ潜水器漁業の創始〈4〉 | 大場俊雄著 | 楽水 第736号 | 1986 | まえがき/1.千葉県望陀郡真舟村桜井/2.泉水宗助/3.『為取替約定証』と『為取換契約証』/あとがき/補遺/文献/正誤表。別刷・簡易製本 |
潜水器漁業百年-東京湾におけるタイラギ・ミルクイ潜水器漁業の創始〈3〉 | 大場俊雄著 | 楽水 第735号 | 1986 | まえがき/1.鈴木正次から森精吉郎への書簡/2.為取換契約証/3.神奈川県におけるタイラギ、ミルクイ潜水器漁業の創始/4.横須賀町、神奈川町以外の地区におけるタイラギ、ミルクイ潜水器漁業/あとがき/文献/正誤表。別刷・簡易製本 |
潜水器漁業百年-東京湾におけるタイラギ・ミルクイ潜水器漁業の創始〈2〉 | 大場俊雄著 | 楽水 第734号 | 1986 | まえがき/1.漁業試験御認可願/2.横須賀軍港近くの漁場/3.タイラギ、ミルクイ潜水器漁業の経営に進出した森精吉郎/4.横須賀入会稼場における採貝試験/あとがき/文献/正誤表。別刷・簡易製本 |
潜水器漁業百年-東京湾におけるタイラギ・ミルクイ潜水器漁業の創始〈1〉 | 大場俊雄著 | 楽水 第732号 | 1985 | まえがき/1.タイラギとミルクイ/2.タイラギの漁具、漁法/3.ミルクイの漁具、漁法/4.タイラギ、ミルクイの生態と旧来の漁具、漁法/5.潜水器の導入/あとがき/文献/正誤表。別刷・簡易製本 |
潜水器漁業百年-南部潜水夫発祥のきっかけとなった名護屋丸について | 大場俊雄著 | 楽水 第731号 | 1985 | まえがき/1.イギリスで製造された名護屋丸/2.2隻の名護屋丸/3.名護屋丸の主要要目/4.名護屋丸は貨物船か貨客船か/5.名護屋丸の積荷/6.名護屋丸の座礁と売却/あとがき/補遺/文献/正誤表。別刷・簡易製本 |
潜水器漁業百年-三村小太郎と南部潜水夫の誕生〈2〉 | 大場俊雄著 | 楽水 第730号 | 1985 | まえがき/1.名護屋丸の正しい遭難年月日/2.名護屋丸の遭難状況/3.遭難当日の天気/4.名護屋丸貨物の窃取事件/5.名護屋丸の放置/6.名護屋丸の潜水解体工事、南部潜水夫の誕生/あとがき/文献/正誤表。別刷・簡易製本 |
潜水器漁業百年-三村小太郎と南部潜水夫の誕生〈1〉 | 大場俊雄著 | 楽水 第729号 | 1985 | まえがき/1.三村小太郎についての調査/2.三村小太郎の生い立ち/3.三村小太郎と潜水業/4.これまでの報告にみる三村小太郎/5.房州潜り・三村小太郎は千葉県から来たか/6.三村小太郎の死/あとがき/文献。別刷・簡易製本 |
潜水器漁業百年-撃沈されたアワビ潜水器船・第二大協丸 | 大場俊雄著 | 楽水 第728号 | 1984 | まえがき/1.戦時下の器械根出漁/2.敵機・B24の攻撃/3.第二大協丸の乗組員/4.防空監視哨の通報と救助/5.乗組員の死亡記録/6.終わりのない戦禍/あとがき/文献。別刷・簡易製本 |
潜水器漁業百年-専用漁業権設定期における器械根のアワビ潜水器魚業 | 大場俊雄著 | 楽水 第727号 | 1984 | まえがき/1.専用漁業権の免許/2.器械根への入漁/3.日東養鮑株式会社/4.潜水器台数の規制/5.潜水器操業の実態/6.戦争完遂にむかって/7.専用漁業権の消滅/あとがき/文献/正誤表。別刷・簡易製本 |
