【フィールドワーク通信】32. 「現役海女さんと語る!…」企画の準備

【フィールドワーク通信】では、調査などで見かけた漁村の一場面を書き残しています。砕けた内容が多いですが、漁村の暮らしが伝わればうれしいです。
フィールドワークは新型コロナウイルスの感染予防対策のもと、相手の許可をとって実施しています。

2021/10/23

「現役海女さんと語る!海女の魅力 in海博」の第1回が無事に終わりほっとひと息。

その足で、次回の登壇者である石鏡の海女さんに会いに行きました。

次回は僭越ながらわたくし、吉村が聞き手をつとめます。
どうすれば海女さんの個性や石鏡の魅力を引き出せるのか、現地に相談に来てみた次第です。

本企画のコンセプトのひとつは、6地域の海女さんを集めるだけでなく「ベテラン海女さん×ベテラン海女さん」の回や「ベテラン海女さん×新人海女さん」の回を織り交ぜること。

そうすることで地域ごとの違いだけでなく世代による違いも見えてくるのではないか、というねらいです。

普段メディアや観光の場に出ない海女さんに話してもらうというのも本企画のこだわりです。
参加者のみなさんに、海女さんの暮らしの多様さをぜひ実感していただきたいと思っています。

石鏡からは、屈指の実力をもつベテラン海女さんと昨年4月にデビューした新人海女さんにお越しいただきます。

事前打ち合わせでは、ベテラン海女さんから「この道具を持っていこうか」「この道具はこう使うんや」とたくさんの提案や紹介をいただきました。

海岸にある網小屋で、アワビを剥がすのに使う磯ノミを見せていただきます。
海女さんの足元にも、磯ノミの木の柄が見えています。
これらの磯ノミ、どうやって使い分けているのでしょうか。
詳しくは次回のイベントで教わりましょう!

海女さんの後ろに見えているのはイセエビ漁で使うエビ網です。
石鏡の海女さんの一部は、冬になると家のイセエビ漁の手伝いと海女漁を両立させます。
午後は網小屋で破れたエビ網を繕うのが日常風景です。

網小屋にふらっと遊びにきた他のベテラン海女さんもまざり、新人海女さんにむかって「あんたはどうやって潜るんや」「こうすればええんや」など、新人教育で盛り上がっていました。

この空気感を、イベント会場にもお持ちできたらいいなと考えています。

次回以降はまだ枠がありますので、ご関心をお持ちの方は以下のご案内をぜひご覧ください。

リンク:「現役海女さんと語る!海女の魅力 in海博」を開催します

帰りがけ、ばったり会った住民のおふたり。
カゴを覗くと、たくさんのアケビとムベ(ウベ)がありました。

気前よくおすそわけしていただきました。
お恥ずかしながら気づかなかったのですが、石鏡や海の博物館のまわりにはたくさんのアケビやムベがなっているそうです。
こんど、じっくり探してみたいと思います。

(吉村真衣)

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