海女研究センター概要

海女研究センターは、2018年3月に鳥羽市立海の博物館内に開設された、三重大学伊勢志摩サテライトの活動拠点のひとつです。これまで三重大学では、他大学の研究者をはじめ自治体の職員や博物館の職員等の多くの関係者とともに、「海女」に関する研究活動を展開してきました。海女研究センターの設置は、これらの実績を基盤として、海女振興事業の中核施設である「海の博物館」を活動拠点に位置づけることとしたものです。

当センターでは今後「海女」を切り口にしながら、漁業や漁村に関して多面的な教育研究活動を行い、様々な関連主体と連携しながらその成果を広く発信していきます。

海女研究センター活動内容

海女研究センターでは「海女」を切り口にしながら、漁業や漁村に関して多面的な教育研究活動を実施しています。

中心的な事業のひとつが、海女関係のアーカイブ・データベースの構築です。これまで海の博物館を中心に蓄積されてきた映像や写真、研究、調査などの情報をデータベース化し、研究や教育、情報発信に向けて活用していきます。なかには珍しい、貴重な資料も数多くあります。現在の生活につながる、地域文化のあゆみを理解するうえでも欠かせないデータベースです。本サイトからアクセスすることができます。

漁村の景観調査では、刻々と変化していく地域の景観を歴史的にとらえ、地域の個性や暮らしのありかたを明らかにしています。さらにアワビや海藻など、海女漁にとってなくてはならない水産資源の増殖を目指した基礎研究も行ってきました。これらの成果は、市民講座「海女学講座」などでも順次発信しています。

鳥羽市や他大学などさまざまな関係主体との共同事業や共同研究も展開中です。海の博物館にある海女関係の展示を解説するガイド養成のプロジェクトや、海藻を中心とした海女漁村の食文化調査プロジェクトでは、学生も一緒になって積極的に活動を進めています。