潜水器漁業百年-千葉県布良村における潜水器採鮑業の創始と展開〈3〉 | 大場俊雄著 | 楽水 第726号 | 1984 | まえがき/1.営業組織/2.純益金の配分/3.営業活動と経営実態/4.アワビ資源の保護対策/5.布良鮑組の発展/あとがき/文献。別刷・簡易製本 |
潜水器漁業百年-千葉県布良村における潜水器採鮑業の創始と展開〈2〉 | 大場俊雄著 | 楽水 第725号 | 1984 | まえがき/1.生鮑取扱法記/2.潜水器械採鮑営業の出願/3.採鮑組の誕生/4.潜水器の使用契約/あとがき/文献。別刷・簡易製本 |
潜水器漁業百年-千葉県布良村における潜水器採鮑業の創始と展開〈1〉 | 大場俊雄著 | 楽水 第724号 | 1983 | まえがき/1.操業までの状況/2.布良村における潜水器導入の特色/3.潜水器の購入/4.当時の潜水器/あとがき/文献。別刷・簡易製本 |
潜水器漁業百年-日東養鮑合名会社の設立初期の事業〈2〉 | 大場俊雄著 | 楽水 第723号 | 1983 | まえがき/1.漁場使用権の譲渡へ/2.採鮑漁業権行使売買方申込書/3.入札売買を意図した会社/4.協定売買に変更/5.器械根の採鮑権行使料/あとがき/補遺/文献。別刷・簡易製本 |
潜水器漁業百年-日東養鮑合名会社の設立初期の事業〈1〉 | 大場俊雄著 | 楽水 第722号 | 1983 | まえがき/1.会社の設立後はじめての定期総会/2.尾野辰之助との交渉/3.問屋支配からの脱却/4.交渉妥結かにみえて決裂/5.会社の自営か漁業使用権の譲渡か/あとがき/文献。別刷・簡易製本 |
潜水器漁業百年-日東養鮑合名会社の設立 | 大場俊雄著 | 楽水 第721号 | 1983 | まえがき/1.日東養鮑合資会社の設立/2.続けて設立された日東養鮑合名会社/3.日東養鮑合名会社の定款/4.区画漁業権の獲得/5.区画漁業免許の背景/あとがき/文献。別刷・簡易製本 |
潜水器漁業百年-潜水夫の出稼ぎ | 大場俊雄著 | 楽水 第717号 | 1982 | まえがき/1.出稼ぎ先/2.出稼ぎの背景/3.玄達瀬におけるアワビ潜水器漁業/4.国後島、歯舞諸島のホタテガイ潜水器漁業/あとがき/文献/正誤表。別刷・簡易製本 |
潜水器漁業百年-カリフォルニア州における出稼ぎ日本人潜水夫と潜水免許証 | 大場俊雄著 | 楽水 第713号 | 1981 | まえがき/1.Market Fisherman's License と潜水夫・増本彦一/2.1941年<昭和16年>のIdentification certificateと潜水夫・崎野良助/3.単身出稼ぎ漁業者の家族/あとがき/文献/正誤表。別刷・簡易製本 |
潜水器漁業百年-潜水技術の定着 | 大場俊雄著 | 楽水 第711号 | 1980 | まえがき/1.干鮑の販路拡張/2.日本人による採鮑業の独占/3.経営者の交代/4.排日に苦闘する小谷源之助/5.ポイントロバス缶詰会社の設立/6.アワビの缶詰加工/7.カリフォルニア州におけるアワビ漁業の規制/8.アワビのスライス加工の開始/9.アワビ缶詰製造業の終息/10.アワビ漁業の全盛/11.アメリカと日本のアワビ漁獲量の推移/12.潜水技術の定着/あとがき/文献/正誤表。別刷・簡易製本 |
潜水器漁業百年-潜水技術の伝播 | 大場俊雄著 | 楽水 第710号 | 1980 | まえがき/1.日本人に先行した中国人移民/2.日本人渡米移民の増加/3.日本人によるアワビ潜水漁業の創始/4.ヘルメット式潜水器の導入/5.千葉県根本村の金沢屋・小谷家/6.慶應義塾に学んだ小谷源之助/7.水産伝習所の卒業生・小谷仲次郎/8.潜水技術伝播の条件/あとがき/文献。別刷・簡易製本 |
