【フィールドワーク通信】35. 和具のまちあるき(1)

【フィールドワーク通信】では、調査などで見かけた漁村の一場面を書き残しています。砕けた内容が多いですが、漁村の暮らしが伝わればうれしいです。
フィールドワークは新型コロナウイルスの感染予防対策のもと、相手の許可をとって実施しています。

12月5日、伊勢志摩国立公園 横山ビジターセンター主催の「美しき海女のふるさと 和具を巡ろう」に参加しました。

志摩市志摩町和具は、昔から漁業の町として栄え、戦後は映画館や飲食店、商店も多く、活気に満ちあふれていました。
明治〜大正ころは海女の数が全国で最も多かったといわれています。

志摩パールブリッジ 

橋の長さは234メートル。真珠養殖の筏が浮かぶ英虞湾の美しい風景を楽しむことができました。

石敢當(いしがんとう) 

主に沖縄など、南西諸島に多く見られる魔よけの役割を果たす石碑です。
古くから沖縄で信じられているマジムンという魔物は道を直線方向にしか進めません。
そのためT字路や三叉路などにぶつかると、向かいの家に入ってきてしまいます。
それを防ぐのが石敢當で、魔物は石敢當にあたると砕け散ってしまうそうです。

そんな魔よけの石標が和具でも見られます。

おりきの松公園

志摩からのアメリカ移民の先駆者といわれる、片田村出身の「伊東里き(りき)」ゆかりの木です。
明治22年、24歳でアメリカに渡った里きが、一時帰国した際に叔父への土産として持ち帰った木と言われています。

広の浜で昼食

広の浜に腰を下ろしていただいた手こね寿司のお弁当。
皆で食べるお弁当はとても美味しかったですよ。昔々の遠足を思い出しました。
因みに手こね寿司は、漁師が船上で獲れた魚をすぐに調理し、ご飯に混ぜたのが始まりとされる郷土料理です。

続きは別の記事で紹介します。

(﨑川由美子)

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