【フィールドワーク通信】66. 写真展が始まりました
こちらの記事で紹介した志摩市阿児町安乗での写真展「岬に響く 安乗の暮らし写真展」が始まりました。
初日の今日は、時間いっぱいまで多くの方にお越しいただきました。
写真展のたびに感じるのが、地域のつながりの力。
「○○が写っとる」と判別するやいなや電話をかけはじめ、一気に口コミの輪が広がります。
昭和40年代から平成初期にかけての写真を見ながら、当時の記憶をたくさん語っていただきました。
貴重なお話を聞き漏らすまいと、スタッフ総出でメモしていきます。楽しいながら、私どもにとっては緊張感もある時間です。
会場で親戚や友人同士がばったり会い、話に花が咲く様子を見るのは、一連の写真展でやりがいを感じてきた瞬間のひとつです。
今日は写真の撮影者の野村史隆さん(元・海の博物館)も来場され、撮影時のこだわりや思い出もお聞きできました。
写真を撮った方、撮られた方が一堂に会する貴重なひとときでした。
写真展も今年で4回目。
地元の皆さんが多く集まってくださるだけでなく、毎年必ず訪れてくださる方もいて、地道ながらこのような活動をコツコツ積み重ねてきてよかったなと噛み締めています。
会期は来週木曜(16日)までです。
ぜひお越しください!
(吉村真衣)