潜水器漁業百年-タイラギ潜水夫の恩師・砂山栄治郎 | 大場俊雄著 | 楽水 第709号 | 1980 | まえがき/1.砂山栄治郎の石碑/2.タイラギ・ミルクイ潜水夫としての栄治郎/3.富津におけるタイラギ漁業の隆盛/4.砂山栄治郎之碑の建立/5.タイラギの漁獲技術/6.築港工事潜りとしての栄治郎/あとがき/文献。別刷・簡易製本 |
潜水器漁業百年-潜水夫の養成 | 大場俊雄著 | 楽水 第707号 | 1979 | まえがき/1.潜水器導入期に養成された潜水夫/2.潜水技術伝習に取り決め/3.潜水夫の増加/4.潜水術の伝習方法/5.血縁地縁で結ばれた潜水夫/6.潜水夫の出身地/あとがき/文献/正誤表。別刷・簡易製本 |
潜水器漁業百年-アワビとタイラギの万祝 | 大場俊雄著 | 楽水 第708号 | 1979 | まえがき/1.アワビの万祝/2.カリフォルニア州への出稼ぎに行った海士/3.海士に続いて渡米した潜水夫/4.採鮑業の経営者・井出百太郎/5.タイラギの万祝/6.東京湾のタイラギ潜水器漁業/7.大正期における富水の潜水器漁業/8.富水旧潜水業/あとがき/文献。別刷・簡易製本 |
潜水器漁業百年-ふかし療法の開発 | 大場俊雄著 | 楽水 第706号 | 1979 | まえがき/1.潜水器導入当初の潜水事故/2.潜水病と漁村におけるその知識/3.丹所春太郎の事績/4.丹所春太郎氏像の造立/あとがき/文献。別刷・簡易製本 |
潜水器漁業百年-続・アワビの大漁うた | 大場俊雄著 | 楽水 第705号 | 1979 | まえがき/十一とせ、一に尊き広田様、やけ原多助の恵比寿貝 この器械船/十二とせ 俄かに積んだる鮑貝、屋根の軒越すほど積上げて この器械船/十三とせ さても珍しき世の騒ぎ、器械の車がよどし来る この器械船/十四とせ 首尾よく鮑がとれると、鮑ぢゃ御座らぬ浦の花 この器械船/十五とせ 護謨や鉛で組み立てゝ、いはきかいの音の高さ この器械船 他/文献。別刷・簡易製本 |
潜水器漁業百年-その操業の頃 | 大場俊雄著 | 楽水 第704号 | 1978 | まえがき/1.漁業への潜水器の導入/2.潜水器採鮑業の拡大/3.潜水器によるアワビ漁獲量と乱獲/4.潜水器漁業の規制/あとがき/文献 |
日活ロマンポルノに映る〈海女〉~郷愁を伴った野生のエロチシズム | 小暮修三著 | 映画研究 第11号 | 2016 | はじめに-日活ロマンポルノの再始動/1.ロマンポルノと<海女>-1.ロマンポルノ前史:<海女映画>からロマンポルノ誕生へ、2.夏の定番<海女シリーズ>/2.<都会>からの逃避・帰還先としての<地方>-1.<男>を受け入れる場としての<地方>、2.<地方>における<田舎ことば>と<標準語>/3.<地方の女>の具現化としての<海女>-1.野生<プリミティブ>のエロティシズム、2.郷愁のエロティシズム/おわりに 破壊されるファンタジー/注・引用文献リスト |
漁村語彙〈六〉 | 柳田国男著 | 島 昭和9年前期号 | 1934 | 「スカリ/タコアナ/ツブイシ/タイシ/フヅキ/ヨコシガネ」等、海女及び潜水漁に関する語彙の記述を含む |
漁村語彙〈五〉 | 柳田国男著 | 島 第1巻5号 | 1933 | 「ゴサイ」等、海女に関する語彙の記述を含む |
漁村語彙〈四〉 | 柳田国男著 | 島 第1巻4号 | 1933 | 「カツギ/カヒドウ/キリカエ」等、海女に関する語彙の記述を含む |
