【活動報告】「海辺の毎日 国崎の暮らし写真展」報告書を刊行しました

2020年2月11日〜17日にかけて、鳥羽市国崎町公民館で開催した「海辺の毎日 国崎の暮らし写真展」報告書を刊行しました。
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写真展では、海の博物館が所蔵する写真から国崎の暮らしを写すもの57枚(昭和40年代〜平成初期)を選び、うち35枚をパネル展示したほか、写真すべてを入れたクリアファイルを設置しました。
写真は海女漁、日常風景、年中行事とまんべんなく選定し、国崎の暮らしを多面的にとらえることを目指しました。

会場では、写真を片手に自然と会話が盛り上がり、1人では思い出せなかったことを皆で思い出し、まるで昨日あったことのように生き生きと語る町民の皆様の姿が絶えずありました。

会期中は海女研究センターの吉村助教が会場に常駐し、来場した国崎町民から写真に関わる語りを聞き取りました。2月11日、15日には三重大学人文学部の学生6名が聞き取りにチャレンジしました。

聞き取りの成果を展示写真のキャプションとレポートとしてまとめたのが本報告書です。
今ここでしか聞けない、貴重な語りの数々を掲載することができました。

ご関心がありましたら、ぜひお手にとってみてください。

 

こぼれ話

この写真展は、担当の吉村助教にとって企画段階から大きな思い入れのあるものでした。国崎の今昔を聞き取るだけでなく、写真を囲んで皆様と和気あいあいと楽しい時間を過ごせたことが本当に幸せでした。この成果を次につなげていきたいです。

参加した学生にとっては初めての聞き取り調査でした。町を歩き、町民の皆様とお話ししたことで改めて漁村の魅力を肌で実感していました。レポート執筆中は「たくさん聞き取りしたはずなのに、ここの情報が足りない」「聞き取ったことをうまく文章にできない」など数々の苦労に直面していました。そんな苦労も含め、社会調査の醍醐味を大いに味わったかと思います。

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