漁村語彙〈二〉 | 柳田国男著 | 島 第1巻2号 | 1933 | 「イソガネ/イソカブリ/イソマゲ」等、海女に関する語彙の記述を含む |
漁村語彙〈一〉 | 柳田国男著 | 島 第1巻1号 | 1933 | 「アオビガネ/アハビヲコシ/アマガネ/アマゴモリ/アマヤド/アヲビガネ/イキヅナ」等、海女に関する語彙の記述を含む |
海女を訪ねてにし、ひがし〈後編〉~小呂島へ | 川口祐二著 | しま 第59巻3号 | 2014 | 定期船の欠航が多いこ玄界灘の小島/ムラサキウニやアワビを採る島の海女暦/潮風に揺れるスミレの花、薫風に泳ぐ鯉幟 |
海女を訪ねてにし、ひがし〈前編〉~能古島から無垢島へ | 川口祐二著 | しま 第59巻2号 | 2013 | 小呂島行きの船は出ず、博多湾の能古島へ/無垢島の入会漁場でも潜っている臼杵の海女/かつてはカジキマグロを追っていた無垢島区長/高校進学もあり、島を出た息子たちの一家 |
韓国済州島海女の潜水作業実態について | 飯島秀郎[等]著 | 民族衛生 第58巻2号 | 1992 | 1.緒言/2.対象並びに研究方法/3.研究結果-<海女の体格と実地経験、潜水漁の作業内容>/4.考察/5.結論/文献 |
済州島4.3事件を訪ねて~日本平和学会2007年度秋研究集会参加報告 | 岩本勲著 | 大阪産業大学論集 人文・社会科学編 第2号 | 2008 | 1.済州島/2.4.3事件/3.学会での主な報告の要旨/4.フィールドワーク-4.3事件関連史跡めぐり-1.4.3平和公園、2.村の神を祭る祠道、3.ナクソンドゥ戦略村、4.モクシムル洞窟、5.済州海女抗日記念塔、6.ブックチョン里・ノブスニ赤ん坊墓/5.真相究明と研究発展への期待/あとがき |
済州島潜嫂の法的闘争と組合 | 康大原著 | 海と人間 Vol 30 | 2009 | 日帝時代の済州島海女漁業組合-1.沿革、2.組合の組織、3.本組合員の出稼ぎ入漁に関する協定/抗日闘争と潜嫂/潜嫂収奪と権益擁護-収奪・今日の実情、収奪・その歴史、権益のための闘争、趣旨文/訳注。康大原著『海女研究』より訳出 |
済州島の海女 | 櫻井哲男著 | 季刊民族学 | 島の女性は三大名物のひとつ/漁場に近づくと表情も変わる/口笛のような音のする呼吸法/かせぎは子どもの教育費に/「父母の日」に躍動する女たち | |
中世東アジア海域における海民と交流-済州島を中心として | 高橋公明著 | 名古屋大学文学部研究論集史学 第33号 | 1987 | はじめに/1.以船成家/2.水賊/3.豆禿也只・鮑作干・頭無岳/4.全羅道・済州島・北九州/おわりに |
近世志摩海女の朝鮮出漁とその影響 | 塚本明著 | 海と人間 Vol 31号 特集海女3 | 2018 | はじめに/1.朝鮮半島への潜水漁の進出/2.志摩からの海女出漁/3.潜水漁業の朝鮮出漁の影響/4.志摩漁村の生産構造への影響/おわりに/注・付記。『三重大史学 第16号』<2016年発行> 掲載論文の再掲 |
韓国孤島のいま | 平野秀樹著 | しま 第47巻2号 | 2001 | 海女の島へ/孤島小学校/六○年前の移動-済州島海女/孤島の恋/観光レジャー基地-民宿業のこれから/人は集まって住むほうがいい/欠航/海女四四歳/自信とその実力/孤島を後に |
済州島再訪小記~済州学の片鱗 | 堀田吉雄著 | フォクロア 第66~67号 済州島特集 | 1992 | 「14.済州名物の裸潜女」の項で、志摩の海女と済州の海女との対比及び平城京跡出土木簡に記される耽羅鮑に関する記述を含む |
済州島海女 | 桝田一二著 | 『桝田一二地理学論文集』 | 海女の環境としての済州島-1.位置の特色、2.地形概観/半農半漁と海女の特性/島内海女の分布-1.東部海岸地帯、2.北西部海岸地帯、3.北部海岸地帯/漁獲物と漁期-和布、石花菜、搗布、海羅、蠑螺、鮑/出稼ぎ海女-朝鮮半島部への出漁と入漁権/済州島海女の地理的意義-1.わが国における海女の分布、2.島内の海女の分布、3.出稼ぎ海女の入嫁地。複写・簡易製本 | |
済州道の海女 | 白文河著 | 西日本文化 通巻第203号 「海女」特集号 | 1984 | 1.はじめに/2.海女の由来/3.海女の現況/4.潜水作業と採取物/5.出稼ぎ/6.おわりに/付記 |
中国史上の蜑-蜑(蛋)についての諸学説の沿革について(一) | 小川博著 | 海事史研究 第12号 | 1969 | 1.蜑について/2.蜑についての諸学説-A.近代中国の諸学説<一>、A.近代中国の諸学説<二> |
中国史上の蜑-蜑(蛋)についての諸学説の沿革について(三) | 小川博著 | 海事史研究 第14号 | 1970 | 2.蜑についての諸学説(承前)-B.日本の研究家の諸学説<三>/C.欧米の研究家の諸学説 |
中国史上の蜑-蜑(蛋)についての諸学説の沿革について(四) | 小川博著 | 海事史研究 第16号 | 1971 | 2.蜑についての諸学説(承前)-C.欧米の研究家の諸学説<二>/C.欧米の研究家の諸学説<三>/補説 |
蜑の研究史 | 小川博著 | 東南アジア史学会会報 第10号 | 1969 | 中国南部海岸に居住する水上居住民「蜑」の研究について文献学的な研究者の紹介及び蜑の生活について記述 |
中華民国(台湾)の裸潜水漁 | 田辺悟著 | 横須賀市博物館研究報告 人文科学 第26号 | 1982 | 緒言/漁業生産暦に関する聞書/潜水作業と捕採物/捕採の民具-アワビブクロ、エビカケ及びエビブクロ、タコカケ、モリ、潜水眼鏡、潜水作業の装い、イタブネ/漁獲物の処理/まとめ/引用・参考文献/図版 |
蘭嶼ヤミ族の裸潜水漁 | 田辺悟著 | 横須賀市博物館館報 №26 | 1980 | 1979年3月6日から同15日まで、台湾台東県に属する蘭嶼のヤミ族の裸潜水漁に関する民族学的調査及び物質文化全般に関わる調査の報告 |
米国でアワビ潜水器漁業、干鮑加工業を営んだ護俊肇 | 大場俊雄著 | 地域文化研究 第19号 | 2010 | 1.まえがき/2.材料と方法/3.結果-1.下付された旅券内容、2.アワビ潜水器漁業・干鮑加工業経営に新規参入、3.サンフランシスコ湾で沈没船潜水探索、4.アワビ潜水器漁業・干鮑加工業を廃業、5.森薬舗経営/4.考察/5.あとがき/文献/正誤表 |
カリフォルニアにおけるアワビ加工技術開発と日本人の活動 | 大場俊雄著 | 地方史研究 第153号 | 1978 | まえがき/1.カリフォルニアにおけるアワビ漁業/2.中国人及び日本人による乾鮑の製造/3.アワビ缶詰製造技術の開発/4.アワビのスライス加工技術の開発/あとがき/文献。抜刷を複写 |
カリフォルニアのアワビ漁業に従事した日本人 | 大場俊雄著 | くろしお文化 第8号 | 1978 | まえがき/1.漁業者の出身県/2.漁業者の渡米/3.漁業者の生年/4.潜水母船と操業/5.漁獲アワビの水揚げ/あとがき/文献。抜刷・簡易製本 |